みんなのシネマレビュー |
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341. フェイス/オフ 《ネタバレ》 明らかに面白く出来る設定なのに、ドンパチがしつこすぎて飽きる。ジョンウーテイストに慣れていないときつい。 こういう設定ならば、アクションにしないでじりじりと緊迫させるサスペンスの映画にしたほうがいいと思う。お互いにギリギリの騙しあい、腹の探りあいとか。これだとドンパチ一発で片をつけちゃって終わり、になってる[DVD(吹替)] 7点(2010-07-10 14:13:48)《改行有》 342. ジュリア 《ネタバレ》 ごめんなさい、この映画、どうしたかったのか結局よくわからなかったです。別れて再会して、それだけ見りゃいい話なんだろうけど、途中に挟み込まれたサスペンス的な現金輸送の意図がいまいちよくわからないです。で、結局どうしたかったの、ゴールは何、って。[ビデオ(字幕)] 4点(2010-07-10 14:12:40) 343. バタフライ・キス 《ネタバレ》 とりあえず「ラブ・サスペンス」というコピーは大ウソですね。深い内容なんだろうけど、キリスト教がわからないからこっちはちんぷんかんぷん。ジュディスの聖書における位置づけは辞書にちょこっとだけ出ていたけど、あんだけじゃとてもじゃないがわからん。[ビデオ(字幕)] 4点(2010-07-10 14:12:15) 344. 波止場(1954) 《ネタバレ》 んー、なんかテリーの心情がイマイチ理解できなかった。行動の究極の引き金が恋で、しかもその恋愛がとってつけたようだというのは、どうも・・・[DVD(字幕)] 5点(2010-07-10 14:11:45) 345. 大誘拐 RAINBOW KIDS 《ネタバレ》 う~ん、期待してたけどそれほどじゃなかった・・・ なんか全体としては、「コメディとサスペンスの絶妙の融合」を外してしまって、不自然な感じになってしまっているのは残念。 展開がコメディとはいえ不自然すぎて全然入り込めない。[DVD(邦画)] 7点(2010-07-10 14:11:22)《改行有》 346. 太陽がいっぱい 《ネタバレ》 ラストの雰囲気はいいですね。笑顔で立ち去って終わりだなんて。 でも、淡々と感電犯罪を続けるだけの感じで、なんかまったりしすぎてた。退屈さ加減が少し行き過ぎ。 あと内容とは関係ないけど字幕が読みにくい。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-10 14:10:51)《改行有》 347. 8 1/2 《ネタバレ》 頭の中のものを完全に映像化したような作品。徹底的にけなされる新作、よみがえる子ども時代の嫌な記憶、嘘ばかりの人生、女に囲まれる妄想、すべてを幻想的に描き上げている。まさに監督自身を描いている(ただし映画中で言っているように嘘ばっかりなのかもしれないが) しかしそれは映画に振り回されている。「映画なんてない」。映画というフレームをはずしてこそ人間は真価がわかる。 んでも長いしもうちょいコンパクトにできたでしょ。ってか個人の頭の中はその本人についての説明がないとどうにもならない気がする(この映画だと脳内を映されている側の描写がない)。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-07-10 14:10:26)《改行有》 348. クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 悪い映画ではない。だが話を詰め込みすぎている。もっと1本1本の話に入れるようにしないと。これではただ流れてただ終りになってしまっているように感じた。扱っているテーマは悪くないから、変に時間軸などいじらず、人数をもっと絞って見せた方がよかったように思う。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-10 14:08:32) 349. ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 自身初のキタノ映画。 「やくざ、辞めたくなっちゃったよ」「死ぬのが怖いって言ってると、死にたくなっちゃうんだよ」など、何かを感じさせるセリフが多い。 エレベーターのシーン、ラストの銃撃戦などはさすが。ダイハード3、もろパクってる。 個人的には「車ふっ飛ばしちゃって、帰りどうすんだよ」ってのがなぜか残ってる。面白いわけでも、心に響くわけでもないのに。[DVD(邦画)] 6点(2010-07-10 14:08:06)《改行有》 350. 殺人者たち 《ネタバレ》 DVD化されたので、買ってみてみた。 見せ方がなかなかうまい。いきなり中核の人物が殺されて、で回想による謎解き。ありきたりではあるが、回想の映画はいいのが多い。これもその一つ。 レースシーンなんかものんびりしていながらも見ていて楽しめるし、後半の強盗は緊迫するし短い中で話が二転三転する。 狙撃のアングルからの写しや、ラストのよろめきながら倒れるシーンなんかも凝っている。 レーガン大統領の映画時代の姿も初めて見た。 そして、女は怖い、ことに美人は、ということを思い知った。 ただ、暴力描写が激しいと言うわりには、個人的にはたいしたことがないと思った。「オールドボーイ」とか見ちゃっているせいかな?[DVD(字幕)] 6点(2010-07-10 14:07:50)《改行有》 351. 身代金 《ネタバレ》 誘拐犯相手に逆に懸賞金、ってのが面白い。 確かにこれ犯人が複数だったら裏切りがおきそうだし。現実にもやってるんじゃない。こういうの。確か以前マラッカ海峡で海賊に貨物船が襲われたとき、こういう手法をとってたような。[地上波(吹替)] 6点(2010-07-10 14:07:09)《改行有》 352. 悪魔のシスター 《ネタバレ》 最後のまとめ方がちょっといただけないが、全体として狂気というかがうまく表れている。 落ちは中盤あたりで予想がついたが、しかしてああいうのってやだなぁ。 カット割りはなかなかのもの。 ヒッチコックをそんなに見てないけど、ヒッチコックっぽいところはあちこちに。 ナイフ(サイコ)とか望遠鏡(裏窓)とか・・・[DVD(字幕)] 6点(2010-07-10 14:04:34)《改行有》 353. 題名のない子守唄 《ネタバレ》 結局力と恐怖で作った関係というのはもろくも崩れ去るものだ。だからこそ本当の関係を求めていて、だが何か空回りしている気がしてならない。 わずかに見えた光が土壇場で消されて刑務所行。最後の笑顔は唯一の救いだが、あんな簡単に行くかねえ。 あと、音楽が時々ミスマッチな気がした。[DVD(吹替)] 6点(2010-07-10 14:02:56)《改行有》 354. パニック・イン・スタジアム 《ネタバレ》 まさに今日の無差別殺人を表しているかのような映画。 「何の理由もなく」人を撃ち殺していく犯人。そして慌てふためく人々。まさに今日を表しているかのようだった。 しかし試合に熱狂しているとああも周りの事態に気付かないものなのかと思うと恐ろしい。横で人が撃たれていようとも、SWATが宙づりになっていようとも、熱狂している観客は誰も気づかない。 そしてラストの観客の大パニックはまさに『よくとったな』という映像。出口に殺到する群衆はまさに怪物である。 ただ、序盤から中盤にかけてがやたらと冗長で飽きる。 人間ドラマもわりと不要な気がした。80分ぐらいにコンパクトにまとめられる内容が引き伸ばされた感じ。そこだけ難なり。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-10 14:01:17)《改行有》 355. ポリス・ストーリー/香港国際警察 《ネタバレ》 ラストのデパートとか、最初のバスに傘とか、いいシーンがいっぱい。まさに全盛期。 単純といえば単純ですけど 、こういうのはいいと思いますよ。[地上波(吹替)] 7点(2010-07-10 14:01:02)《改行有》 356. 告発のとき 《ネタバレ》 タイトルとは裏腹にとても地味な映画。 ある意味で痛烈に戦争というものを批判しているのだが、少なくとも表立ってはそれはなされてはいない。 残酷なシーンどころか戦争そのもののシーン自体皆無で、もっぱら親父と戦場帰りの兵士と警察の演技のみで話を徹底的に深め、引きずり込んでいる。 やはり一番怖いと思ったのは、殺害の自供を淡々としてしまうところ。戦争に行ってくるとかくも人間性は変わるものなのかと思わされる。 親父にとっても、信じたくない現実に目を向けさせられたのだろう。愛国者である親父にとっては、軍隊は崇高なる存在であり、捕虜を虐待したり、ドラッグをやったり、ましてや仲間を殺したりというのは「あるはずもない」ことであった。しかし現実は違ったのだ。 なお、原題にもなっている「ダビデとゴリアテ」の話は、聖書だと「信仰心の強いダビデ」が「神をあざける横暴なゴリアテ」を倒すという構図で、そこから信仰の重要さを教えるという形で知られているものらしい。 だから、「神の側にいるアメリカの若い兵士」は「神をも恐れぬ横暴なイラク」を倒して正義をなす、といういってしまえば「古い構図」の体現であるとも見れる。愛国者で会った親父が語るのも「美しき軍隊」のイメージを彼が抱いているためだろう。 だが現実は違った。息子の遺品として聖書が出てきたというのが、これをシンボリックに表しているともいえよう。「神の守りはない」[DVD(字幕)] 7点(2010-07-10 13:59:38)《改行有》 357. チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 確かにいい作品ではある。喜劇とかそういう枠でとらえるのは間違いですね、名作です。 しかし、ラストの運びが極めて強引なのと(いきなり演説に飛ぶのかよ)、ラストの演説がわりと淡々としていて移し方が定点的だったので、そこは期待していたわりに、だった。 まあ見て損はないでしょう[DVD(字幕)] 7点(2010-07-10 13:59:14)《改行有》 358. ターミネーター2 《ネタバレ》 基本的に1と同じ。もともと1ではシュワはカイル役にキャスティング予定で、ターミネーターはシュワのようなごつい感じではなく、2のような人にまぎれてさっと殺す感じの予定だった。そういった意味ではまさにもともとの予定の「ターミネーター」を作ったという感じか。 で、どっちがいいかというと、う~ん、1のようなごついターミネーターのほうがいいかな。 2のよさは派手さなのかもしれないけど、だとしたら逆に1の方を高く評価したい[地上波(吹替)] 7点(2010-07-10 13:57:57)《改行有》 359. 砂の器 《ネタバレ》 日本人であれば見ておくべき作品です。 前半のサスペンスもなかなか面白く仕上がっており、それだけでも一本の映画に出来そうなのにあの後半はすごい。ほとんどサイレントの回想シーン。僕は泣きはしなかったが心に来るものは確実にあった。 ただ、もうちょっと後半を長めにしたほうが良かったんじゃないかな。そっちがメッセージの主体だし。まあこれ以上ストレートに描くと発禁だったんだろうけど、当時は。 ってか、パッケージの隅に書いてある「一部不適切な表現が~」って、この映画見て不適切と思う人はいるのかねぇ。こういうのを表面だけの言葉狩りというのだろうな。[DVD(邦画)] 7点(2010-07-10 13:53:32)《改行有》 360. パルプ・フィクション 《ネタバレ》 スラングが分からないとこの映画のおもしろさは分からないだろう。ちゃんとスクリーンプレイが出版されているのがうれしい。ストーリーはあってないようなもの。タイトルの「パルプフィクション」ってのもそういうことだしね。[DVD(吹替)] 7点(2010-07-10 13:52:34)
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