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プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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21.  少年H 模範的、って言葉は、言い得て妙って気がします。実際は戦争映画というよりも、妹尾少年を通して、冷ややかに見た激動の時代っていう作りにされていますね。その少年の視点を育てる根幹に父親のバランスの取れた思考、思想、信念がある、というところなんでしょうね。始まる前はもうちょっと家族全体から見た時代って感じになると思ってましたが、その辺りが整理されていたのは非常に良いと思います。こういうのって、フランス映画やドイツ映画には結構ある類の映画なんですが、そういうのを日本でもキチンと作れるようになったんだなぁ、と感心しています。残念なのは、やはり盛り上がりの波がかなり手前に置かれたというところでしょうか?構成上、この辺の作り方はもっとやりようがあった気がしますね。 最近のテレビ局出資の映画で、こうした質の高さを作るのは、テレビ朝日系列局ばかりで、その意味では汐留や赤坂、お台場の局はヒットはしてるものの、質の面では…ってのが多いので頑張って欲しいものです。[映画館(邦画)] 7点(2013-09-04 03:03:40)《改行有》

22.  カラスの親指 原作未読。というか、一応ミステリー物という事なんで、あまりそういうのが得意でないあたしとしてはどうかな?というのが頭にあったのだけど、開けてみればコン・ゲームもので、しかも人情ものときたもんだ。あたし的にはこれだけで十分に楽しめる要素があるわけです。時間が長いという声が多いみたいですがこれはあたしも同感。但し、あたしはこの映画に関しては長いと感じなかったけどね。村上ショージの演技に賛否両論…というか、非が多いのかな?…あるけれど、あたしは過去に村上ショージが出てた映画やドラマ中でもかなり良かった方じゃないかと思います。むしろ、小柳友の演技を問題視するべきじゃないかな?石原さとみの特異な演技や、かなり特異なキャラという事で目立たないけど、はっきり言って、彼の親父のデビュー当時に出てる映画やドラマの演技よりも酷かったよ。もしかしたら、それこそがキャスティングの狙いだったのかもしれないけど、役割程は引っかかりのある必要のあるキャラではないし、コメディリリーフとしても中途半端でしたね。内容的には面白かったけど、やっぱり、無駄も多い気がしました。多分、20分ぐらいはそぎおとせるんじゃないかな。[DVD(邦画)] 7点(2013-08-20 00:04:00)(良:1票)

23.  電人ザボーガー みんな、真面目過ぎ(笑)、ピープロの特撮ってだけであたしなんか感涙しているのに、不真面目だとか、B級テイストに作りすぎとか、宇宙猿人ゴリは、良かったとか(あ、言ってない?)。 元々ピープロ自体が円谷プロや東映、東宝とは違った独特の特撮を作ってきたのだから、あたしは、このぐらいの作り方が正に合っていると思うんだよね(というか、元の番組はもっと凄かったし)。それに多少のギャグを折り込みながらも、キチンとザボーガーという特撮シリーズの面白さを盛り込んでいる訳じゃないですか、それも当時と全く同じテイスト…というか、特徴的な部分をより強調して見せてね。当時の子供にもトンデモに見えてた筈、とおっしゃる方も居ますけど、やっぱりそれは、今の情報過多な時代だからそう思える訳で、当時の子供達にはそんな事を考える余裕のある子供は少なかっただろうね。近年、昔のアニメや特撮の映画化が沢山ある訳だけど、どれも今の時代背景やSF考証に合わせたりするばかりで味気ない映画が多いけど、こうして、30年以上前の特撮を当時の感覚に限りなく近くリメイクして見せたという点で評価したいですね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-19 23:09:19)(良:1票) 《改行有》

24.  天国からのエール 《ネタバレ》 この話、映画化される前から知っていたから、不安半分、期待半分という状態で見に行きました。そうしたら、まさにその通りの映画になっちゃったんだよね。阿部寛は好演しているのがホント、よく分かる。でもあの情熱の傾け方って、実際の大城氏とは少し違う気がしたんだよね。あたしの住んでいる地域は田舎だから、ああいったおせっかいは当たり前の様に残っています。だからこそ共感も出来たのだけど、同時に変換な違和感も感じたのも事実です。多分、それは脚本家や監督自身がこうしたおせっかいの経験が少ないゆえの結果だと思うんだよね。その辺が残念かな。[映画館(邦画)] 5点(2012-03-24 06:11:34)

25.  はやぶさ 遥かなる帰還 堤版に比べればマシ、という所かなぁ。同時に、吉岡秀隆がオーバーアクトになりすぎてる感が強いというか、それを当て込んでのキャストなのだろうから、これはプロデューサーの責任かな、という気がします。山口氏を少々冷徹なキャラにしたてた渡辺謙は上手かったと思いますよ。変に優しいキャラにしてしまった堤版に比べれば、JAXAという団体の大変さが滲み出ているし、物語の緊張感を維持するという意味でも重要なキャラでしたからね。[映画館(邦画)] 7点(2012-03-24 05:56:32)

26.  宇宙で1番ワガママな星 難しいところですね。こういうの嫌いではないんですよ。役者はしっかりしてるし、どこぞの映画のパクリ…いや、オマージュしてるところとかね。金を出さない吉本興業がバックについている中で、それなりの質も維持してるし。でもね、こういう壮大なウソをつく話なのに、それを茶化してしまうようなキャラクターを登場させたり、信憑性を出す工夫が全くされていないのはおかしいんじゃないかな?この映画がコメディなんだとすれば、尚更こういう部分を丁寧に作らなければいけないと思うんだよね。沖縄国際映画祭に向けての企画作品だろうし、こういう映画の作りによって、映画制作の閾が下がるのは歓迎する所ではあるけど、同時にスタッフの質を落としかねない映画企画がすんなりと通るのだとしたら、あまり喜ばしい事では無い様な気がします。 低予算でのスタッフの活躍とキャスト(特に大倉孝二とココリコ田中)の演技に敢闘賞として4点 [地上波(邦画)] 4点(2012-03-24 05:33:02)《改行有》

27.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 みんな笑いにキビシイなぁ(笑)。 個人的にはこういうの大好きです。日本人は過剰な笑いを求めたがる傾向にあるみたいだから、こうしたウェットな笑いは日本人向けではないのかもしれません。内容的には往年の007シリーズのパロディが随所に出てくるし、アトキンソンが得意とするトボケたギャグとか笑えました。面白いのはこうしたコメディ映画には珍しくちゃんとシリアスな部分を入れていて、脚本的にも意外と笑いだけでなく、ドラマ性を組み込んでいるというのが素晴らしいな、と思います。まぁ、所詮コメディ映画のドラマなんで、ライトではあるけど、良いですね。ラストのジョニーの調理シーンはチャップリンの髭剃りのオマージュなんでしょうね。あの辺のセンスの良さも個人的には好きです。[映画館(字幕)] 7点(2012-01-31 12:58:20)(良:2票) 《改行有》

28.  映画 けいおん! 《ネタバレ》 漫画もテレビアニメも見ていた身ですけど、こんなもんかなぁという感じです。 画のクオリティを言ってた人が居たのだけど、今のアニメって平均して高くなっているからあまり参考にはならない。面白くなる要素は沢山あるのだけど、物凄く中途半端になった感が強いのは否めないですね。漫画を含めてこのアニメの良さは主人公たちとその身近な人たちにだけ特化して話が作られるから面白いと思うのだけど、映画化するにあたって、やたらと他の学生を台詞に参加させるというのが物凄く残念でした。結局、尺が持たない(=それだけの脚本が書けていない)って事だからね。主題の置き方がハッキリしなかったのもマイナスの要素です。この映画のメインテーマは先輩たちの後輩への想いだと思うのだけど、卒業旅行を交えてしまった事で、途中が物凄くメインテーマを希薄にさせてしかいないし、その割には途中で思い出したかのようにメインテーマを思い出させようとする動き(でも全然動かない)を取るし。京都アニメーションという制作会社はテレビアニメとしての質の高さはあたしも評価しているのですが、どうも劇場用映画を作るという段になると、こうした中途半端間しか出せないんですよね。多分、それはテレビアニメのヒットを受けてのご褒美的な形での映画製作しか考えていないからじゃないかと思います。だから初めて見る人に対しては非常に分かりにくい映画になっているのは否めなくて、特に冒頭の音楽の方向性の違いというギャグは、4人のキャラがちゃんとわかっていなければ成立しにくい筈で、そこをすっ飛ばしてこのギャグをやること自体に制作が「面白い話」という事にアイデアが集中してしまって、一見さんを無視しているとしかあたしには見えませんでした。こういう丁寧さを欠く分、あたしとしては評価を下げざるを得ないと感じました。[映画館(邦画)] 6点(2012-01-31 12:44:16)《改行有》

29.  50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 《ネタバレ》 これ、あたしの好きな部類の映画ですね。物凄く重くなってもおかしく無い死に関わる病気を患者とそれを取り巻く人達の姿を半ば笑い捨てる様に描いているという点で、話の重さを軽く見せているのが逆にこうした問題への取り組みを考えさせられるのかな、と感じました。少し行き過ぎという部分も見られるのですが、家族への想い、友人の献身、恋人の裏切りなどを通して、患者本人が成長する様は非常に面白いです。[映画館(字幕)] 8点(2012-01-22 10:39:16)

30.  リアル・スティール 《ネタバレ》 面白いですね。簡単に言ってしまえば、皆さんの言っているとおり、ロッキーのSF版ってことなんだけども、それが元々面白いプロットなんだから普通に楽しめる訳で、そうしたネタの仕込み方がうまいってことなんだよね。分かりやすいライバルの作り方もしてあって、あぁ、やっぱりディズニー映画ってこういうところは流石だと思いました。 でも、問題が無い訳でもないんですよね。大半はSF考証の部分で、多分他の人からすれば「どうでもいいじゃん」と思われる様な所ですが、あたしは見逃したく無いですね、アトムのモーショントレーサー機能については。あるときはミラートレース、あるときはトゥルートレースと、まぁ臨機応変に変わる変わる。アトムの視覚センサーも何処にそんなに付いているんだと疑いたくなる程の見事な迄にジャックマンのトレースをするのには敵役のゼウスの性能がかすんでしまうほどの高性能だし。この辺のいい加減さがディズニー映画らしくもあるのだけど、こう言う所をもっと丁寧にやって貰えれば、もっと面白くなると思うのですけどね。[映画館(字幕)] 7点(2012-01-21 21:33:09)(良:2票) 《改行有》

31.  時をかける少女(2010) 《ネタバレ》 話的に小説版の続編という感じでいいのかな?物語自体はかなり考えられたものになっていて、あたしは面白いと思います。但し、何人かの方が言っているとおり、時代的な設定と考証にミスが見られますね、SFって、こうした部分を丁寧に作らないと、あとが辛くなるんですよね。その辺の考えが少し足りないかな、という感じがあります。それと、脚本上あまり感心しないと感じたのが、記憶を消す必要のある未来人が敢えて記憶を残すようなものを残していくくだり。態々泣かせに行く必要はないのにこういう演出をするところが残念ですね。脚本に矛盾を作るようなネタを入れるくらいなら、こうした矛盾を解消する方向で脚本を作る必要があるんじゃないかな?[DVD(邦画)] 6点(2012-01-03 01:21:23)

32.  ハラがコレなんで これってさぁ、粋でもなんでもないよね。でも、ひたすら自分の思っている「粋」を追求しているバカ映画ではあるんだよね。だから、くだらないのだけど、そこに滑稽さがあるんだと思うんだよね。海外だとこの手の映画を作る監督って多いのだけど、日本人にはこういった映画は中々居なくて残念だな、と思っていたのだけど、この映画を見たらこういう映画を作れる日本人が居るんだとちょっと嬉しくなりました。[映画館(邦画)] 8点(2011-12-22 22:10:34)

33.  アントキノイノチ 《ネタバレ》 何か前のお二人が言いたい事を言ってくれた様なので、あたしはザクッとくだらない意見として書きます。 原作を読んでいないので想像ではあるけど、これって、ネタ有りきで作られた小説だよね。 で、オチも多分そうなんだろうな、と思って見たらその通りなわけで、総じていえば非常にまっさんらしい物語だとおもいます。でね、映画にした時に小説通りに脚本を起こしたらこうなっちゃうのかな、という悪い意味でのお手本に思えて仕方ないんです。役者は良くやってたと思いますよ、でも、結実した結果がこれだとすると、非常に残念かな、という気がします。かなり無駄な部分があるし、現実と回想を織り込むのはこうした映画ではありがちだけど、ここまで時間が長いと、話に繋がりが保てなくなるし、困ったもんだな、と。 客引き目的なのだろうけど、エンドロールであの曲は絶対に合わないです。歌詞はそれほど悪くないのに、音楽性の方が強いから全く響いてこないという印象です。若い人受けを良くするなら、ヒップホップの方が良かったんじゃないかと。[映画館(邦画)] 6点(2011-12-21 12:51:49)《改行有》

34.  イヴ・サンローラン(2010) 簡単に言ってしまえば、サンローランの生涯をドキュメンタリーにした映画で、基本的にサンローランに詳しい人には全く新味のない映画です。もうちょっと彼の側面を伺わせるような話が出るとか、彼のデザインを鮮やかに見せるなどの工夫があれば面白いと思うのだけど、何か中途半端な感じがしました。昨今のドキュメンタリー映画では最も退屈に感じた映画かもしれないです。[映画館(字幕)] 5点(2011-11-03 00:13:24)

35.  ステイ・フレンズ まぁ、ごくハリウッド映画にありがちな出来る社会人の恋愛事情をネタにするという類の映画ですね。ただ、面白いな、と思ったのはこうした映画って単なるバカっぽい映画になりがちなんだけど、二人の親がそれぞれ主役以上に馬鹿っぷりを見せる所だろうね。それが全然嫌味っぽく見えないし、主役たちの汚点の様に見せておいて、ちゃんと救いになっているのいうのが面白いなと思います。[映画館(字幕)] 6点(2011-11-02 23:54:03)(良:1票)

36.  ツレがうつになりまして。 《ネタバレ》 困っちゃうんだよね、こういう映画。原作同様描かれ方は非常に軽い感じなんだけれども、ピンポイントでリアルな側面を見せるから見ているこちらがドキッとするんです。鬱の症状は人それぞれなので、一概にどうとは言えるものでもないのだけど、堺雅人の演じ方というのは、鬱病の中でも非常に分かり難い症状を分かりやすい行動と表情で見せているというのがいいんです。実際の鬱病っていうのはここまで典型的なものでもないのだけど、鬱病に苦しむ人がどのような経緯で、どの様な兆候を見せて、どう言った症状に陥るのかというのを知るには、割りといい映画だと思います。この映画の監督って、「日輪の遺産」と同じ監督なんだけど、同じ監督の作品とは思えない程、出来が良い映画なんじゃないかな?シナリオの構成も上手いし、この映画の主役である筈の宮崎あおいも、脇を固めている役者たちも漫画のようなコミカルさを出すためのしっかりとした演技が良かったと思います。[映画館(邦画)] 8点(2011-11-02 23:40:32)

37.  イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ あたしは絵心が全くないので、絵についてとやかくいう気はない。現代アートって非常に分かりにくい世界だし、その意味ではグラフィッティは画の素晴らしさよりもそこに残すということにこそ意味がある世界のものだろうし、全く興味のない人にはただの落書きに過ぎないだろうからね。 なんかその辺を強く考えながら見ていました。バンクシーが映画で何を見せたかったのかは何となくわかるんです。でもそれが成功だったのかどうかというと…微妙な気がするんですよね。現代アートに何が正しくて、何が間違っているのか、なんていうのはないのだけど、結果的に彼の映画もMBWの作った映画と何ら変わらない気がするし、ドキュメンタリーとしては非常に意味のあるのがのような気もする。多分、こうしたコメントそのものが彼から見れば思うツボって気もします。日本人にもタツノコ爆発を現代アートとして蒐集家から多額の金をふんだくっている人が居るけど、そういう芸術家に対しての揶揄としては中々痛烈なメッセージを残しているという部分はドキュメンタリー映画としてはいいね。[映画館(字幕)] 6点(2011-10-15 20:53:45)(良:1票) 《改行有》

38.  はやぶさ/HAYABUSA 《ネタバレ》 無駄の多い映画でした。 非常に腹が立ったのは、堤幸彦の完全な偏見からくるオタクの描き方。わかり易さみたいなものを追求するのであれば、はやぶさのスタッフ陣だって、同じオタクなんだよね。でもそれを竹内結子だけに特化する意味が分からない。高嶋政宏なんてあんなに変人ぶりを見せているのに、キャラを全くいかせていないだけで無く、少し泣かせる方向に持って行くだけ(でも、泣けもしないのだけど)。これでキャラ付けだとか言うなら非常にお粗末な話です。同様に、間でちょくちょくはやぶさの状況をネットで確認している人達にはそれなりの経年を感じさせる事が起きているのに、はやぶさのスタッフはそれほど経年を感じさせない(死んだとか、定年とか、解雇という話はあるが、それすらも、あまり時代を感じさせない)。打ち上げから帰還までの出来事なんでしょ?だったら主要キャラの経年を感じさせる工夫くらいしろよ!と思わず言いたくなりました。 記録映画的なセンスも感じられないし、ドキュメンタリーとしても、エンターテイメントとしても中途半端ですね。この後に出る、他のはやぶさ映画に期待しましょう。[映画館(邦画)] 4点(2011-10-15 04:31:02)《改行有》

39.  モテキ 《ネタバレ》 いや、面白いですね、テレビドラマは観ていなかったんだけど、この感覚は素晴らしいですよ。 日本の映画って、ここまでエンターテイメントに徹した作品って、年に数本出るか出ないかだと思うのだけど、これはその意味で物凄く良く出来たエンターテイメントです。エンドクレジットでの遊びとかカラオケの映像風の演出など、物凄く効果的に利用していて、こういうのはテレビ経験が無いとなかなか出せない様な気がします。選曲もそうですよね、大根仁の完全に好みで選んでいるとしか思えないのだけど、それが正にピンポイントで効いている所が良いですね。 何よりも凄いのは森山未來というキャラクターだと思うんだよね。彼でなければ成立出来ないというところまで脚本が洗練されているし、それをしっかりと受け取った上での演技が森山未來は出来ていると思う。 残念ながら、ポスター上は4人の美女を前に押し出しているのだけど、実のところは大きく立ち回れているのは長澤まさみと麻生久美子だけで、仲里依紗と真木よう子はあまりにも出番が少ないですね、まぁ映画の時間内ではこれが限度なんだと思います。 唯一引っかかるのが長澤まさみの演技かな。良い演技を見せる部分とそうでない部分のギャップが激しいんだよね。それと長澤まさみに対して巨乳というのは、どうなんだろう?映画では谷間を見せていたけどそうでも無いかな、と言う気が…[映画館(邦画)] 8点(2011-10-02 09:44:02)《改行有》

40.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 これねぇ、先ず邦題が悪過ぎます。ロサンゼルス決戦って言いつつ、勝利の一片でしか無いじゃない。タイトルでインパクトを狙おうと思っているのかもしれないけど、観た結果看板に偽りありでは興ざめも良いところです。 内容的には完全なるプロパガンダ映画ですね。設定的にロサンゼルスが侵略の地に理由としては漠然としすぎているとか、エイリアンが明確な形で示されないとか、物語に一応の決着は付けているけど、この後が本当の戦いなんだよ、と匂わせる様な脚本になっていたりと。もうちょっとSF色を見せるのかと思えばそんな事も全くなかったしね。こういうのを観ていると、あぁ、アメリカ人ってこういう映画で多分、エイリアンが倒されたり宇宙船が破壊されるのを観て歓声をあげるんだろうな、とヘンな納得の仕方をしながら観ていました。 こういうのを見せられる位であれば、もっと戦争映画として特化してくれた方があたしには良かったです。[映画館(字幕)] 5点(2011-10-02 08:43:50)《改行有》

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