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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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361.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 これは壮大な、愛と赦しの物語ですね。ジェニファー・ローレンスは人を惹きつける。てか彼女は窮地に立たされる役がうまい!それに引き換えジム役のクリス・プラットは、ハリウッドが今推したい注目俳優ではあるのだけれど、存在感や演技力に関してはまだまだ中の中といった感じ。特にこの映画にとって一番肝となるオーロラを起こしてしまうシーン。かなり難しいレベルの演技が求められるあのシーンは、やはり普通な、ありきたりな印象だった。 それからSFとしての設定について。それを言っちゃあお終いよ、なツッコミをさせてもらうと、あれだけのテクノロジーのある宇宙船で、冬眠ポット故障時の対処が不十分なのにはやはり疑問を投げかけずにはいられない。まあそれ言ったらこの話、作れないんだけどね(笑) プールで泳いでいる時に無重力状態になっちゃったシーン。あのシーンは秀逸。日常が非日常に変わる見事な演出でした。過去、宇宙船の中の絶体絶命的なシーンで、こんな演出見たことなかった。斬新で記憶に残る。[DVD(字幕)] 7点(2017-08-11 09:07:19)《改行有》

362.  SING/シング 《ネタバレ》 「ズートピア」が動物たちの形を借りて、人間社会の縮図を描いたのに対して、この「SING」は、動物たちが動物たちとして描かれている点に非常に好感が持てた。コアラのムーンはその体を活かして洗車。ヤマアラシのアッシュは興奮すると針が飛ぶ。ブタのロジータには子供が23人もいる。ゴリラのお父さんはビルの上をジャングルのごとく疾走。事務員のイグアナのあの義眼もイグアナらしく、そして物語のキーアイテムにもなっている。ゾウのミーナは劇中、鼻を活かした描写がある。ホタルイカたちに関してはもうアメージング!の一言。とにかく動物たちを起用し、それぞれにちゃんと役付けされていることに感動しました。 個々のキャラクターたちの個々の物語をちゃんと描ききれている点も素晴らしい。ただ、イカサマをしたネズミのマイクだけはちょっと微妙でした。お金を返すかあの車を手放すかしてほしかったな~。 賞金というエサでコンテストを開催し、その賞金目当てで参加してきた動物たち。しかし、劇場が崩壊し、賞金がないことを知っても、ショーが好き、歌が好き、舞台が好き、お金以上に大切なものを見出して一つのまとまっていく終盤は、この映画がただの子供向けアニメで終わっていないと確信しました。 続編の製作も決定したみたいなので、次は絶対に劇場で観ます。はい! PS:やっぱりオリジナルは良い!だって"歌"を聴く映画ですから。[DVD(字幕)] 8点(2017-08-08 06:42:51)(良:1票) 《改行有》

363.  本能寺ホテル 今、隠された真実が明かされる-って宣伝文句、何が明かされたのかさっぱり。さっぱりではあるものの、それでも結構いい感じに観ることができた。それはおそらく、やりたいことがいまひとつ見つからない主人公=観客と、やりたいことのために命以上のものを見出した信長との、わかりやすいくらいストレートな主題に、これまたわかりやすいくらい共感できたからでしょう。これくらいわかりやすいと、ほんと、気持ちいいですね。取り立てて、アッと驚くような展開があるわけではないですが、飽きずに観れちゃいました。褒めることもけなすこともない、私にはある意味、不思議な映画でした。あと、堤真一と綾瀬はるかのコンビは、どんなジャンル、どんな役でもきっと、めっちゃウマが合うと思うな~。好きです、このコンビ。[DVD(邦画)] 5点(2017-08-06 19:49:11)

364.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 原作者である荒木飛呂彦先生が太鼓判を押した、という情報を入手したこともあり、それでも期待値は低めで鑑賞しました。 結果的には観て良かったかな。まぁDVDでもいいのかもとは思えますが、虹村形兆のスタンド、バッド・カンパニーは、大スクリーンで見てこそ意味があると思えた。うん、あそこのシーンはなかなかだった。 ただ全体的に、ちょ~っとスタンドそのものの描写に物足りなさを感じたのもまた事実です。実写であることへのリアルさを出すためにきっと、あの有名な擬音文字を封印したせいかも。また、スタンドの単体でのショットも少なかったせいかも。 杜王町という架空の町の雰囲気は良く出てたと思う。ジョジョの世界観にマッチしていました。 億泰のスタンド、ザ・ハンドをどうやって倒したのかがちょっと分かりにくかった。 伊勢谷友介の空条承太郎はたしかにオッサンすぎるけど、そんなに悪くはないんじゃないかな。顔立ちが欧風よりで。 正直言って今後の続編も楽しみです!そして・・・だれがジョセフを演じるのか?だれが岸辺露伴を演じるのか?楽しみ多すぎ。[映画館(邦画)] 5点(2017-08-06 08:31:13)《改行有》

365.  エクス・マキナ(2015) 奥深い映画であることは間違いないのですが、いかんせん早朝の寝ぼけまなこで見始めたもんだから、淡々と進む展開に、欠伸が止まりませんでした。なのでいったん休憩を挟んで再度鑑賞。それでもやっぱり私には響いてきませんでした。なんか悔しい。大方の人が絶賛してるのに、良さを共感できなくて。まあ仕方ないですね。それが私の感性なのですから。ただ、エヴァ役のアリシア・ヴィキャンデルちゃんは、尋常じゃないくらい可愛かった。バストが小さくなってしまったのは手品?かな(笑)[DVD(字幕)] 4点(2017-08-05 21:16:46)

366.  トランスフォーマー/最後の騎士王 もうゴチャゴチャしすぎ!話の展開もハテナのオンパレードで、ほとんどだから何なの?のまま。1作目から劇場で見続けてきたけれど、鑑賞中に何度も睡魔に襲われたのは初めてです。ノー天気にアクションだけでも堪能できればと思い、吹替え版の3Dにしたというのに、そのアクションさえあまり興奮できなかった。何度もトランスフォーマーと戦ってきているのに、人類の学習能力の無ささは異常です。清々しいバカさでなく、イライラするバカさを2時間40分も見せられるのは、拷問以外の何ものでもない!はぁ~・・・とは言いつつも、次回作も劇場に足を運ぶんだろうなぁ~、きっと。[3D(吹替)] 3点(2017-08-05 17:25:33)

367.  ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 《ネタバレ》 まずはじめに一言。いままでたくさんのトム・クルーズ映画を観てきたけれど、これほどまでに彼が魅力的に見えなかった映画もない。全くもってただの売名起用。この「ダーク・ユニバース・プロジェクト」を成功させるがための起用でしかない。要は、他の誰でもいいような役だったてこと。はぁ~もったいない。付け加えて言うなら、他のキャラ達、ハイド博士や古代の王女、それとヒロイン。誰も彼も魅力なし。みんな中途半端な印象でした。ハイド博士なんかジキル化の症状頻繁に起こりすぎだろ!て思いましたよ。 現代に蘇った古代の女王。恐るべきその力で一体これからどうなるのか?と思ってたら最先端の武装集団にあっけなく捕らわれる。そして最先端の施設で拘束される。しかーし!かろうじて残された力を使い蟲を召喚し、一人の技術者に取り付いて操り脱出に成功する。そうなんです、最先端の施設で、長年研究やらなんやかんややってきて、モンスター対応も完璧に近いはずなのに、それなのにあっけなく逃げられてしまうんです。はい。いったいこの研究チーム&施設は凄いのか凄くないのか、ぜ~んぜん分かりませんw 凝ったCG技術を見せることにこだわると、この手のモンスターものが本来持っている陰湿さが薄れてしまうんですね。映像が明るくてシャープすぎるのよね。まぁそこは言ったらダメなんでしょうけど。(^_^;) 自分の意志でナイフを刺すと取り込んだ悪魔をコントロール出来るって・・・で、ガァー!ってやっただけでヒロイン生き返るって・・・まさにザ・ハリウッド、ですね。(^_^;)ビックリ。[映画館(吹替)] 4点(2017-07-29 14:03:43)《改行有》

368.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 今回はパワーレンジャー誕生までのプロローグであるため、どうしてもその誕生までがキモになってくる。思春期の情緒不安定さと、大きなものを守らなければいけないという使命の狭間で揺れ動く、少年少女たち。これって我が国日本の、アニメや特撮モノのお得意な題材。なんで戦うのか?なんで僕や私なのか?逃げ出したい!逃げ出したい!逃げ出したい!でもやっぱり戦わなきゃいけない。そんな心情をこの作品の中で見ることが出来たら良かったのですが、どうも今一つ、いや二つ三つありすぎて、先にも言ったキモが、タンパクこの上なくなってしまった。各登場人物たちの人物背景も、取ってつけた感が強すぎだし、レンジャーになること、戦うことへの関連性がまったくない。めっちゃ大事なはずのなんちゃらクリスタルも、ただ掘っただけで、それもさして深くもなく何の防御もされていないってなに!?敵側のリタに関しては、定置網程度に簡単に引っかかっちゃうって、開いた口が塞がりません。まるでつい最近海に沈んだみたいじゃん。何千年も大昔なのにね。なかなか変身できないのもいい。自分以上に相手を思いやり信頼し合ってこそ変身できるのもいい。それはいい。ただ訓練にしても何のひねりもない格闘術だし、各レンジャー特有の戦闘スタイルもないし、一番の見せ場であるはずの合体シーンは、うまいことはぐらかされてるみたいでガッカリ。それからせっかく時間かけて変身できたっていうのに、すぐにメカに乗っちゃうから、単体としての変身姿のありがたみが希薄に。もうちょっと人間サイズの各レンジャーの活躍を見たかったな。とにかくプロローグな立ち位置なので、こんなもんなのかなと。なので点数も甘めに。もし続編が出来るなら、そっちに大いに期待するしかないですね。[映画館(字幕)] 5点(2017-07-16 13:20:01)(良:1票)

369.  ハクソー・リッジ 《ネタバレ》 戦闘シーンは圧巻!でもなんだろう、主人公が銃を握れなくなった理由がどうも胸に響かない。だってあんな場面なんてたま~に見ることもあるし、あれくらいで銃を握れないなんてどう考えてもピンとこない。誰かを撃ってしまったとかならまだ説得力あった気も・・・。まあ実話なんでね、そこは置いときますか。 ただな~、殺さないことが偉いみたいな主張は、宗教観を前面に押し出してるみたいでむず痒い。出来るだけ殺したくないとか、銃は持っても弾が入ってないとか、あまりにも聖人君子すぎてリアルにとらえにくいんです。で、敵である日本兵の、まるで鬼畜生のような行動がより一層主人公を聖人君子として際立たせちゃううんだよな~。同じ日本人としてとっても複雑でした。あと切腹シーン、あれいる? 戦争って、善悪の倫理を持ち込んではいけない領域のような気がするんですよ。どっちが良いとか悪いとか。主人公が助かったのも仲間による援護射撃なわけでしょ。銃によって救われた命でしょ。だから主人公だけがまるで特別みたいなのもやっぱ納得できない。衛生兵なんて他にもいっぱいいるし、たまたま主人公が大勢の命を救える状況下にいただけであって、彼一人が特別であることがやっぱしっくりこなかった。 この映画って自分の中にある宗教概念や倫理観みたいのを、ものすごく試されてる気がする。そこが狙いなのかもしれないけど、だったら平等でなければいけないとおもうんです、描き方が。日本兵は助けてもらったのに、白旗上げて相手を油断させておいての手榴弾って、なんかね・・・これじゃあどう転んだって、絶対的正義=主人公・絶対的悪=日本兵、ってなっちゃうじゃないですか。メル・ギブソンが、いやそうじゃないと言ったとしても、社交辞令のようにしか受け止められんですよ。私は頭でっかちなんですかね。 とはいえ、長時間飽きなかったし決して悪い映画だとは思わないです。はい。悪い映画ではないというのはつまり、多くの人に考えさせる、不変的テーマについて語り合わせる、そんなことができるパワーを持っているからです。それにテリーサ・パーマーちゃんは可愛かった。ただ主人公のアンドリュー・ガーフィールドは、うまく言えないけど、感情移入しづらかった。うまく言えないけど。(^_^;)[映画館(字幕)] 6点(2017-07-02 07:29:24)《改行有》

370.  キング・アーサー(2017) 《ネタバレ》 なんかアーサっていうよりも、ロビンフッドって感じ。クロスカッティングやカットバック、早送りやスローモーションの多用でちょっと疲れる。総じて登場人物たちに個性や魅力が足りない。特に主役のチャーリー・ハナムは、そこら辺にいるあんちゃんみたい。斬新なアーサー王を目指したのは分かるが、どうにも中途半端。敵役であるジュード・ロウの設定もイマイチ中途半端。愛する者を生贄にすることが全く物語に生かされていない。なんだかな~、です。オープニングのスケール感のある戦闘がまさにクライマックス。ラストバトルなんて2,3日したら忘れちゃうくらい、面白味に欠ける。倒れて意識朦朧のアーサーに止めを刺さないとこなんか、へそで茶を沸かしたくなっちゃいましたよ(笑) もっとマンガ・マンガしていて荒唐無稽なモノを想像していましたが、当たり障りのないアクションばかりで、やや期待はずれでした。ただそんな中でも、魔術師役のアストリッド・ベルジュ=フリスベ嬢は、独特の雰囲気を持っていて、ちょっといいな~って思いました。彼女と象さんにプラス1点で![映画館(字幕)] 5点(2017-06-20 22:35:59)《改行有》

371.  ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 《ネタバレ》 特殊能力を扱った作品は個人的大好物。ただこの手の作品でいつも思うのは、脇役なのにもしかしたら一番強い能力じゃね、です。例えば「X-MEN」に登場したクイックシルバーくん。超音速の移動能力を持っており、あの能力を駆使すれば(アイデア次第で)恐らくどんな敵でもほぼ倒せると思うんです。でこの「奇妙なこどもたち」ですが、双子の能力者いましたよね、あの子たちの力は相手を石化させてしまうもの。メデューサみたいですが、敵の大将にせよ、目ん玉食べるモンスターにせよ、石化を使えば簡単な気がするんです。なんなら透明人間の彼と組めば向かうとこ敵なしの気も・・・。ジェイクがバロンに捕らわれている時に、透明人間くんが背後からジェイクを助け出し、その瞬間に石化!はい片付く片付く。どう?なんかね、とにかく、その能力使えばなんとかなるんじゃね、って思っちゃうんですよ。まあでも言うてもこどもなんで、はい、この作品の能力者たちは、なんで大目に見ましょう。それにあれ、終盤でジェイクから戦い方を指南されて、けっこう良いチームプレイを発揮してたから、今まではそんなこと(戦い方)なんて分かんなかった、考えなかったてことでしょ。でも私、この終盤での戦い、特にガイコツ軍団とモンスターたちのバトルは、かのレイハリーハウゼンを彷彿とさせて、めっちゃテンション上がっちゃいました。ここはほんと、一番好きですね。蛇足ですが、ジェイクとそのおじいちゃんの能力ってモンスターを見れる!でしたけど、ん~・・・なんかおかしくないですか?だってあのモンスターは偶然の産物なわけで、もしモンスターが生まれなかったら二人は能力者にならなかったのか?どうもそこが気になっちゃいました。あと1943年にあったアトラクションがそのまま同じ場所に73年間もあるってすげ~、てね(笑) [DVD(字幕)] 5点(2017-06-17 22:13:08)

372.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 最後までイッキに観せてしまう編集の巧さや、役者陣の芸達者ぶりなど、たしかに観て損はない作品。ただ、宮沢りえのお母さんがあまりにも自分勝手というか、私が絶対に正しいみたいな、あの強引さはちょっとどうなのかと感じた。いつまた発作が起きるか分からないのに、子供たちを乗せて車を運転するとか、いじめられてるのを知ってるのに半ば無理強いをしてに学校に行かせたり、新しい人生を歩んでいる人の所に出向いて、自分のエゴを押し付けたり、とにかくすべて自分本位。結果的に丸く収まってったから良かったものの、最悪の場合だってありえたわけで、そこんところがどうも、都合良すぎた感は否めません。それと登場人物のほとんどが親となにかしら離別しているっていうのも、ゲップが出るほど腹一杯で飽和状態。さすがに盛りすぎでしょう。 ただ、ここまでダメ出しをしてきましたが、それでもこの映画は今の社会で失われつつある、人とのつながりを再認識さてくれたし、なによりも昭和の肝っ玉母さんを思い出して、古き良き時代を垣間見れたことは、個人的には良かった点でもある。まあ昭和の時代の作品て、けっこうハチャメチャでしたからね。 奇しくも、良かった点と悪かった点が同じという、なんとも奇妙な現象が起きてしまいましたが、それだけある意味、一筋縄ではいかない作品だったということなんでしょう。[DVD(邦画)] 6点(2017-06-16 06:38:59)(良:1票) 《改行有》

373.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 さようならウルヴァリン。ありがとうウルヴァリン。そして、X-MENよ永遠に・・・。 ラスト、十字架をXにしたシーンに胸が熱くなった! 余談:ローガンが老眼に!?言おうと思ったらすでにやられててワロタ(^ω^)[映画館(字幕)] 7点(2017-06-03 20:56:29)(笑:1票) 《改行有》

374.  少女(2016) 《ネタバレ》 原作を読んですぐに鑑賞したせいか、どうしても活字の持つ力の前には、映画の表現力の許容の狭さを痛感せざるを得なかった。とくにこの原作本は、全編にわたって登場人物たちの心理描写を独白という手法で繊細に描いているため、限られた制約の多い映画で、そのすべてを伝えることは至難の業以外の何ものでもない。私はてっきり映画の方でも、多少なりともモノローグを活用するもんだと思っていたんですが、この監督さん、あろうことかバッサリと切り捨ててしまっちゃったんで、驚きました。敢えて違う表現方法を選んだことには敬意を評したいが、結果を見た限りではその選択は間違っていたとしか言えない。そうとう演出や演技力に確固たる自信がない限り、このやり方は無謀としか思えない。 キャスティングミス!国語教師役のアンジャッシュ児嶋。正直やめて欲しかった。飛び込み自殺なんかコントにしか見えない。おっさん役の稲垣吾郎。冴えないおっさんに全然見えない。刺された時の演技もなんだかな~だった。子役の二人。正直演技下手。哀愁感皆無。主役の本田翼。思春期にありがちな世界中が敵みたいな雰囲気は良かった。ただ私服姿が女子高生にはどうしても見えなかった。 描ききれてなかった点。なぜ由紀が子ども会のボランティアに、なぜ敦子が老人ホームで働くことになったのか。そこの理由がスッポリと抜けてしまっている。死の瞬間を見たいという理由で、この「少女」という作品にとって一番カナメになるとこなのに。転校生の紫織の友人の星羅が自殺した原因がおざなり。故に因果応報という裏テーマが生きてこない。 雰囲気作りのミス。小児科病棟。はっきり言って病気の子供たちがいるような空気感が全く伝わってこなかった。ただの児童施設みたい。 とにかく総評して残念な点が多すぎました。できる限り原作に忠実に作ろうとした熱意は読み取れましたが、たった2時間の中でそれをやるにはスタッフ・キャスト含め、力不足、だったとしか言いようがありません。何度も言いますが、ほんと、残念でした。 PS:山本美月さん。綺麗でした。ちょっと良いな~・・・と思いました。[DVD(邦画)] 4点(2017-06-03 06:17:30)(良:1票) 《改行有》

375.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 男が女に抱く妄想。女が男に抱く妄想。それぞれの妄想が主張し合って男と女はこじれ、もつれ、破滅する。そのことを2時間20分もかけて見せてくれますが、そこへたどり着くまでが弟夫婦を間に挟んだ、自己の再確認と息子との改善修復。男女間の思想論はラスト20分ほどのマジックミラーでの会話のみ。ある意味そこの部分を昇華させるために、あえて前半の長い時間を使って丁寧に丁寧に無情な愛を描いていったんでしょう。最終的には実の母の愛に回帰していく。男はまたさまよい続けると。世の中にある様々な愛の中でもやっぱり母の愛が一番だということなんでしょう。だって父親と再会した時よりも、母親と再会した時のハンター少年のリアクション、めっちゃ差がありましたよ。でもね一番かわいそうなのは4年間実の子のように育ててきた弟夫婦じゃないでしょうか。なんかやるせないですね。それにしてもハンター少年の達者なこと達者なこと。トランシーバーは非常にいいアイテムでした。可愛いぞ、この野郎です。 「テキサス」という荒廃としたイメージと「パリ」という華やかなイメージ。男女間の妄想をうまく表現してますね。ただ、もうちょっとコンパクトに出来たんじゃないかとも思う。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-05-21 19:31:15)《改行有》

376.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 《ネタバレ》 前作のようなノリと、予告編から感じ取れるノリ。そんなノリを思い浮かべて鑑賞。結論。良い意味で裏切られた。こうも芯のしっかりとしたものを見せられるとは予想だにしてなかった。なんなんだよマーベルスタジオ!シビル・ウォーといい今回のこのガーディアンといい、どんだけ優秀な脚本家を抱えてるんだよ。いや、脚本は前作と一緒で監督さんがやってるみたいだから、どうやらプロットやアイデアを出し合いそれを上手くまとめあげてるんだろうな。たぶんだけど。本当にビックリするぐらい無駄のない脚本だった。それぞれのキャラクターが意味を持ち、その意味がちゃんと互いに連動し合っていく。一番感心したのは、ヨンドゥがピーター少年を依頼主の父親に届けなかった理由。ちゃんと全てがきれいに繋がるんですよね。最後の花火も粋で良かった。でこの花火を打ち上げた中心人物、スタカー・オゴルド。スタローンが演じてましたが、どうやらこちらはこちらで別チーム、別映画として始動しそう。もう楽しみが多すぎです。 アベンジャーズのキャラがエンドクレジットに登場するかと思ってましたが、なかったので早く絡むのが待ちきれないです![映画館(字幕)] 7点(2017-05-13 16:29:38)(良:1票) 《改行有》

377.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 ド派手なアクションもなく地味な印象が強い。よくぞここまで硬派に作ったものだと逆に感心した。人を選ぶ映画ですね。ジャックと娘かも知れない女の子とのやり取りは、非常に良かった。ジャックの別の側面を見せることで、キャラに深みが増した。演出も憎らしいくらい粋でした。スキのないはずのジャックのポケットに携帯を忍ばせたとこは秀逸。それだけ彼が油断してた、つまり愛情を持ってしまったってことでしょう。あと敵役もいい。利益や命令とかそんなの結局関係なくなる。ただただ単純にジャックを倒したい。もう本能です。闘争本能。争いや暴力でしか生きていけない、゚悲しい退役軍人。なかなか野太くて無骨な、近年には珍しい映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2017-05-05 19:35:50)

378.  ワイルド・スピード/ICE BREAK 《ネタバレ》 ●この映画を観る前にあらかじめ予習をしておくことをオススメします。そうでないと、え!誰?どういうこと?てかなりハテナが頭の中をグルグル回ることになると思います。かくいう私もそうでした。 ●でもまあ本来の目的は、でっかいスクリーンで、バカでかい音響で、思いっきりノー天気なアクションを楽しむ!ただただそれだけでしたので、その目的は十分に達成できました。街中の車を遠隔操作して暴走させるところが、とにかく動く大渋滞状態でまあ面白すぎた。あと赤ん坊を抱いたままのアクションシーンも楽しめた。おもらしのとこもウケたw ●あれだけハイテクに精通しているサイバーテロの組織なのに、機内に仕掛けられた発信機に気付かないって・・・。ドム兄さん、一体いつ色んな人たちと連絡とったんだ?どうやって?通信機器とか監視されてないの?てかさ、だったら仲間に連絡せいよ!めっちゃ気になっちゃいましたよ。それと神の目を使ったて、一体いつ使ったんだよ!わけわからん。 ●いやぁ~ついにジェイソン・ステイサムの兄貴もファミリー入りですか。ロック様と言いコンビニなりそう。なんだかこのシリーズもエクスペンダブルズ化してきましたね。次は、今ノリにノってるマーク・ウォールバーグあたり出てきたりして。あそうそう忘れてましたがこの映画、御大イーストウッドの息子さんが出てるんですよね。いろんな意味で感慨深いです。[映画館(字幕)] 6点(2017-04-30 14:45:34)《改行有》

379.  素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~ 《ネタバレ》 とにかく主人公を演じたフランク・ランジェラが素晴らしい!ただただ素晴らしい!記憶障害で泥棒でロボットを相手にする。こんな複雑で、下手したらマンガチックなキャラになりそうなところを、さも平然と当たり前のように演じてしまうなんて・・・お見事としか言いようがない。彼のおかげで映画に深みが出ました。 野暮なこと言うなよ、とお叱りを受けるかもしれませんが、個人的には犯罪を犯して罪を受けることなく幕切れっていうのは、どうも腑に落ちません。例え老人だろうと記憶障害だろうと、被害者が金持ちや性根の腐った奴でもです。ダメなものはダメ。ロボットの記憶を消すことができずに逮捕。警察病院兼老人ホームのような施設で余生を過ごす。このほうがよかったな。 でも良いところもある。愛だの友情だの信頼だのとやたらと押し付けがましいメッセージ色の強い映画と違って、実に淡々と無駄な説明を一切しないところ。そこは大いに評価したい。オープニングの盗みに入った家。あれ、自分ちなんですよね。まったく説明ないから一瞬キョトンてなるけど、次の日の朝の掃除のシーンで、ああそういうことね、て気付かされる。実にうまい。それと図書館の司書が実は奥さんだったというのも憎い。だってドン・キホーテの本を盗んだ現場に老眼鏡を忘れていったのに通報されなかったでしょ。つまり奥さんだから。実にうまい。 なかなかの拾いものでした。観て良かった。[インターネット(字幕)] 6点(2017-04-27 20:55:34)《改行有》

380.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 ●良かった点・・・原作を知らなくても、あ~そういうことか~、とそれなりに理解できたとこ。          B級テイストの割にCGは頑張っていたとこ。          なかでも多脚戦車はなかなかの迫力!てか一番の見所!てかここくらいか・・・(^_^;) ●良くなかった点・・・どうしてもあの不朽の名作「ブレード・ランナー」を思い出してしまう近未来の街並み。既視感が半端ない!            もっとオリジナリティを出して欲しかった。            悪役であるカッターなる人物の詳細と、何を持って彼の犯した行為が刑に値するに至ったのかが釈然としない。            少佐の記憶が戻ったから?でもそれをどう証明するんだ?簡単に記憶を書き換えられるのに。            見せ方が一本調子。おまけに無表情の少佐を終始拝見しているから、単調に拍車が掛かる。            たけしの台詞がぼそぼそして聞き取りにくい。字幕を!日本語字幕を!(笑) ●総評・・・もともとB級映画を観るという心構えで鑑賞したので、驚くほどガッカリはしなかったです。そこそこは楽しめました。       ただあまり印象に残る台詞やシーンがなかったのが残念だった、かな。            [映画館(字幕)] 4点(2017-04-25 03:52:48)《改行有》

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