みんなのシネマレビュー |
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341. ミルク(アメリカ映画) 日本人の私には、白人の顔と名前の区別がつきにくくて、やや混乱したが、それでも、最後まで飽きることなく楽しめた。なんといっても、ゲイであるガス監督のミルクに対するオマージュが伝わってくるのが、良いです。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-04 22:49:43) 342. アリス・イン・ワンダーランド 最後まで、ティム&ジョニーワールドを息抜くことなく楽しめる。アリスの行動のドリフト&トランジションは、女性のキャリア論的視点でみても、よくできていると思う。アリス役の女優のルックスがイギリス的すぎるのと、3Dメガネがうざったくてしょうがなかったので(途中から頭痛がした)、マイナス1点。[映画館(字幕)] 7点(2010-04-27 09:05:34) 343. スラムドッグ$ミリオネア 飽きさせないが、残らない。二人の演技がもう少し奥行きを与えてくれる可能性はあったと思う。[DVD(字幕)] 6点(2010-03-13 23:41:56) 344. 私の中のあなた お汁粉を甘くしようとして砂糖を入れ過ぎると、こういう映画になる。この監督は、だいたいそういう映画だが。うっかり映画館に見に行かなくてよかった。[DVD(字幕)] 6点(2010-03-07 21:12:03) 345. 人間の証明 つじつまが合わない、話がつながらない、説得力がない、謎が謎でない、わけがわからない、と脚本ばかりか、読んだことのない原作の価値まで疑いたくなる。1点=「メガトン級の面白なさ」で「メガトン級」という表現が古いと思っていたが、これは、まさに、「メガトン級のつまらなさ」だ。「駄作の証明」とタイトルを変えるとよい。[DVD(邦画)] 1点(2010-02-08 18:19:06)(笑:1票) (良:1票) 346. 恋人たち(1958) ジャンヌ・モローでないと、この映画は説得力がない。瞳で、唇で、眉で、背中で、そして、うなじに説得力がある。こういう女性は、後にも先にも、ジャンヌ・モローしかいない。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-17 22:10:31) 347. 動脈列島 市川崑先生の「吾輩は猫である」と2本立てだった。中学時代、国語の教員が、「吾輩は猫である」に熱く語ったので、見に行ったが、「猫」もひどい、この作品もつまらない…で、がっかりした思い出が残っている。 新幹線の騒音が問題になっているとは、その後、聞いたこともない。 その後、「猫」はもう一度見てみたが、やはり、市川先生の失敗作の一つだと思った。 今、その国語の教員と同じくらいの年齢になって、初めて分かるが、あいつはいい加減で、適当だっということ。さらにいえば、大人という連中がみんなそうである。若い人はもっと怒ったほうがよい。 とにかく、映画というものがダメになった時代の典型の作品でしかない。[映画館(邦画)] 2点(2010-01-16 02:56:51)《改行有》 348. 鬼火(1963) 主人公の鼻もちならなさと苦悩みたいなものは伝わってくるが、それが絶望としては、感じさせられない。時代の雰囲気のフィルターを通さないと、伝わってこないものがあるのか。 エリック・サティも、著作権が切れて、角川映画で使われるような音楽になってしまい、手あかにまみれた感が強い。 ジャンヌ・モローは、うまい、と思わせるのだが。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-08 22:54:13)《改行有》 349. モンスターズ・インク 子どもに触られると死ぬっていう設定はどうなってるのかが、気になって、落ち着いて見られなかったが、最後の20分は、なかなか楽しませてもらいました。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-08 19:19:15) 350. フロスト×ニクソン 舞台でやめときゃよい程度の話を、うまく映画にまでしたところを評価。ただ、メディアの恐怖を語るのが、中途半端。あれなら、しないほうが良いくらい。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-06 00:28:46) 351. 自由の幻想 途中までは「突っ込み」のないドリフ大爆笑の流れだったが、最後の当たりがサスペンス調になってしまってきた。最初から、うまく組み合わせれば、もう少し楽しめたように思う。案外、Adriana Astiの突然の裸身に、一番非日常を味あわせていただいた。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-05 17:21:28) 352. 二人日和 藤村志保や栗塚旭が良い芝居をしているし、「京都」も頑張っているのに、全てが台無しにされている。監督の腕が悪いとしか言いようがない。亡くなる前に人の日記を読む脚本もどうかと思うし、この映画にアコーディオンのタンゴの音楽も違うだろ。老夫婦の若い時代を描くなら、アイリスくらいしっかり描き切らないとだめ。山内明日ははまり役。賀集利樹は配役ミス。[DVD(邦画)] 5点(2010-01-04 22:33:44) 353. 欲望のあいまいな対象 二人一役は成功しているが、ちょっと安易な感じがする。ただ、二人一役と、このタイトルと、思わせぶりなテロの背景がなかったとすると、底の浅い作品でしかなくなる。ただ、あえて、底の浅い作品であるように作ったようにも思える。少なくとも、もう何回か見てからでないと決めかねるプレグナントな作品ではあることは間違いないようだ。小道具とか舞台回しはヒッチコックを思わせる。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 22:25:06) 354. 戦争は終った 《ネタバレ》 いやあ久々に良い映画を観た。Ingrid Thulin、Geneviève Bujold、Annie Fargueと魅力的な女優、適度な緊迫感、それでいて、エンターテイメントというより、視覚や触覚にべたっと訴えてくるしつこさがある。こうした映画が、あまり注目されていないのは、残念だなあ。いやあ良い映画を見た。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-03 23:21:43) 355. 恍惚の人 なぜこの年に白黒映画なのか分からないが、カラーだと、相当いまいちの作品だっただろう。原作がリアリティの2割引きだとすると、本作は、半額8掛け2割引きで、現実の4分の1程度を描けているかどうか。ただ、まあ、この時代、多少弱れば、すぐ死ねた。40年前のおとぎ話の世界では、認知症の舅と嫁との間に、心の交流があったというのが、実はリアリティかもしれぬ。[DVD(邦画)] 5点(2010-01-03 01:07:49) 356. 鬼畜 たいした原作ではないが、それを3流映画監督と、どうしようもない子役のせいで、5流映画にしている。ミッドナイト・エクスプレスやディア・ハンターが放映された年にこんな映画作っているのだから、日本映画のどうしようもなさが悲しいし、砂の器もう一度みたいな作りがかえっていやらしい。それでも、昭和32年の日本の貧しさを知らない人には、この原作もこの映画も評することは控えていただいたほうがよいと思う。[DVD(邦画)] 4点(2010-01-01 23:21:56)(笑:1票) 357. リトル・ダンサー 大胆というか斬新というか独特な演出には、はっ、とさせられるのだけれど、うまく、気持ちが映画に入り込めなかった。少年の震える魂を伝えようとして、何か邪魔するものが、この映画にはあると思った。単に、スティーブン・ダルドリーがやろうとしていることが、うまく理解できていない、というか感じられていないだけかもしれないが。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-01 18:47:15) 358. ウォーリー 人間じゃないからこそ、思い入れられた。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 12:30:50) 359. すべての些細な事柄 淡々とした日常に光をあて、沈んだように見える病者の一瞬の輝きをカメラは逃さない。しかし、それも些細な事柄でしかない、という撮影者の視線に、静かな感動を覚える。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-25 08:57:25) 360. ホスピタル・アラート サスペンスとしては、普通のサスペンスだが、あまりに露骨に役回りが決まっているので、誰が犯人で誰が悪者かがわかってしまう。最女医クレール・キャセイ役の主演女優が美しいが、そもそもなんでマークが彼女を病院に呼び寄せたのかが分からないので、大幅減点。後の病院の爆発の映像があまりにチャチ。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-25 08:54:00)
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