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21.  海を飛ぶ夢 この作品は、はたして「尊厳死」と「自殺」という社会問題への解答を意図して作られたのだろうか。法廷やマスコミが主人公にとってあまりにも無意味な存在として描かれているように(そして自筆の本でさえも死のタイミングを図る一つの要素でしかなかったように)、私はむしろこの作品に主人公の「死」への哲学を純粋に見た思いがした。実話ベースの作品なので敢えて言うと、私たちが彼をみているのは2時間だが、介護をする家族が彼を看ているのは28年間という途方もない期間である。彼はその間、「体の向きを変える」事から、それこそ「袋を取り替える」事まで全てを周囲に委ねざるを得ない状態で生活してきた。『涙を流す代わりに笑顔で取り繕う事を覚えるのさ』という一言は、彼にとっての「生きている辛さ」を非常に象徴している。(彼の家族ほどではないが近い現状に直面している者にとっては、涙腺が緩んで仕方なかった。映画館であれほど、恥ずかしいほど号泣した事はなかった。)そして愛し、分かり合えた人にすら忘れ去られていく事実。死とは、海を飛ぶ夢とは対極にある、この世で最も儚き現実である事を改めて思い知らされる。くだらない、要らないと思えるシーンや人物も時折登場するものの、ぜひ社会問題としてではなく、いつか訪れる自分の問題として、そして家族の問題として、この作品を多くの人に観てほしいと切に願う。[映画館(字幕)] 9点(2005-06-05 10:50:52)(良:1票)

22.  ソウ やはり脚本は映画の最も大切な要素だと、再認識させてくれる。後で考えると確かにアラもあるし、似た系列の『セブン』『キューブ』に比べて表現が雑だったりカメラが上手くなかったりするのだが、見ている2時間は確実に楽しめたので9点で。[DVD(字幕)] 9点(2005-05-07 10:18:04)

23.  ビッグ・フィッシュ 医師が語った「息子が産まれた日の父の本当の行動」で、それまでティム・バートンが私たちに見せてくれていた夢物語は終わり、「現実」の窮屈さや虚無感が私たち観客を包む。このホラ話だらけの父親を見ながら、かつて小説家太宰治が「自分が明るい時ほど暗い小説を、暗い気分の時ほど前向きで明るい小説を書く。」と語っていた事を思い出した。きっと、父は営業周りで各地を飛び回り、苦労して疲れ果てる自分の姿など家族に見せたくなかったのだろう。息子にも、余り現実に捉われすぎず、自由な発想で生きてほしかったのだろう。その思いが、自分が死ぬ間際にやっと息子に届いて、、父は幸せな顔をして逝った。息子は父親の本当の姿を知った上で、その死に際を自分のホラ話で彩った・・・中盤でも何箇所か涙腺を突いてくるシーンはあったが、この辺りからはもう涙が止まらなかった。もうじき父親になる息子も、きっと辛い顔を見せずに子供と接していくのだろうと思うと、「父が話となってずっと生きていく」という息子のラストの一言に、希望を見出せた思いだった。ぜひたくさんの人に、このティム・バートンの描き出した優しさを感じて欲しいと願いつつ、2004年(に見た映画の)マイベストの作品に9点。9点(2004-12-12 21:06:26)(良:1票)

24.  きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー デンゼル・ワシントンの初監督作という事で期待して見ましたが、非常にいい作品に仕上がっていると思います。濃すぎず薄すぎず、一人の人間がしっかりと描かれていて、鑑賞後の観客の心に「観て良かったなぁ」という爽やかな印象を残す・・・ん、これって彼が今まで演じてきた役柄に対する印象と同じ。やはり、役作りを丹念に緻密に行い、これまで観客の心を掴んできたデンゼルだからこそ撮れた作品なのかもしれません。最近の伝記モノの中では秀作の部類に入ると思う一本に、少し甘めですが9点で。9点(2004-11-07 10:40:43)

25.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 昨今の社会派サスペンスの中では一流の出来。死刑制度の是非を結構深く描いているけれども、あまりその問題に詳しくない(自分のような)観客が見ても最後まで惹きつけられ、終わったあとに考えさせられるのは、脚本や演出の素晴らしさ故だと思う。そして最近「ゆるい」作品への出演が多かったケビン・スペイシーが、濃く深い演技を見せてくれたのも、ファンとしては嬉しい限り。9点(2004-07-24 12:58:24)

26.  おばあちゃんの家 アメリカ人が「愛」の一言で表現したがる感情が、この作品には(愛なんて台詞は全く無くても)隅から隅まで描かれていて、一つ一つのシーンを思い出す度に目頭が熱くなります。また、既に触れている方がいますが、DVDのメイキングはぜひ観て下さい。映画の中とは一味違った、役を離れた優しさに出会えると思います。9点(2004-05-30 11:32:30)

27.  木曜組曲 いい。邦画でここまでよくできたサスペンスは、なかなかお目にかかれないのではないだろうか。唯一の難点は加藤登紀子の演技の弱さかな? 重要な役柄だけに、もっと老練な女優を配したら作品が更に締まったと思う。 9点(2004-02-26 18:27:15)《改行有》

28.  ダーク・ブルー 戦争映画は人並みにしか見ていないけども、この作品はマイベストと言えます。「迫力だけが戦争映画の醍醐味ではないぞ!」といわんばかりの緻密な作り。あの『コーリャ』で見せてくれた手腕を、ヤン監督が思う存分発揮してくれています。この作品の映像・カメラワークは本っ当に素晴らしいの一言! それと【はむじん】さんが↓で述べられていた、「バルチャ(バイチャ)の目の演技」には共感してしまいました。犬ってああいう表情するんですよね。こっちまで犬と同じ気持ちになってしまうくらいの、訴えかけてくる目。ハリウッドの、役者同様に大袈裟な演技しか出来ない動物とは大違いで、こういったところにもこの作品の「ヨーロッパらしさ」を感じてしまいました。 しばらく忘れられそうも無い素晴らしい余韻に浸りながら、9点をつけさせていただきます。 9点(2003-11-02 20:34:11)

29.  点子ちゃんとアントン そうか、「ビヨンド・サイレンス」の監督だったんですね、、、前作もそうですが、「優しさ」と「繊細さ」に包まれている映画だなという印象を強く受けました。最近何かにつけて安易に使われるようになった「癒し」と言う言葉ですが、こういう作品こそ真の「癒し系」ではないかと思います。 最後の少女の一言には涙しました。9点(2003-07-27 12:13:00)

30.  ラスト・プレゼント 10点つけるかどうか本当に迷いました。一点だけ、、、ちょっと説得力に欠ける(最初のほうの夫婦ならではのすれ違いなんかはすごくリアルなのに、愛情を描くようなシーンになるとストーリーが雑になってしまったり、、)部分が気にかかってしまって;; 「説得力にかける」のと「押し付けがましくない」のとは本当に紙一重だとは思うんですけれど;; あと1点プラスできないのは僕の心に素直さが足りないせいでしょう(汗)9点(2003-07-06 23:57:05)

31.  アパートメント(1996) もうこれは見事としか言いようがない。終盤はビデオ見ながら「うわぁ~!」「うわぁ~!」の連続。ばらばらな(でもそれぞれにしっかりと構成されてる)点どうしが、くっつきそうになっては離れたり、意外にあっさりと結合したりするが、全体を通してあの「イカれた女」の情熱・嫉妬・執念・哀しさが上手く醸し出されている。(ここからネタバレです)彼女の運命は終盤大きく左右されるが、ラストの悲しい顔には完全に感情移入してしまってました。  ただ一点、このストーリーは主役の男のことを考えると「なんて行き当たりばったりな勝手な奴!」ってことにならざる得ない;(その点に-1) あくまで女の悲恋を感じる作品だと思います。 9点(2003-02-25 20:03:15)(良:1票)

32.  パットン大戦車軍団 哀しい伝記です。DVDの特典で人物解説をやってましたが、家の鏡の前で怖い顔を練習していたんだとか・・・この作品では彼の軍人としての面が彼の全てみたいに描かれてますが、戦場ではあそこまで「根っからの軍人」にならないと耐えられないのかも知れないですね。  それと、私はこの作品を見てて「項羽と劉邦」の韓信を思い起こしました。大将軍として楚に恐れられ、漢帝国建設の三本柱の一人として讃えられながら、平和な世の中になってからの彼は主君である劉邦に殺されるという、、、 「偉大なる時代遅れ」は、本当に儚く、哀しい。9点(2003-02-05 22:58:01)

33.  ブレイブハート この題材にほれ込んだのであろうメル・ギブソンの、名監督・名優としての評価をさらに高くしたくなる作品。 とにかくこの一本でのメルは凄かった。「フリーダム・・・」には涙が出てしょうがなかった;9点(2003-02-04 16:38:55)

34.  es[エス](2001) (若干ネタバレです)。 絶対に事前の情報はシャットアウトしたほうがいいと思う。 私は何も知らずにこの作品を見たが、、、、震えた。本当に本当に怖い映画だった。ただ一つ、私もラストがちょっと気にかかった。この作品の主題が最もよく伝わるのは「狂っていく過程」のシーンのはず。その印象を和らげてしまうようなラストは個人的には蛇足に思えた(実話だとは知らず;;; 確かに実話だったらあのくらい希望を残すラストも必要かも知れません;)。 しかし、作り手の真剣さが凄く伝わってくる珠玉の出来である事には変わりなく、完全に作品の世界に引き込まれたので9点で。9点(2003-02-01 19:44:46)

35.  秘密と嘘 何よりも、表情のみを映し出して、主人公たちの無言の会話を見てる側に的確に伝え続けたカメラワークや演出が本当に見事。台詞でまくし立てられるよりもよほど心に響いた(特に母子再開のカフェのシーン)。 またそれを可能にしているのも役者たちの素晴らしい演技でした。 そして、「痛みを分かち合う」こと。主題もしっかりと心に響きました。9点(2002-12-17 09:11:53)

36.  マイ・リトル・ガーデン <ネタバレ> 何でこんなに待ち続けるんだろう、、、 「一緒に来ないか」という誘いを少年が断る度に、その純粋さと哀しさに心を打たれた。 観終えた直後には「ラストは天国から父親が迎えにきたっていう設定でもよかったんじゃないか」と思ったりもしたのだが、この作品が実話で、現実に原作本の作者はこれに近い体験をしたことを考えると、自分が映画に求めている「お涙頂戴」の部分がいかに馬鹿らしいかを考えさせられもした。  ストーリーの素晴らしさのみならず、光と影を効果的に使った映像、主人公の(可愛らしさよりも哀しさを表現できる少年を用いたのも成功の要因だと思う。)素晴らしい演技、上手く雰囲気を醸し出しているセットなど、一つ一つのパーツが作品の質を確実に高めている。名作です。9点(2002-11-27 22:45:52)

37.  鬼が来た! ‘中国版マーティン・ローレンス’とでも言えそうな、主人公の人間味溢れる表情が印象的な前半、香川照之(『七人の侍』の三船敏郎さんを思い起こさせるような、鬼気迫る演技でした)はじめ日本軍と村民との距離が縮まったかに思われた中盤、そして唯一のカラーのシーンが深く心に刺さったラストまで、ほんとに印象に残る、強烈な作品でした。 9点(2002-11-23 22:51:08)

38.  變臉~この櫂に手をそえて~ 手を温めて背中を掻いてあげる優しさ、その素直なしぐさ、、、あのワンシーンがこの映画を象徴している。観ていて自然と涙が出ていた。9点(2002-10-28 23:18:38)

39.  アイアン・ジャイアント アメコミ調の作風は毛嫌いして1本も観たことが無かったので、この映画も最初のうちは拒否反応があったんだけど、、、観てるうちにそういうのは吹き飛んでました。優しくメッセージのあるストーリーに不覚にも泣きました。秀作。9点(2002-09-24 10:26:06)

40.  山の郵便配達 個人的には『初恋のきた道』と甲乙つけがたい中国映画の名作。今年のマイベスト3に入る珠玉の出来です。確かに音楽が煽る感じで鼻についた点が唯一の欠点ですが、静かで、台詞よりも表情や背景で主張する映画はここのところ少なく、新鮮に感じるほどでした。あの父親の、常に人のことを考える人間性には、学ぶところも多かった気がします。9点(2002-09-10 00:01:44)

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