みんなのシネマレビュー |
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3622. 県警対組織暴力 実際にも、捜査四課と暴力団の関係は、独特のものがあるようです。それを殊更に肯定したり否定したりするのではなく、各々の立場と感情のぶつかり合いのドラマに仕立てており、特に後半の緊迫感はかなりのものです。7点(2003-09-27 22:02:56) 3623. リプリー ジュード・ロウが出るらしい、と聞いて「そういやアラン・ドロンに似てなくもないしなあ」と思ったのが完全なる誤解。蓋を開ければリプリー役はマット・デイモンでありました。どう見ても野心家には見えなくて、クールさに欠けます。別にそれがイカンという訳ではないんですが、その割には犯罪をキチンとこなしていて、もひとつ痛々しさみたいなのも感じられないんで、やや感情移入しにくい。『太陽がいっぱい』を観てなければ、印象も違ったかもしれませんが。6点(2003-09-27 21:44:57) 3624. 太陽がいっぱい 古典の仲間入りしたと言っていい本作ですが、倒叙物サスペンスの秀作として充分に楽しめます。ラストはあんまりにも有名なんで、初めて観た時にもすでに知ってはいたんですが、それを忘れて見入ってしまいます。N・ロータの音楽も、さすがにベタだなあ、と思いつつも映画とマッチしてるのでつい口ずさんじゃう。8点(2003-09-27 21:22:31) 3625. シンドバッド黄金の航海 何だか最初の方は出し惜しみしてるような感じで、ハリーハウゼンもお疲れかねえ、なんて思ってたらトンでもない、カーリー像のダンスとチャンバラに大興奮。スゴイ。これはもう人間業じゃないよ。CGだろうがストップモーションだろうが、大事なのは、何を描くか、そしてどう表情つけるか。というわけで特に後半、ハリーハウゼンの匠の技を堪能できます。それ以外は、どうということもない映画ではありますけど。7点(2003-09-27 20:58:21) 3626. ドラゴン危機一発 クライマックス、大邸宅の庭で血で血を洗うような凄惨な格闘が繰り広げられてるのに、背景に目をやると表の通りに車がのんびり走ってます。結構テキトーに撮影してますね。それにしてもブルース・リーのアクションはスゴイ。スピード感が違います。音楽もいいです。あと、ノラ・ミャオは信じられないくらい美人です。というわけで、ストーリーはもうどうでもいいような話ですが、それでも観ちゃう。7点(2003-09-27 20:40:29) 3627. ミクロの決死圏 コレも子供の頃に観て、映画ってなんて面白いんだ、って大興奮した作品。人体の各器官を難所に見立てて、それを次々クリアしていくうちに、人体構造のお勉強もできちゃう(ただしあまり真に受けない方がよいけど)。体内のセットや、当時どうやって撮影したんだろう、という特撮のクオリティの高さも見どころ。ミクロ化には1時間というタイムリミットもありハラハラ。って、誤差というものはないのかね。あと、白血球に襲われてもさすがに消化はされないと思うけど、巨大化しないの?8点(2003-09-27 13:12:48)(良:1票) 3628. 007/私を愛したスパイ ジョーズ最高。子供の頃マジで怖かった。ブラッシーもびっくりの噛みつき攻撃。歯が鋼鉄。それだけ。ハハハ。でも今だったらジョーズ主役で番外編ができるところでしょう、きっと。歯が鋼鉄なもんで意外かつ情けない弱点が。でも不死身。次作にもちゃんと出てきたくらいだから遠泳も得意らしい。7点(2003-09-27 12:52:58) 3629. 007/ユア・アイズ・オンリー 前作と比較するとまさにジミ&ハデー。最初のヘリアクションはなかなかなんですが、あとは何ともジミな展開。最後くらいはもっと盛り上がるかと思ったんですが・・・って、やはり前作にだいぶ毒されたかな。見せるところは見せる引き締まった映画で、これが正常なんでしょうけど、どうもムーア=ボンドにはちょっと似合わない気も。6点(2003-09-27 12:43:07) 3630. ダークマン 『スパイダーマン』公開前の話。「今度スパイダーマンが映画化されるらしいですよ、監督は(『死霊のはらわた』の~と言いかけて、一か八か)、『ダークマン』のサム・ライミです!」「へーじゃあ面白そうだね」・・・何だ、『ダークマン』の隠れファンって実は多いんじゃないの。というわけで大人気の映画。アクションもB級テイストを敢えて前面に出し、なかなかカッチョよいです。8点(2003-09-27 12:21:17) 3631. 暗くなるまで待って 盲目というハンディキャップを抱えた女性が、逆に暗闇でも自由に動けるという強みを活かして、敵に立ち向かう映画、そう言っちゃうと何だか説教臭いんですけど、サスペンスとして文句無しに面白い映画です。オードリーの熱演が映画を盛り上げます。ついに暗闇が破られてしまう絶望感、モーたまりません。8点(2003-09-27 12:02:40) 3632. ノー・マーシイ/非情の愛 手錠のままの脱獄男女バージョン(脱獄してないけど)。美男美女同士を繋いじゃあ、デキちゃうのが当然。トイレは困るけど。まあ、この設定のお陰で映画がとりわけオモシロくなったかと言えば、よくわからんのですが、クライマックス、ギア様が敵を待ち構えるシーンはかなりシビれました。7点(2003-09-27 11:49:42) 3633. 大災難P.T.A. ジョン・ヒューズがまだ監督業をバリバリこなしてた頃の映画です。バカバカしい中でふとホロリとさせられる展開、後に『ホーム・アローン』でも見せてくれましたが、やっぱりいい所突いてきますよね。ドタバタでも最終的には優しい視線で描かれてて、しかも嫌味になってません。ジョン・キャンディは究極のハマリ役。8点(2003-09-27 11:36:10) 3634. チャイルド・プレイ(1988) 人形が襲ってくる?しかも監督は気鋭のトム・ホランド。これはゼヒ観に行かねば。受験を控えて映画断ちをする前、最後に観に行った懐かしい映画。でも、観てようやく気づいたけど、人形が「動く」のは怖いけど、「動き回る」と全然怖くないのね。殺人鬼も乗り移るに事欠いてあんな人形に乗り移るなよ(小1理科のミルちゃんキクちゃんに乗り移るようなもんだ)、と思ったら、何とブラッド・ダーリフ様でした。前言撤回、文句はありませぬ。大体、子供が簡単に抱き上げられる程度の人形に大人が襲い掛かかられて、そんな四苦八苦するわけが無いよね。あ、チャッキーが歩き回るシーンだけ、チャッキーの体格が違うので、襲う時だけ重くなったりするのかな。最後はチャッキーのガッツ、確かに見せてもらいましたよ。5点(2003-09-27 11:08:41)(笑:1票) 3635. エビータ(1996) A・パーカー監督にO・ストーンが一枚噛んでると来れば、思い出すのは『ミッドナイト・エクスプレス』。そのノリでミュージカルを作ってしまうと、やはり摩訶不思議な世界に。確かに、舞台では味わえない映画ならではの映像をテンポよく見せてくれて、豪華さを味わうことができます。が、この重い映像がら音声を取り去ってしまったら、よもやこんなソウルフルなナンバーを歌ってるシーンだとは想像もつかんでしょう。その中でやはりマドンナは光ってますね、歌い方と見せ方を知り尽くしているようです。スキャンダラスな彼女がエビータ役を演じる事に当時は抗議の声も上がったようですが、いざ観れば、むしろ彼女の存在のお陰で映画のバランスが取れ、いわば毒消しの役目を果たしているような気がします。7点(2003-09-27 10:14:42) 3636. スピーシーズ2 内容的には『スピーシーズ』の続編ですが、作らずもがなの続編をわざわざ作っちゃった点では、『ザ・フライ2』あたりの精神を引き継いでます。もし『スペースバンパイア』に続編が出来て、続編ではマチルダ・メイが人間になついてたら、やっぱりイヤだよね。というわけで本作は、設定の段階ですでに低空飛行が約束されていたのではないかと思われマス。4点(2003-09-20 23:09:30) 3637. スピーシーズ/種の起源 むむ。結局宇宙から信号を送ってきた宇宙人は何がしたかったんだ?えらく回りくどいなあ。ヘンストリッジ演じるエイリアン、男性観客へのサービスのつもりか何か知りませんが、要するに逆ナンしてるだけなので、人類が危機にさらされているようなスリルがどうにも希薄です。たまに触覚みたいなの出すのがまた逆にショボいし。と思ってたら、最後に変身した姿が余りにもナイス! 『悪魔の受胎』すら思わせるダサさがいい感じで、すっかり興奮してしまい、映画の印象が数倍アップしてしまいました。7点(2003-09-20 22:51:40)(笑:1票) 3638. 13ゴースト(2001) 何となく描写に『TATARI』を思わせるものがあるので、同じ監督かと思ったら、違う人だった。もしかしてゼメキスとかシルバーがあれこれ口出ししてるんじゃないの?よくわからんが。最近ゲームの映画化ってのはたまにありますが、本作は映画の内容自体がゲーム化しちゃってます。あるいはお化け屋敷化か。家の中をウロウロ歩いてたら、あちこちに面白い顔のオバケがいるという、そんな映画。登場人物よりもオバケの方が充実してるため、ストーリーがあまり膨らみません。6点(2003-09-20 22:20:53)(良:1票) 3639. ザ・ロック カーチェイスがサイコー。かなりグレード高いよね。後半、アルカトラズをヒョコヒョコ走り回って戦うショーン・コネリーの姿は、若干のどかでしたが、エド・ハリスの人物設定もカッコいいし、アクションもダイナミック、クライマックスはドキドキもので、大変興奮いたしました。コレを観た時ばかりは、マイケル・ベイってとてもすごい人なんではないかと思ってしまいました。9点(2003-09-20 21:51:39) 3640. キッド(1921) チャップリンが追われながらも、危険を顧みずに屋根伝いに孤児院の車を追い掛けるシーンは、見る度に涙が出ます。さらには、ついに車に追い付いて子供を取り戻し、運転手を追い払うシーン。ユーモラスでありながら、じーんときます。これまで観たチチャップリン作品の中でも一番好きなシーンかも知れません。9点(2003-09-20 21:33:32)
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