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21.  この世界の片隅に(2016) こうの史代さんのファンなので、原作は随分前に読んでいました。映画は原作にほぼ忠実に丁寧に描かれていて素晴らしい出来だったと思いますが、世間で大騒ぎされているほど衝撃を受けたりはしませんでした。ここまで騒ぎになっているのは原作があまり知られていないからでしょうか?過熱気味の評価にちょっとびっくりしています。原作のほうが映画よりも踏み込んだ内容だったので、内容に興味を持たれた方はぜひ原作を読んで欲しいと思います。[映画館(邦画)] 8点(2019-08-24 14:30:53)

22.  お熱いのがお好き 最高でした。最初から最後までとぎれることのない疾走感が気持ちいい。俳優が魅力的だわ、粋な音楽で楽しませてくれるわ、展開もまったく飽きさせないわで大満足。観ている間幸せな気分になりました。古い作品なのにかなり笑えます。ビリー・ワイルダー初体験でしたが、もっと早く観ておけばよかったです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-21 00:19:46)

23.  エド・ウッド この映画大好きです。ティム・バートン監督のエドへの愛が溢れています。 自分も現実世界でエドのチームにいたらドロレスみたいに怒り出して距離をおいてしまいかねないけど、この映画を通してみるエドは最低映画監督には違いなくても、映画愛だけが常人よりも突出していてそこにどこまでも正直で、小賢しい考えや他人に対する悪意のない愛すべき人物に思えます。エドが世間から忘れ去られたかつての名優ベラ・ルゴシへの敬意を誰がなんと言おうと忘れないあたりなんか、微笑ましいけどどこか哀しくて最高ですね。バートン監督のこういう人間観を感じられるのがこの作品をみる上でのいちばんの幸せです。 いちばんのハイライトはなんといってもルゴシとタコの格闘シーン。何度も巻き戻して夜中に爆笑させてもらいました。ルゴシ役のマーティン・ランドーがこれでアカデミー賞を受賞したのもなんだか嬉しい。 この映画をみたらエドの作品をみてみたいという気にさせられるくらいバートンの溢れる愛が伝わってくるのだけど、たぶん実際みたらいろんな意味で絶対面白くないのでひとりでみるのはやめときます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-09 21:47:16)《改行有》

24.  少女ムシェット 《ネタバレ》 印象としてはとてもシンプルなのに、一見関連のなさそうな要素が丁寧に複雑に組み合わされていて、ブレッソンの確かな腕を感じられる良作。 おそらく中学生くらいと思われる少女・ムシェットは貧しい家に暮らしている。病気の母を看病し、母のかわりに乳児の世話や家事を引き受け、若くして働き、父には働いた金を奪われ楽しみを禁じられ、学校では劣等生で同級生にもなじめない。そんな彼女が、森番と密漁者の争いに巻き込まれ、密猟者に犯されてしまう。翌朝ついに母が亡くなり町の大人たちは彼女を哀れむが、その大人たちも犯された傷をみて誤解し「ふしだら」と彼女を蔑んだり等、真の助けにはならない。ムシェットは、象徴的に登場する「狩人に追われる動物」のごとく、逃げ場のないところへ追い込まれていく。 これほど悲惨な物語なのに「かわいそう」と涙する気にはならなかったのは、ひとつには意図的に演技が記号化されていたからかもしれない。直接的感情表現は一切排除されていて、どこかウソっぽい。たとえばムシェットの涙はいかにも目薬をさしたようなおかしな流れ方をする。しかしそれがなんともいえないおかしみを誘うし、安易な共感でなく人物の心の動きをじっくり探るという意味での想像力が刺激されて興味深かった。 ムシェットに人生を方向転換するチャンスがなかったわけではない気がする。とくに最後の森番の妻は本物の助けになる可能性があった。が、そのときには既に、ムシェットの心は完全に閉ざされ、猜疑心でいっぱいになっていた。だからといって、それが彼女の責任とするにはあまりにも酷だ。あの場面で素直になるにはよほどの精神力が必要だが、彼女はその精神力を養う機会をことごとく奪われてきた。犯されたときも、彼女は男を性欲的な意味では受け入れていたから、ふしだらといえばそうかもしれない。でも、思春期の女の子だからもちろん異性に興味はあるのである。それをまっすぐ表現することも、父親により阻まれてしまったのだ。 ムシェットは不幸に始まり、その不幸が不幸を呼んで、逃げられない不幸のスパイラルに陥って死ぬしかなくなってしまった。本当にどうしようもなくどうしようもない話である。こういう話に「こうすればよかったのにね」というのは不粋以外のなにものでもないだろう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-19 12:32:20)(良:2票) 《改行有》

25.  天使のくれた時間 《ネタバレ》 たまたまテレビでやってたので観ましたが、良い作品でした。テーマの捉え方は人それぞれかもしれませんが、自分的にこの作品は「自己実現」と「愛」の狭間で揺れ動くなかで、個人はどのような決断をしていくのか、ということについての映画な気がしました。現実世界でビジネスマンとしての能力を完全に開花させている主人公。自分は欲しいものを全て手に入れたと思っている彼の無意識に眠る「ほんとうにこれでいいのだろうか?」という疑問が黒人のナビゲーターという形で現れ、「あったかもしれない世界」を夢のなかで体験したのかもしれません。自己実現も大切だけれど、愛がなければ淋しい。人生のなかで誰でもが抱える葛藤を、素晴らしく良くできた脚本と丁寧な演出、魅力的なキャストで描いています。ラストが曖昧な点については、「こうである」という結論がなかなか出ないのが人生ですから、私はとても気に入ってます。観て損はない作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-02 23:44:48)(良:2票)

26.  A2 公開当時、森達也さんをあまり知らずにみにいったのですが、オウム真理教を題材にしたドキュメンタリーでまさか笑えるとは思わなくて驚いた記憶があります。 大手マスコミによっていかにオウム真理教が「料理」されてしまっていたのかがよくわかります。森監督は、オウムに体ひとつで飛び込んでいく驚くべき行動力と、彼等をひとつの正当性を軸に追及していくのではなくひたすら見つめ続けようとする「待ち」の姿勢で、ただそこにあるオウムの「事実」だけを差し出してくれました。 信者たちが自分達と同じ人間である、という気がついてみればあたりまえのことに改めて目を向けさせてられたのですが、それは森監督が吹き荒れる北風ではなく控えめな太陽であったからでしょう。静かな粘り強さに脱帽です。[映画館(邦画)] 8点(2007-04-07 04:51:28)《改行有》

27.  マンハッタン 映画をみようとしてもすぐ寝てしまう私が、最初から最後まで食い入るようにみてしまった。そしてそれがなんでなのか、はっきりとはわからないのがよかった。ウディ・アレン初体験でしたが、大満足です。[DVD(字幕)] 8点(2007-04-06 20:38:44)

28.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 SF映画と思って観たので、その仕立ての質素さにちょっとびっくりしました。しかしドッカンドッカンした感じのSF映画があまり好みではない私にとっては良い驚き。よく考えると背筋の凍るような出来事が起こっているのに(何か背丈の低い人間が一瞬だけ出てきたがあれは何だったのだろう、すごく怖かったけど改めて観るの怖いからやめました)、そこんところは「ギャ~~~!」的なリアクションも音響も映像効果も何もなくサラッと流されてしまうところが逆にリアルでぞっとします。ちょっと間を置いてから「え、ちょっと待って今の何?」と考えてしまう。現実でもそんな感じじゃないでしょか。哲学的な面については考えるのに体力がいるのでここで語るのはやめておきます。しかし皆さん眠くなったとおっしゃってますが、確かにこうした雰囲気の映画は観るのにものすごく体力がいりますね。コンディションが良い時にしか楽しめないかもしれません。[地上波(字幕)] 8点(2006-01-10 22:59:28)

29.  茶の味 《ネタバレ》 最初に一くんの頭を電車が走り抜けるところで一気につかまれてしまいました。なんだかわからない人たちが、ほのぼのとした空気の中でなんとなくちょっとずつつながっていくのが楽しめました。家族という重くなりがちな題材をサラッと描いていたのがなんとも気持ちがいいですね。我集院達也がおじいちゃん役という違和感もこういうタッチなら全く抵抗なく受け入れられてしまいました。おそらく冒頭のシーンで「こういう映画だよ」っていう提示を監督がきちんとしてくれたからではないかなあと私は思います。「自然体」演技(台詞の言い方を可能な限り日常に近付けてあったことなど)が全体にうまくいってて好感が持てたのですが、正直若干鼻につくところも…。しかしいい映画なのでそのへんは忘れることにします。石井監督はしょーもないことを思いっきりやってくれるから私も好きです。[地上波(字幕)] 8点(2005-10-28 22:43:25)

30.  コントラクト・キラー とても面白かった。生真面目だけど間抜けなところが魅力的な主人公はじめキャラクターがみんな素敵。普通ならすっとばしてしまうような細部を描いて、決めのところは敢えて隠して、という描き方が観る者の想像力を膨らませてくれました。笑わせてくれるのに最後はしっかりカッコよくきまったのはジャン=ピエール・レオの名演技によるところが大きいかもしれません。いい俳優さんだなあ。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 13:03:24)

31.  マッチ工場の少女 《ネタバレ》 面白かったです。主人公の女性に起こった事実を淡々とセンス良く配置した作品でした。感情を説明する描写を徹底的に省いていたので、悲惨さから一歩距離を置いて観られたように思います。普通ならみてられないような場面も滑稽さの方が際立って笑えたのはその演出のおかげかなと思います。妊娠を報告する手紙の内容が微妙にズレていく場面がとても面白くて印象に残ってます。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-14 22:25:49)

32.  道(1954) この映画をみていると「ジェルソミーナは本当はこうした方がよかったんじゃないか」などとつい言ってしまいたくなるが、そういう投げかけはどうも野暮に思える。なぜならジェルソミーナが必死だったからだ。8点(2005-03-23 08:11:42)(良:1票)

33.  そして船は行く 《ネタバレ》 観終わった率直な印象としては、傑作の一歩手前といった感じでした。はじまり方がとてもよくて引き込まれました。オルランド役の俳優さんがとても素敵で、彼独特のユーモラスさが映画全体に柔らかい印象をもたらしていたように思います。特にこれといったストーリーがあるわけではないのですが、全体にフェリーニ監督の卓抜したセンスが感じられます。それだけでも楽しめる作品です。何でサイ?そのアップはなに?急に大合唱?など様々な?が浮かぶのだけど監督のセンスでそれがかっこよく見えてしまうのです。腕が良い方の作品って不思議。8点(2005-02-07 23:17:47)

34.  僕らはみんな生きている 公開当時、日本映画は特に勢いもなくて、「邦画かぁ…」などと思いつつあまり期待せずに観にいったんですが、面白かったので結局3回観に行きました。そして山崎努さんの大大ファンになりました。それは10年以上経った今でも変わっていません。という思い出の作品です。最近ビデオで観てみましたが、面白さは当時感じたほどではないにしても、やっぱりいい役者の揃った素敵な映画でした。サラリーマンのおじさんたちがとても可愛く描かれています。と言ったら失礼でしょうか… 8点(2005-02-01 20:56:12)《改行有》

35.  バトル・ロワイアル 序盤から引きこまれて観るのをやめられませんでした。中学生が殺し合うというテーマは問題じゃないか、とかはなぜかまったく考えなかったというか、そういうひまもなくどんどん映画が進んでいきました。暴力アニメで嫌悪感を感じる作品はたくさんあるのだけど、この作品にはそれがなく、ただ「死」を隣り合わせにして生々しく痛々しく輝きを増す「生」の姿がそこにありました。何度も眉間にしわをよせつつ胸が痛むような感覚を覚えました。不謹慎と言われるかもしれないけど、必死で生きる姿って美しいなあ、とただただそれを感じたのです。なぜでしょう。深作びいきなのかなあ。[DVD(邦画)] 8点(2005-02-01 12:58:07)

36.  岸和田少年愚連隊 「ジャリン子チエ」をみた後のような爽快感。ダメでワルな男たちがとても魅力的に描かれていました。とくに矢部さん、とてもセクシー。キャスティングは最高だったと思います。8点(2004-06-20 03:14:32)

37.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 前半はユーモアを織りまぜたりボニーのファッションが素敵だったりで、このまま犯罪をかっこよくファッショナブルに描いていくのかなーと思っていたんですが…、後半の悲惨さがすごかった。ボニーとクライドが愛し合ってるのがとてもよく伝わったので、その分余計に切なくて痛かった。ふたりがほかの形で出会ってたらなあなどとちょっと単純に感情移入してしまいました。8点(2004-06-15 02:38:59)(良:1票)

38.  座頭市(2003) おもしろかったです。お友達に「みにいったほうがいいよ」と素直にすすめたい映画です。「エンターテインメント作品を撮るぞ!」という監督のことばどおり、どなたでも楽しめる作品に仕上がっていると思います。なんかもういろいろなこだわり的なものをすっかり捨てて、からっぽになって観て気持ちよく楽しんでもらえるといいなあと思います。そうじゃないともったいない。北野監督に楽しく騙されてください。[映画館(邦画)] 8点(2003-09-30 22:55:21)(良:2票)

39.  桐島、部活やめるってよ 好きではないけどとても興味深い映画で、最初から最後まで飽きずに楽しめた。もともと自分は高校まで学校というものが大嫌いだったけれど、この映画を見ながら、高校以前の時代には何があっても絶対に戻りたくないと改めて思った。鉄筋コンクリートに閉じ込められ、好きで同じクラスになったわけでもない人々と強制的に毎日顔を突き合わせ、勉強やら部活やらやり続けなければならなかった地獄の日々。そのとき自分を覆っていたどうしようもない閉塞感をとても久しぶりに思い出し、あの時代を切り抜けて今が幸せなのは嬉しいことだと感謝した。それぐらいリアリティがあった。だから映画としては成功してるんだろうと思う。[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-18 00:38:03)(良:1票)

40.  現金に体を張れ 面白かった。犯人グループの現金強奪計画とすすめかたは素人目にみてもざっくりしてて危なっかしかったけど、テンポの速い台詞まわしとスピーディーな展開、とことんまで悪女なシェリーをはじめとしたキャラクターの面白さでそういったことはチャラにできた。台詞のテンポも速いんだけど、歩き方とかロッカーの開け閉めとかカギの閉め方とか、タバコなんかの物の扱いの細かい動作ひとつひとつがいちいちテンポが良くて気持ちよく見られる。空港でのラストシーンはカッコよくてしびれました。時間も短いし、なんかみたいな、って時におすすめの一本。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-09 21:26:36)

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