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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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341.  ミート・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 激安だったのでDVDを購入してこれが二回目の鑑賞。 二回目ともなると愛着がわいてくる。 まあ普通のゾンビ映画です。 ただTVゲーム好きの自分としては、ゲームのバイオハザード4のような雰囲気が好きです。 アイルランドの風景は美しい。 ファッションは渋い。全体的に落ち着いた色合い。 最初の場面で車を走らせてるところはナイトオブザリビングデッドを連想させる。 ただこの映画は田舎の少し変な感じが良い。 牛の病原菌みたいなものの驚異がある。 牛ゾンビともいえそうなのが出てきてユニークだ。 そういう牛の恐怖が非常に成功している気もする。 家畜の恐怖というのは生理的にくる。 暗闇から現れる牛は迫力がある。 それと忘れられないのが暗闇から現れるハロウィン姿の子供たちだ。 あれが暗闇に浮かび上がった不気味さは忘れられない。 車の窓を叩く少女も凄い不気味だ。鼻からなんか出てると思った。 このゾンビ映画はしばしば反キリストみたいな味があってそれも面白かった。 そこが「ゾンビとは邪悪である」みたいな感じだ。 また片田舎ということもあってか疫病に感染された村人といった感じがしてよい。 それがあまりにも田舎臭くていい。 ゾンビよりもまだ人間臭さを残している。 修道院で決戦するところもなんだか悪魔と対戦するみたいな感じがしていい。 車の窓から女ゾンビの顔をぶったたく場面はスプラッタ映画の醍醐味。 叫びまくってイカれた体育会系の男は感染防止のために腕を切断された上に殺されるってどういうこと。 ところどころで素晴らしい雰囲気もありますが、「普通のゾンビ映画」というのを抜け切れていないと思うし(それどころか地味な印象もぬぐえない)、なんだか暗い迷路のような森が続く後半の場面では間延びしてボ~っとする。 叙情的だと思える場面や、ヒューマン・ドラマのようなシーンもある。 この上品さと繊細さが逆にゾンビ映画としては失敗? アイルランドの美しい風景とゾンビ映画との相性はあまり良くないのでは? どうも面白くない。 ゾンビ狩りとは人間狩りであると知らされる。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-04 00:08:31)《改行有》

342.  となりのトトロ 《ネタバレ》 非常に面白い作品です。 童心に帰れるというか、素直な自分に戻れる気がします。 これは夏休みにぴったり。 子供の視点で見事にファンタジーを描いた傑作です。 いやもう傑作すぎます。 僕がこの作品で気に入っているのは自然豊かな情景です。 それが昼と夜とでは全く違った表情を見せるところが素晴らしいと思います。 たとえば病院に行く道にしても昼と夕方から夜とでは全く違うものです。 この作品の夜には孤独と寂しさがあって良いです。 そして幻想があります。 バス停でお父さんを待つ場面は夜の孤独と幻想が見事だと思います。 メイが病院に向かう時の孤独がまた見事です。夕方の病院は遠すぎます。 夕方の描写が心なしか不安になります。 キャラクターはどれも素晴らしいです。 メイとサツキは勿論ですが、お父さんもおばあちゃんもカンタも素晴らしいです。 川を流れる水が透き通って綺麗だったり、そういった自然の描写が生き生きとしてます。 お地蔵さんやお稲荷さん、大木、鳥居など、そういったところに精霊が宿るかのような神秘的な描かれ方がされてます。 そこで流れる音楽がまた神秘的です。 もう何回も見た作品ですが、最近この作品を見ると今になって失ったものの多さに驚きます。 最近ハウル見たんですが、全然違う表現なので驚きました。 見終わった後にトトロや猫バスと別れるのが寂しいと素で思ってしまいます。 宮崎駿の中ではもっとも夢のある作品だと思います。[地上波(邦画)] 10点(2012-03-02 21:51:57)《改行有》

343.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに) 感動いたしました。 今まで知らない世界を見てしまいました。 人知を超えた感動的な世界です。 まるで夢を見ているような、魔法にかかったかのような気分です。 そういう不思議な優しい感覚を覚えました。 フィールドオブドリームス、、、いろいろな夢があり、それが交錯している感じがとても幻想的だと思います。 生と死を超えて、魂と対話するような作品は大好きです。 死してもなおメッセージを残し、生きている人がそれと遭遇するようなスピリチュアルな物語でした。 実際にはそういうものは目に見えませんが、人は夢を忘れてはいけないと思います。 マン氏が怖かった。迫力ありましたよ。見ているコチラが殺されるかと思っちゃいました。 とうもろこし畑ってなんだかヤバい。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-02 21:48:46)《改行有》

344.  ジュマンジ 《ネタバレ》 昔に何度もみたし~、別にいま見るべき映画でもないかな、と思ってみたらやたらと面白かった。 いや、マジで面白い! ゲームに本気で熱中することですね。 それでどんどん面白くなってきます。 いろんなイベントが面白すぎます。 冒険が見事にあります。しかも家や街の中で起こっているというのがファンタジーな感じで良いです。 工場の場面が凄く印象に残ります。 観終わったときの感じも凄く良かったです。[DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:25:43)《改行有》

345.  スリーパー 《ネタバレ》 (2010年映画メモをもとに) なかなか変な映画です。SF映画みたいですが、なんともたよりのない未来科学みたいです。 そんな科学よりも人間性を訴えるという感じでSFを題材にした感じがします。 チャップリン映画を意識した感じがよく表れて監督がチャップリンを尊敬しているみたいです。 とくに家事用ロボットを演じるウディ・アレンはチャップリンの魂が宿ったというか、 そのままというか、とにかく見事なほどチャップリンらしさが見られました。 動きは洗練されていますが非常に滑稽です。 随所で楽しい音楽が流れて観客を愉快にすると思います。 ウディ・アレンという監督の映画は始めて見たと思います。 しょーもない映画だとも思いますが愉しかったです。 退屈もしなかったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-02 21:15:18)《改行有》

346.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 アメリカン・ヒーローの映画の一つですが、これは少し別物な感じです。 ヒーロー映画にはあまりないと思っていた重厚感と冷静さがあります。 それに他のヒーロー映画よりも社会性があるように思います。 昔のバットマンのゴッサムシティーのゴスな雰囲気は消えて ビジネスマンチックな世界観になってしまってますが、そこがまたカッコいいです。 大人にも見下されないところにヒーローを存在させているので良いです。 毒々しいダークさは消えましたが、シックでアダルティーな雰囲気が魅力です。 そしてアクションも良質であり、CGの派手さだけで誤魔化すようなことはしません。 物語のレベルも非常に高いです。 社会的な視点で真面目にヒーローとは何かという問題をとりあげます。 ヒーロー物=子供っぽいという印象を見事に避けました。 しかしジョーカーのルール破りな狂気の存在感が素晴らしいとしかいえません。 札束が凄すぎ。 [DVD(吹替)] 8点(2012-03-02 21:03:55)《改行有》

347.  シンデレラマン 《ネタバレ》 とても感動した作品です。感涙度も非常に高いです。 大恐慌時代の厳しい状況は見事に描かれており、貧しさの極限状態が出てると思います。 多くの人が辛く貧しい状況にあり、その時代の中で生きてゆくことの大変さというものが伝わります。 だからこそ、その中で生きる人々の希望を一身に背負い戦うジムブラドックは偉大に思えます。 ジムブラドックは家族のために戦った男であると同時に、実はそれが結果的には同じ時代を生きる皆のための戦いでもあった。 しかしもっと大きくいえばこの映画を見ている多くの人にも感動を与え、全ての時代に通用する戦いでもあったと思います。 辛い時代において人は自分の夢や希望を何かに託したいのだと思います。 するとこのリングには多くの人の希望が集まりそこで一つの奇跡が起こったのだと思います。 ボクシング映画としても熱くなりましたし、素晴らしい感動の映画でした。[DVD(吹替)] 8点(2012-03-01 21:50:18)《改行有》

348.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 全ての殺人鬼ホラーの起源のような作品です。 でもそんなに面白いってほどでもないです。 残念ながら、まだ偉大なるホラー界の英雄であるジェイソン兄貴は その有名な姿を見せないです。 まだスラッシャー・ホラーの軸が整っていない感じなので、 新鮮な感じです。 また殺人の描写も初々しい変なリアルさがあります。 サイコフルな展開で 「サイコ」からの強い影響を感じます。 サイコの続編としても成り立ちそうです。 殺人鬼ホラーとして、殺人鬼に命を狙われる恐怖というものがちゃんとあります。 でも若者達は蛇を殺したので、若者たちが殺されるという描写も少し制裁じみたものになります。 蛇は守り神とされます。 それを殺したらその土地の力によって殺されるのは致し方ありません。 この場所が「呪われた地」であるというのは伝わってきました。 ホラー映画史の中での重要性を考えた結果、評価しないわけにはいかないでしょう。 しかし自分の思っていたものと少し違いました。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-01 21:39:28)《改行有》

349.  エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 (2009年映画メモより)こりゃ面白い。名作といわれるのも分かります。 ジェイソンと並ぶスラッシャー・ホラーの元祖だと聞きました。 しかし、ただのスラッシャー・ホラーではなく、夢と現実の世界を行き来するところが良いです。 その為か、少し曖昧で不条理な感じのする光景がいくつか見られますが、恐怖感や不安を表すのに非常に効果的です。 少女達が縄跳びして歌っている場面なんか白昼夢みたいで少しヤバいです。 ティナが殺される場面は名場面だと思います。 血で美しく芸術的に画面を彩ります。魅せるゴア芸術を実演してくれます。 スプラッタやるなら血の量が大切なんです。この作品ではそれが惜しみないです。 ナンシーがどんどん追い詰められてゆくところが見事です。 フレディーとナンシーの戦いは壮絶です。 こういう所をとことん容赦なく描いているところが良いです。 フレディを夢世界から現実世界に引っ張ってくるなんて素晴らしいです。 興奮しました!バックトゥーザフィーチャーと同じくらい興奮しました。 親たちはもっと子を信じなさい!子の話に耳を傾けなさい!、という気になります。 そういうメッセージも少しだけあると思います。 子どもがせっかく夢のあるユニークなことを熱心に話しても、大人はそれを無視して現実的なことしか言わなければ、そこから恐ろしい怪物も生まれるでしょうに。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 21:29:03)《改行有》

350.  イタリアン・チェーンソー 《ネタバレ》 ずっと見たかったホラー映画です。 パッケージ裏にダリオ・アルジェントの名が出てくるし、 ジャケット写真だけ見るとサスペリアっぽいし、 イタリアン・ホラーという単語が魅了してます。 鑑賞時、 これは前半は死ぬほど退屈で意味不明過ぎるドラマを見せられました。 しかし後半になって映画のテンションは加速します。 狂った家族などは「悪魔のいけにえ」の低レベルなパクリみたいですが、 やたらとチェーンソーの場面は迫力があります (しかしそのキャラクターのレベルが低いです)。 血みどろ汚物スプラッターが全開です。 ホラー映画とは観客がどれほどの生理的なグロテスクと対面できるかだと思ってます。 それは「悪の力」ともいえます。 この作品ではその悪の力がしっかりと姿を表しました。 ただただ最後は意味不明なほど素晴らしいです。 母親のグロテスクな愛情、その過保護が生む暴力、汚物のシャワー、変わり果てた少年の姿、少年の友情、自由への解放など、意味不明に素晴らしく最後の最後に高いテンションでカオスにまとめてくれました。 このやり尽くした感を考えれば意味不明なほど良作です。 また高揚感があって哀愁漂うチープな電子音もファミコンRPG風で意味不明なほどに名曲です。 [DVD(吹替)] 6点(2012-03-01 21:11:23)《改行有》

351.  ザ・ショック 《ネタバレ》 イタリアン・ホラーの巨匠の作品でサイコ・ホラーの傑作で、しかもダリオ・アルジェント作品に常連の美女が出演してるっていうので観てみた。 サイコ・ホラーの傑作といわれるのが分かるような気もする。 独自の精神的恐怖を描き、その恐怖が生きているから。 またエロスも漂う。 母性愛がエロスになっている。 子供の母親への嫉妬が牙を向いた感じが良い。 恐怖とエロスは深い関係にあるというのがこのホラーでも思う。 絶叫美女といわれるほど、絶叫が壮絶だ。 意味不明っぽくて退屈もしますが、その後に恐怖がしっかりと浮かび上がる。 チープさの中にリアルさがあり、手作りっぽさがあり、またそこに異様な雰囲気が宿る。 音楽がサイケで、ホラー映画とは思えないような高揚感で、アドレナリンと恐怖が一緒になる。 最後のテンションが高く、このテンションはやはり傑作のにおいがする。 ただそこに至るまでに間延びしているし、少し退屈でもある。 ジャケットが素敵。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-01 21:00:36)《改行有》

352.  白雪姫 《ネタバレ》 (2008年映画メモより) このアニメ作品を見たとき「本物だな」と漠然と思った。 アニメもここまで美しいと芸術としか思えない。 すべてが神秘的なまでに美しい。 森も動物も生き生きと表情豊かに描かれます。 白雪姫がまた美しい。 白雪姫の動きが女性的に美しく色っぽいです。 踊った時にスカートが風になびくところまで丁寧に表現されます。 魔女はとても迫力があり、恐ろしい魔女の姿が見事です。 動物達とお掃除をする場面は本当に楽しいです。 夜の音楽会も楽しいです。 キャラクターが生きていて躍動感があります。 白雪姫の歌声も曇りなく美しいです。 作り手の作品にこめる思いが伝わります。丁寧さがあります。 表現が魔法のように生きています。 この作品はとても古い作品ですが、その古臭さがまた神秘と幻想性を増してます。 素晴らしい世界です。 吹き替えのレベルも非常に高いです。[DVD(吹替)] 9点(2012-03-01 01:57:59)《改行有》

353.  巨人ゴーレム(1920) 《ネタバレ》 某ゴス系な怪奇雑誌の特集にこの映画が少女映画と絡めて紹介されていたので鑑賞。 凄く昔のモノクロサイレント映画です。 占星術や魔術、錬金術のように神秘的な色合いが強い映画。 背景がまた美しい。 特に素晴らしいと思ったのは螺旋階段です。とてもグロテスクで生物的な内臓にみえた。 あまりに神秘的な冒頭のシーンから「ネバーエンディングストーリー」の一場面を思い出した。 巨人ゴーレムが「お手伝い」をしている場面はとてもシュールで面白い。 巨人ゴーレムの表情が怒りの形相に変わる場面が凄まじくて面白い。 男の空きっ歯が残念だ。 少女が秘めるパワーとは絶大である。 昔から少女っていうのはそういう存在なんだと思った。 ゴーレムと魔術、、、ダークファンタジー好きには溜まらない。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-01 01:37:51)《改行有》

354.  マタンゴ 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに) 気持ち悪いです。 ついにおマタンゴ拝見しました。 マタンゴとはなんとも毒々しいく強烈なネーミングなんでしょう。 作品も同様に毒々しい作品です。 この迫りくる恐怖と気持ち悪い感じはホラーの傑作です。 (それとは違う意味で)冒頭で船内のセレブな感じがキモかった。 廃船の国籍が分からなく得体の知れない研究がされていたという不気味さは効果的。 突然変異ってバイオハザードやん。 ゾクゾクする。 そしてこの作品最大の功績はキノコです。 毒キノコをテーマにした着目点はレベルが高い。 僕はキノコやコケやカビみたいに湿気の多いジメジメした感じが大好き。 んで、そういうのがじわじわと迫ってくる恐怖感がこの作品は素晴らしい。 とくに、不気味な足音を響かせて夜の船内に入ってくるあれには参った。 、、、、こういう恐怖のサバイバル状況におかれると、女性がいやにも色っぽく見えてくるのが不思議だ。 森に入ったときの不気味な声がヤバい。 最後の「センセー」って声が不気味だった。 精神病院の窓からみえるネオンの光も、華やかだけど毒々しいのかも。 マタンゴ島も現実もそう変わらないってか。 この迫りくる恐怖と快楽からは決して逃れることのできない!究極の毒々サバイバル・ホラー! [DVD(邦画)] 8点(2012-03-01 01:20:06)(良:1票) 《改行有》

355.  ブルーベルベット 《ネタバレ》 デビッドリンチの映画の中では普通だといわれますが、そこがすんなり見やすくて良いです。 ただリンチの映画に特有の異様な「闇の世界」はこの作品でも美しく強烈に光ります 口パク場面の圧倒的な美しさはブッ飛びまくってます。 デニスホッパーのキレっぷりがただただ素晴らしいです。 素敵な作品です。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 01:00:00)《改行有》

356.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版> 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに) とても激しい作品でした。 激しい愛の形を見ました。 この破滅的な感じがなんとも好きです。 二人の愛につき走る感じがあまりに情熱的で美しくもあります。 しかしとても耐えられません。 心がつぶれそうに痛いです。 サイコさも増してちょっと怖いですがとても悲しいです。 愛とは何なのだろう?と考えさせられるのは、この作品では愛が凶器を帯び狂気になってしまったからです。 鮮やかな色彩とスタイリッシュな映像が楽しめます。 変な人たちが沢山出てきてシュールな感じもあります。 みんな変態な人物描写が良いです。 相棒の馬面のピザ屋が面白かったです。イカしてます。 みんな楽しそうに飲んでますね。 過激でショックな作品でしたが心奪われました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 00:49:59)《改行有》

357.  スティーヴン・キングのローズレッド<TVM> 《ネタバレ》 これはなかなか見応えのある作品であった。といっても点数はとても悪いんですね。 数あるスティーブン・キングの映画のひとつです。 これはなんたっていかにもスティーブン・キング映画らしいところがとてもいい。 はたしてスティーブン・キングの魔力というものがあるのでしょうか。それは多くのスティーブン・キングの映画に一貫したものに思えます。 それはとても不思議で根強く残るものです。 スティーブン・キングの映画を見た場合、色濃く記憶に残る場面はあると思いますが、 とくにそれは子供の頃に見た場合に強く残る気がします。 僕も子供の頃に見たスティーブン・キングの映画の不思議な場面は今でも記憶に強く残っていて、それが今になってよりスティーブンキングの映画に魅了されるキッカケかもしれません。 残念ながらこの作品は子供の頃に出会えなかったので、そういった根強い感覚を味わうことが出来ませんでしたが(不思議なものを発見する感覚は鈍くなった)、 この作品も不思議さは館から感じます。 この映画はシャイニングっぽさが館にすごくあっていいです。 神秘的な雰囲気も感じられます。 そしてホラー、とくにキングのホラーの世界観はファンタジーなのだと思いました。 スピリチュアルなまでにファンタジーです。 オバケなどは怖さよりも幻想性を重視しているところが良いです。 また音楽がキングの神秘的な雰囲気に誘います。 自分は館ホラーのファンですが、 この映画の館は自己増殖し、もはやダンジョン化しているところがいいですね。 徐々にカオス化して行き、過去の住人、人間関係、様々な能力、コンプレックス、夢、館の憎悪、が入り乱れてカオスです。凄いんです。 腕のなえた少女は不気味ですが存在感が素敵です。 ミニチュアの家の不思議さはスティーブン・キングの映画ならではの感じでした。 この館に宿る魔力は非常にシャイニングに近いと思います。 しかしこの館に入る前がまた面白いです。仲間集めみたいになってますが、能力者の出会いが面白いです。 とくにマザコンの男が面白いですね。映画の始まりと終わりでまったくキャラが変わってるので。実際にある館がモデルになっているんですよね? 話は超長いんですが、日本語吹き替えで見たらダレませんでした。個人的には良いとは思いますが、点数が物語ってますね。 でも僕は驚異の7点つけちゃいます。 [DVD(吹替)] 7点(2012-02-28 23:37:57)《改行有》

358.  ヒッチハイク(1976) 《ネタバレ》 (2009年の映画メモより) 面白いなぁ! これはAVもまともにレンタルできない(してたけど)高校生の頃だかにレンタル店で 目撃して、ちょっと過激っぽい内容に「借りたい!」と思っていた。 当時は全然映画なんて見なかったのですが、 パッケージに「レイプ」「無修正」のような文字が、、、当時高校生の自分にはあまりにも禁断で印象的なジャケと、外人エロスのちょっと過激な感じにもかなりそそられまして。それでレンタルしようと思っていたんだけど、僕はチキンなのでついに借りられませんでした。。。 しかし、たぶん僕はその作品に呼ばれていたのでしょう。 それから幾度も他店でそのパッケージを目にするように、、、その度にその映画の内容が気になってしょうがありませんでした。 しかし一度チャンスを逃してしまうと、なかなか見るキッカケが無いものです。 癖で見送ってしまうものです。 今日こそ借りようと思っていたら、レンタル中だったりします、、、不思議なものです。 そんなある時、そのレンタルDVDが店頭から突然に姿を消してしまいまいた。 そうなると寂しいものです。 何故か不思議なことに(それだけ関心がありながらも)タイトルも覚えてなかったし、粗筋もほぼ読んでいなかったのです。 それから「あの作品はどういう内容だったのだろう?」と気になって仕方ありませんでした。 それで最初の発見からかなり年数がたった今になって、それをようやく見る機会に恵まれました! 、、、非常に面白かったです。 この作品の良いところをいう自信はありませんが楽しめました。 エロサスペンスとして最高です。 夫がステキです。妻イヴが美人です。アダムは笑いがキモイです。不良は僕なら全殺ス。 、、、もしパッケージやタイトルが「気になってしょうがない」作品だったなら、それは早速にでも見るべきだという教訓にもなりました。 DVDは機会があったら買いたいです。今度こそ廃盤の機会を逃さないようにします(駄文)。 [DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 23:27:28)《改行有》

359.  ブラックブック 《ネタバレ》 (2009年の映画メモより) とても緊張感があって面白かったです。 これ見た後、夕食カレーが出たんですよ。 両親を殺したナチスの中尉みたいな人(ギュンター?)が、ピアノの伴奏で楽しそうに笑いながら女性に歌う事を要求してくるんですけど、 その差に僕は驚いてしまいます。 女性が思いを馳せる湖がとても美しいです。 「保身のため 平気でウソもつきます」 当然だよ 誰でもそうだろ、ハゲ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-28 23:14:49)《改行有》

360.  ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 日常に溶け込んだ殺人鬼の恐ろしさが淡々と描かれるスラッシャーホラーの傑作。 殺人鬼のストーカー的な執念が伝わる。 殺人鬼の獲物を見つめる目線が無感情なまでに冷たい。 殺人鬼がそこにいたりいなかったりする不可解さ。 ただ殺人鬼であることの恐怖と、 そこに都市伝説的なものが微妙に加わることで独特の恐怖を生む。 その非人間的な異常性が冷静に淡々と(しかし容赦なく執拗に)描かれることでリアルな怖さが生まれる。 殺人鬼の仮面はあまりにも無表情でそれが象徴するのはまさに「死」である。 映画に出てくる殺人鬼の中で最も暗く冷たく不吉な存在感を放っている。 決してやり過ぎることのない演出が恐怖を生んだスラッシャーホラー史上最恐の傑作。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 22:52:00)(良:2票) 《改行有》

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