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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 前作と直接の関係のない2作目ですが、原題の2を表す副題は「Uncaged」と前作を受けたなかなかのセンスあるもの。 それに対して邦題は直接的すぎてセンスを疑います。 内容は前作と全く関係ありません(そりゃみんな死んでるから当然ですが) 造りは大幅に変わっていてシンプルな構成だった前作と異なり今回はてんこ盛りアトラクション状態でとにかく忙しい。つか47mかどうかも怪しいですし(移動しまくるので深度は関係ない)、登場人物も増えている上に海底の暗い遺跡の中が舞台、その上全員ダイビング姿という事で、誰と誰が今どうなってるのか…という細かい状況が非常にわかりづらいのが難点です。 とはいえ、きっちりストーリーが追えさえすれば、そこはてんこ盛りアトラクションストーリー、オーソドックスな娯楽映画として楽しめます。 まぁクライマックスの洋上のシーンでは「やっぱり明るくて状況がちゃんとわかるのって大事だな」と思うわけですが。 冒頭のいじめっ子のキャサリン、最後のオチでなんか罰的なものがあるかと思いきや特に何もなかったのはちと残念でした。 前作のオチを知っている人からすれば今回のクライマックスも酸素切れ妄想オチの可能性が高い事が心配になって素直に楽しめないわけですが…今回さすがにそうでなかったのはよかったです…が、また酸素キレ落ちかも…という疑惑を抱えたまま見るクライマックスはどうしても斜めに見てしまうので全く爽快感もなく、これはシリーズとしての構造的問題かもしれません。 …いや映画に出てないだけで「実は」という可能性もなくはないですが。 それにしてもメキシコの女子高生というのはあんなに普通に車に乗りまわしみんながダイビングの基礎知識とかあるものなんでしょうか…というのが個人的には気になります。 あと姉のサーシャ、なかなかスタイルがいいんですが(特に尻)、それを活かすシーンがあまりないのは個人的に非常に残念です笑[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-23 21:42:40)《改行有》

22.  必殺!恐竜神父 アマプラで観たそばからここに登録されてる! 先日amazonプライムの画面を開いたら「あなたへのおススメ映画」にこの映画が出てきて「これはいったいなんだよ」と思ったわけですが、私はアマプラにどう思われてるんでしょうか… それはさておき、レビューです。 馬鹿映画の中には「ほんとにくだらないし全く評価できない」馬鹿映画(これが実に多い)と「なんか愛すべき」馬鹿映画の2種類があると思うんですが、これはどちらかというと後者にあたる映画で、そこは悪くありません。 しかし、2022年の今、この1980年代90年代テイストなインディーズ映画(にしか見えない)ただの馬鹿映画をそこまで素直に評価できるか…というとこれもまた違うかな、と思うのです。 暇な人が昔懐かしき馬鹿映画ぽいものを観たいという需要にはぴったりですが、しかしそれ以上ではない。そういう映画だと思います。点数はつけようがないので中央点を捧げたいと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-19 23:40:54)《改行有》

23.  劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 実話ベースなわけですが、ドラマ化にあたり作成されたストーリーはお約束まみれのオーソドックスかつベタベタな内容なので文句をつけるところがほとんどありません。 これリアルではお父さんをゲームに誘ったマイディさんがガンで死んじゃっていて、この映画を観る人はその事実を知ってる人が多いですから、余計複雑な気分になる不思議な映画です。 この映画に限らずネトゲとリアルを絡めたストーリーで実写化されたものはいくつかありますが(ゆうべはお楽しみでしたね、とか)、途中でゲームのアバターで演じられるシーンがアクセントになるおかげで、通常の実写ドラマでは味わえない独特の雰囲気になっていると感じます。 実写じゃなくアニメ化の場合(アニメの場合どっちも絵で表現されるので)この面白さは表現できず、これに関しては実写独特のアドバンテージだなと個人的に思っています。 リリース直後あまりの不出来さに大問題となりスクエニの社長がお詫びする事態にまでなったFF14が復活した経緯なんかも知っていて観るとなお面白いんですが、まぁそれは本編とあまり関係ありませんね…いやFF14が大ゴケしたまま終了してたらこの話は生まれてないから実はそれ重要な事なのか。[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-17 03:11:53)《改行有》

24.  ハードコア(2015) レビュー書いてなかったようなのでとりあえず点数つけておきますが、FPSというゲームジャンルを知っているかどうかで印象が変わる映画かもしれません。 プレーしたことがある人なら、「まんまかよ!」と思わず突っ込んでしまうまんま映画。 今の感覚で言えば「ゲーム実況者無しでの配信を100分見せられる」ような感じのわけで、ゲーム実況って大事なんだな…と思わせてくれる映画です。そりゃEIKOはゲーム配信で人気でるわけだよ(笑)[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-14 14:25:12)《改行有》

25.  ウルフズ・コール 導入エピソード、対潜ヘリが潜水艦を攻撃するのになぜか銃撃!?するという謎のシーンで目が点になったんですが、残念ながら本編全体がだいたいそうクオリティでした。 やたら厨二的でいきってるキャラ設定とかストーリー展開とか、まるで安いコミックみたいな内容だよな…と思ったら、この映画の原作&監督がフランスのコミック作家だそうで…。 なるほど…そりゃこんな内容だよな、と納得したわけです。 海外での評価はまぁまぁらしいのですが、感性が日本人と違うんでしょうか…[インターネット(吹替)] 4点(2022-04-07 03:31:19)(良:1票) 《改行有》

26.  ディレイルド 脱線 巷にあふれるC級ホラー映画の中には「何かあると思わせて何も起きない」退屈なだけの映画も多いだけに、逆に無意味にイベント過多なこの映画はそれらに対するアンチテーゼなのかも…と思えなくもないですが…いやバランスよ。 何もなくてもつまらないけど、消化しきれないくらい設定やイベントを詰め込みすぎてもそれはそれでつまらないという事を教えてくれる教訓のような映画です。 明らかに設定もイベントも過剰で、前半で出てくるいろんな設定ってストーリー上全部不要で全く存在意義がないんですよね… 映画製作開始時に出てきたいろんなアイデアを実際の脚本に落とし込むとき普通だったら当然カットするような要素を全くカットせずに全部脚本にねじ込んだかのようなめちゃくちゃさ。 ちゃんとした映画を作るための反面教師用サンプルとしては非常に優秀な映画かもしれません。 「おもしろそうに見えるアイデアもちゃんと取捨選択しないとこうなっちゃうんだよ」的な。[インターネット(吹替)] 2点(2022-04-01 21:31:09)《改行有》

27.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 ピクサー作品の良さというのは喜怒哀楽のバランスの良さにあると個人的には思います。 お約束のストーリーを、多彩な小技で観客を楽しませながら最終的に期待通りのラストに着地させる。 そこにピクサーの良さがあると個人的には思っています。 (たとえばモンスターズインクなんかがその典型です) 本作品でも「写真の高祖父の顔がなくて誰かわからない」「ヘクターは写真を飾ってもらえないから消えそう」という点で「ヘクター=高祖父」なのが観客には早々にバレバレなのですが、しかしピクサー的にはそこはバレバレでもいいところ。 観客はそれはわかった上で、この映画がどんな解決をしてくれるのか…そこに、ピクサーらしいお約束な展開を期待して観るわけで、そういう意味で本作品は観客の期待にきっちり応えていて、まさにピクサーの大王道。 減点法で評価したときにほとんど非の打ちどころがありません。 そういう意味で非常に完成度は高い映画だと思うのですが、しかし一方でキャラクターや音楽の魅力という面で突き抜ける要素があまりないのも確かで、お約束からもう一歩突き抜けた何かがほしいな…と思ってしまうのも事実。 そういう意味では「とてもいい映画ではあるけど大好きというには一歩足りない」惜しい映画になっていると個人的には思いました。[地上波(吹替)] 8点(2022-03-09 02:45:53)(良:3票) 《改行有》

28.  ミッドサマー オードリー春日がアフリカあたりの村に行き現地の祭りに参加して仲間になって帰ってくる…みたいな番組が、コロナ前にはちょくちょく放送されてましたが、あの春日の行動こそがフィールドワーク的に正しい姿。自分の常識は捨てて現地の風習を全力で受け入れ仲間になって参加する。これが文化人類学的に正しい行動です。 その真逆の行動を取って殺されてたのが、かつて太平洋の小島にまで上陸してキリスト教を布教しようとしてた宣教師のみなさん。 現地の価値観総否定なわけですから、それこそフィールドワーク的にやっちゃいけない行動の典型。そりゃ当然の帰結なわけです。 …なんて事を考えさせてくれる本映画。なんか文化人類学とかをやってる界隈で(いろんな意味で)好評だそうで、フィールドワークなんかをやってる方が観るととても面白いんだとか。 で、私自身はフィールドワークをやってるわけでもないので、この映画に関するそういう逸話を面白いなぁ…とは思うんですが、この映画自体は…「この監督の作品ですよね…」としか言いようがありません。 とりあえずめちゃくちゃ映画が長く感じます。[インターネット(字幕)] 5点(2022-02-07 16:54:37)(良:2票) 《改行有》

29.  デンジャラス・ラン デンゼルワシントン主演&製作総指揮の映画だそうですが、彼の「こういう映画の俺、かっこいいだろ」的なナルシズムがプンプンと漂ってきて正直観ていてつらいです。 もはや伝統芸レベルでありふれたストーリーの底の浅さも相当で、開始30分で「多分こいつが黒幕だな」と誰もが思う奴がシンプルに黒幕だったりして、その何のひねりもないストーリーに逆にびっくりしてしまうレベル。 さらに国の隠蔽体質やらマスコミへの暴露…となれば、最近洋画を観始めた高校生に書かせたの?と思えるほどの安っぽさで…こうなると製作陣の知能指数にすら疑問を持たずにいられなくなります。 (まぁ実際各種レビューサイトや海外の批評家の評価も低いようで、そういう意味では安心ではあるのですが) まぁ逆に言えば、基本をはずさずオーソドックスな展開なので、あまりこういうジャンルの映画を観た事がない人が暇つぶしに観るには十分な出来…だと言えなくもないですが、決して絶対にそれ以上ではありません。4点か5点か迷いますが観始めた後の落胆の大きさで4点でしょうか。[地上波(吹替)] 4点(2022-02-03 16:09:39)《改行有》

30.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 このラストシーンだと、歴史に詳しくない人だとそのまま冒頭のシーンに繋がって沈んだと思う人もいるような作りになってるなぁ…とちょっと疑問に思ったんですが、実際の大和の戦歴を考えれば就航→中略→沖縄特攻しかないので、その理解でも実は大筋で正解だな…と思いなおしました。 それくらい大和は実戦で何もしてませんからね。 (映画冒頭で旧式化扱いされる金剛級が大戦中に一番活躍したのは皮肉なところです) 原作は未読なので細かい違いはわからないんですが、映画用シナリオとしてうまくまとめていて手堅い娯楽映画になってると思います。 細かい事なんですが、山本五十六などは実在の人名が使われている一方で、ライバル側の造船技師の人が(おそらく平賀造船局長をモデルにした)平なんとかというフィクションの人物になっていたり、そのあたりのリアルとフィクションのバランスが終始不自然で気になりました。 大人の事情??[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-08 21:30:36)《改行有》

31.  サマー・オブ・84 《ネタバレ》 犯人を特定した時点で「もうこれ絶対アンハッピーエンドだよ」と想像できる親切設計。 少年達が犯罪の匂いをかぎとって冒険をするノスタルジックな雰囲気の映画といえば、それこそスタンドバイミーをはじめ大量に存在するわけですが、手垢のついた題材を今作るとなると「少年が犯人を捕まえてヒーローになりました」も今更ないですから、まぁこのエンディングは想定内でしょう。 「連続殺人犯も誰かの隣人だ」という最後のセリフは、ものすごく当たり前の事を言ってるのですが、世の中の人が普段忘れてる事でもあります。 たとえば「不倫は絶対許せない」とか言ってる人の隣でその話を聞いている友人知人が不倫してる可能性はすごく高いのですが(それは不倫率から考えて当然の可能性なのですが)でも、そう力説してる当人はまさか自分のすぐ隣(あるいは向かい)にいる友人知人が不倫してるなんて思いませんよね。まさか親しい人間がそんな事してるなんて思ってないから力説するわけですが、でも身近な誰かはほぼ確実に不倫してます。日本だと各種調査で男女とも3人に1人前後は不倫経験がある事がわかってますから、確率的には知り合いに不倫してる人がいないなんてのは激レアって事になります。 もっと数が少ないだろう性犯罪者やら窃盗犯やらも当然身近にある程度の確率でいるはずです。わざわざ他人に言わないから身近な人は知らないだけです。 で、この映画のように連続殺人犯となると、めちゃくちゃ低い確率になりますが、でもやっぱりすぐそばにいる可能性はあるのです。あなたが知らないだけで。 そういう事を再確認させてくれるという意味では重要な教訓を与えてくれる映画なのかもしれません。 「常に危機感もって生きなはれ」です。 それにしてもアメリカのこの手の少年時代は、どの映画でもだいたい似たような空気感で描かれるので実際にこんな感じなんでしょうが、日本で子供時代を送った自分の感覚だとなんか根本的に違うんですよね。お国柄と言ってしまえばそれまでですが、実にアメリカ的で、こんな子供時代を送った人達とはそりゃ価値観とかちょっと違うよな…と思わざるをえません。 で、日本にはない重要キーワードが「ベビーシッターのお姉さん」。 この映画にも魅力的なベビーシッターのお姉さんが登場しますが、日本ではベビーシッターがいないのがいけないんじゃないでしょうか。 僕にも少年時代ベビーシッターの綺麗なお姉さんがいてくれてれば!!と思わざるをえません。 いや綺麗じゃなくてもいいからベビーシッターのお姉さんさえいてくれれば!!(←必死) 「いたらどうなんだよ」というツッコミをされても困りますが。[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-11 04:26:11)《改行有》

32.  ダーク・センス 雰囲気に騙されそうになりますが、ストーリーはツッコミどころ満載。でも雰囲気と90分という短い尺のためなんとなく最後まで鑑賞できる、そんな映画。 アメリカのB級サスペンス映画とは明らかに違う、地味でイマイチこなれていないこの映画全体の雰囲気はどこかで見たような…と思っていたのですが、そうだこれ邦画のサスペンス映画にありがちな感じなんだ!と気づきました。 普通に菅田あたりが主演でこのまま邦画にしたら、めちゃくちゃありそうな映画です。 面白そうにみせてイマイチな脚本だとかハリウッドと比べて明らかに低予算なとことか、ほんとーに邦画の残念サスペンス映画みたい…って感想そんだけかい??[インターネット(字幕)] 5点(2021-12-08 02:49:54)(笑:1票) 《改行有》

33.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー ダンブラウンの「インフェルノ」出版時に内容流出を恐れた出版社が翻訳家を集めて地下室に監禁して翻訳させた…という「実話」が元になっているサスペンス映画なわけですが、この映画が「実話ベース」な事が一番のサプライズでした。 ダビンチコードくらい売れればそういう無茶も許されちゃうんだな、と。 まぁそこからアイディアを得てサスペンスを作るとすれば一番思いつきそうな展開になっていくわけですが、肝心なのは謎解き。 なかなか考えたオチだとは思いますが、うーん、逆に製作サイドがちょっと考えすぎたかな、とも思います。 プロットがまずありきで、登場人物はそのプロットのために設定された、みたいな匂いを感じてしまい個人的にはイマイチ?とも思いましたが、でもまぁなかなか考えられた謎解き?にはなってると思います。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-29 20:46:29)《改行有》

34.  デンジャー・クロース 極限着弾 《ネタバレ》 実話ベースとの事ですが、という事はこの映画に出てくるステレオタイプな無能な上司というのは実在するんですよね? エンディングを見る限りほぼ全員実在の人物だと思うのですが、関係者もまだ存命の可能性がある状況でこの描かれ方はなかなかキツイものがありそうです。いや自己責任なわけですが。 さてこの映画で描かれているオーストラリア軍の戦闘に対する知識が全くなく、ネットで調べても情報がほとんどなかったので、観ていて状況がよくわかりません。 情報がないのはベトナム戦争全体で見たときにこれがあまりにも小さな戦闘でかつ重要度も低いためわざわざ取り上げる事もないほどだからでしょう。とはいえ当事者のオーストラリアにとっては大事件なんですよね、それはわかります。 さて、この映画、要は小部隊が囲まれて必死に生き延びた、というだけの話なんですが、実話ベースの弱さでキャラの描き方が弱くイベントも整理されてないので観ていてもストーリーも人間関係もするする流れてしまい、イマイチ感情移入ができず状況もよくわかりません。 結果、なんか囲まれて大変なんだなぁ…というのがわかるだけ…という映画になってて、真面目に作ってるんでしょうけど、そこが徒となって正直そんなに面白くない戦争映画になってます。 残念。[インターネット(字幕)] 5点(2021-11-28 14:12:37)《改行有》

35.  ブラックフット よくある「実話をもとに」と宣伝されている本映画ですが、日本でも昔からクマによる食殺事件は頻繁に起きていて、じゃアメリカやカナダの山であれば当然はるかに多いだろう…というのは容易に想像できるわけです。 だからこの映画の「実話」という宣伝に何の魅力も感じない一方、実話ベースだからなのか、あまりに展開が地味で淡々としすぎるのが大きな問題点となっています。 映画の後半に至るまで熊はほとんど関係なくよくわからない二人のどうでもいいやり取りを見せられるだけ。 そして熊に襲われるシーンは本当にわずかだし、よくわからない無音やスロー演出の導入でげんなり。 そこからの逃亡劇も地味の極み。 実質10分で済む内容を映画サイズに引き伸ばしたような内容じゃぁ、残念ながらとても面白いとは言えません。[インターネット(字幕)] 3点(2021-11-07 11:30:04)《改行有》

36.  ゾンビ津波 シャークネードシリーズスタッフが贈る新シリーズその名も「ゾンビ津波」 なるほど、サメの次はゾンビ、竜巻の次は津波か!!とタイトルに納得して皆期待するわけですよ。 しかも主演はどこかで観たような…というかシャークネードと同じじゃねーか!となればますます期待は膨らむわけですが… しかしその期待は裏切られます。 一部のシーンを除けばびっくりするほど堅実でオーソドックスなゾンビ映画すぎる… 映画を観る前は次々と津波に乗ってゾンビがやってきてそれを主人公がチェーンソーでなぎ倒す…ようなネジが飛んだ展開を想像するわけですが、そんな事は一切なく実に恐ろしいほど堅実なゾンビ映画。 しかも残念ながらそれが高レベルでまとまっているわけではなく、低め安定…の出来のため期待を裏切られた哀しみもあって、どうしても評価が低くなってしまう、そんな残念な映画です。[インターネット(吹替)] 5点(2021-11-07 04:39:21)《改行有》

37.  グッド・ネイバー 《ネタバレ》 若者の動画配信者のやりすぎ行為に辟易してるのは日本だけじゃないんだな、という事がよくわかる映画。 「何かありそうにずーっと煽っておいて、実際は何もない」映画で、実は真逆のとても暖かい面のある映画なわけですが…日本では劇場公開されず海外での評価も微妙。 その理由を考えるに、この映画をわざわざ選んで観ようとした人の多くはその方向性を望んでないからだと思うんですよ。 「あ、そういう事なのね」と思っても肩透かし感がハンパない上に動画配信馬鹿への不満は残るのでスッキリもしない。 カタルシスがないんです、この映画。 せめて最後にあいつがひどい死に方でもしてくれればいいんですけどね… 怖くもなければスッキリもしない。ただただ溜まるフラストレーション。…どうしてくれるこの気持ち? いやほんとに、ラストでフラッシュあびてなんか喜んでるアホがドカンと死んだりしてくれればもっとスッキリするんでしょうけど…このラストじゃね。可哀そうな老人がただ死に損なだけじゃないですか…いい点つけられないっすよ。[インターネット(字幕)] 5点(2021-10-25 04:34:09)《改行有》

38.  バイオハザード: ザ・ファイナル 皆様、書かれてる通り、カット割りが細かすぎてイライラするレベル。 これはいいと思ってやってるんでしょうか?? さてバイオハザードの映画というと1と2はまぁ及第点だったと思うんですよ。 しかし3以降はいけません。 ぶっちゃけお話自体がつまらないので観たにも関わらず細かい内容を覚えてません。 そんな私がいきなりファイナルを観ても大丈夫なのか? 大丈夫! そんな私に対する親切設計なのか、このバイオハザードファイナル、なんと過去の映画の内容を全て捨て去り新たな設定を定義。それを冒頭でざくっと説明してくれるので、私のような過去作の細かい話を覚えてない人も安心なのです。 いや、監督自身が「どうせ誰も細かい内容なんか覚えちゃいないだろうし」くらいに思ってたのかもしれません。 過去作全捨て。それってシリーズ物のファイナルとしてどうなの??? で、その内容ですが、相変わらずわざわざ語るほどのレベルではなくしかも最初に書いたように無駄な細かいカット割りでいらつかせてくれるという代物ですから褒める要素は全然なし。 これならそっくりさんのコスプレショーによるお祭り映画の方がよっぽどマシです。 ジルとかそういう面子がすべていない事になってるのはバイオハザードと名乗る映画としてさすがに厳しいです。 それにゾンビ的な物と戦ってこそのバイオでしょ?ゾンビの存在がもはや背景レベルじゃぁね… あ、ローラのやられ顔はよかったです。彼女でプラス1点ですね。[インターネット(吹替)] 3点(2021-10-24 19:02:47)《改行有》

39.  九月の恋と出会うまで 《ネタバレ》 序盤の展開、つまりエアコンの穴から未来の人の声が聞こえてきて…結局殺人事件から助けるためだった、というパートは似たようなシチュエーションのSF小説がすでにいくつか存在し(というかほとんどパクリじゃないの?くらいそっくりな小説が過去にあったと思うんですが思いだせません)既視感バリバリなわけですが、それでもその謎解きにはワクワクするわけです。 が、しかし中盤から後半へ展開が急激に尻すぼみしていき、やっぱそうなりますよねという予定調和すぎるラストへの種明かしをほとんど高橋一生の語りだけで済ませてしまう、これはさすがに無いんじゃないでしょうか。 小説なら書き方次第でありでしょうけど、映像作品でこれはダメだ。 「実はひとめぼれしてました」っていうのも「そうですよね」という底の浅い種明かしですしお寿司。 しかし「なぜ未来からの声が違ってたのか?」これに関する種明かしはなく…あれ、そこは放置なの?? って…実は後から小説版の内容を確認してこれは映画版の改悪によるものであることが判明。原作小説では平野が声を送っていたのは3月下旬で、花粉症で喉をやられて声が変わっていたという設定だし、そもそもシラノ候補の真一自体がもっと思わせぶりに話に絡んできます。映画版はシナリオでいろいろ単純化した結果、こんな残念な感じになったみたいなんですよね… 映画の評価としては途中までは(本当によくある話とはいえ)面白そうだったのに結局ラストが残念…というのが正直な感想です。 恋愛映画好きなら6点、そうじゃなければ5点…そんな感じの点数かな、と。[インターネット(邦画)] 5点(2021-10-24 03:52:24)《改行有》

40.  アフターショック この悪ふざけのような作りをどう評価するかで明白に好き嫌いが別れそうな映画。 観ていて展開が全く読めない点については、想像通りの展開をみせる凡百の映画よりはよほど評価していいのかもしれません。 善行や悪行なんて人間のチンケな価値観は大災害の前では意味がないんだよ、という哲学的なテーマを語ってるんだと思います、多分。[インターネット(吹替)] 5点(2021-10-22 20:31:33)(良:1票) 《改行有》

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