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341.  プラチナデータ 《ネタバレ》 思ったよりずっと面白かった でもなんかすっきりしないんだよな 全体がなんか薄いというか実が無い感じ プラチナデータそのものの謎が過去に何度もあったつまらないオチだった事とか、そもそも事実無根の殺人で闇雲に逃げる主人公の定番な行動とかのせいだろうか すべてが既視感のかたまり それでもDNAで犯人を特定するシステムとか、監視カメラで逃走犯を追うシステムなどのグラフィックは良く出来ていて前半のスピード感はなかなか引き込まれた 途中のバイクチェイスあたりから中途半端なアクションが退屈でだらだらした感じになる むしろこの主人公にアクションは似合わないので無くてもいいんじゃなかろうか  主人公が逃走中に工場の窓から落ちて配管にぶら下がるあたりのアクションが割にハラハラさせたのでこのあたりで止めておくべきじゃないか 007ばりのバイクチェイスはこの主人公には違和感が有り過ぎる 鈴木保奈美演じる水上博士がプラチナデータを守ったり杏(アメリカのエージェント)を殺したりする理由が良く判ら無い なによりも杏を殺したのが 鈴木保奈美らしいという解釈も見る人まかせだ キーアイテムの「モーグル」も蓼科兄弟がどういう目的で作ったとかもよくわからない そもそも物語の骨子の主人公が逃走犯になった理由を観客が理解できたのか そこが投げっぱなしなのでこちらが推察するしか無い なにもかもおもしろくなりそうなエッセンスだけを詰め込んで説明は何もなしなのがこの映画を説得力が無い薄っぺらい感じにしたと思う 主人公の多重人格とかちゃんと描けばもっと深い物になったはずなのに残念だ 後半主人公と刑事のバディ感が生まれるがイマイチ希薄でトヨエツの刑事とのラストシーンがカタルシス不足だった しかし色々ダメ出ししてしまったが、あれこれ考えず楽しんで見るには十分な出来だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 11:59:54)

342.  綱引いちゃった! 《ネタバレ》 よくある地方アマチュアスポコンものの典型 過去にもいろいろあったが今作が特に特徴があるわけじゃなかった 良くも悪くも無い感じ 舞台になった町並みは工業地帯と住宅が違和感無く同居して新鮮なインパクトがあった 何故か集まったチームメンバーのドラマは殆ど無い ヒロインの恋愛も無し しかも綱引きのやり方や楽しさはまったく伝わらない 物語後半までまともな練習シーンすらなかった チームがまとまってくる後半からはまぁまぁ良かった ラストの大会はそれなりに盛り上げてくれたが時すでに遅し 押されてる状況から息子の応援で一転して押し返す所で転換点がはっきりと分るとやった!って感じだったのに、そこはイマイチだった しかしちょっとグッときた瞬間も有るには有ったが。 結末としては完全なハッピーエンドとはいかなかったが有りじゃないかと思った[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-24 11:57:17)

343.  らせん 《ネタバレ》 リングの続編でホラー風味を減じた原作に忠実編である リングシリーズの原作全てを読んだがどれも傑作である その原作にそった複雑なストーリーであるために説明不足な部分が多い したがって全体を簡単になぞった感じ、これが全部を薄くしている この映画わざと怖くない演出をしたと思われるところが結構ある たとえば高山竜司や高野舞の死顔が普通、前作だとことごとく恐怖が張り付いた顔だった ここは怖がらせようとすればどうにでも出来たはず さらに本家の山村貞子の前作のおどろおどろしさをまったく廃した ここをちゃんと恐怖演出すればだいぶ違ったはず 映画なのだからその辺のアレンジは原作のイメージから外れてもいいだろうに残念 極めつけは佐藤浩市演じる主人公が死の期日を過ぎても生きているという演出がまったく無い いつのまにか死ぬ期日が過ぎた感じ ここは一番力を入れて盛り上げるところじゃないか 前作はこのテーマが山場だったはず この辺にこの映画の弱点があると思った なにせ山場がない ウイルスの増殖に手を貸せば生き延びるとか 高野舞や高山が再生されるとかは原作でもかなりホラーな展開だったのでそこを軽く流すと益々ホラーとして成り立たなくなってくる エンディングの砂浜のシーンでは高山達の妖艶なメイクが結構笑える 再生した高山を人間とは違うモンスターとして描きたかったのだろうけど完全に外した 高山は偉そうなオカマにしか見えなかった(笑) 主人公と再生された子供を劇中の印象的なイラストとだぶらせて終わるラストシーンは砂浜が出たところで予想できるのでわざわざ中谷美紀が件のイラストを風になびかせるのはくどすぎる なぜそこまでくどく説明するのか オーディエンスをばかにしすぎ しかしあの傑作小説を基本的に外れないように作ったことは評価できる[DVD(邦画)] 6点(2013-12-24 11:54:02)

344.  脳男 《ネタバレ》 とにかく画一的 設定はおもしろいと思うがまったく生かされてない 音楽の使い方も古い&へたでどうしようもない ストーリーがラジオ小説のように、映像が無くても理解出来るくらい時系列で平たい お話が進むにつれて「ああそうだったのか」とか思う所がまったくない ただ淡々と話が進むだけでなんの演出もしていない アクションも激ヌル SPの方が100倍マシだ 爆発シーンのみ派手なのは昔のアクション映画を見てるようだった 爆発シーンも次々起こるがただ爆発をだらだら繋げただけなので緊迫感もない 普通あれだけ爆発シーンが続けばハラハラするはずなのにリズムが悪くて畳込むような感じはまったく無く、光石研が爆死する所など光石の顔が2秒ぐらいアップになってドカン!みたいな激遅演出 とにかくタメすぎる 北野映画のような畳込むようなタメの無い殺陣を勉強したほうがいいとまじめに思った 二階堂ふみが警官の頭を撃つシーンも音だけだし、首に爆弾がついたボウガンの矢が爆発するシーンも無し あそこで引きの絵で頭を弾が貫通したり、首が爆弾で吹き飛んだりしたらあの映画がピリッと締まったのに残念だ わざわざ首にボウガンの矢が刺さった演出なのに意味がないじゃん 脳男のアクションもダンスを見てるみたいで迫力が皆無 ラスト近くで若い刑事が自分で自爆する意味もよくわからない ラストの脳男と二階堂ふみとのバトルもただ脳男が車に轢かれにきてるのかと思わせるぐらい意味不明 おめえは当たり屋だったのか! 唯一良い所が有るならば二階堂ふみと江口洋介がマンガチックだけどなかなかの演技だった 特に江口洋介はけっこういい 二階堂ふみはメイクとか作り込みがウザすぎる 染谷将太ぐらいのサイコな演出がリアルでバランスがいいと思った エンディングにおいては脳男の顔がアップでモノクロになってストップモーション そんで古くさい感じのロックがドン! おもわず笑いがでるぐらい古くさい演出 監督はじじいに違いない(笑)[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 11:50:41)

345.  ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 《ネタバレ》 いきなり前二作とテイストが違う 前作は結構おもしろいと思ったが今回はちょっとついて行けないな 前作までの戦記物らしい展開はまったくなく「エバァQ」を思わせる不可解ぶり これがまったくおもしろくない 戦闘シーンも相手がモンスターなのでカタルシスも無い ヒロインもバカでイライラさせるし、いいとこがない 長いし退屈した 原作は名作らしいが原作を知らないで見ても面白くないようだ それにしても一作目二作目と見てきてさほど悪く無かったのにいきなりこれになるのはベルセルク初心者に優しく無いと思った[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-12-20 23:32:57)

346.  任侠ヘルパー 《ネタバレ》 テレビシリーズとの繋がりはほとんど無い 前回の登場人物がほぼ出ないのはちょっと不満だ 冒頭コンビニ強盗を一蹴するくだりは掴みとしては抜群だ テレビシリーズよりもかなりシリアスでハード しかし主人公がホームを老人運営する過程にディテールがまったく無い 各老人達の過去の技で経営を立て直す具体的なシーンがちょっとでもあるとリアリティが有ったのに残念だ 主人公も過去のヘルパー経験の技をチラっとでも見せてくれればおお、って思ったのに 草薙くんはいつもテレビで見るとなんてこと無いのだが、こと役者になると抜群だ あの微妙な存在感がいいのかな ヒロインの母親を主人公のホームへ入れる過程はベタだがけっこう泣ける ラストシーンを含めて役者の顔がアップにされるシーンがスローで効果的に使われていて、ありきたりだがなかなかうまい演出だと思った[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:28:42)(良:1票)

347.  パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT 《ネタバレ》 シリーズのスピンオフ物日本版 一作目の続きということになっている シリーズの中ではあまり評価されていない様だが私的には結構すき 何かが起こりそうで起こらない具合のバランスがいい シリーズを見直すと本家の方が本当に何も起こらないのに気づく むしろこの作品の方が色々事件が起こって楽しい 反面シリーズ中新しい事がまったく取り入れられて無い このシリーズ、カメラが増えたり首ふったり赤外線とか毎回新しいアイデアで楽しませてくれる あいかわらず話が佳境になっても家から逃げ出さないのはこのシリーズの伝統かな 主演の姉弟の二人の掛け合いも中々リアル カメラを嫌がるおねーちゃんをカワイくなだめる弟とか実際にありそうな感じがいい おねーちゃんのもイケメンの弟に甘えられて「もう、しょうがないなぁ」みたいな感じがカワイイ おねーちゃんも綺麗だし羨ましいぜ エンディングは不可解 相変わらずホラー映画のエンディングは難しいと思った しかし傑作シリーズのスピンオフ物としては恥ずかしく無い出来ではなかろうか[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:25:43)

348.  BRAVE HEARTS 海猿 《ネタバレ》 このシリーズは回を重ねるごとに良くなってる 冒頭の船舶事故のVFXは良く出来てる 全体的にCGの出来は良い 相変わらず主人公の私生活部分のバカっぷりが鼻につくがシリーズ通してのお約束なのでしかたがないか それにしても時々「この筋肉バカしね」って思った(笑) 時任三郎の演説も比較的短めで「一分一秒を争う時にくずぐず演説してんじゃねいよ」的なイライラも少なかった 毎度の大きいテーマ「バディ感」もかなり臭いがコテコテでわかりやすい 全体的なスピード感もちょうど良くて危機においてもチームに死人が出ないのはこのシリーズを通してなかなかいい なんだかんだ言ってもハッピーエンド好きの人にはお勧めのシリーズだ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:22:48)(良:1票)

349.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 黒澤の代表作 スターウォーズがリスペクトしたとされる作品だが、見てみてなるほどと思った 冒頭二人の子悪人達が罵り合いながら珍道中を繰り返すくだりは、C3POとR2D2が喧嘩しながら歩くシーンにそっくりだ シーンが変わる時のワイプのしかたもそっくり 三船はやはり存在感があるが、今作は今ひとつ普通の芝居に思えた とにかくヒロインの存在感が抜群 立ち振る舞いが如何にも男勝りの姫だ 特に足を軽く開いて、すくっと立った姿が本当に素晴らしいと思った 砦の集団戦闘シーンも「ベンハー」並の迫力だ ストーリーも二転三転して楽しいがさすがに古くてカットが長いシーンが多く退屈する部分もあった ラストも大団円でエンターティメントに徹している[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:20:35)(良:1票)

350.  夢売るふたり 《ネタバレ》 松たか子熱演するも映画はいまいちだと思った しかし松たか子は抜群にうまい 演出に性表現がたびたび出てくるがいずれも中途半端 無くてもいいがむしろ有るならもっと突っ込んだリアルな性であればもっと違ったかも 二人でテレビを見るシーンとか松と阿部サダヲの夫婦ならではのさりげない接触など悪くないがかなり中途半端な印象だった このあたりをもっとリアルに描けばこの映画は印象が変わったと思う センセーショナルな松のオナニーよりも夫婦のごく当たり前のリアルな接触のほうがこの映画のテーマに沿ってる気がする 最初の主人公の浮気がお金になるエピソードから結婚詐欺になる過程がまったく描かれてなくてなんだかわからなかった 全体的に演出の狙いがよくわからない お金が貯まるも夫婦間の溝が深まるが阿部サダヲがいつもの演技で悲しみが伝わらない エンディングも港で働く松がカメラを見て怪訝な顔をして終わるなど不可解 この部分を誰かがすっきり解説してくれないかな[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:18:32)

351.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0 《ネタバレ》 オリジナルも見たが基本同じなのでオリジナルはレビューしない もしもどちらかを見るというならばこの2.0でいいだろう CGの出来がイイとか悪いとかあると思うが無い方が良かったとまでは思わない 様は情報が増えただけ 攻殻に思い込みがなければ両方見るのはメンドクサイ程度にしか変わらない ならば新しい方を見るのが吉だ 1995年のデジタルリニューアル版 シリーズの頭にこの映画(オリジナル版)が有るのは驚異的 このシリーズ全体にイメージの方向性を与えた一作だと思う 難解なストーリーな割にいたってあっさりしたエンディングも、次作「イノセンス」に繋がる 少佐との戦車戦はリアル近代戦にとって武器の性能がすべてであることを見せつけた 博物館の進化の過程を書いたレリーフを吹き飛ばすのは哲学的だ バトーとドグサ以外の攻殻メンバーはほとんど描かれない タチコマも出てこないのは不満だがシリーズ最初だと思えばしかたがないか[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:16:53)

352.  老人Z 《ネタバレ》 大友克洋&江口寿史のコラボアニメ 大友臭強し さすがにコンピューターの表現とかに時代を感じる じじいを助けるのがやっぱり病人のじじいという所はなんかいい コンセプトは良いがディテールにヒロインがじじいを助ける理由が薄い 最初から厚生省が悪いと決めつけすぎだが、厚生省の役人が途中から味方になるのは以外で面白い 海に行ってじじいとコンピューターが一緒に旅立てば泣ける展開になるのに、助かったじじいをまたコンピューターが迎えに行くラストは笑わせたいんだろうがそれまで力を尽くしたヒロイン達の悲鳴で終わるのはかなり不快だ ふざけすぎ アニメに限らず日本のSF作品は何故ギャグの要素を入れなきゃいけないのだろうか 毎回不思議に思う 乗り切れないでしらける私が悪いのだろうか?[DVD(邦画)] 6点(2013-12-20 23:12:49)

353.  ストロベリーナイト 《ネタバレ》 良い様な悪い様なつまらない訳ではないがちょっと退屈 脚本に不可解な所が多い 姫川のシリーズはこれ以外は読んだのだけど原作もこんなに浅いのだろうか? ヒロインが大沢たかおをヤクザの大物と知らないで付き合うのはどう考えても変だ キーマンの先生の描き方も説明不足 なによりも大沢たかおが姫川が惚れるほど魅力的なキャラクターに見えない 菊田の目の前で姫川がカーセックスとかありえない展開に思える エンディングも火サス(ふるっ)とかにありがちなだけに不可解 このドラマにあんな三文ドラマなオチはいらないんじゃないか そもそも親分を助けようとして殺人を重ねた子分が間違って親分を刺すか?ドラマではありがちだが実際にはあり得ない典型だと思う しらけた。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:08:07)

354.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 主人公が入れ替わる過程を描く前半は結構おもしろい いきなり香川照之扮する殺し屋の仕事のシーンで始まるのは衝撃的 その後も殺し屋がだんだんと役者になろうと奮闘するあたりまではかなりおもしろかった その後不可解な展開もあり失速 広末を含め役者陣はいいのに盛り上がらず 伝説の殺し屋が実は便利屋だったところまでいくとかなり設定が不満だ その時点でカタルシスがた落ち 殺し屋の香川照之が何故、殺し屋のままじゃいけなかったのか?アウトサイダーが普通の人になる話はアウトサイダーの職業が普通の人とのギャップが有れば有る程面白いはずだ 金の在処も超レアグッズだと言うならば見せ方が悪い 広末の一言で語られてもまったくピンとこない たとえば偶然にクリスティーズのカタログを見て驚くとかなっとくできるオチにするべきだ スピード感を重視したのかもしれないが説明的すぎる やっつけで終わらせた感がある 日本アカデミーの最優秀脚本賞とかありえない ラストも急に車に落ちていた写真を見て広末の元に駆けつけるなど不可解だ しかも堺雅人にも恋の予感とかめちゃ安易 あのまま香川は本物の役者で成功して酒井はたとえば伝説の詐欺師になるとか思いつかなかったのか? アカデミーが絡むとハラが立つ事が多い事を確認した一本だった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:04:17)

355.  ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 《ネタバレ》 ギララ(宇宙大怪獣ギララ1967)を見直したついでに見た まず、何故これを作ろうとおもったのかが想像がつかない くだらない面白さを怪獣映画で作ってみたかったのだろうが何故サミット? くだらない面白さはわかるがただつまらないのはだめだ 適当なおバカ映画だからちょこちょこと作っちゃえみたいな映画 2時間で書いた脚本をそのまま映画にしてみましたって感じ くだらないけど「それってしょうもない」みたいなおもしろさもない ただくだらないだけなのは最低だ おバカ映画のなんたるかがまったくわかってない、その類いのセンスが無くて作ってるのが明白だ おバカ映画は真面目に作るからシャレになるのであって手を抜いて作ってもくだらないだけだ なんで逆襲なのかがわからない過去の67年版ギララの特撮映像がかなり流用されているので過去のギララを持ち出せない理由はないはずだが、67年のギララの話は無い事になっている ならば逆襲とか続きみたいなタイトルは意味が無いじゃないか 普通にリメイクとして作ればいいだけ わざわざ逆襲とした理由はなんだろう そんな下らない事まで気に入らなくなってしまう俺 サミットのバカ首脳達をコケにするならまだ許せるが、サミットに来た各国首脳達に徹底的にバカにされてる日本を描いてなにがおもしろいのか、この設定はかなり不快だった ギララの鳴き声も普通の怪獣の物になっていて過去のギララの何が面白かったのかもわかっていない オリジナルギララのあのよっぱらいオヤジの叫び声だけでも充分笑えるはずなのに気が付かなかったとは言わせないぞ、もしかしたら見てもいないんじゃないか いいところがまるで無く0点でも良い所だがこの大バカな脚本を映画にしようとしたコンセプトだけを評価して1点とする[DVD(邦画)] 1点(2013-12-20 22:58:24)

356.  宇宙大怪獣ギララ 《ネタバレ》 松竹唯一の怪獣映画 おもちゃ的にはかなりレアであるぐらいの知識しかなかった これが見てみると結構カルト いきなり「地球の歌」みたいなゆるい歌で始まってがっくり膝が崩れる ギララが出てくるまでに50分もかかっていてすでに映画の半分以上が終わっているがその間にでてくるゆるい会話とかへんな間のシーンが満載でマジメに可笑しい 「宇宙船」とか「月ステーション」とかモニターの下に手書きで書いてあるし「火星までの航海の間に隕石とか宇宙人(笑)とかが出るからきおつけろ」みたいなセリフがあったりして結構笑える キャプテンがヤクザ映画みたいに妙にドスが効いてる役者で松竹ってこんな人ばっかりなのかな、普通キャスティングしないだろ うっかり八兵衛みたいなキャラもお約束なのか 乗員のドクターがいきなりトチくるって燃料消費して宇宙で漂流するも危機感はまるで無し 宇宙船のアストロボートは歴史に残る秀逸なデザインだ メチャカッコいい 反面ギララが出てからはいたって普通の怪獣映画になっていて残念だ ギララはひたすら「あ¨ー」とヨッパライのように叫びながら街を破壊しつつ何日も歩き続けるだけ これでは怪獣のキャラづけは不可能だな 怪獣としては人気がなかったのがうなずける 鳴き声はとにかく「あ¨ー」のみでめちゃ楽しい 特撮はかなりのヒドさ テレビシリーズのウルトラマンとどっこい程度 戦車とかミニチュア感たっぷりだ 傑作カルトといってもいいだろう[DVD(邦画)] 6点(2013-12-20 22:54:49)

357.  野良犬(1949) 《ネタバレ》 戦後4年後の映画 リアルな闇市の景色や当時の風俗や町並みや電車、なによりも今は存在しない東京の田野が描かれていて興味深い 道路等まだアスファルトなど無くすべて土の道 警察は刑事の拳銃が盗まれたというのに危機感なくいたってのんびり しょうがないなぁ、はははって感じ 次々に盗まれた拳銃が使われてとうとう死人が出るが 責任を感じて悩む主人公に対して君のせいじゃないみたいな事を言う ほんとに悠長だな お前のせいに決まってるだろ(笑) 捜査もいたってのんびり 時代を感じる 拳銃など実際に撃つシーンは本物じゃないみたいだが鑑識で弾道検査に使った銃はたぶん本物だ 拳銃がリコイルしてバレルがロックした 鍵をにぎる踊り子(淡路恵子)が黙っているために次々に被害者が出るがだれもそれを責めなくて バカな踊り子は世間が悪いみたいなことを言ってイライラさせる お前が黙ってるからだろ!と何度も思った 野良犬というタイトルは犯人のことだろうけどいまいちピンとこなかった 踊り子達のラインダンスは見物 なんかイイ プロ野球は完全な満員、当時の人気を物語る 見所は当時の風俗や時代そのもの、それだけで充分な作品だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:52:13)

358.  四月物語 《ネタバレ》 岩井俊二演出の小品 たわいない話だが松たか子が抜群だ 「みずみずしい」と言う言葉がぴったりの映画 高校を卒業して実家から離れて大学生活を始める、長い人生の中で一番きらめいている時期を、一番いい時期の松たか子で表現している こんな時期が自分にもあったかな?あるいは、あったあったと思わせる、又はうらやましく思い起こさせる、ノスタルジックな作品だ ラストのセリフはいくらなんでも恥ずかしい、笑ってしまった 67分という尺がちょうどよくこれ以上長いと見ていられなかっただろう 劇中劇の「生きていた信長」はなんだったんだろう もしかしたら瑞々しい新生活に対して対照的なモノクロ生活のようなものか?だったらちょっと無くてもいいかな そうすればもう少し尺が短くなってちょうどいいかも くそじじいになったらもう一度見て、がっかりして死ぬのも悪く無いと思わせる映画だった (笑)[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:49:25)(良:1票)

359.  言の葉の庭 《ネタバレ》 新海誠の新作46分の短編 この人は短い話の方がいいな 今までも長い物でもオムニバスになっている 光の描写がめちゃウマイ監督だけど今回は雨 写り込みがキレイだがここまで来ると部分的にCGのようだ 水たまりの描写とかリアルすぎるかも「秒速5センチメートル」ぐらいが一番バランスがいい気がする この人の作品は主人公が結構へたれだけど、今回はちょうどいい具合でやはり心に傷を持つヒロイン共々共感できる ヒロインの病んだ感じは冒頭の荒れた部屋でしか表現されない、後半で部屋がきれいになっているので主人公と出会って癒された感があるがもう少し劇中のヒロインの病んだ部分が表現されてるとエンディングのカタルシスが大きくなったと思う 新宿の景色はどこも見覚えがあってノスタルジック 新宿御苑を俯瞰で見る風景は私の大好きな景色で良く見る機会があって懐かしくてそれだけで心が奮えた お話は「耳をすませば」を彷佛とさせる瑞々しいラブストーリー 見終われば気恥ずかしいぐらい純粋なラブストーリーで、ラストは直球ど真ん中だがいいんじゃなかろうか この後の二人の幸せを祈りたい気持ちにさせられた[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:46:22)(良:1票)

360.  CURE キュア 《ネタバレ》 奇妙な映画 ホラーのようなミステリーのような全編を通して精神的な不快を誘う音楽やノイズ、映像で溢れている 見てる間中観客の焦燥感を呷る おもしろいかどうかは別として深く記憶に残る映画だった ミステリーの要素は多分にあるので結局謎解き的な事がまるで無いのは非常に不満だ すべてを観客の想像にまかせるならミステリー的な要素で引っ張るのはルール違反な気がする 雲の中のバスとか廃墟の病院とかメタファーな要素と 間宮(萩原)の不思議な力とかが現実の事件と混ざり合って何が現実で何がメタファーなのか判然としないのは好きな人にはいいかもしれないが、自分なりの解釈をする要素が私にとっては少なすぎると思った 間宮の背中のやけどや溶鉱炉?の様な映像とかまったく投げっぱなしだし 間宮の記憶障害も間宮の巧妙な話術の一つの様な感じになってくるのもミステリアスな存在からだんだんはずれて、むしろ詐欺師のようなイメージを持ってしまう気がした 結果として殺人鬼の伝道師が間宮から主人公に移譲したというオチなのだろうが妙に晴れやかな顔になっていたりとか観客の解釈にまかせて、解けないメタファーを数々投げるだけという映画に思えた 私のようにある程度、理詰めで映画を見るタイプの人には向かないと感じる タイトルがCUREであるということは殺した人にとって殺された人は不安の対象であり、それを取り除くことが癒しであるということだろうか、あるいは殺された人にとっての癒しなのか?どちらにしてもちょっとあざといタイトルな気がする[DVD(邦画)] 7点(2013-12-20 22:41:31)

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