みんなのシネマレビュー |
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3782. ガメラ対大悪獣ギロン ギロンのデザインが余りに見事なのでてっきりH.R.ギーガーの仕事かと勘違いした程だ(ウソつけ)。ガメラがあれほど苦戦したギャオスを何と秒殺!哀れガメラもギロンの刃の犠牲となり、三枚におろされて刺身となり果てるのか!?って、よく考えると(考えるまでもなく)ギロンの武器は亀相手には効かなそう。なんだか八百長くさいなあ。でも、このように、悪役も実績積んでから最終決戦に挑むのは、よい姿勢です。プロレスもシリーズ通じて強さをアピールしたレスラーが最終戦でタイトルマッチやるから盛り上がるんです。米映画も少しは見習え。子供が脳天割られそうになる場面は血も凍る戦慄のシーンで、とても正視出来ませんでした(そんな時代もあったのさ。←仁鶴かよ)。正直言うと、昭和ガメラの中では、思い入れの強さで他の作品に一歩譲る映画ではあります。3点(2003-08-12 12:33:27)(笑:1票) 3783. 赤ちゃん泥棒 チンピラ常習犯と警官が結婚するも、子宝に恵まれず、大富豪の五つ子の一人を誘拐。そしたら、ランボーとマッドマックスを足して百年くらい醗酵させたみたいなゲテモノが追っ掛けてきて・・・。なんという秀逸な設定、当時コーエン兄弟なんて名前知らなかったけど、設定聞いただけで、のけぞりました。で、いざ観ると、ドタバタにファンタジー色をからめて、さらに予想を上回る楽しさ。マンガのコマ割りを思わせるテンポの良さも心地いい。久しぶりに観てまた大笑いしてしまいました。9点(2003-08-12 09:37:29) 3784. ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり 海水浴場の砂の中に何やようわからん巨大生物がいて、人を襲うという、めっちゃこわい映画。これでもう砂浜には安心して寝そべられないゾ。おネエちゃんを襲おうとした暴漢をやっつけてくれたり、なかなか気がきく怪物でもあります。それに立ち向かうは、エイドリアンのへべれけ兄貴、バート・ヤング。ぶはは。ところで、私の記憶では、ラスト、車の前を黒猫が横切るシーンがあって、その後の不吉な展開を象徴しているのか!と感心したような気がするのですが、どうもこの映画にしては出来過ぎてるので、これは偶然かもしれません。はたまた私が捏造した大ウソ記憶なのか。大変気になってます。不確かな情報でスミマセン。6点(2003-08-11 22:26:17) 3785. 9時から5時まで あはは、めちゃめちゃおもろい。面白すぎ。性差別だ何だとぶちかますと、キナ臭くなるもんですが、本作にはそんなヤバい気配は微塵も無し、男女ともに純粋に楽しめるオモシロ映画に仕上がってます。9点(2003-08-11 21:38:21)(良:1票) 3786. グッドモーニング・バビロン! 映画の裏方さんのお話ですが、それを殊更リアルに描こうというんじゃなくて、逆にファンタジーっぽく作ってるのがミソ。いささか強引なストーリー展開という気もしないではないですが、やっぱり面白いですね。8点(2003-08-11 21:12:56) 3787. スペースキャンプ リー・トンプソンはこの頃、どうやら二年で一歳くらいしか歳をとらなかったらしい。西太后みたいだ。いくらなんでも子供たちがいきなり宇宙に飛ばされて、何でそんなに平気なの?と、さめた目で見始めたら、なんやかんやと危機を乗り切っていくのが面白くて、意外に楽しめてしまいました。ホアキン・フェニックスの子役時代、まだ本名のリーフで活躍してた頃の映画。7点(2003-08-11 20:39:29) 3788. ビッグ・リボウスキ どうでもいいようなヒトたちのどうでもいいようなグダグダな事件の成りゆきを、むりやり楽しそうに見せた映画。いつもながら、この手があったか、と、変に感心させられます。ボーリング玉の気分まで味わえますしね。個人的にはもうちょい悪ノリして盛り上げて欲しかった気もしますけど。7点(2003-08-11 19:57:16) 3789. 13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ ジェイソンN.Y.へ、っていうサブタイトルが無いと、ニューヨークへ行った事に気づかない人も、きっといるぞこりゃ。と言いたくなるくらいヒドイんです。ラストは、それまでの諸作の中では一番ジェイソンをやっつけた気がするのですが、これでも最終回じゃないんだね。ワケわからん。あ、そっか、このラストは、「実は人類が一番恐ろしいのさ」という、文明批判だったんだね。ウソつけ。3点(2003-08-11 01:29:03) 3790. 13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた! な~にが「ジェイソンは生きていた」だよ~。ちゃんと死んでたのをいらんことして蘇らせた癖に!ってそこは怒るとこじゃないっての。前作までは曲がりなりにも限られた製作費の中で精一杯エログロを目指してたらしいのに、この作品あたりから、おふざけモードに入っており、まあ考えようによっては健全路線になったと言えるのかも。で面白いのかと言えば・・・(溜息)。4点(2003-08-11 01:15:10) 3791. 人類創世 ネアンデルタール人だか何だか、人類の出来損ないみたいなやつのメーキャップがトホホで泣けます。が、セリフ無しでドラマを引っ張る手腕にはやっぱり脱帽。後の『コマンドー』でお馴染み、レイ・ドーン・チョンが体当たりの演技をしています。7点(2003-08-11 01:02:34) 3792. ディアボロス/悪魔の扉 まあ何とも地味なオカルト映画なんですが、不思議とのめり込んでしまいました。アル・パチーノの悪魔の前には、『エンド・オブ・デイズ』のガブリエル・バーンなんてかすんじゃうね。おっとそれだけは言わない約束か。なに、オチがひどいんじゃないかって?まあ、そうかも。8点(2003-08-10 22:30:00) 3793. バウンド(1996) こけ脅しみたいな何ともワカリやすい演出がテンコもり(特にカメラ)、ストーリーも先が読めないようでいてどこか懐かしいテイストもある、観てて何だかうれしくなってくる作品。とにかく活きのいい映画ですなあ。『レザボア・ドッグス』とはまたひと味違った、密室劇風バイオレンス映画。おもろいよ。9点(2003-08-10 22:15:09) 3794. ノスフェラトゥ(1978) すでに不動の名声を持つあの歴史的作品をわざわざリメークする意義は?と思って観てしまうといささか心もとないわけですが。逆に本来、技術さえあればこういう風に作られるべき映画だったのかも知れません。ムルナウ版との違いを探すのもまた一興(?)。ところで、冒頭、タイトルのバックの映像が全編で一番コワイですねえ。7点(2003-08-10 20:05:07) 3795. 始皇帝暗殺 この話は一体どこへ落ち着くんだろう、と思って観てたら、うん、なるほど!見事な展開で、クライマックスは興奮してしまいました。途中の戦闘シーンなど、スペクタクル映画としてもサービス十分で、見ごたえあります。しかし、カメラが変わった瞬間の繋がりの悪さ、やっぱり観てて変テコですなあ。これはこれで面白いからいいけど。8点(2003-08-10 19:11:10) 3796. ヴァンパイア/最期の聖戦 ほーなるほど、吸血鬼駆逐業者の話か、と思ってたら、いきなりほぼ全員死亡。これはビックリ、『スター・ファイター』の二の舞か?いやな予感が一瞬よぎりますが、実は意外にも面白いんですねえ。一部のカーペンター作品のような腰砕けクライマックスを覚悟の上で観てたから、というハナシもありますが、本作はなかなか盛り上がります。7点(2003-08-10 15:22:21) 3797. 時計じかけのオレンジ モーグ・シンセサイザーの登場により、それまで開発されてきた他の電子楽器は冷や飯食うハメになりました(ミュージック・コンクレートもまた然り、でしょう)が、シンセサイザーの威力を世間に知らしめるのに、この映画の果たした役割はかなりのものがあるでしょう。大体、第九のスケルツォを取り上げるなんていう時点でセンス爆発。映画の狂気を盛り立てます。しっかし、マルコム・マクダウェルは、体張ってるなあ。片目だけツケ睫毛(?)は、何か知らんがカッコいいぞ。9点(2003-08-10 14:55:31) 3798. ドーベルマン(1997) いいですけどねえ~。いいんですけど、何か足りないんですね~。映像のテンションの高さの割に、ストーリーが馬力不足で、ちょっとついていけないものが。まあ、たまには変わった映画が観たいので、こういうのもやっぱりアリでしょう。7点(2003-08-10 14:20:18) 3799. 晩秋(1989) 友人に誘われて突然観に行った映画でして、事前に殆ど何も知らず、ただ、渋い文芸映画かと思ってたのですが、いざ始まるとクレジットにアンブリンの文字が。こいつはダマされたか?と思いながら(←娯楽作品の方が好きな癖に!)観てたら、やっぱり、笑いあり、涙あり、展開もある程度読めるという、松竹新喜劇風の娯楽作品でして、結局楽しんでしまったわけです。ジャック・レモンの笑顔というのは世界遺産に指定すべき人類の宝でしたね。当時、え、こんなに老けちゃったの?という声も多かったようですが、まだ64歳でした。ディック・スミスによるメーキャップの威力でしょうか。7点(2003-08-10 14:12:36) 3800. ツイスター 普通はね、竜巻の映画作るんだったら、「大竜巻ロサンゼルスを直撃!」みたいなデタラメな題材に挑戦するところですよ。それを敢えて、現実路線の映画にした訳ですが。うーん。作り手側もどう盛り上げるか困っていたのでは?と思えてしまいます。変なライバルなんか出てこないでいいから、悲壮感溢れる自然との戦いをもっと徹底して描いてくれた方がよかったなあ。あと、ヤン・デ・ボンの演出力の無さは、『スピード』の時と大差なさそうですね。4点(2003-08-09 21:23:44)
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