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21.  ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 太宰ファンはどう評価するのか知らないけれども、太宰好きでもない私のような者には、嫌ったらしい後味しか残らなかった。それ以上に、どうも描かれる世界が浅薄だ。そもそもこの作り手の根岸吉太郎という人の作品が、これまで観て来たかぎり、どれも語り口はいいし、受けねらいもうまくはまって、評論家氏によるランキングは高いのだけれども、私個人の感想としては、どうも嫌ったらしくて、後味が悪い。ひょっとすると、そんなところは、まさに太宰的で、ぴったりなのかもしれない。[DVD(邦画)] 5点(2012-02-25 07:23:14)

22.  ハッピーフライト(2008) 矢口史靖という映画の作り手は、大体がこじんまりとした小規模世界のテーマを描いては次々とヒットを飛ばす、小市民的映画作家だと思う。これも例外にあらず。ただ、このテーマでは無茶ができず、展開に幅がなかった恨みがある。そのためか、退屈な時間が多かった。[DVD(邦画)] 4点(2012-02-15 23:46:39)

23.  世界大戦争 黒澤明の『生きものの記録』(1955)といい、『ゴジラ』(1959)といい、これ(1961)といい、当時拡大し続ける超大国の原水爆競争に、いかに人々が恐怖を抱いて暮らしていたかが、よく伝わってくる。それに今と違って、当時の日本人はまだずいぶん真面目に生きていたということ。この映画は、想像のフィクションとはいえ、そうしたことの時代の良い証言だ。そういう意味で、これは抜きん出た一作といえると思う。それになにより、これを見終わると、今自分が平穏無事に生きていること、それだけでも贅沢なことなんだと、あらためて感じさせてくれるところ。逆説的ながら、ここが素晴らしい。[DVD(邦画)] 9点(2012-02-02 02:05:32)(良:1票)

24.  オーシャンズ  海洋の神秘な法則を存分に認識させてくれるものと思いきや、なんとも表面的な映像に終始した。なるほど、映像はきれいだが、彫りが浅い。浅すぎる。そのうえ、後半の漁師の網にかかるイルカらのくだりは、独善的にすぎる。がっかりの期待はずれな一作でした。[DVD(吹替)] 2点(2011-11-02 00:29:39)

25.  ゴールデンスランバー(2009)  最初から最後まで、あまりに作り物くさく、現実味のないファンタジーに終始した。あとに何も残らなかった。[DVD(邦画)] 3点(2011-10-23 00:32:04)

26.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語  まあ直球ばっかりの、ケレン味のない、徹頭徹尾まっとうな作りに、むしろ感心した。中井貴一も、本仮屋ユイカも、こんな真面目一本槍な映画にこそふさわしい。とはいえ、悪く言えば、平均的邦画ど真ん中の、オーソドックスすぎる作りは、若さも革新もなく、変に老成してしまっていると言えなくもない。撮影も、なぜこのように、従来どおりの薄暗いローキーに終始するのだろう? とにかく作りが古くさい。なのに、そこを上回って感じ入るものがあったので、7点いれておきます。[DVD(邦画)] 7点(2011-10-23 00:23:33)

27.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》  昔観た片岡千恵蔵主演のオリジナル版(1963)は、こんな三池流のグロやおふざけはなかったが、やはり宿場での決闘シーンが迫力満載で、見ごたえあった覚えがある。しかし、このリメイク版では、明らかに『七人の侍』からパクった人物をつけ加えている。伊勢谷友介の山男は、筋書きや人物設定からして、もう見え見えの菊千代(三船敏郎)じゃないの。この山男が、首に刀がささって死んだはずなのに、ラストでピンピンして復活するのは、あまりに作り事めいて興ざめだった。面白く観て来れたのに、ここは残念。それにしても、名バイプレイヤーの岸辺一徳は、よくもあんな役を引き受けたものだ。ケッサクだけれど、悪趣味きわまる濃い映像。これが三池崇史流なのにちがいない。[DVD(邦画)] 7点(2011-09-10 12:03:26)

28.  おとうと(2009)  大学関係のインテリ・エリートなど、人物像が偏見ともいっていいほど月並みな型にはまっていて、『寅さん』シリーズでもときどきそんなステレオタイプな描き方があったから、これは山田洋次の悪いところなのにちがいない。まあ、そこは差し引いても、笑福亭鶴瓶のリアルさが、十分余りあった。むしろ『寅さん』のほうが落語タッチで、本物の落語家が演じたほうがリアルというのは、どうしたわけか。ところで、ホスピスでいつも弟のベッドの脇に寄り添っていたオッサン、ほんの脇役だが、横山あきおが実に味があってよかったなあ。昔の日本映画にはこうしたコメディアン出身の味のある役者がたくさんいて、山田洋次、あるいは黒澤明もそうだったけれども、すぐれた監督はこうした役者を使うのがうまかったなあ。[DVD(邦画)] 8点(2011-07-30 04:41:18)

29.  キャタピラー 悪趣味、最初から最後まで、とことん悪趣味。この左翼の映画作家は、前作『連合赤軍』もそうだったけれども、結局近現代史にかこつけて、要は悪趣味の美学をつきつめたいだけじゃないのだろうか。そう疑問に感じるほど、悪趣味に徹したキワモノ。私はうんざりだ。[DVD(邦画)] 3点(2011-07-26 03:38:25)

30.  反逆児(1961) 今からみれば、名匠伊藤大輔の映画作りは、いささか古風、もしくは昔かたぎに感じるけれども、十分楽しめる一本でした。しかし、なんといっても、築山殿の杉村春子の鬼気迫る演技に脱帽。杉村春子に8点。[地上波(邦画)] 8点(2011-06-29 04:02:39)

31.  トウキョウソナタ 《ネタバレ》 たしかに、そんなことがあるかいな?と思わせるような、無理がいくつか話の展開にある。けれど、そもそも黒沢清という映画作家は、私見ではメルヘンの作家であって、リアリズムの作家ではないのだ。ただしメルヘンといっても、普通のメルヘンではなくて、不気味なメルヘン、不可解なメルヘン、破滅的なメルヘンなどをこの人は描いてきたように思う。メルヘンには、話の無理はつきもの。これも、現代のどこかにありそうな家族を題材にしたメルヘンで、とことん崩壊してゆく家族が、とうとうどん底にまで落ち入ることで、逆に立ち直るメルヘンとなっておりました。香川照之はいうまでもなく、小泉今日子をはじめとする俳優陣がよかったですね。ただ役所広司は、出ました、黒沢清ものの常連、という匂いがいささか鼻につきました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-13 02:58:48)

32.  女たちは二度遊ぶ 《ネタバレ》 男からは遊んでいたつもりが、結局女に遊ばれていました、というような話がいくつか集めてある。しかし、チャラい。チャラいだけで、なんとも底が浅い。格別ひねりもなければ、アフォリズムもない。ここに出てくる小説家と同じく、この作品自体、描きたいテーマ、伝えたいテーマに欠乏してしまっているのだ。が、ひょっとすると、こんな人生欠乏症とでもいうようなありさまが、この現代日本のリアルな状況なのかもしれない。[地上波(邦画)] 4点(2011-02-21 03:33:43)

33.  書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園- 《ネタバレ》  たしかにベタな映画だけれども、地方都市のシャッター商店街、安価な外国製品に押されての地場産業の衰退、そんな状況のなかで地味いっぽうな書道部、いったい何重苦なのか、というような苦しいテーマをあえて取り上げて、一服の爽やかな物語にしあげたのは評価するべき。若い女優陣がよかった。それにしても、当世の男連中の影の薄さよ......。  追伸:河合克敏の漫画「とめはねっ! 鈴里高校書道部」、およびNHKによるそのTVドラマ化からのパクリが指摘されているのを知って、点数を下げました。 たしかに、よく似たところがある。それから、現実では高校の書道部の活動を町おこしのために利用したことはない、と四国中央市の市民から抗議されているのも知りました。どうやら、日本テレビによる演出という疑いがあるらしい。しょせん映画は実話とは違うものとはいいながら、いささか興ざめな話。[DVD(邦画)] 5点(2011-02-10 14:44:09)《改行有》

34.  竹取物語(1987) 《ネタバレ》 なぜ市川崑が、よりにもよって「かぐや姫」なのか?といぶかしく思いながら、借りてきて観たところ、UFOが登場するシーンで合点した。これは、竹取物語版「未知との遭遇」という企画(たぶん映画会社の)だったのだ。お金をかけて、役者もそろえて撮ってはいるけど、ただそれだけ。特撮がいまいちチャチなのが致命的。はたして市川崑も真面目に取り組んだのか、疑問。おそらく、これをやるかわりに、ほかの本当にやりたい企画を会社に認めさせたのだろう、と想像する。役者たちは市川崑に敬意をはらってか、しっかり演技しているのに、残念。[DVD(邦画)] 4点(2011-02-06 16:58:22)

35.  Wの悲劇 たしかに、この時の角川映画は薬師丸ひろ子の売り出し中で、その路線で作られた一作だったのだろうが、誰がみてもこの映画の実質の主演は三田佳子だ。その押尾学(?)ばりの、なにものにも優先する女優魂には、鬼気迫るものがあった。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-06 03:22:23)

36.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 「イラクには大量破壊兵器などなかった。」ほかの方もいわれているように、なにをいまさら、と盛り上がらない。それも、正義漢と小悪人の暗闘のドラマに、歴史を矮小化してしまった。もともとの茶番劇をもうひとつ茶番劇にしたような、二重の茶番劇でした。[DVD(吹替)] 3点(2011-02-03 18:43:51)

37.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 スタンリー・キューブリック同様、カメラマン出身が監督をしたケースのひとつの典型とみえて、ワンカットもゆるがせにしない画像でつないでゆく。その反面、音楽がなおざりになるのも、やはりカメラマン出身だからなのだろうか。また、ひとつひとつ珠玉のカットでつないでゆくと、全体にテンポと起伏に欠けてしまい、単調になってしまう傾向があるものらしい。つまり、あくまで絵で見せる映画になった。内容も、さすが『八甲田山』のカメラマン、と思わせる。  とはいえ、『八甲田山』という映画をあまり高く評価していない私めには、この一本もせいぜい7点どまり。『八甲田山』にしろ、これにしろ、一見旧日本陸軍の無茶ぶりを批判していながら、結局同じ過酷な無茶を俳優・スタッフに強いているわけで、ここの矛盾をどう理解すればいいのだろう。批判どころか、この映画製作自体が旧陸軍の無茶ぶりを継承しているといえなくもない。無茶な要求にも果敢に人生を賭けるところにこそ、人間の崇高な美学がある、とこの映画は言っているのじゃないだろうか。[DVD(邦画)] 7点(2011-02-02 00:35:24)《改行有》

38.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 日航機123便墜落事故の原因については、どうも解けない謎があるらしいが、このお話はそこにはいっさい触れず、原因は会社が社員の労働環境を改善しなかったところにあった、と暗に限定しているようだ。日航という親方日の丸会社の、政界がらみの、腐れ切った内幕をえんえんと描く。見終わって残る感想は、なんちゅう会社だ、という嫌な気分がほとんどで、「沈まぬ太陽」などという晴れ晴れしたものじゃない。おそらくこれはキツイ皮肉なのだ。「国の基幹会社だから、どうしたってつぶれない」というような。いや、いっそのこと、つぶしてしまえばよかったのだ、という気になるし、主人公はなぜあんな扱われようをされても、それでもやめず、会社のためにせいいっぱい尽くすのか、理解しがたい。労働組合運動の戦いで消えていった「戦友」のため? それとも事故の犠牲者に誠心誠意むくいるため?......どうもわからない。自分ならとうに辞めていると思う。主人公は、ほかにもっとやりがいのある人生をさがすべきだ。というわけで、スタッフが力をあわせて作った映画というのはわかるけれども、すっきりしないし、後味が悪い。それから、画面作りに金はかかってそうだが、カメラの画角が松竹ホームドラマ風で緊張感に欠けるし、音楽が安っぽすぎる。[DVD(邦画)] 6点(2010-12-13 05:12:23)

39.  アバター(2009) 《ネタバレ》 ほかの方々も指摘されているように、アメリカ先住民(いわゆる「インディアン」)から土地を収奪する白人、それが先住民側に寝返る話は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、アメリカ軍が圧倒的な兵器で前近代的な国を攻撃する話は、ベトナム戦争を題材にした『地獄の黙示録』、森の生きものたちとの交流や自然の力に目覚めるところは『風の谷のナウシカ』、モビールスーツは『ガンダム』、......など、これらを足して割って、3Dにしました、という映画とみた。それでも、観る者をときに応援する気持ちにさせたり、ちょっと泣かせたりするところは、この監督の力量だ。ただ、最後に頼るものは結局、武器なんだな。[DVD(吹替)] 7点(2010-12-10 11:25:27)

40.  カプリコン・1 うーーん、今観ると、話のそもそもの動機に不十分さを、後半のアクション劇の展開にムリヤリさを感じて、いまいち楽しめなかった。当時の都市伝説の映画化自体、しょせんキワモノだったのだとさとった。[DVD(字幕)] 4点(2010-11-20 17:19:11)

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