みんなのシネマレビュー |
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321. イーハトーブ幻想 KENjIの春 《ネタバレ》 まず宮沢賢治なる人物とその作品群を知っていなければ通用しない内容なのでかなりの減点。 父親からの非難、妹の死、友人の心変わりなどを経て、彼が理想主義へと傾倒し、頑なになっていく過程を知ることは出来るものの、やはり元々ある程度知っているから流れを点描されるだけのような展開でも納得できたんだと思う。 しかし、主義主張はどうであれ、何かを求める姿勢には胸を熱くさせるものがある。 生きることは欲することだ。 その態度が理想的だからなんでしょうね。[DVD(邦画)] 3点(2007-11-08 10:17:15)《改行有》 322. 扉の向こう 《ネタバレ》 アルバム「扉」レコーディング期間を追っただけ。 レコーディング風景とボーカリスト・宮本浩次の自宅公開、彼の幼少期を過ごした場の散策、と内容も淡泊。 宮本浩次やエレファントカシマシをある程度知る人でなければ不器用な男の生き様をぼんやりと見せられただけになってしまうことでしょう(そういう意味でこれぐらいの評価にしています)。 自分も決してファンということではなく、彼らが売れていた頃(「今宵の月のように」前後)の曲が好きだった、という程度の認識しかありません。 しかし、自分が彼らの曲から離れていった理由(次第に声は聞きづらいほどにしわがれ、叫ぶようなスタイルに変化したため)がはっきりとあったので気になる存在のままでした。 このドキュメンタリーに興味を持ったのもその変化の理由が気になっていたからですが、残念ながらそこら辺の答えは掴めぬままに終わりました。まあ、もがいてるのは伝わって、何となく納得は出来ましたけど。[DVD(邦画)] 2点(2007-11-08 10:16:00)《改行有》 323. スリーパー 物語としてみるような内容はなく、コントとしても半端。 ウディ・アレン・ファン以外が観ればどんどん平均点も下がるでしょう。[DVD(字幕)] 2点(2007-11-08 07:12:47)《改行有》 324. 気まぐれな狂気 皆さんご指摘の「俺たちに明日はない」は観てないのですが、「トゥルー・ロマンス」とかも似たような感じだったりで既視感がつきまとう(内容的には「トゥルー・ロマンス」より筋は通っている)。 シチュエーション設定を固めて欲しいというような箇所や描写の軽薄さが目立ってちょっと残念な仕上がり。 最終的に表現したいものはわかるのですが、こういうのって観ている間はどの視点で観ればいいのか困る内容ですよね(メインの悪党たちはあまり共感できる部分のない普通のごろつきで、その思惑にも賛同しかねる故)。[地上波(吹替)] 7点(2007-11-07 21:17:59)《改行有》 325. アサインメント 《ネタバレ》 ジャッカルという人物は実在するらしいけど、この内容はフィクションなの? 何にしても内容そのものに説得力は無いし、あっけない破綻だし、安易に発砲して仲間の方撃っちゃうし、結局逃がして終わっちゃうなんて展開・・・全てがマヌケ。 まあ、そもそもの作戦が浅過ぎる。終いにゃCIA側は二人しか参加してないことにしちゃったの?[地上波(吹替)] 2点(2007-11-07 19:28:27)《改行有》 326. お熱いのがお好き 《ネタバレ》 冒頭で設定されるギャングの殺人を目撃することで命を狙われるという危機的状況を早々に放り出し、女(モンロー)をものにしようとするドタバタに急激なシフト。長々と緩慢なドタバタをみせた後、唐突且つ強引にギャングと遭遇するシチュエーションをくっつける。なんとも勝手気ままでブレブレな内容。 どうしてギャングをあんなにほったらかしにしちゃったんだ? ただ、ドタバタ・シチュエーションは多少楽しめる内容なのでそれなりの得点を。[DVD(吹替)] 4点(2007-11-07 02:26:05)《改行有》 327. 伝説のワニ ジェイク これってテレビでも放映されていたやつですよね。 芸のない作家がポンッとテレビの小さな枠を与えられて、大した思惑もなくさくさく作ったような中身のない代物。 ただただ毎回変わる役者が異様な場所でワニを目撃したという証言をカメラに向かって独白するのみ。 何を面白がれというのかすらピンと来ない。[DVD(邦画)] 0点(2007-11-06 22:01:41)《改行有》 328. 血と骨 傍若無人なオッサンの生き様をダラダラ見せているだけ。 インパクトのあるキャラクター造形だけを作って、物語としてはなんら「芸」を施さないなんて・・・。 こういう男が生じた背景を観客は考えなさいってなこと? 芸のない作家だな。[DVD(邦画)] 0点(2007-11-06 21:44:57)(良:3票) 《改行有》 329. 三文役者 ダメ人間の生き様をダラダラ見せる伝記ものの典型的駄作。[ビデオ(邦画)] 1点(2007-11-06 21:18:37) 330. ナイン・ソウルズ 同情させようってだけのエピソードの寄せ集め。[DVD(邦画)] 0点(2007-11-06 21:13:42) 331. ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 諸々ツッコミだしたらきりがない。 そういう意味ではかなりのB級映画だと思うけれど、楽しませようという姿勢はよくわかるので好印象(大いに笑わせてもらいました)。 ただ、随分とほったらかしにしていた娘を引っ張ってきて人質にするなんてのは雑な仕事。 こんなことするくらいなら潔くゲーム性だけで突っ切ってくれる方がよかった。 男二人きりで、最終的に友情が芽生えたっぽい方向に収束した方がダイ・ハードっぽいですし。[DVD(吹替)] 6点(2007-11-06 20:07:46)《改行有》 332. オー・ブラザー! ストーリーよりもムードやキャラクターに重きを置いた作品なのでしょう。 追っ手を用意したりしているけれど随分ぼんやりした存在のままですし。 [DVD(吹替)] 2点(2007-11-06 19:38:13)《改行有》 333. チャーリーとチョコレート工場 「家族愛」を都合よく使ったすっからかん映画。 「家族」なんて観念的なものなんだという事実を意識することなかった人達には普通に美談としてまかり通っちゃうんでしょうが・・・(家族の絆を否定しているわけではありません)。[DVD(吹替)] 0点(2007-11-06 17:29:04)《改行有》 334. ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 性を扱った半端なシチュエーション・コメディとナンセンス・コメディの寄せ集め。 今更この程度の内容を下らなくて面白いなんて方向にはいかないと思うけど。 まあ、そもそもウディ・アレン・ファン以外わざわざこれを評価しないでしょう。[DVD(字幕)] 3点(2007-11-06 17:15:18)《改行有》 335. カウボーイ・ウェイ/荒野のヒーローN.Y.へ行く 何だか随分回りくどい展開がみられるもののちゃんと構成されてる。 終盤にやっと用いられるカウボーイの特性はB級だから許されるご愛嬌。 ただ、終盤の悪役は何をしようとしてたの? 放送用編集でカットされた部分にその説明があったのか、自分が聞き逃しちゃったのかわからない。 まあ、説明をつけようと思えばいくつか浮かぶのでいいか。[地上波(吹替)] 5点(2007-11-06 16:14:37)《改行有》 336. ラスト・プレゼント 半分ほどの尺でサクッとした短編としてまとめられていればもっと評価できた。 ストレートなお伽話を2時間尺にするなんて無謀(どうにも先行きがみえみえになっちゃってる)。 しかし、人の死を扱ってダラダラと扇情的な演出をするのは下世話だな~。[地上波(字幕)] 4点(2007-11-06 12:31:49)《改行有》 337. 男たちの大和 YAMATO エピソードの集積というだけで「芸」は無い。[地上波(邦画)] 2点(2007-11-06 08:00:36) 338. タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 娯楽作品としてミステリーからサスペンスへ移行する流れは及第点なのだが、そのサスペンスの解決が頂けない。 あの内容が成立するのは、サンドラをボートから落とした後、彼女に目もくれず一目散にその場を立ち去った、と解釈するしかあり得ない(あの描写からするとサンドラは再び足がつったフリをして対応したのでしょうが、そもそも彼女が素性を明かした時点でアレも演技だったと思うだろうから通用しないでしょ。作中では通用しちゃってるのを観ると、犯人を相当なマヌケと理解するしかない)。 サスペンスの処理を推敲する前に時間切れにでもなったのでしょうか? あと、ウディがこの騒動に参加する動機がないままに進むのもどうかと・・・。 ただ、近作に見受けられるハリウッド批判的エンディングにはニヤリとさせられた(このオチに対しては無関係のウディという立場は有機的に働いているのかな)。 まあ、男女のコミカルな掛け合いは楽しく観れるので、ウディ・アレン・ファンなら満足いく内容だと思う。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-06 05:19:02)《改行有》 339. X-MEN2 見せ物としては満点に近いのだが、物語としてみると・・・。 状況悪化や状況解決の為に設定を追加するのはナシ。[地上波(吹替)] 2点(2007-11-05 17:31:17)《改行有》 340. おぎゃあ。 沖縄を舞台にしようなんてのをコンセプトとして掲げた作品は(個人的評価では)何故だか軒並み駄作揃い。これもその中のひとつ。 出産なんてお題目を取り上げて、こんな漠然としたところで納得していいものか?[DVD(邦画)] 0点(2007-11-05 17:10:01)《改行有》
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