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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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341.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 参った。大泣きである。一人のコメディアンの生涯をたどった映画。なのに笑いがいっぱいというわけでは無く、むしろ静かなたたずまいを保っている。アンディは何から何まで計算ずくで自らのエンターテイメントを創り上げていく。笑わせるよりは驚かせている印象が強かったけれど…。私生活までも人を食うような態度をとり、全ての出来事からヒントを得ようとする。始めのうちは素のアンディその人がなかなか見えてこない。だから彼がガールフレンドにプロポーズをしたあたりから涙が出てきた。センシティブな彼に触れ、なぜか泣けてきた。ラストに近づくにつれだんだん解ってくる。奇をてらったコントで人の気を惹き、心を捉える。ステージの後大勢の客にクッキーを振る舞う。やり方は変わっているが、彼の「人への愛」の表現。やることは人の気分を害していたかもしれないが、彼は人を愛し人の心のそばにいたくて仕方がないのだ。葬儀で流れるフィルムにその気持ちは溢れ、変わった芸人のひどく素直な愛のかたちに泣けて仕方がない。包容力あるコートニー・ラブと役者ジム・キャリーの好演、常に温かさを感じる監督の演出に、たった一人でスタンディング・オベーションを送った。10点(2004-08-08 09:13:18)(良:2票)

342.  天国の口、終りの楽園。 何から何まで稚拙な坊や二人のバカ騒ぎ。でもそれはあの年代特有の熱を帯びていて、私はルイサに近い懐疑的な目線で彼らを眺めていた。劇中90%は坊や達のアホ話とセックスで満ちていていい加減だれてくるが、最後のコーヒーショップのシーンでこの映画に対する印象はちょっと変わった。夏の後に秋が来るように、流れる時間の中で自然に何かを悟り、良くも悪くも大人になった二人。生き続けることの切なさを感じた。傑作とは言い難いけれど、胸の奥に小さなシミを残す作品。「終りの楽園」、なるほどなあ…。7点(2004-07-25 02:35:27)

343.  六月の蛇 《ネタバレ》 評価が高い中気後れするのですが、合わなかった、この一言に尽きます……。りん子の 病気がわかった後、無機質な夫婦がラスト愛を交わすまでになる、という流れは悪くなかったし、適度な時間内にピシッとまとまった無駄のない作品だと思いました。けれど監督の表現方法と自分の好みがいかんせん合わなかったです。個性的で強烈な味わいに馴染めず仕舞いでした。4点(2004-07-24 03:43:44)(良:1票) 《改行有》

344.  ザ・フライ2/二世誕生 あれま。あの独特の気持ち悪さがからっきし無くなっている。クローネンバーグって実はスゴイのね、ということが確認できる。どうしても続きが見たい人、ハエの羽音で血が騒ぐ人など向き。面白い映画が観たい人は止めとくのが無難。3点(2004-07-21 23:08:01)

345.  ザ・フライ クローネンバーグの、気持ち悪いモノへの賛歌が聞こえる。自ら医者役をやったシーンは、自分の出番ををこの上なく豪華に飾り立てた結果じゃないだろか。映画監督という道を見つけられて良かったね。これは彼の作品の中ではわかりやすいストーリーだと思う。クローネンバーグにちょっと興味がある人、ハエに興味がある人には打ってつけ。妊婦さんは観ちゃダメ。5点(2004-07-21 22:57:14)

346.  薔薇の眠り 南仏男のステラン、NY男のウィリアムどちらも気になる俳優だったので観てみました。デミずるい。羨ましい。二つの世界で生きる女性、どちらが夢でどちらが現実かわからなくて、精神的に追いつめられていくというお話でした。着想はまあまあですかね。でも二つの生活が交互に出てくるのが、それも違う男のラブシーンが交互に出てきたりするとなんだかくどくて…。あとはデミのファッションが、南仏はもちろんNYの方もちょっとひどかったです。お目当ての二人の男性は良かった。ステキ。やっぱデミずるい。6点(2004-07-19 10:19:42)

347.  ピストルオペラ TVでたまに見かける好々爺の頭の中には、こんな摩訶不思議な世界が詰まっているんですね。画と雰囲気でぎゅんぎゅん引っ張る映画です。私は、そうだな、まあまあ楽しめたと思います。次は何が出てくるんだろう、という感覚で観ていました。江角マキコが猫みたいに目を尖らせて、この不思議な世界にびしっとはまっていました。強烈な存在感の山口小夜子にも負けてないと感じました。観客置き去りの突っ走りムービーですが、鈴木清順氏の創作力にある種の敬意を表して合格点です。7点(2004-07-18 18:33:36)

348.  男と女(1966) 30歳を越えたら見よう、と思っていた映画が数本あり、これはその中のひとつだった。何気なくて、とても甘い香りがする映画。私は主人公二人ともとても魅力的に感じた。ただ、男性って何歳になっても子どもっぽいところがあるので、みんなアヌーク・エーメの熟した魅力にどうしても目がいくのかもしれない。ストーリーは大きな起伏があるわけではない。洒落て落ち着いた会話が多く、その何気ない時間の経過に一緒に身をゆだねてみた。若い頃なら、起承転結ばかり求めて早送りとかしていたかもしれない。ラストの30分あたりは、二人の心の機微を追いながら、どちらの気持ちも何となく分かる気がして画面から目が離せなくなってしまった。ゆったりとしたようだけど、恋愛の本質って老いも若きもあまり変わらないような気がする。さて、主人公二人とも子持ちなのだが、この子どもが非常に自由に動いていて、会話も動きもこの上なく可愛らしかった。可愛い子どもに目を細めるのも、年齢を重ねた証拠かな。7点(2004-07-17 20:22:10)

349.  ハートブレイカー(2001) なんかさ、嘘つきながら生きてくのも楽じゃないよね、ってしんみりしちゃいました。そういう映画じゃないのにね。シガニーはギャラクエからセクシー女優に転向したんですね。次にエイリアン出演するとしたらミニスカですね。冒頭、欲情して彼女を担いで歩いたレイ・リオッタにこの点数を捧げます。重たそうだったね~!4点(2004-07-16 19:56:40)

350.  嵐が丘(1992) いやはや、もうにっちもさっちもどうにも…って感じです…。私はこの類の文芸モノ映画って、原作を読まずにどんな物語かをお勉強するために鑑賞することが多いです。でも、このエミリー・ブロンテの「嵐が丘」だけは別でした。高校生の頃むさぼるように読み、あとがきの言葉「相当強引で強烈な力作」に大きく頷いたのを思い出します。田舎教会の、男なんざ知らない娘がたった一作だけ残した強烈な色合いを持つ小説。私の持つイメージは映像ではとうてい越えられないとは思っていたものの、いんやー、つまんなくてだれちゃいました。もっとメチャクチャ、ギラギラ、自己中心的で良いのよ、ヒースクリフとキャシーって。3点(2004-07-14 21:02:28)

351.  ボクサー(1997) ただただ、無意味な戦いを無くしたいという願いから作られている映画だと思う。宗教紛争というものに縁遠い生活を送っている身としては、なぜここまで、という疑問符だらけのストーリーである。男は戦い、女は支えるという古い因習がはびこり、ただ一人、命ほど大切なものは無い、と訴え続けるトレーナーのアイクは枯葉のように葬られていく。悲壮で固い空気でいっぱいだ。そんな中、主人公ダニーが、ボクシングという手段で対戦相手ではなく因習に立ち向かっていく姿は、絶え間なくパンチを送り続けることで何かが変わるはず、という意図があるように思え、胸が締め付けられる。寡黙な彼が言葉を使わずに大きく叫ぶ。戦わなければ、負けることもないが勝つこともないのだ、この空気に囚われた町に穴を開けるのだ、と。身を挺して進みゆくダニーに心を揺さぶられる。気持ちが弱虫になっている時に観ると、この映画に込められた魂の力に吹っ飛ばされそうになる。9点(2004-07-13 22:47:01)

352.  夜になるまえに 《ネタバレ》 実在する作家の激動の人生を扱った割には、映像や音楽の美しさのせいからか、優しい光を放っている映画だと思った。主演ハビエル・バルデムが2時間の独壇場、「生きる証」として迫害、逃亡の中執筆を止めず戦う姿や、エイズの発病で影の落ちた姿を熱演。彼の持つ優しく寂しげな雰囲気が大変素晴らしい。話の流れを追うというよりも、彼をずっと見守っていたような感じだった。今後出演作を見続けていきたいな、と、映画を見る楽しみを増やしてくれた。ジョニー・デップやマルティネスをアクセントとして使っているのも上手だった。観ながら涙を流すことはなかったが、思い起こすと何かじんわりと胸に迫る、静かながら力がこもった秀逸な作品。8点(2004-07-11 02:37:55)

353.  少女 an adolescent 辛い評価です。まず、少女の本気の情熱は刺さるような激しさで伝わってきた。「どれだけ愛されたかわかっているのか?!」と泣きじゃくるのを見ていて、赤裸々な感情を受け止めるのが辛くて画面から視線を落とした。この女優さんと夏木マリの女性二人はなかなかの凄味を持っていた。でもこの退廃した雰囲気と、監督そして主役を演じた奥田瑛二の持つ視点、ストーリーがどうしても受け入れられない。主人公は変態にもロリコンにも見えない、ただの宙ぶらりんな人間に思えたが、彼の内面の描き方が全然物足らない。頻繁に出てくる日比野アートもどんなものか、と。公開当時やここでの評価が高かったことで期待しすぎたか…。ごめんなさい。1点(2004-07-10 03:36:07)

354.  ファインディング・ニモ うわぁ、綺麗!!竜宮城とはよく言ったもんだ!!海の底って、魚も景色もこーんなに色とりどりで美しいんだろうか。本当に宮殿でもあるみたいですね。今回のピクサームービーは私の憧れる海の世界が舞台です。CGで再現された海の世界がとっても美しくてキラキラしていて、海の底に住みたくなりました。無理だけど。お話は言うまでもない冒険活劇。海にいるとーちゃんが人家の水槽にいる息子をどうやって助けるのか興味津々でしたが、スピード感ある展開と奇抜キャラ多数の活躍ででハッピーエンドでした。まあ、いつも通りのピクサーってことですが。でも今回は、ひとつひとつのキャラクターの設定がいつにも増して楽しかったと思います。私が一番気に入ったのはテンポ抜群のエイ先生です。竜宮城のお伽噺を考えた昔の人、こんな楽しい絵物語を考える今の人、陸の人間も捨てたモンじゃないですね。8点(2004-07-09 21:02:29)

355.  アメージング・ハイウェイ60 《ネタバレ》 ん、なかなか面白かった。 でも、2時間ドラマ風の作りと、脇と比べると主人公の青年の力が弱いのが惜しい。あれだけ曲者俳優達がみんなして曲者を演じているのだから無理もないが。 しかし文字通りアメージングな旅は、先の予想が付かなくてとても楽しかった。 私は、主人公は間違いのない道を選んだのでは無いと思う。 焼けただれた法科学生の自分を見て「やっぱり間違ってる!」と気づいたように見えるけれど、あのまま画家になったって、そのうちスランプで悩み、のたれ死んでしまうかもしれない。 彼の心の奥底にある絵への執着、つまり最初から彼自身の中にある答えに、グラントおじさんが気づかせてくれたのだと思う。 今の瞬間、後悔の無いようにベストを尽くせば答えもおのずと見えてくるかな、と、なんだか漠然とした不安感を抱えている最近の私に、ちょうどいい薬になった。 もう一回見てみようかな、今度はゲイリーとマイケルJのオデコのシワを数えるくらいの余裕を持って…。7点(2004-07-09 01:28:06)(良:2票) 《改行有》

356.  ロック・ネス 《ネタバレ》 「観るな」と忠告してくれた友よ、すまん。これはおバカ映画ではない。ダメでつまんない映画。ただし登場人物全てのおバカ度が高い。だってみんな目撃してんじゃんよー、もったいぶってさー!どこがダメか語るのにビールの一杯も引っ掛けたくなってきたぞ。2点(2004-07-07 20:04:36)

357.  東京日和 奇抜な写真家アラーキーの純粋な部分を映画化した、という感じでした。奥さんのこと大好きな「ただの男」を演ってみたかったんだろうなあ、竹中直人が。相手役の中山美穂は自由な鳥みたいで、彼女を優しく追い続け愛する、という設定のために下心アリでミポリンをセレクトしたのがよく分かる、優しい目線を持った映像です。ただ、ストーリーが元々無いので起伏のない話が続くのが、映画としてはどうかな…。これがあまり私の好きじゃない女優さんだったら途中で鑑賞を打ち切ったかも知れません。作品としての力がもっと欲しいです。 5点(2004-07-05 00:53:32)《改行有》

358.  アナライズ・ミー ドバッと大きな笑いが起こるのじゃなくて、細かく洒落っ気のある、品の良い(?)笑いがちょこちょこと盛り込まれた映画。バックミュージックも全編ジャズでちょっとカッコイイし変にドタバタしているよりは全然良いのですけれど、やっぱり平坦な進行具合にあくびが出てしまいました。泣き虫マフィアと分析医の掛け合いはさすがのテンポでしたが、うーん、わかりやすい笑いがもうちょっとプラスされていた方が私向きだったかな、と思います。もう一度観てニヤッと出来るところを探してみようかなあ…。数は少ないけれどリサ・クードローが見せる瞬時の切り返しは冴えてました。6点(2004-07-05 00:21:31)

359.  キリクと魔女 やはり一番に評価したいのは背景の美しさ。それはもうぞっとするほど。ジャングルの景色は葉脈が見えそうなくらい繊細で、花は匂い立ちそうなほどリアル。特に赤の使い方は目を惹いた。緋色と言うのがぴったりくるその鮮やかな色合いは、見ていてくらくらとする。この美術だけでも満足。DVDでの鑑賞がゼッタイおすすめ。ストーリーはオリジナルらしいが、アフリカの民話からきているのかと思うくらい、静かで寓話的な展開。始まりもとても不思議でそこから引き込まれ、目の醒めるような画とともに、大人もじっくりと楽しめる。8点(2004-07-03 02:28:43)(良:1票)

360.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 将来の無いことが悟られている炭坑の町を舞台にした、空への夢で頭がいっぱいの少年とその家族の物語。非常にわかりやすいサクセスストーリーで、始まって30分もすると話の流れが読めてしまう。だけどどうしようもなく心にしみてくる。無骨な頑固親父と夢追い人の次男の会話は衝突が多いが、会話の最後に親父は遠回しに息子への無二の愛情をちらつかせることがあり、その都度親父の横顔にほろりとさせられた。この父と子の関係は、男性が観るとまた特別な感情が胸に湧くのではないだろうか。渋くて格好付けてて表情を変えない、でもちゃんと愛情を持っている親父と、本当に瑞々しい青空みたいな息子が、二人並んで天高く飛ぶロケットを見上げるラストでは涙が溢れて止まらない。お定まりかも知れないが、夢を持つことの素晴らしさと家族愛が素直に胸を打つ、とても素敵な映画だった。9点(2004-07-01 01:41:05)(良:1票)

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