みんなのシネマレビュー |
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21. 耳をすませば(1995) すごくいろいろ得るものがありました。あの少年のように強い意志をもった男はやっぱりかっこいいです。そして、あのじいちゃん。年を重ねていってああなりたいと思いました。この作品、ずっとずっと見ようと思っていたのですが、なかなか見れずにいて先日はじめて見ましたが見て本当に良かったです。文句なしの9点献上です9点(2003-10-20 17:05:28) 22. 猟奇的な彼女 様々な伏線やこちらをドキッとさせてくれる仕掛けがいっぱいで面白い。何よりさえない男と強気な彼女のミスマッチがほほえましい。最後には本当に泣けた。最高の一本です。 9点(2003-07-13 20:16:40) 23. アパートの鍵貸します すばらしくチャーミングな映画でした。最初C.C.バクスター役のジャック・レモンの演技のコミカルさに戸惑ったのですが、途中からとてもかわいらしく見えてきました。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-14 20:17:21) 24. 華氏911 前作『ボウリング・フォー・コロンバイン』で編集の巧みさに魅せられましたが、今回もその緩急が見事でした。ブッシュ氏をコケにして笑いを誘っている一方、拉致のことやファルージャでの惨劇、犠牲になった人々についてのことは、胸にくるものがありました。[DVD(字幕)] 8点(2006-05-27 15:40:57) 25. ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 「どうしてアメリカでこんな事件が起こったのか、血を流した歴史があるから?銃が存在しているから?多様な人種がいるってどういう意味?」という数々の言葉に考えさせられました。また、他者を拒絶しようとすればするほど、他者を恐れていく人間の様子が描かれていて「そうだなぁ」と感じました。 これを作った彼が『華氏911』へと向かったのも納得できます。8点(2005-01-28 00:08:35)《改行有》 26. ターミナル 期待通りでした。泣いてしまいました、ストーリーにとか言うよりは“にくい演出”に。 トム・ハンクスの温かみのある演技は相変わらずステキでした。そして脚本も非常にユーモアに富んでいて、何度も笑わせていただきました。英語で何言われても「Yes!」。日本人もあんな感じかもしれないですね。 アメリアとナボルスキーがまばゆい光の中でキスしたり、ナボルスキーに空港の皆が心を寄せるなどの過剰ともいえる演出を、寛容さを持って受け止めたくなるような愛しさを持った映画でした。8点(2005-01-28 00:00:21)《改行有》 27. 誰も知らない(2004) まだ12歳なのにしっかりしているなと思いきや、途中から不協和音が聞こえだし、母親の身勝手さを散々見てきたのに、それと同じようなことをしてしまうというそのギャップが印象的です。 柳楽君の演技はカンヌで賞を取るほどのものでしたが、僕はこの四兄弟の中の長女役の子がもすごいと思いました。兄を見るときの眼差しがすごかったです。 これが実際の事件を基にしていると言うから驚きです。母親の無責任さを憎むものでもなく、子ども達に同情するでもない、どういう感想を持ったらいいのか分からないけれど訴えかけてくるものがある不思議な映画でした。8点(2004-09-28 10:21:36)《改行有》 28. 死ぬまでにしたい10のこと おっ!いい映画でした。スペイン映画おしゃれですね。「美しいね、娘さんも」って台詞とか素敵です。自分が彼女の立場だったらいったいどういうことをするのだろうと考えさせられました。8点(2004-08-29 00:39:30) 29. ショーシャンクの空に 名作ですね。ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが圧巻!やっぱこの二人はすごいなぁ。ストーリーも意外性が本当に面白いし、前向きな感じが見ていてすごく元気が出ます。 一つ残念なのは、アンディがレッドに送ったハーモニカが、意外にも使われなかったのが少し残念でした。あれが上手く使われたらもっと感動できたかも。8点(2004-08-29 00:35:22)《改行有》 30. 時計じかけのオレンジ これはすごい!二時間ちょいの間にいろんなものが詰まった映画ですね。まず世界観・ビジュアルが素晴らしいです。カラフルな雰囲気の部屋、怪しい置物がいっぱいのミルクバ-(!?)なるもの、仲間達の格好、すべてがスタイリッシュでした。また音楽も、この作品のキーになっているだけあって、面白く合わせているのが多いなと思いました。 何よりも、この話のストーリー、テーマがすごくいいと思います。そして後半からもう寒気が止まりませんでした。日本語的に言えば「因果応報」、怖いですね。8点(2004-08-29 00:33:15)《改行有》 31. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 映像の美しさ、不思議な魅力を持つ音楽、発想の面白さ、哲学的な問いかけ、などなど素晴らしいところがたくさんありました。アニメを知らないで観たのですが、前半で大体つかめたので、この映画から入っても、大丈夫だと思いました。8点(2004-05-04 16:17:40) 32. 壬生義士伝 《ネタバレ》 中井貴一演じる吉村の、普段ときりっとしたときのギャップがあり素敵でした。家族の前では優しき父であり、戦場では勇敢な武士として生きる姿に感動しました。佐藤浩市と中井貴一が別れるとことなったシーンは、この映画でもっとも男を感じる部分だと思います。自分は食わずに、人に食べ物を分けてやる優しさ、官軍の鉄砲隊に一人突っ込んでいく勇敢さ、吉村貫一郎という人の魅力が凝縮されているシーンです。8点(2004-03-08 23:35:13) 33. ラスト・プレゼント 《ネタバレ》 この映画の成功のポイントは、主人公をお笑い芸人にしたところだと思います。心臓マッサージのところ辺りまでは、心臓マッサージという壮絶なシーンとお笑いというギャップが受け入れがたく、ピアニストとかもっときれいな職業のほうがいいんじゃなかったのかなと思ったのですが、終盤のシーンで舞台を見ている奥さんの前で涙を流しながら、笑いの舞台をこなすヨンギさんを見て、そのギャップの大きさに(・_・、)グスンと来ました。8点(2004-03-08 23:34:12) 34. リクルート 展開が非常にテンポが良くて、リクルートされるまで、ファームにて、ファームを出た後、の三つがバランスよくて、飽きがきませんでした。飽きが来なかったのは、ほかにも、重低音の聞いた音楽が良かったのと、ある・パチーノの顔が良かったのもあると思います。彼の独特の深い堀の顔がアップになってそこに光が当たると目の周りが陰になって、なんかやってくれそうな雰囲気を出してくれていました。常に視点がコリン・ファレルからもので、拷問のシーンも、アル・パチーノからNOCの指令を受けるのもコリン・ファレルと一緒に信じ込んでしまいます。8点(2004-01-28 12:25:29) 35. イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 エンディングに向かっていく流れは、中盤ぐらいで予想できていたのですけど、それでもジ-ンときちゃいました。---◇---やっぱり、韓国映画ってすごいですね。今回も、「コーラ」の目線でカメラを動かしたりして。僕は最初、この動き何なの?と思ったのですが、「コーラ」のものだと解って、あとで巻き戻してみてしまいました。あと、街路樹のある散歩道を歩くとことか、そのままカメラを回しているのに僕らにはちゃんと二年のときを挟んでいるように見える。すごいです。8点(2004-01-28 12:21:39) 36. 戦場のピアニスト 戦争というものを、ほんの一部ですが、(かつこれが真の姿であるとの保証はないながらも)伝えてくれる素晴らしい作品だと思います。8点(2004-01-19 19:35:07) 37. 黄泉がえり 僕は好きですね。本当は10点あげてもいいのですが、柴咲コウのシーンの必要性がまったくわからなかったので、その時間で興ざめしてしまったので、2点引いています。まず俳優陣の豪華さにビックリ。邦衛さんとかあんなちょっとでいいの?ってほどでした。田辺誠一とか石田ゆり子さんとか、主役張ってもいい人が脇役で出ています。むしろ主役は草なぎ君と竹内よりは、そっくりそのまま田辺と石田ゆり子にしてくれたほうが良かったかな…なんて。いくつかの話が、並行して出てきます。どれも本当にいい話なので、かなり泣けるとは思うのですが、もちょっと数絞って深く描いてくれたほうがいいかなと思います。個人的には、「邦衛さんの話」と「ゆりっぺ&翔さんの話」、あと、ストーリー上はずせない「カツオ君」でよかったかなと思います。特に邦衛さんとこは、最高。8点(2004-01-19 19:32:46) 38. 風の谷のナウシカ 日本のアニメ映画史上の名作です。ほかの宮崎作品との比較の話を持ち出せば、それほど好きではないのですが、絶対的な価値を言うならば、その扱うテーマ、世界観、登場人物の魅力、何を取っても申し分ない映画だと思います。8点(2004-01-12 11:17:17) 39. たそがれ清兵衛 僕は真田広之が結構好きなので、楽しむことができました。凛々しい顔立ちであるのに、今回は貧乏でさえない侍役ということで、役に合うのだろうかと思っていたのですが、さすが役者です、しっかりと「生活に苦労をしつつも娘を愛する父親」像を出していて、great!そして丹波のおじ様は、いやみったらしい役がよく似合う。清兵衛が娘たちに向かって「俺もでぇっきれいだ」と言ったとこは笑ってしまいました。 これは見ておいて損の無い一本だと思います。8点(2004-01-12 11:03:50)《改行有》 40. いまを生きる これを見たのが高校のときだったので、めっちゃ感情移入できました。もうかれこれ、15年も前の映画なんですね。ロビン・ウィリアムズが若い…。一時はもとの生活に戻るが、さいごには抑圧を断ち切る若者の姿に本当に感動しました。ロビン・ウィリアムスのように温かみのある演技が印象的です。8点(2004-01-06 13:10:23)
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