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341.  悪魔の手毬唄(1977) 市川監督の横溝シリーズの中では、これがもっとも好きです。若山富三郎扮する磯川警部が絶品。ラストがよかったな。哀歓があって、ちょっとジ~ンと来ました。 7点(2003-04-20 22:42:38)

342.  シンドラーのリスト 本当は0点にしたいところですが、観客の心理を知り尽くした手練手管の巧みさに3点。これはスピルバーグがオスカーをとりたいがために撮った映画。もう賞をやらなきゃならないように計算しつくしてる。そのためにナチスのホロコーストを出汁にしたのは許せない。アウシュビッツの収容所のオープンセットを建てて、エキストラを痩せさせて、裸でウロウロさせて、それに何の意味があるのか。本当に、ナチスのホロコーストを告発したいのなら何故、ドイツで公開しなかったのか。ドイツの映画祭で公開されたという話も聞かない、一番見せなきゃいけないのに・・・・じゃあ、いったい何のために創ったのか?しかもアカデミー賞のノミネート選考に間に合うように作って、しかも主人公が「オスカーシンドラー」でしょ?もうやめてくれって言いたくなる。同じ題材を扱った映画ならアランレネの「夜と霧」に、告発のインパクトではチャップリンの「独裁者」に遠く及ばない。チャップリンは同じナチを告発するのでも大爆笑の中で、それを完璧に描ききってる。淀川さんがこれ見て激怒したの納得です。 シンドラーが偽善だと言ってるのではありません。スピルバーグの物欲しげな野心、性根が嫌なんです。歴史の結果としてのナチの悪をどんなにリアルに描いたところで、これでは単なる「ナチの悪の解説」です。そういう映画は、いままでにくさるほど作られてるんですから、いまの時代に改めて作るなら、もっと違う視点で描かないと意味がないでしょう。例えば、敢えてナチスの親衛隊の視点から描くとかね。3点(2003-04-12 01:01:31)(良:1票)

343.  学校Ⅱ 気球の場面で、評価が別れるだろうな・・・。学校シリーズの中で、この作品は「創りたい」っていう衝動というのか、一気呵成に創った不思議な勢いを感じる。僕は実際に、知的障害者のケアをする仕事をしていたので、この映画に描かれているドラマはすごくリアルに感じました。どうせ「甘い」なんてお決まりの批判があるんだろうけどこの映画を見るとわかる。「これを甘いと言う、あなたの態度こそ甘いのだ」と。8点(2003-04-12 00:24:45)

344.  学校 亡き淀川さんは惜しい映画だという意味で「小学生の作文みたいな映画」と言われました。淀川さんは、山田監督の意図を尊重した上でこう言われたのでしょう。山田監督は、まさに「小学生の作文のような映画」を目指したのでしょう。原作にあたる「学校」というルポルタージュを読んだけど、様々な年齢層の生徒が書く字、文章は、まさに小学生並のレベル、でもそこに彼等の喜び、怒り、悲しみが凝縮されている。彼らがノートをベコベコにして懸命に書いた作文を映画にしたのが、この作品だと思います。贅肉をとことん削ぎ落とした脚本は骨組みだけみたいにシンプル。山田作品は、けっこう賛否がなかばするんですが、この映画ほど、それが極端な作品はないのでは?確かに意地悪に見ようと思えば、いくらでも突っ込めるんですよ。かなりひどい罵倒も読んだ事があります。でも、この映画は、それに対して何の言い訳もしない。今井正、山本薩夫などが撮る話もあったらしいけど、やはりこれ山田洋次監督でないと撮れない映画だと思います。確かにバランスのとれた傑作とは言えないかも知れないけど。「教育」というものがいまのままの問題を抱えてる限り、古臭いこの映画は、いつまでも古くて新しい映画として、常に賞賛と批判の中で生きていくんだろうなと思います。この映画を見て「わたしはこの映画に感動しなかった。だって、これは私たちの映画だから」と逆説的にこの映画への感動を語った登校拒否の女子生徒の言葉が一番胸を打ったコメントでした。 8点(2003-04-11 00:06:27)(良:1票)

345.  ジェラシー(1980) 大好きな映画だけど、体調を整えないと、かなりキツイですね。ボタンを最初から、最後まで、掛け違えているような物語。8点(2003-04-06 11:13:02)

346.  どら平太 面白い!でも、悪役に毒がなさ過ぎる。悪役がもっと、もっと悪知恵が効いて、煮ても焼いても食えないような奴じゃないと・・・。それと浅野ゆう子が、ちっとも芸者に見えない、あれはどっかの武士の奥方様だ。見せ場の、殺陣が迫力不足、室内での殺陣ということでは、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が圧巻。当初、「どら平太」は萬屋錦之助、石原裕次郎、勝新太郎がキャスティングされていたそうです。錦之助のどら平太が見たかったな~!!!でも、何だかんだ言って、ストーリーの面白さは無類でした。7点(2003-04-03 00:28:25)

347.  摩天楼を夢みて ジャックレモンが絶品!他の俳優も、みんないい。みんな色っぽい。まさに男の映画。女はすっこんでろ・・・。10点(2003-04-01 02:13:16)

348.  幸福の黄色いハンカチ これを撮影中、ある記者か、評論家が、山田監督に面と向かって「刑務所に6年間もいた男を待っているような女はこの世の中に存在しない」と揶揄したことがあった。それに対して監督は「そうです。あなたの仰るとうりです。新聞を開いたってこんな素敵な出来事は1行も書かれていません。現実は惨たらしく悲しいことばかりです。だからこそ、このあり得ない物語を映画にしたいんです」と答えたそうです。監督のこの言葉でもう充分です。美しい、とにかく美しい、人間の感情の流れが美しい映画です。10点(2003-04-01 02:07:03)(良:3票)

349.  暗くなるまで待って アランアーキンが怖い!あとタイトルロゴが粋。縦に3段、WAIT UNTIL DARKとタイトルが出て、WAITが白、UNTILがグレイ、DARKが黒と・・・さり気ないけど洒落てます。 8点(2003-04-01 02:02:29)

350.  タワーリング・インフェルノ こういう映画を見ると、昨今のCGに頼った映画が、いかに平板かがよくわかります。ストーリーもしっかりしてるし、ちゃんと人間が描けている。それに俳優の見せ方が上手い!マックィーンの登場の仕方の、カッコいいこと。パトカーが停まって、降りてくる、長袖ではなく半袖シャツを着ているところ、そんな細かい部分でも、どうすれば、カッコよく見えるか、ちゃんと計算してる。そして、最後まですの服装で通してるところの抜かりの無さは、「待ってました!」と大向こうから声がかかるようなカッコよさです。詐欺師で出てくる、フレッドアステアの見せ方も同様。ホテルの部屋で一人でいるところ、ちゃんとカメラをロング気味で、彼の全体を撮ってる。このタップの神様はロングで捉えた時が、最も華があって、カッコいいことを心得ている。たっワンカットだけど、彼への尊敬の念も、ちゃんとこっちに伝わってくる。ポールニューマンもいいし、子供たちに親切なバーテンがちょっとの出番だけど、すごく印象に残る。彼死んじゃうんですよね。可哀相で悲しかった。「こいつ友達になったら、きっといい奴だろうな」と思って見てた。いつのまにか。 アステア扮する詐欺師の老人の正体を見抜いていたジェニファージョーンズとの会話がとてもいい。「僕は詐欺師なんだよ。それも安っぽい」「それは違うわ。あなたは善良すぎて、人を騙す仕事に打ち込めないのよ。自分を騙せない人が他人を騙せるはずが無いわ」・・・・・いい会話だな・・・・。ストーリーと直接関係のないこういうところで、「ああ、人間は信じるに足るのかな」と思わせてくれるところが良き時代のハリウッドの娯楽大作の奥行きの深さ。娯楽の中でも、人間がちゃんと描かれてるってこと。8点(2003-04-01 01:57:35)(良:3票)

351.  遥かなる山の呼び声 ラストの素晴らしさ!それに尽きます。 暖かい涙。人間の涙。決して流して恥かしくない涙。亡き荻昌弘さんが「山田映画の涙は、けなげに生きる人を励ます涙。決して流して恥かしくない涙だ」と言われていたのを思い出します。人間として、絶対に無くしてはいけない涙なんですよ。男の孤独、女の孤独、少年の孤独、三つの孤独が握手を交し、懸命に支えあい、人間として立ち直ろうとする。オッチョコチョイだが必死で助太刀するハナ肇の男気。まさに優しさの、それもカッコ悪い人間達の必死の優しさがスパークを起こしてるような清冽さがこの映画にはある。「黄色いハンカチ」もそう。山田映画にはヒロイズムが皆無なのも素敵だ。俺が私がと自己主張することもないが、黙々と地道に額に汗して働く人達、彼らこそ世間の主役なのだという真実を知り抜いてる人でないと、こういう映画は作れないだろうな。10点(2003-03-01 16:52:43)(良:1票)

352.  用心棒 問答無用。無敵に面白い娯楽映画。冒頭スクリーンにヌ~っと三十朗の後姿が現れる、それだけで「こいつ只者じゃない、何かやらかすぞ」とゾクゾクさせる。傑作! 10点(2003-03-01 16:40:12)

353.  まあだだよ みんな、この映画を貶すんだけど、僕は大好きです。亡き淀川さんが、この映画を大嫌いと罵倒したおすぎを「老人には老人にしかわからないことがある。若造のお前が生意気なことを言うんじゃない」と叱り飛ばし、その後でこの映画がジョンフォードの「長い灰色の線」へのオマージュであることを具体的に解説、おすぎが「不勉強だった」と反省した話を聞いたことがある。「男」の先生と「男」の生徒でやってるところがこの映画の命。「黒澤の自画自賛はないの」と揶揄する人もいるが、身近に尊敬できる年長者を持っている人なら、この映画の良さはわかるはず。素晴らしい映画です。大好きです。 8点(2003-03-01 16:35:00)(良:1票)

354.  男はつらいよ ギラギラしてて、ヤクザで、粋がりで、凶暴な、それなのに説明できない郷愁を感じさせる男を、まだ若かった渥美さんが完璧に演じている。水を得た魚のようだ。一見、何の思いやりもないように見えるけど、それだけにマドンナに振られて、泣くだけ泣いた後の、潔いサッパリした寅が、可愛そうになる。とにかくこのシリーズには、どれだけ励まされ、泣かされ、笑わされたことか、それで充分。マンネリ?ワンパターン?それって大勲章。マンネリになる以前に飽きられてしまう映画わんさかあることを考えれば、大衆に、あれだけ支持され、いまだに新たな(それも若い)ファンが増えているという事実で充分。山田監督、スタッフ、渥美さんやキャストのみなさんに「有難うございます」と最敬礼したい。 9点(2003-03-01 16:18:38)(良:3票)

355.  チャップリンの殺人狂時代 イギリススタイルで創った、チャップリンのブラックユーモアの傑作。ラストのメッセージは、当時の社会背景を考えれば、実に不吉な喜劇。「愛と涙と笑い」のチャップリンが、たった一度だけ人間と社会に対して、徹底的に無慈悲な目を向けた「毒と怒りと告発」の渋い傑作。 チャップリンが凄いのは、戦争と兵器産業に芯から怒りながら、あくまでも笑わせるために作ってること。事実、この作品の脚本の肩書きにチャップリンはこう書いている。「殺人喜劇」と。9点(2003-03-01 16:04:41)(良:1票)

356.  街の灯(1931) 人間の優しさ、美しさ、残酷さ、いい加減さ、やりきれなさ、冷酷さ、全てがあのラストに凝縮されている。しかも、それを爆笑の中で描いてることが凄い。目が見えるようになった娘の花屋のウィンドウのガラスの使い方がさり気ないが絶妙。人間の心の機微を知り尽くした者でないと創れない映画だ。けどあのラスト・・・・。何て優しくて美しくて酷いラストか。言葉を失くします。娘が金持ちの紳士だと思ってた人が目の前の浮浪者だとわかった時の、あの表情。彼女の顔に浮かぶ感謝と幻滅の入り混じったような複雑な表情。でも、チャップリンは、「いいんだよ。人間はそういうものさ」と、自分に献身してくれた人への薄情すら、優しく、ほとんど諦観ギリギリのところで許しているんだなと思う。どん底を生き、人間の裏も表も見尽くした人でないと、あんなふうには描けない。甘いなんてとんでもない。チャップリンで、すっごく優しくて、すっごく怖い人なんだと思ったと爆笑問題の太田さんがコメントしてたけど全く同感。甘いなんて・・・・・とんでもない。怖いくらい酷いラストだよ。それを、こんなに優しく美しく描けるなんて。 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中の「デクノボウ」って、この映画の中のチャーリーみたいな人間なのかなって思いました。10点(2003-03-01 15:52:16)(良:2票)

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