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プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
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21.  ウィッチサマー 《ネタバレ》 サムライミが「近年で一番面白いホラー」と絶賛、興行的にもアバター以来の6週連続全米1位という本映画。 海外の映画評価サイトではだいたい6点~7点の映画で、これは面白いかも…と思って観始めたわけです。 青春物語を挟みつつ一人で怪奇現象に立ち向かうという、アメリカ青春ホラーの王道まっしぐらの展開なのですが、この映画の場合それで終わらず、クライマックス以降「あ、俺も記憶操られてたわ」という捻った展開を見せてくれます。 これ、序盤のバス中での会話なんかで伏線もちゃんとあるのですが、その伏線の張り方が非常にうまいというかあまりにサラっとしてるので油断してると全然気づかないかもしれません。 まぁ伏線が無くても大差ないといえばないんですが。 生花→造花の意味とか、登場人物が記憶操作されてる事で劇中のシーンの真実がつかみづらいところ等々なかなか頭を使う映画で、そういう意味でもこの映画は嫌いじゃありません。 劇中唐突に屋透けてくれる犬とかご都合主義的ツッコミどころもありますが、総じて海外の評価通りの中の上レベルのよくできたホラーだと思います。 あと、タイトル。日本人的には「ウイッチ=魔女」なんでしょうが、本来のウイッチの意味は悪魔や精霊と通じている者の意味なので、謎の根っこ精霊に操られた女を扱ったこの映画は正しくウイッチ映画だと思われます。[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-06 10:56:21)《改行有》

22.  ちょっと思い出しただけ 映画の好みって人によって全然違うよなぁ…と感心するばかり。 個人的には欠片も面白くありませんでした。 というか面白くないだけならまだいいんですが…「ちょっと思いだしただけ」というタイトル通りのちょっとした感がおしゃれでしょ、という製作サイドの自己満足感がプンプンで観ていて本当にキツいです。 意識高い系の人とか好きそう…と(これはもはや偏見ですが)そんな印象がとにかく鼻について、内容以前に生理的に受け付けない映画でした。[インターネット(邦画)] 3点(2022-07-05 13:25:01)《改行有》

23.  スプートニク ロシア映画らしい地味~なエイリアンホラー。 内容を考えればこのエイリアンが悪霊や未知の生物でもほぼ同じストーリーが構築できるわけで、そうするとそもそもエイリアンである必然性自体がほとんどないっていうね。 全体に画面が薄暗いんですが、本編もまさにその薄暗さにちょうど見合うくらいの地味さで、なんとも褒めどころを見つけるのが難しい映画です。逆にめちゃくちゃけなすほどでもないっていう。[インターネット(字幕)] 5点(2022-07-04 23:15:54)《改行有》

24.  クレイジーズ 42日後 《ネタバレ》 まず「この邦題はどうなんだ?」というのは配給サイドに強く言っておくとして… 感染症が発生しマンションの部屋に閉じ込められ…という一種のソリッドシチュエーション系のゾンビ映画。 まぁゾンビ系でどこかに閉じこもって暮らすというのはほぼ必須のシチュエーション。状況を考えれば生存者はどこかに隠れ住むしかないわけで、そういう意味では王道のシチュエーション(のバリエーション)だと言えます。 ゾンビではない異星人系ではスカイラインなんかもマンション閉じこもり系ですが、いずれにせよ戸建てよりはマンションの方が確実にこういう事態への防御力は高く、非常事態を考えるなら絶対にマンション住みしかない!と不動産購入時の参考にもなる映画です…多分。 さて本映画、ストーリー展開は非常にオーソドックス、起承転結の転に当たるドナルドサザーランド事件のときにてっきり彼女が助けにくるかと思ったら、独力で助かったのは予想外でしたが、それを除けば非常に予定調和の展開のままラストを迎えます。というか、もう一展開あるかと思いきや、あ、そこで終わっちゃうの…って感じはありますが。 手堅くまとまっている分ハズレではないのですが、一方で特別に褒める要素もあまりないため誰が点をつけても大半が5~7点に収まるそんな映画ではないでしょうか? 同脚本で同時期並行製作されたらしい韓国版の方は観てないのでなんとも言いようがありません。 ところで冒頭、主人公とベッドを共にしていた女性、そのあと感染してこっそり出てきたりしたんですかね…動向について劇中で全然語られない気がしますが彼女は何?ワンナイトラブ?あまりにも扱い悪くないですか? 実はちょいちょい話題に出てくる妹とかいうオチだと笑えるんですが…[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-26 22:29:20)《改行有》

25.  パーム・スプリングス 《ネタバレ》 最近とくに増えてきたループ系映画の一つ。 サンダンス映画祭で過去最高価格で買い付けされたとか、評論家大絶賛だとかいろんな話を聞いたので期待して観たのですが…正直がっかりでした。 ループものに期待するのって「謎解き」だと思うんですよ。何回もループする事で謎が解けていく、その謎解きの過程をパズルのようんび楽しむのがループものだと思うし、実際に最近のループ物映画(ミッション8ミニッツとか傑作ハッピーデスデイ2Uとか)はそこが話のメインでした。 陽はスリラーやサスペンスと相性がいいのが僕が思う「ループ物」なのです。 しかしこの映画は違います。この映画のメインは「ループの中に閉じ込められた人の感情の変化。幸せとはなんぞや」です。 ループ映画に(僕が)期待する謎解き要素がほとんどないんですよね。あくまでも人の感情を描くための都合のいいシチュエーションとしてのループであって、ループする事にたいした意味がない。 そういう意味ではループ物でも「恋はデジャブ」とかに近い映画だと思います。 そして残念ながらそのタイプのループ映画を僕はそんなに面白いとは思わないのです。 もっと頭つかわせてくれ!と。 期待してた分だけがっかり感が高いのですが、しかし映画自体はラブコメとしてそこまで悪くないのでそこは客観的に点数をつけると6点くらいの映画かな、と思います。 評判がいい最近のループ映画といえば他に「明日への地図を探して」があるんですが、未見。そちらに期待ですね。 「ハッピーデスデイ」シリーズ、またきてくれないかなぁ…[インターネット(吹替)] 6点(2022-06-19 08:30:42)《改行有》

26.  劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン なぜか世間で評判の高いヴァイオレットエヴァーガーデンですが、個人的にはその良さがわかりません。 もちろん本放送時にリアルタイムで観ていたわけですが、あまりに底の浅いありふれた設定やくどいまでの感動の押し付けにシラケてしまってテレビ版は正直観てられませんでした。「京アニの中でも出来が悪く観る必要のないアニメ」が当時の私の評価です。 で、この劇場版しばらく前にテレビで放送されていたので観たわけですが「テレビとなんも変わんねー」以上の感想はありません。 京アニですからクオリティ自体は高く話に破綻もありませんし多分スタッフも真面目に作ってるんでしょうから客観的には低い点をつけるアニメでもないんですが…個人的な好みでは正直4点くらいです。さすがにそれはアレなので客観性も少し加味して+1点。 で、その京アニ製作のアニメ内で比べてもたとえば「日常」なんかの方が個人的には圧倒的に好みですし…まぁとにかくこれは肌にあわない、それにつきます。 世間と個人の評価のずれを感じる一本ですね。[地上波(邦画)] 5点(2022-05-19 16:49:26)《改行有》

27.  ザ・スイッチ 今や自分の中で「外れの無い監督」筆頭、クリストファーランドンの新作です。 前作の「ハッピーデスデイ」シリーズが死に戻り物だったわけですが、今回は「僕たち」「私たち」「入れ替わってる!?」系。 娯楽映画として間違いなく面白いんですが、一方で「もうちょっと面白くできたんじゃないかな…」とも思ってしまうのは観る前に勝手に設定したハードルが高すぎたからかもしれません。 点数としては「ハッピデスデイ」シリーズには及ばず、その前作「ゾンビワールドへようこそ」と同じくらい…かなぁ。 「ハッピーデスデイ」と同じ世界線の映画なのでミリーとトリーはいずれ出会うかも…と監督が言ってるのが個人的にめちゃくちゃ期待なんですが、ただそのころトリーはめちゃくちゃ老けてそうです…[インターネット(吹替)] 7点(2022-05-05 22:45:52)《改行有》

28.  水曜日が消えた 序盤、なんか邦画らしからぬ洋画のミステリー系小品ぽい雰囲気でずいぶん期待を持たせてくれます。 これどういう風に展開してオチをつけてくれるんだろう…と期待しながら観てたわけですが…うーん、途中から微妙にそうじゃない感が漂いはじめ最後は凡庸なオチ。 マジメに設定を考えればツッコミどころ満載ですが、そこはファンタジーって事でスルーするにしても、もうちょっと驚かせてくれるオチにしてくれるとかなかったんでしょうか 多重人格を扱った映画で面白い物といえば、たとえばアイデンティティーは2003年の映画です。そこから20年近く後にここまで凡庸なオチでまとめられてもちょっとなぁ…[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-11 14:19:53)《改行有》

29.  Mr.ノーバディ 現代基準のおしゃれなバイオレンスアクション映画だなぁ…という感想。 ストーリー的には古典的なお約束の範囲を一歩もはずれず非常にシンプルなものですが、逆に言えば結局一番面白いのはまさにその手垢のついた定番ストーリー。 その古典的お約束なお話をスタイリッシュな映像と音楽で描くことで2020年レベルの映画に仕上げていると思います。 そもそもこのタイプの映画に求められているのは純粋な娯楽なわけで、そういう意味ではこの映画の出来は満点に近いんじゃないでしょうか。 逆に言えば、それ以上の物は本当に何もありませんが。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 14:51:09)《改行有》

30.  劇場版 SHIROBAKO いろいろ書きたい事はありますが書くとキリがないので全部端折って、とりあえず一番好きなシーンは小笠原さんの「違うから!」です。[インターネット(邦画)] 8点(2022-02-05 19:05:46)

31.  MORTAL モータル 《ネタバレ》 北欧の神トールと言えば、サブカル系でよく名前を見かけるため日本でもその知名度はギリシアの神々並にあるわけですが、トールハンマーだのミョルニルハンマーだのという武器の名前だけの登場も多く(for EX銀河英雄伝説とか中二病でも恋したいとか)強い雷神だ、くらいしか知らない人がほとんどだと思います(まぁそれについてはギリシアの神々とか他の有名神(シヴァとかガネーシャ)でもいっしょですが) しかし、そんな浅い理解でも何も困りません。 なんか望まずしてそういう神になっちゃった男の話、という程度の理解で何も困らないからです。 ミョルニルハンマーもちゃんと登場しますし(チャチいですが) そして、この映画、困った事にかなーり退屈です。 映画らしい外連味が不足していて、なんか地味ーな話がだらだらスローテンポで進んでいくだけだからです。 半分の時間で撮れますよね、この内容。100分は長いよ… 途中あのチンピラの馬鹿親にはイラっとしましたが、ぶっちゃけ観てて感情が動いたところはそこくらい。 多分、真面目に作り過ぎてるのがいけないんでしょうが…娯楽映画にはやっぱ外連味って大事ですよ!という教訓を与えてくれる映画って事でひとつ。[インターネット(吹替)] 4点(2022-02-04 03:24:35)《改行有》

32.  機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 先日観たガンダムNTと比べるとそのクオリティは雲泥の差。 劇場にかけるならやっぱこれくらいのクオリティじゃないと…と思うくらいの超絶クオリティ。 特にMS戦のそれは「めちゃくちゃかっこいい」と素直に感動できるレベルで個人的にはいままでのガンダム作品で一番のかっこよさだと思います。 さてこのハサウェイ、今までのガンダムと違うのは、その戦いがテロリスト戦である事です。 「いや0083のデラーズフリートとかだって実質テロリストじゃん?」なんて思うかもしれませんが、あれはジオンの再興だなんだを謳ってコロニー落としするぜ!みたいな規模の話で、やってる事の規模がでかいんですよ。 実行主体はテロリストであっても話の規模としては戦争レベル。 でもこの閃光のハサウェイはやってる事の規模と内容がほんとにテロリストなのです。 そして主人公はテロリスト側の人間なのです。 「いやガンダムWの主人公サイドもテロリストじゃん」と思うかもしれませんが、彼らは少なくとも軍人相手に戦争してました。 つまりやってる事はあくまでも対軍隊の軍事行動です。 しかしこの閃光のハサウエイは、民間人を相手に作戦を行います。 「連邦の高官を殺害するためには民間人もおかまいなしに殺す」というのが、テロリストじゃなくてなんでしょう? シャアが掲げた理想をおいかけて…みたいな信条があるのは、本物のテロリストだってそうです。 リアルのテロリストも彼らなりの理想があるからテロを起こしてるわけです。 その理想が世界の今の標準とイマイチ嚙み合ってないからテロという力技で解決しようとしてるだけで。 この映画で描かれる主人公サイドの行動はまさにそれなのです。純然たるテロ。 純然たるテロリストを主人公に据えた…という意味で、今までのガンダムの中では非常に斬新なスタンスの作品だなと思います。 さてこの映画の点数ですがクオリティも高く内容も面白いと思うのですが、つける点数としてはそこまで高くありません。 その理由は簡単で、これが何部作かの1作目であって、全く話が完結してない事です。 最終的には続編も観てまとめての評価をするしかない作品だと思うので、とりあえずここは7点をつけておきます。[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-27 21:27:40)《改行有》

33.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 今、エンディングかかったんでさくさくっとレビューを書きます 正直、ちょっと期待してたんですよ。 なんのかんのいってあれだけ話題になったわけだし。 めちゃくちゃ泣くっていうし。 しかし実際観て見たら、テレビ版とつながったジャンプにありがちな1エピソード。 そのエピソード内容でみてもテレビで放送されていたあたりのエピソードの方が面白いですよね? コメディ要素を減らしてありがち感動要素を無理やり増量したような内容も正直シラケます。 作画演出のクオリティもテレビ版と変わらない…下手するとテレビ版以下かも…と思わせるところがあり…で。 テレビ版は日本のアニメ内相対評価で7点くらいの作品だと思うんですが、これはそれよりちょい面白くないので6点くらいってとこでしょうか。 話題性が先行しすぎていて肩透かし感がハンパなかった、というのが正直な感想です。 「こんな映画が興行成績ナンバーワンとか映画なめてんのか」みたいな感想を以前見かけたんですが、なるほど今ならその気持ちはわかります笑 確かにこれが「日本で一番ヒットした映画だ」とか海外で報道されてるのはちょっと恥ずかしいですね…と思ったんですが、それまでの1位は千と千尋。 私、千と千尋もなかなか微妙な作品だと思ってるんで、結果、どうでもいい映画からどうでもいい映画へと1位が変わっただけなんですね、じゃぁどうでもいいか… ジブリが流行ればジブリ最高と語り合い、鬼滅が流行れば鬼滅最高だと叫ぶ、一般的日本人の特性がよく出ている、そう考えれば正しい日本の興行収入ランキングなんだと思います。 だってアニメの下の実写1位は踊る大捜査線なわけだしね…そういう事ですよね。[地上波(邦画)] 6点(2021-09-26 12:25:56)《改行有》

34.  弱虫ペダル 弱虫ペダルの原作って(アニメもですが)キャラ一人一人で自転車ブランドが別なんですよ。 今泉はSCOTTOだし、鳴子君はピナレロ(ちなみにピナレロは自転車ブランドの格で他のメンバーを圧倒してます) で、この映画でもちゃんとそれは引き継がれていて、原作通りに全員が違うブランドの自転車になっていて「おお、ちゃんとしてるんだな」と一瞬思ったんですが…でも撮影に使うロードバイクなんて自転車屋に頼んで中古で揃えれば(ピナレロ以外は)せいぜい数万円。お高いピナレロにしても十数万あれば用意できるわけで、実はそんなにたいした事じゃないんだな、と思いました。 で、そんな風に自転車はちゃんとブランドを原作通りにそろえてるのにキャスティングがおかしいです。 バリバリ関西人の鳴子君、不自然なエセ関西弁で聞いててほんとにイライラします。 調べたら役者はニューヨーク生まれの北海道育ち。 いや関西人キャラに関西人アサインくらい簡単に出来るでしょうよ…自転車ブランド揃える前にまずそこをちゃんとしろよ、と。 あと、役者に何かあったときに出演作品がお蔵入りするかしないかで「作品に罪はない」なんて議論が起きます。 私も「役者と出演作品は別」だと思っていたのですが、しかしこの映画で伊藤健太郎を観たときに「うわ、こいつかよ」と正直思ったわけです。何しろあの事故のときの印象が悪すぎて悪すぎて… 役者が不祥事を起こした時にお蔵入りもありなのかもしれない…この映画を観て初めてそう思いました。 で、映画の内容自体は、普通に作ったらまぁこうなるだろうな、という無難な内容。 が、とにかく濃いキャラが揃う漫画だけに、実写版での限界というか、キャラの魅力が足りないのに観ていて痛々しい…というなかなか厳しいものになってました。 ここまでキャラが濃い漫画はやっぱアニメが向いてるんでしょうね。[インターネット(邦画)] 6点(2021-09-23 02:40:54)《改行有》

35.  ザ・ハント(2020) 《ネタバレ》 主人公だとわかるまでしばらくかかる主人公、どこかで観たような…と思ったら、ついこのあいだ観たトゥモローウォーに出てらっしゃいました。 といっても普通の家庭の主婦役で、こちらとはだいぶ雰囲気違うんですが。 さてこの映画、よくある人間狩り映画かと思いきや、社会風刺がばりばりです。 トランプ政権時代のアメリカの分断やら頭の悪い陰謀論から着想を得てるのは明らかで、実際にトランプや一部保守層がこの映画について「リベラルが我々を虐殺する映画だ!」と騒いだとか聞きます。 しかしちょっとお待ちください、映画を観ればわかる通り、カリカチュアライズされてひどい描かれ方をしてるのはむしろリベラル層の方。 そんな事もわからずリベラルが保守を攻撃する映画だ!なんて怒るトランプとその一派はほんと頭悪いな…と思ったりしちゃうわけですが… この映画の風刺面においては「底が浅い」「ひねりがない」という批判もあるようですが、そもそもこの映画における風刺要素は新聞の風刺漫画レベルにカリカチュアライズされたスパイス的なものにすぎないと思うのです。 そこを真剣に批判するのはちょっと違うんじゃないかな…と個人的には思います。 (そもそもそこを真剣に描くならこんな馬鹿映画じゃ無理なんじゃないかと…) 一方、娯楽系人間狩り映画としては、誰が主人公なのかすらなかなかわからない序盤はめちゃくちゃ面白いです。いやほんと。 映画の方向性も主人公もわからず「これむちゃくちゃ面白いんじゃね?」と僕の期待はマックスでした。 しかし列車に乗るあたりからでしょうか、だんだんと方向性が見えてきて…というか予想外の謎のヒーロー物に変わってしまって「ん、いやなんか期待してた展開と違うぞ…」となってからはめっきりテンションダウンしてしまいました。 もちろん後半は後半でそれなりに面白いですし例えばラストのCAにキャビアの事を聞くシーンが映画冒頭のシーンを受けてだったりと凝った造りなわけですが、しかし個人的には序盤からの流れのまま無力な主人公が必死に知恵を使ってサバイバルし逆転する…そういう流れがよかったな…と思ってしまうので残念ながら少し減点。 (まぁそれって身勝手な期待なわけですけど) もうほんのちょっとでも褒める要素があれば(エロとか笑)8点にできたのに…面白いのにちょっと残念。 そんな映画です。[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-02 01:46:09)(良:1票) 《改行有》

36.  トゥモロー・ウォー 《ネタバレ》 2020年クリスマス公開予定にも関わらずコロナのせいで上映予定がたたず結局amazonに売却され…という今のコロナ状況ならではの理由でアマプラ独占配信となったSF大作映画。 未来を救うために過去から兵士を徴兵して…という設定は、普通のパターンと逆で非常に斬新。 その独自の設定からどんな面白い映画が出来るんだろう…と特に序盤は期待させてくれました。 しかし実際に未来に行きエイリアンと戦い始めたら、もうよくあるアメリカのその手の映画と何も変わらない、雑な戦闘シーンが続くだけの映画に成り下がってしまって早々にがっかり。 あまり効かない小火器で無理やり戦うのって、どう考えても作劇上の都合にしか見えないですし「うわー雑…」と思って一気にシラけちゃうわけです。 しかも「未来に行ったら指令が自分の娘で」って、それラノベあたりによくある「謎の組織の指令が妹でした」なんてのと何も変わらないイタイ設定じゃないですか。 ま、確執のある娘以外にも確執のある父親なんかが都合よく登場する当たり「家族愛」をテーマにしているようですが、しかし結局親子3代で問題を全部を解決するという展開は、いわゆる厨二的な「セカイ系」そのものです。 冷静にシナリオをみれば、やっすい厨二病ラノベと同レベルなんですから、映画全体のレベルもしれてしまいます。 最初の設定が面白いだけに、その設定を有効に生かせずただのアメリカ的ドンパチエイリアン映画になってしまっているのが非常に残念。それにつきます。 っていうか、あのエイリアンって物理的攻撃で普通に死ぬわけですから、謎の毒薬とか開発しなくてもメスも普通に殺せたのでは??という根本的設定矛盾が気になってしょうがありません。 そこはあの毒じゃないと絶対死なない…くらいにしてくれないとさぁ… 「毒でオスは全滅したけどメスは生きてた」って、だったら「オスをまず毒で全滅させて残った少数のメス殺しにいけばいいですね」って普通なるでしょ?そしたら未来で人類の勝利ですよね。 なのになぜか「メス用の毒を開発しなくちゃ!」ってなるから(しかも都合よく出来ちゃったりするから)観ててシラケちゃうわけですよ。 まぁ金はかかってるし、頭からっぽにして時間つぶしに楽しむ娯楽映画としては十分な出来だとは思いますが、それ以上の映画ではないです。[インターネット(吹替)] 6点(2021-08-18 03:42:43)《改行有》

37.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 1995年10月4日の18:00だか18:30だかに放送された第一話に衝撃を受けてからリアタイでハマり、そしてあの最終話で違う意味の衝撃を受けた多くの同志達は今この映画を観てどう思うんだろうなぁ…と、あらためてそんな事を思わせてくれる映画でした。 もし25年前にこれに近い終わり方を見せてくれていれば間違いなく神話になっただろうな…とは思いますが(まぁあの最終話もある意味伝説ではあるのですが)、今だと逆に、綺麗にまとめすぎてありがちで平凡な終わり方になっちゃったなぁ…と、ちと残念にも思えてしまいます。 …まぁとにもかくにも一応ちゃんと終わった事をもって良しとしましょう。 そもそも単独の映画として評価できるようなものではないので点数のつけようもないのですが、つけないわけにもいかないのでとりあえずなんとなくの点数つけときます。[インターネット(邦画)] 7点(2021-08-15 01:50:44)(良:1票) 《改行有》

38.  透明人間(2020) 透明人間というのはなかなか想像力をかきたてられるテーマなわけで、そこからどんな面白い物語が生まれるのか、期待にワクワクしちゃうわけです。 しかしその扱いが難しいテーマらしく、意外と透明人間を主題においた映画は少なかったりします。 透明なキャラというのはそれが想像で補える小説とかならまだしも、映像で見せる映画との相性が最悪ですからしょうがないのかもしれません。 そんな中で生まれた新しい透明人間映画、これは観るしかないのですが… これ「透明人間」というギミックをはずしてみればそこにあるのはありがちなサイコホラー映画の姿。 この映画の内容であれば「透明人間」というギミックを使わなくても話が成立してしまうのが致命的です。 (もちろん劇中のトリックの類は変更の必要がありますが、そこは映画の本質ではありません) 透明人間じゃなくても同じような話が作れる時点で「透明人間映画」としてはダメでしょう。 シンプルに「透明人間の無駄遣い」 つかインビジブルのレビューあたりでも書きましたが、男子たるもの透明人間になったらやりたい事はエロいいたずらですよ、えぇ。 ワンピースで透明になる実を食べた奴も女湯に侵入してたし、ジャングル黒べぇでも透明になったらヒロインのお風呂を覗いてました。 それこそが透明人間としてやるべき行動です。きっとそうです。 いや一般論としては違うのかもしれませんが、個人的には絶対それです。それしかありません。 そういう意味でもこの映画は間違ってます、うん。[インターネット(字幕)] 5点(2021-04-14 02:55:41)《改行有》

39.  ヲタクに恋は難しい 内田真礼のギミーレボリューションなら普通に歌える自分は世間一般で言えば間違いなくオタクなわけでしかもそういう姿をみせずに会社勤務していた自分からすれば、この原作は他人事じゃありません。 マンガのエピソードみたいな事を書きますが、取引先のリア充ぽい女子社員にアプローチされたとき「いや俺ほんとはガチオタだから絶対無理だから」と内心思いつつそのアプローチに気づかないふりしてたような事もあります。 世の中には「あーあ誰かいっしょに行ってくれないかな」とわざとらしく聞こえるように言う女性も実際にいるのです。 その場に二人しかいないのに! あぁいうのはドラマや漫画だけじゃなくリアルに存在する話なんですよ、えぇ。 …話がそれたので、映画の話。 福田組の映画は好きじゃないですし、しかもあの原作の映画化。 相変わらず全く不要な佐藤二郎とかいらない要素満載で、観る前から絶対に嫌いな映画かと思ったわけですが、意外と嫌いじゃなくてびっくりしました。 マンガの映画化というのは原作完全準拠なんて全然無理なわけだし、オタク要素を自然に描いても映画として何も面白くないわけです。 わけのわからないミュージカルとか、あんな会話リアルにするわけない過剰なオタクデフォルメとか、エヴァの主題歌をいじったテーマ曲とか映画化するにあたり改変された要素が、個人的にはたまたま嫌いじゃなかった、とそういう事なんでしょう、多分。[インターネット(邦画)] 6点(2021-03-10 14:20:18)(良:1票) 《改行有》

40.  犬鳴村 DAI語で言えばKH Kこれは Hひどい こんな映画でも熱演している役者さんが可哀そう。 常々思うんですが、このくらいアレな映画だと出てる役者さんは「この映画ダメだろ」ってやっぱ撮ってる途中気づきますよね? それとも気づかないもんなんでしょうか? 一度聞いてみたいです。まぁそんな機会もないでしょうが。 そもそもシナリオとかコンテとか誰も客観的にチェックしないんでしょうか? まぁそういうチェックをさせないのが「監督」という立場なんでしょうが… でも誰かがチェックして物言わない限りこの惨劇は続くと思います、えぇ。[地上波(邦画)] 1点(2021-02-14 14:54:55)《改行有》

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