みんなのシネマレビュー |
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21. Love Letter(1995) 映像いっぱいの暖かく切ない空気感がイイ。思わず手紙が書きたくなる映画。中山美穂が恋人が死んだ山に向かって問いかけるシーンは涙、涙……。10点(2003-05-25 10:19:33) 22. チョコレート(2001) 観終わった後に思わず「深いねえ~」とうなっらずにはいられなかった。物凄く濃厚で潔いラブ・ストーリーだ。そろそろもう一度見たいところです。ハル・ベリーも良かったけど、賞賛すべきはビリー・ボブ・ソーントンだと確信する。見事だった。10点(2003-05-24 19:03:32) 23. レオン/完全版 リュック・ベッソンの最高傑作。脚本の繊細さ、映像の美しさと迫力、俳優陣の魅力的な演技、すべてにおいて五つ星が出せる偉大な映画だ。僕はこの映画を映画館で見れなかったことが大きな悔やみです。10点(2003-05-24 18:46:40) 24. 萌の朱雀 地元の唯一のミニシアターで見た。過疎化の進む山奥の小さな村の人間模様をせつなく、せつなく描いた傑作だとおもう。地元の学校でスカウトしたという主演の尾野真千子が素晴らしかった。そういう部分も含めてこの映画自体に奥深い心があると感じた。10点(2003-05-24 18:41:18) 25. オール・アバウト・マイ・マザー 良かった。最高だった。特にあのゲイの友達のスピーチには心をうたれた。彼(彼女?)の演技は見事だったと思う。ペネロペもかわいかったし。男の俺が見て物凄い感動だったのだから、女性や母親やゲイの人が見た時の感動ははかり知れないと思う。10点(2003-05-24 18:29:43) 26. バーバー 映画館で見終わった後思わず息を呑んでしまった。コーエン兄弟がそれまでイマイチ好きになれなかったんだけど、この映画を見た後では感服しないわけにはいかなかった。モノクロームの世界がたまらなくいい。ビデオのカラー版なんかを見た人は絶対モノクロ版で見直すことをお勧めします。ビリー・ボブ・ソーントンはこの作品で俺の中の現役最高アクターになりました。10点(2003-05-24 18:16:13) 27. バック・トゥ・ザ・フューチャー 文句なし最高のエンターテイメント映画だと思う。僕はこの映画で映画が好きになりました☆でもテレビ放送の吹き替えは何度見てもしっくりこない。10点(2003-05-24 18:05:46) 28. ニュー・シネマ・パラダイス 大好きです。映画史上最高に感動的なラストシーンだと思う。映画の素晴らしさ、映画を愛することの素晴らしさを描いた傑作。10点(2003-05-24 17:57:21) 29. 天空の城ラピュタ いやあ最高よね何度見ても。子供のときから何回も見てるからセリフとかほとんど覚えちゃってる人も多いはず。もし今この映画が発表されたとしたら、マジでオスカーもあり得る。10点(2003-05-24 17:49:35) 30. ガタカ 大好きです。ラストのあの切なさがたまりません。ユマ・サーマンの美しさ&ジュード・ロウの切なさ、必見やね。10点(2003-05-23 22:10:21) 31. エド・ウッド この映画は素晴らしい☆すべての映画を愛する人に見てほしい作品だ。確かにエド・ウッドの生き様は滑稽で決して賞賛されるものではない。でも誰も彼の生涯を否定できるはずはないと思う。誰しも彼ほどの熱情を持って、そしてその熱情を発散する人生を送りたいはずである。ある種の「偉人」を描いた偉大な映画だ。マーチン・ランドーの怪演、ジョニー・デップの快演が素晴らしい☆10点(2003-05-23 22:03:57) 32. 木曜組曲 《ネタバレ》 この映画は紛れもなく傑作だ。劇場公開時からタイトルやキャスト陣・スポットで物凄く面白そうな感じはあったんだけど、これほど満足できる上質なサスペンスだとは思わなかった。4年前に謎の死をとげたカリスマ女流作家のもとに集う5人の女たち、豪華な食事の間で交わされる虚偽と疑惑、導き出される真実、そして大いなる謀りごと……。一定の場所と限られた人数でサスペンスフルな展開を描き出した演出が非常に見事。事の真相にはきっと驚かずにはいられない。 9点(2003-10-14 15:50:51)《改行有》 33. トーク・トゥ・ハー ペドロ・アルモドバル監督は人間の動物としての生々しさを描き出すことが非常に巧いと思った。この映画で描き出していることはもちろん「愛」であるが、それは人間の極めて本能的な部分であり美しさと同時に危うさを秘めているのだと思う。愛を体現する時こそ人間はもっとも動物的で社会的な常識などは超越した熱情に溢れるのだ。もしこういうテーマを他の凡庸な映画監督が描いたなら、その映画は嫌な意味であまりに痛々しくあまりになまめかしくて見れたものではないと思う。しかしアルモドバル監督はそのテーマ性を真摯に見つめ繊細な演出で紡ぎ出すことによって、一遍の美しい映画に昇華させている。9点(2003-10-14 15:47:16)(良:1票) 34. 座頭市(2003) 《ネタバレ》 北野武の監督として、役者として、しいては彼の人間性自体の魅力が満ち溢れた作品だった。予想と期待を遥かにしのぐパワーとエンターテイメント性は圧巻の一言。迫力とスピード感溢れる殺陣は驚異的なほどだった。浅野忠信ファンの僕としては彼の格好良さも印象的であったが、それをしのぐ北野武の格好良さは言葉では表現できない深みを感じた。殺陣、タップダンス、特有のユーモアとこの映画の価値を高めるものは数多いが、特筆すべきは月夜に光る銀色の眼光だった。9点(2003-09-21 03:24:02) 35. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! いやー、面白かった☆この映画の場合「面白かった」と単純に言い切るのがベストだと思う。やはりテレビシリーズや前作が基本にあってこそ成り立つ映画なので他の映画と同じ目線で比べることはできない。単純に湾岸署が好きで、楽しめたならそれで充分だ。冒頭はあまりにコメディ要素が強かったので、笑いつつも全体の出来栄えに不安感が垣間見えたけど、そんなものは事件の進展とともに吹き飛ばされた。迫力、ディテール、感情移入という点で見事にスケールアップされていて引きこまれっぱなしだった。今作1本だけのパワーじゃないにしても、ここまで「楽しませる」という点で秀でた日本映画は他にないと思う。もちろんウけるのは日本国内限定だろうけど、それでも一級のエンターテイメントとして誇っていい出来栄えだったと思う。何しろ細部の至るところまで細かい演出が施されているので、1回観ただけでは100%楽しみきれてないのが実状だと思う。ぜひもう一度観にいきたい☆☆☆劇中でも5年後という設定なので、それぞれのキャラクターが微妙に変化しているところも面白い。印象的だったのは、室井さんの落ち着いた様とすみれさんのたくましさと美しさ。9点(2003-07-29 22:41:12) 36. 白痴(1999) 三軒茶屋の小劇場でリバイバルを観たことをよく覚えている。ものすごく映像的なパワーに溢れた映画だった。ストーリーについて説明するのは難しいけど、この映画を観た後に残る衝撃はとても大きい。監督は手塚治虫の息子、手塚眞。父親の才能を受けつぐ力量を見せてくれた。9点(2003-07-14 14:01:40) 37. ルパン三世(1978) 確かに「ルパンらしいルパン」を描いた映画では今作が最高だと思う。絵敵にも台詞回し敵にも味わい深くかっこいい。マモーの気持ち悪さもかなり印象的。9点(2003-06-10 11:12:40) 38. ドラえもん のび太の恐竜 確かにもっと道具を上手く使えば簡単に日本に帰れたとは思うけど、「道具をもっと効率よく使え」というのはすべてのドラえもんの話に言えることなのでつっこむのはナンセンスです。映画は言ってみれば白亜紀を舞台にしたロードムービーで当然危険や困難盛りだくさんの冒険映画に仕上がっていてとても楽しめる。恐竜ハンターの冷酷非道さもクライマックスを盛り上げるいい効果になっていて良い。ラストの別れは非常に感動的だが、原作ではピー助の「ピューイ!」という泣き声が時空間の中まで響いてくるというさらに感動的な描写がある。9点(2003-06-10 10:57:36) 39. ドラえもん のび太とアニマル惑星 動物たちの星という設定は、一見子供だましではあるけど成り立ちの設定をみると充分説得力のある話で良く出来ている。ニムゲは少し先の地球人の姿かもしれないということを心に刻まなければならない。環境破壊という説教臭くなりがちなテーマをSFとユーモアに包んで楽しく見せる藤子不二雄はさすがだと思う。9点(2003-06-10 10:45:37) 40. ドラえもん のび太の大魔境 ドラえもん映画には知られざる世界を舞台にしたものが多いけど、特にこの映画の犬の世界というのは斬新だったと思う。しかもそれがアフリカの相当に奥地の衛星写真でも写らない分厚い雲がかかったところに存在するというのだから、子供心には妙に説得力があった。敵対する犬の軍隊は妙に原始的でそれじゃあ世界は侵略できないよと言いたくなるけど、ジャイアンの男気やタイムパラドックスを巧みに使ったピンチの打開法など見応えはたっぷりだ。9点(2003-06-10 10:09:37)
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