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プロフィール
コメント数 176
性別 男性
自己紹介 DVDボックスセット売りしかされてなかった「未知への飛行」が遂に単品発売されたぞ!しかも廉価版だ!期間限定!絶対買いだ!
期間限定でオリジナル公開版が収録されているスターウォーズシリーズも発売中。「エピソードⅣ A NEW HOPE」は特別版で最も変更点が多かっただけに、オリジナル作はある意味貴重だ。82年に日本語版のみで公開された時の音声が収録されており、特にC-3POとダースベイダーの吹き替えは、今の吹き替えの声優よりも、アンソニー・ダニエルスのしゃべり口調やジェームズ・アール・ジョーンズのトーンにより近い。

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21.  ナショナル・トレジャー 「コン・エアー」でも書いたが、主役の「冴えないおっさん」の主演作品には、全く触手が伸びない俺は、それでも、「内容が面白そうだ」という家族どもの意見を尊重してレンタル屋でDVDを。 俺:「さぁ!観るぞ、みんな!どうせ主役は冴えないおっさんだが、なんか活躍してそうだ!準備はいいか?『ゲハゲハ・トレジャー』再生だ!」 息子:「これ、『ゲハゲハ・トレジャー』って言うの?」 妻:「違うよ!タイトル覚えてないんでしょ?」 俺:「おう!『なんたらトレジャー』だ。いいんだよ、適当で。どうせ、主役は冴えないおっさんなんだから、ゲハゲハでもスカスカでも」 俺:「うぉ?!なんじゃ?!!ニコラス・ケイジ!!髪の毛、増えてないか?!」 妻:「植毛したんじゃないの?」 俺:「お、恐るべし、ニコラス!冴えないおっさんから、イメチェンするつもりか?」 内容、結構面白かったですよ。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-14 05:39:18)《改行有》

22.  カンフーハッスル 「少林サッカー」も楽しめましたが、本作の方が面白かった。 昔のジャッキー・チェン作品等にありがちだった、苦難を乗り越え強くなってという筋書きを取っ払って、センチメンタルさもカラっと転じさせている作品作りに好感が持てる。 コミカルと破天荒な色合いはチャウ・シンチーの持ち味なのでしょう。 これからも、ハチャメチャな作品を作って頂きたい。[DVD(字幕)] 8点(2005-09-14 05:05:26)《改行有》

23.  MAKOTO 本作では、MAKOTOが関わるエピソードとしては大筋として、河合美智子扮する母親の娘の話、武田鉄矢扮する父親の娘の話、そして自分の妻の話という3つのケースで構成されている。けれど、本筋である自分の妻のエピソードよりも、最初に関わる、河合の娘のエピソードが一番ぐっときました。 郷田マモラの原作漫画を読んだことはないのだけれど、原作はエピソードがもっとあるのでしょうか? 連載漫画であれば、毎回いろんなエピソードでという、1話完結型のドラマ仕立てでやっていける範疇のストーリー作りが可能だと思うので、どちらかというと、そういった感じでTVドラマにしたら面白いかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2005-09-14 04:45:17)《改行有》

24.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 日本では1978年~2005年という、27年間にも渡ったシリーズ6作品の公開が とうとう完遂された。 当初の1977年製作のSTAR WARS (EPISODE Ⅳ - A NEW HOPE-) から 全9作を2001年までに製作公開するという構想からは大きく予定が変更されたものの それでも6作品を27年間に渡り公開仕切ったという本シリーズは、映画界にも 類を観ない長大な大河作品となった。 内容については、技術面が進化したとはいえ、旧シリーズの勢いや、作品作りの面から 比較すると新シリーズは旧シリーズほどの魅力がなく、メガホンをルーカス自身が 取り続けたこともあり失速感が顕著だ。 それでも、この本作はそういう新シリーズにあって、おそらく一番見所のある作品と なっていると思う。 旧シリーズにつながる本作であることから、全作通して出演しているC-3POやR2-D2とは別に、旧シリーズのキャラクターが若干ここで登場してくる。 イアン・マクダーミッド扮する最高議長であったパルパティーンは、本作で銀河皇帝の 容姿を現し、旧シリーズのレギュラー、ピーター・メイヒュー扮するチューバッカも 登場。そして、アナキンから変異したダースベイダーの声は、ジェームズ・アール・ ジョーンズ。 エンディングでタトゥイーンの二つの太陽を望むオーウェンの姿は、EPISODE Ⅳの冒頭 近くにあるルークの姿とダブる。 このシーンがもっとも、心に来ると共に、最高の悲劇作品として完結する本作を、 既知のEPISODE Ⅳに完全リンクさせて希望で終わらせる役目となっている。 本作の性格上、クライマックスでカタルシスを得られない作品であることは分かっているだけに、このシーンで終わらせた判断は、最高に素晴らしいと思う。 ともあれ、長きに渡るスターウォーズの幻想はこれで終幕する。 お疲れ様でした。[映画館(字幕)] 8点(2005-08-11 02:19:29)(良:1票) 《改行有》

25.  28日後... 《ネタバレ》 70年代に量産されたB級の世紀末作品のカラーを保ちつつ、木目細かい作りが好感触。 荒もそれなりにあるが、脚本はシンプルな上によく練り込まれている。 何故、主人公が、子供の感染者を殺す描写が必要なのか、何故、娘の父親が軍隊と 接触する以前に感染し、射殺される流れに至るべきだったのか。それは後のストーリー展開で明白な回答が得られる。 何よりも舞台がヨーロッパ、しかもイギリスという島国であることが本作の切り札となっている。 ホラーにはヨーロッパの空気の色合いが良く似合うのだ。 最後は狂気化した人間対人間の戦いだ。 7点(2005-02-21 00:36:11)《改行有》

26.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 玉手箱から出てくるいろんなお話の数々、観ていて素直に楽しい。 それぞれのエピソードの画作りがティム・バートンらしく、それぞれに雰囲気を持っている。 この辺りは、「シザーハンズ」を想起させる。 人は、時にエピソードをそれなりにデフォルメして語ることがある。 主人公の父は正にそのタイプの人間だ。 少し、話を誇張して息子や周りの人達を楽しませようとするサービス精神旺盛な人物なのだ。 そして、観客は、最後にエピソードの数々が、決して真っ赤な嘘の羅列ではないことを、目の当たりにする。 彼は少しだけ、尾ひれを付けたり誇張しているだけなのだと言うことを。 ただ大嘘も中には含まれていて、主人公が生まれたときのエピソードもその一つ。 けれども医者が語る本当のエピソードの方が、実は、感動的であったりする所が心憎い。 素敵な大人のファンタジーでした。[DVD(字幕)] 8点(2004-12-14 00:25:29)(良:1票) 《改行有》

27.  ベンジーの愛 公開当時はちょっとしたベンジーブームだった。 本作では、見るたびにいつも、大きな野良犬とベンジーとのドライな友情関係に感動してしまう。だからドーベルマンに追いかけられて、いざ窮地!という時のあのシーンでは涙が出そうなくらいに笑っちゃうのです。大好きなシーンがあるので、私には良作です。7点(2004-12-05 17:06:50)《改行有》

28.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 小学生だったか中学生だったかの恋に多感な時期に見たのもあって、凄く好きな作品です。この作品が醸し出している全体の雰囲気が好きです。 やっぱり、音楽とイギリスの風景と素朴なトレーシー・ハイドと自分の気持ちに正直で真っ直ぐなマーク・レスターに魅了されたのだと思う。 甘酸っぱい初恋を描く作品は数々あるが、エンディングのトロッコがこの作品の位置づけを雄弁に物語っている気がします。 翌年にイギリスで製作された「フレンズ ポールとミシェル」が本作の主人公達より少し上の年代の子供達の純愛を描いているが、本作と比べると生活感が生々しく描かれ、続編では、現実の厳しさを真っ向から突きつけられた内容となっている。 そういう相違点から見ると本作は子供の為のラブファンタジーなのです。 なので、メロディとダニーはどこまでもトロッコで二人の愛の道を突き進んで行って、めでたしめでたし。続編なんて絶対作ってはならない作品なのです。 9点(2004-12-05 16:36:04)(良:1票) 《改行有》

29.  スター・ウォーズ それまでの映画史上では「猿の惑星」や「ミクロの決死圏」、「禁断の惑星」などの一部の作品を除いて、SF作品のほとんどがマニアやカルトムービー信者というある一定層の観客のみに支持され、一般層にはお子様向けの低レベル作品とかゲテモノ作品と言う扱いをされることがほとんどだったのではないだろうか。 宇宙物のSFに限って言えば、アーサー・C・クラークの「2001年宇宙の旅」が、スタンリー・キューブリックによって映像化され、特撮の完成度の高さと難解で哲学的なストーリーにより、別格扱いされた後は、一般層に高評価されるような作品はほとんど輩出されていないと思う。それに加え70年代は「ポセイドン・アドベンチャー」の成功に端を発したパニックブーム、「エクソシスト」で市民権を獲得するオカルトブーム、「ジョーズ」が決定打を放った動物パニックブームなどのトレンドがあり、SF作品は興行トレンドからは確実に外れていた。 そのような時代に単純明快なストーリーと低予算ながらも当時は目を見張る、それまでには見たこともないような特撮(SFX=スペシャルエフェクトという英語が日本で一般的に用いられ始めたのは本作公開時からだ)を用いて製作公開し、一般客や知識人、あらゆる業界をも取り込んで全世界にセンセーショナルを巻き起こした上、色眼鏡で見られがちだった宇宙物SFというジャンルに市民権を与えたのが本作なのだ。 アカデミー賞11部門にノミネートされ7部門を獲得したことからも、本作が一般作品と同列に肩を並べた上で評価されていることがうかがえる。 つまり、現在多数の宇宙物SF作品がSFマニアのみならず一般層の観客をも相手に 大々的なロードショー公開ができる轍を作ったのがこのSWと言っても過言ではない。 本作こそ「SF映画史上に金字塔を打ち立てた」という言い回しが、決して大げさでは ない名作だと思う。 私はシリーズを通して、アーヴィン・カーシュナーが撮った「帝国の逆襲」が最も好きなのだが、本作の成功なくして「帝国の逆襲」も世に出なかったのだ。 本作を世に出したルーカスとそれを支えたアラン・ラッドJr.にありがとう。 そして、78年の日本劇場公開を体験できたことを幸せに思う。10点(2004-10-24 17:02:37)(良:3票) 《改行有》

30.  ゼブラーマン 大好きな三池監督。 今回はどうよ?と観てみたら、何と今回は子供と一緒に観れる映画じゃないの? D.O.A.は面白いけど子供とは観れないもんね。 D.O.A.を撮った三池さんなら、こういう作品撮っても全く不思議ではないな。 とうとうここまで来てくれたかという感じだ。 クドカンの脚本には最初から期待はしてなかったので、これで十分でないか? 私は、いきつけの喫茶店で昼飯食うときは、今も連載中のビッグコミックスピリッツに 目を通しているが(最近は読むというよりも流し読み)、あれの映画化をまんまってわけにも行かんでしょう。けど、コミカルな面の雰囲気は出ていたのでは? 特に前半部分、コスチュームを試着する当たりから笑えてくる。 私はそんなに悪くないと思うよ。 それ所か、哀川翔と鈴木京香のコスプレに対する勇気とその素晴らしい演技力に高得点だ! そして、水木一郎の歌声にもう一つ加点だ! 8点(2004-08-08 15:38:11)《改行有》

31.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 オープニング・クレジットでびっくり!銀河皇帝(ていうか、パルパティーン)出てるやん。 他にも本作には、新シリーズSWのキャストが出演している。 バートンの作り出す世界とストーリーに素直に移入できた。 首切りシーンはインパクトがある。首の切断面が妙にリアル。 レイ・パーク演じる首無し騎士は限りなく不気味で迫力ある動きは最高だ。「さすがSWのダース・モール。あんたはこれからも引っ張りダコだよ、きっと」と、公開当時思っていたら、 後にX-メンやら何やらでも独特のスタントを披露している。 いっちばーん、すばらしいシーンは、騎士が産婦人科を急襲するところから始まって、 屋根のある橋のたもとでデップ達と戦い、去って行くまでの連続シークェンス。 ここの一連のシーンは緊張感がいっきに高まって息付く暇を与えない。 ギシッギシッ!思わず小声で呟いてしまった。「屋根の上や!」 クライマックスよりもここが一番ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしました。 ドラキュラ役の名優、クリストファー・リーが出てたのには大喜び。 この人を劇場で見たのは「1941」以来だと思うが、その後も何だかんだと映画出演されているようだ。 後にSW2のドゥークゥ伯爵として劇場で再会するのだけど、御大もかなりのお年。 今後、どれだけの作品でお会いできるのだろうか。 8点(2004-07-25 17:40:04)《改行有》

32.  はなれ瞽女おりん 瞽女(ごぜ)とは盲御前(めくらごぜ)の略だそうで、作品を見るとわかるが、鼓や三味線などを奏でたり歌を歌ったりする盲目の女芸人のことだ。 本作はそのめくらごぜおりんが彼女が出会う男達によって、ごぜの世界から孤立し、「はなれごぜ」として生きていく様を描いていたと記憶する。 映画ならばどんな作品であろうとも劇場で見たい時期だった中学生の頃、 親の知人が無料チケットを手に入れたので、どんな内容の作品なのかも知らずに、 その知人と親、そして姉と私とで劇場に見に行った。 皆、さほど内容を知らずに劇場に出向いたため、思春期の私を伴っての鑑賞は、 親たちには結構気まずかったのではないかと察する。 当時、中学生の私にとっては、かなりインパクトの強い衝撃作だったのに加えて スクリーンに映し出された四季折々の風景や作品自体が醸し出す独特の雰囲気が 未だに、心の中に鮮烈に焼きついていて、忘れることのできない作品となっている。 中でも、初潮を向かえ、両足を紐で結わえられて眠るおりんに、当時端役俳優だった西田敏行が夜這いをかけるシーンなどは、思春期の私には衝撃的ですらあった。 大人になった今、もう一度、見返して見たい。 きっと、あの頃とは違った側面から、深く感動できるのではないかと思う。 切にソフト化を希望。 8点(2004-07-19 23:54:11)《改行有》

33.  トイ・ストーリー2 前作よりさらにスケールアップして展開されるが、映像はもちろん内容のクオリティもアップしている。脚本の完璧さや伏線の巧妙さも前作同様に非の打ち所が無い。 「スターウォーズ/帝国の逆襲」のパロディの使い方が、最高に上手い。 前作の設定を無駄なく利用している点も素晴らしい。 例えば、前作のオチとなるクリスマスプレゼントの犬とミセスポテトヘッド、それに本作で舞台となる玩具店は、前作でバズが自分がオモチャだと認識するTVCMで登場する。 10点(2004-07-10 20:40:53)《改行有》

34.  トイ・ストーリー 個性的なキャラクター、無駄のない脚本、巧妙に張られた伏線、アクセントの効いたギャグ、時間差を置いての台詞の繰り返しによる味付けの妙味。 どこを取ってもパーフェクト。 細かな箇所を2で最大限に活用しているのは、既に1から計算済みなのだろうか? それとも、1の細かな箇所をピックアップして2は構築されたのだろうか? 2で舞台となる玩具店が、ちゃんとCMで登場していたりする。 10点(2004-07-10 20:34:42)《改行有》

35.  ニッポン警視庁の恥といわれた二人組 刑事珍道中 本作は、何かの併映だったのでたまたま観てしまったのだが、メインだった作品は一体何だっけ? それは良いとして、本作は、ある意味でインパクトが強かった。 インパクトが強いというのは「でかちんどうちゅう」という如何にも下ネタ入ってますよ的タイトルに よる所が大きいと思うのだが、内容としては、箸にも棒にもかからないドタバタ喜劇と言った所だ。 監督:斉藤光正、脚本:鎌田敏夫というのは、この前年に同じコンビで「戦国自衛隊」を 製作しているのだが、よほど「戦国・・・」の方が、本作より笑い所満載であった。 3点(2004-06-25 16:28:40)《改行有》

36.  陰陽師 夢枕獏の原作は出版されるたびに全て読んでいる。 なるほど、夢枕氏が自分が設定したイメージに合うのは野村萬斎しかいないと言って 自ら出演依頼しただけあり、晴明は全くのはまり役だ。 源博雅は身体的にもう少し、骨太な感じがあるとピッタリなのだが、長身であること、無骨であることなど、あれはあれでそれなりの感じが出ている。 だが・・・・。蜜虫、あら何なんだ? そんなにチャラチャラしない。 そんなにしゃべらない。 そんなに笑わない。 それでも式神か。 後、晴明と博雅の関係を急接近させるのに少し無理矢理なところがあった。 「博正!」、「晴明!」と互いに呼び合い「ササを酌み交わす」無二の親友同士なのだが、巡り会いのところから描いているので劇中では、最初は敬語で呼び合っている。 二時間ほどのうちに二人に固い結びつきをさせて、「『行こう!』『行こう!』そういうことになった」という独特の二人の雰囲気を描き出すには、少し辛いものがあったと思うぞ。 それから、「陰陽師」はアクション小説じゃないので、余計なアクションシーンは不要だ。晴明は陰陽道の術は使うが全くと言っていいほど、立ち回りはやらない。立ち回りは全て、博雅の役目なのだ。5点(2004-06-25 14:08:12)《改行有》

37.  ナイル殺人事件(1978) 夜間ライトアップされたピラミッドとスフィンクスの神秘的なポスター、壮大なエジプトの風景と名所を背景に展開されるミステリーの断片を効果的に演出する予告、そしてポップなイメージソング。これらに釣られ、子供の頃、親に頼み込んで劇場に連れていってもらった。 この作品でピーター・ユスチノフとデビッド・ニーブンのファンになった。 「み~すてり~な~いる♪」あら、やっぱり主題歌じゃなくてイメージソングだったんだ。 劇中じゃ一切かからないし、あれ?劇場でもかからなかったっけ? 7点(2004-06-25 13:41:29)《改行有》

38.  新幹線大爆破 新幹線のミニチュアシーンがちゃちに見えるのは、何もCGによるSFXが成熟した今だからの話ではない。 当時から東映はこの手の特撮は不得手だった。当時、ミニチュア模型特撮は東宝の 十八番だったのだ。 それでも、このシーンをスリリングに見せてしまうのは、シナリオ、編集、役者達の演技等、トータル的な作品の完成度の高さによる。 決して精巧とは言えないミニチュアながらも、同じレール上を走ってくる上りと下りの新幹線を駅の待避線で切り替えてすれ違わせる息をもつかせない見せ場の演出は素晴らしい。私的には好きなシーンが多数あるが、中でも台車部に仕掛けられた爆弾を橋脚から高速度カメラで撮影するシーンが好きだ。 短縮版がヨーロッパで公開され、フランスでは大ヒットした。 10点(2004-06-23 14:40:05)《改行有》

39.  DEAD OR ALIVE 犯罪者 竹内力と哀川翔のVシネ2代帝王が共演する三池崇監督の初期のR-15指定、 エログロヤクザ系バイオレンス作品。 「刑事と中国残留孤児3世との戦いを描いたバイオレンス・アクション」という知識だけで、 何の先入観ももたず観はじめのだけど、それはもう目を背けたくなるようなシーンや、 心情的につらいシーンで全体が覆われている。 好き嫌いは別として、かなり重めでダークなバイオレンス系作品としては、三池監督の手腕が光り 完成度も高く、十分すぎる出来の本作。 が、クライマックスの約5分程に差し掛かったとき、その価値観は根底から覆されてしまう。 何度も言うけど、内容が好きか嫌いかは別として、これまで地道に築き上げてきたモノを 土台からひっくり返してしまう三池監督の潔さ。 「自分はこれまで、いったい何を見せられてきたのだろうか」という戸惑いで、 ただひたすらバカみたいに笑いが止まらなかった作品である。[ビデオ(邦画)] 8点(2004-06-14 19:52:16)(良:1票) 《改行有》

40.  地球爆破作戦 大昔に深夜放送で観たのですが、当時は衝撃を受けました。 アメリカとソ連の国防用スーパーコンピュータが相互に対話をして情報補完をしているうちに、自分たちが人類を支配してしまうのが手っ取り早いということに気づいたもんだからさぁ大変! つまり、米ソのスパコンが結託して人類に恐怖政治を布いて支配してしまうというもの。 ソ連とアメリカのコンピュータがそれぞれミサイルを同時発射し、それぞれのミサイルを「迎撃して欲しけれゃ○○しやがれ!」などと、それぞれの人間達に要求を突きつけて脅迫するのです。お~怖。 挙句の果てには、監視カメラをいたるところに設置させプライバシーもへったくれもない状態で日夜監視してしまうのです。きゃ~恥。 なかなかインパクトのあった名作であると思うのですが、初見以降、未だに、本作のソフト等に出会ったことがありません。皆様、見る機会があれば是非ご覧ください。 あ~、もう一度観たい! 初見の感動を点数として献上いたします。 ~追記~ 投稿から10年近くたって、めでたくDVD化されました(祝)[DVD(字幕)] 8点(2004-06-14 19:25:09)(良:2票) 《改行有》

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