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コメント数 62
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自己紹介 このレビューを書いてきてよかったと思うのは
自分の想いとか気持ちをかなり正確に素直に表せるようになってきたこと
「言葉」ってのは難しくて面倒だからね
記号としての言葉の意味を正確に捉えて、ビジュアルとしても考慮し、より効果的に書き表す
それにはトレーニングが必要なのだ
時々、自分の頭にケーブル刺してダイレクトに相手に接続したいって思うことがある
そんな電脳の世界はいつになったら来るのやら

最近は言葉の魔法使い(自称)を名乗ってる
電脳からハリーポッターへ
ほっといてください。好きでやってるんですから

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21.  ヴァイブレータ 声、たくさんの声。視線、たくさんの視線。気付いている。見られている。たくさんの自分がいる。そこにもあそこにも。でも何も私を知らない。そんな話聞きたくない。そんなこと思っていない。たくさんの自分の言葉はあるのに自分が取り残されていく。現代は言葉が多すぎるね。その中でうまく噛み合えない人には共感できる話じゃないだろうか。ただひねくれているだけだって?そんな単純な話で終わるなら世界はもっと平和になってるよ。邦画のロードムービーってどうかなっと思ったんだけど(しかもトラック野郎)割とカッコ良く撮れてる。音楽がいいやね。本編とあんまり関係ないとこも結構あるけど。邦画然とした退屈なカットも間の撮り方が良いのでそれほど腹は立たなかった。見終わって何かふうっと肌に心地良いもの、温かく包むものを感じた。何も望んでいない。何も意識していない。ただイトオシイだけ。そういう自分でありたいなぁと少しだけ思って、後はただちょっと寂しくもなった。P.S.寺島しのぶってゾクッとする表情するね。個人的にストライク。6点(2004-12-21 01:05:03)(良:1票)

22.  座頭市(1989) とにかくその独特のセンスに驚く。ある意味カルチャーショック。ただ映画としてすごいとはあまり思わない。でもすごいのだ。大筋と大枠だけ決めておいて細かいことは気にしない。でも各シーンの要所では徹底的にこだわる。そのこだわりは「心」であり「プライド」である。その視点が面白さでもあり、それが座頭市、勝新太郎というものを強烈に印象づける。全体としてのテーマとか流れなんてのには気が回らないんだろう。でもそれでいいのだ。一人の人間のカリスマ性で成り立つ映画。昔はこんな映画がたくさんあったんだろう。それが最高とは思わないが勝新がいい男なのは間違いない。ヒリヒリとした緊張感とその懐の抱擁感。観てるだけでおもしろい男、勝新に献杯。6点(2004-11-14 23:54:13)(良:1票)

23.  火山高 何を言われようがやったもん勝ち♪という気がする。ドラゴンボールだって実写化するのはハリウッドだし。日本人でやってやろうっていう気概のあるバカはいないものか。熱血バカはやっかいだけどすごいエネルギーを持っているし周りにも与えてくれる。こんな映画を撮り続けることでノウハウは蓄積されるし、人材も育つ。韓国映画は着実に意味のあることをしていると思う。細かいことは気にせず楽しめばいいんじゃない?チョークをはじき返すところとか単純に笑ったよ。スタッフ達のバカッぷりを大いに楽しみ、そしてその情熱と根性に恐れを抱く。スタント使えよ!とかね。鼻で笑いながらちょっとジェラシー感じてる日本人は多いんじゃない?6点(2004-10-17 21:20:12)(良:1票)

24.  シュレック 《ネタバレ》 きれいごとじゃないのがいい。ちょっとひねた主人公が子供アニメらしからぬ感じ。ただいまいち盛り上がりに欠ける。技術的にはとんでもないけど、ストーリーとかキャラクターとかちょいちょいはずしてる気がする。シュレック、ロバはいいけどフィオナはちょっと違うんじゃない?とか(おばさん臭くない?アメリカ人の感覚の違いか?)。ドラゴンはスケールのわりに全身映すと意外にショボかったり。ひねくれた怪物というキャラは面白いのに、その更生はうやむやでフィオナといい仲になったり。シュレックとフィオナの関係にも深みがない。結局、二人の交流って城への帰り道だけだからね。それで愛を語るのは無理があるんとちゃうか?なんか試練がないとさ。面白いんだけどね。観ててわくわくしてくるし期待感も高まるんだけど「なんだ、終わりかよ」みたいな消化不良なとこがあります。もう一歩。6点(2004-09-18 01:11:20)

25.  北京ヴァイオリン 《ネタバレ》 不可もなく、深くもなく。素敵に楽しく美しく。快楽的でもある。見栄えは良いけどカッコつけでもある。ルージュで鏡にメモを取るあたり等々、そういうことが気になる人はイライラしてくるかもしれない。なんか日本のドラマみたいなんだよね。気の利いたちょっとおしゃれなよくできた話というか。中国にもこんなのがあるのかと軽くカルチャーショックを受けた。主人公は本職なのかな?そのせいか脇役達との演技にちょっと温度差があるのが気になった。あんまり突っ込んだコメントはしづらいね。ヒマな休日に近所を散歩してみたら気持ちよかった・・・くらいの映画でしょうか。6点(2004-08-18 02:45:27)

26.  アカルイミライ 《ネタバレ》 アカルイミライがあるかどうかなんてわからない。ただ仁村は結構幸せなんじゃないかって思った。心配してくれる家族がいるし、最終的に帰る場所ができたし。てっきり冒頭のシーンはラストとリンクしてて、仁村は本物の銃を構えて誰かを撃とうとしてるんだと思ってたんだけど、ただゲーセンで遊んでるだけだったのね。ボーリング場が潰れただけでうろたえてるし。もっと破滅的な展開を期待してたんだけど、ただ甘えてるだけだったのね。甘えてるだけだから立ち直るのも早いし。現実はもっとシンプルに残酷だぞ。キャスティングもどうも観客に媚びてる気がしてしょうがない。りょうが弁護士て・・・あんなチョイ役で落ち着くキャラじゃないでしょ。前半の仁村と有田の不安定な関係性は面白かったんだけど、その後はもうどこかに落ち着こうというのが見え見えでつまらなかった。個々の会話とか映像とかはおもしろい。結局、優等生がちょっと悪ぶってみましたって映画なのかな。そうそう、仁村の楽しい夢の話って最初の方にしか出てこないのね。なんでだろ?あれって重要なファクターだと思うんだけどな。6点(2004-08-08 01:24:00)

27.  カノン 《ネタバレ》 普通に考えたらものすごい下品で下劣な映画で、PTAとか教育委員会とかが卒倒しそうな内容なんだけど、不思議とさらっとみれてしまうんだな。その独特のテンポがけっこう心地よかったりするんだろうか。おっさんの言ってることには全然違和感を覚えない。意味はわからない。支離滅裂だし、屁理屈だし。でもそうやって屁理屈を積み上げて何かを補おうとしている行為はすごく人間らしい気がする。動物ならやりたいときはやるし、殺したいときは殺す。足りないものは手に入れるもの。ただ生きるためだけならモラルなんて邪魔なだけ。じゃあ、最後に娘を抱き愛と生きる目的を手に入れた主人公はモラルを捨てたのか?よくわからない。モラルなんて絶対的な価値観で割り切れるものじゃないんだろうな。おっさんにはおっさんのモラルが確かにある。6点(2004-08-02 01:55:01)

28.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 「サムライ」をハリウッドエンターテイメントに昇華・・・そう考えれば全体としては充分成功してると思う。ツッコミどころはあるけどリアリティにこだわったらとてもこの規模で映画なんか作れない。無茶な設定も許容範囲。途中までは感情とか精神をすごく微妙に繊細に描いていて好感が持てる。無闇にチャンバラに走らないのもいい。トム・クルーズと渡辺謙ら日本人俳優が違和感なく画面に収まってたのはちょっと驚き。小雪とのロマンスも全然OK。キスシーンだって軽いものだし(ディープキスだったら引くけど)。そりゃ女だもん。夫が死んで人恋しくもなるよ。夫を殺した男に惹かれるところが逆にせつなくていいじゃない。武士の妻としての割り切りと、愛するものを殺された憎しみと、本能としての恋しさと・・・そんな繊細なお話も後半にいくにしたがってどんどん単純になっていく。特に戦のシーンのアホらしさにはもうポカーンと。それに国とか天皇とか大きな話に持ってく必要はなかったでしょ。武士道ってつまり人間の生き方の話だよね。「何のために生きるか」ではなく「どう生きるか」みたいな。決して天皇が声高らかに叫ぶものじゃない。しかも英語で・・・どこが武士道なんだよ。あとほんとによくあることでもううんざりなんだけど、ハリウッド俳優に無理に日本語をしゃべらせる必要はありまへん。日本語はそんなに簡単じゃない。日本語なめるな。6点(2004-06-12 21:31:35)

29.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 人生はクソッタレで腹の立つことばかり。何に対しても満足できないし、不満は募るばかり。誰も自分のことはわかってくれない。自分自身はと言えば体のいい上っ面を繕うだけで、結局何も成せていない。不満があっても吐き出すこともできない。それがまた欲求不満になって・・・シュミットの人生は誇張されていて、全く一般的とは思えないけども理解できる。人間は孤独だ。人生は寂しい。最初は養父として接していたンドゥグにも、次第に友としての共感を求めるようになっていく。必要なのはほんの一瞬でも自分のことを本当にわかってくれる人に出会うこと。それは勝手な思い込みなのかもしれないけど、誰かと共感できたと思えればこんな人生も生きて行けるのかも。シュミット氏は誰かに手を握って欲しかったんだね。ただ全体的にあまり前向きな印象が受け取れない映画なんだよね。それは自分にとってマイナスポイントだった。一番の評価ポイントは・・・タイトルかな(怒らんでね)。「アバウト・シュミット」ってなんかいいよね。どうでもいいがアメリカってやっぱり食の砂漠なのね。老人が朝食にポテトチップスて・・・6点(2004-06-06 18:14:06)

30.  ブラックホーク・ダウン かっこいい戦争映画を見るならこれか。もちろん悲惨だし痛々しいところはあるんだけど、それ以上にかっこいい。有名どころを使ってないせいもあってか、絵といい音といい随所にこだわりが感じられてさすがリドリーて感じ。ただそれだけにねぇ。反戦を保とうとした体裁とかっこいい戦場の見せ方が矛盾して見えるんだよね。アメリカの戦争も過ちはあったかもしれないが決して否定しないって立場だし。正義の味方が実はケンカが大好きみたいな、中途半端な仕上がりになってる。そのせいか全体に押しの弱いところがアリ残念。戦争映画というよりもアクション映画として見るべきだな、これは。ソマリアを舞台にしたストーリー、垢抜けた音楽、黒煙が立ち昇る街、ヘリの砂塵から見下ろした戦場、ロケットランチャーの軌跡、「Black Hawk down,Black Hawk down・・・」。そんなところを評価してあげましょう。戦争映画ってことにこだわらなければもっとおもしろい映画になってたんじゃないかな。オーランド・ブルームが出てたのにはちょっとびっくり。6点(2004-05-29 16:36:11)

31.  ブロウ 《ネタバレ》 おもしろくもあるが、勝手にしろとも思う。親子のエピソードとかけっこうグッとくるんだけどいまいち感動できないのは、ジョージの自由奔放さと懲りない癖にある。そこに共感できるかどうか。監督は惚れちゃったんだろうねぇ。DVD特典の本人インタビューでは監督と本人が二人で悦に入っている様が見られて、ちょっと気持ち悪いかも。実物はやはり尊敬できる人物には見えないし。女には理解しがたく許しがたい魅力なんじゃないだろうか。映画自体は何かだらだらした印象。彼の性格のせいか内容のわりに緊迫感がない。自分の今までとか娘のこととか後悔はしてるんだよ。でも改める気はない、それが私の生きる道。それじゃ面会にも来ないわな。そんな彼に面会してみたいと思った人は見てみよう。6点(2004-05-28 00:12:57)

32.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 薄々感づいてはいたが、アメリカは銃とかたくさんあって矛盾だらけで恐ろしくて、モウタイヘンナノヨーと。そんな軽めのノリで緊迫感がひしひしと伝わってきた。そんな国からおバカな発想と熱い情熱で問題を発信する監督はやっぱり偉い奴なのか。恐怖は生命活動にとっての脅威だから、付け焼刃な倫理などはすっとぶのだろうか。裸にされた消費者達は力に群がり、お互いに終わりのない疑心暗鬼のレースを走り続ける。そこに利益を求める資本、マスコミが尻馬に乗って煽り立てる。盲目的な彼らが走り去った後には様々な矛盾が転がっている。その迷惑を一番、目に見えて被るのが子供なのだと。テーマは深いが、映像的には普通。おもしろいかどうかで言えばヤヤウケ。中盤くらいに出てきたアニメはちょと興味深い。たまに披露してくれる監督のアホな発想にはちょと笑う。あとは冒頭に出てきたマシンガン構えたビキニ女。インパクト強め。あれは何者なんだろう・・・いろんな意味でよくわからん国だ。6点(2004-05-18 01:49:31)

33.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 後味悪い。トニーの苦しみ、葛藤は痛いほど伝わってくるのに、アンディからは何も伝わってこない。それならいっそ彼をもっと悪人に仕立て、最後は含み笑いで終わるくらいであって欲しいのだけど、彼のキャラクターの表現が曖昧なままだから死んだトニーが救われない。そのまま結局一人生き残って昇進街道まっしぐらなわけでしょ?ちょと納得いかない。監督も恐らくそれをわかっていて、最後にトニーの身分が戻されたとテロップで説明してたりする。映像はかっこ良い。でも、アンドリュー・ラウって元からこういう作風なのかな。あまり個性を感じないというか、アクロバティックなかっこ良さでハリウッドを意識している節が見られる。そこは好き嫌いがあるだろう。ケリーは浮いてるね。トニーとの関係も本筋とは関係ないから余計にそう感じる。全体の完成度は高い。一番の収穫はアンソニー・ウォンていい役者だなと。6点(2004-05-08 01:17:52)

34.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち ディズニーが好きな人はハマるんだろうね。「海賊」というネタだけに一見すると毒がありそうな雰囲気に誘われて、ディズニー固定客以外も取り込もうという意図が見えなくもない。が、結局はディズニー。搾ったところで毒なんか出てこないのであった。ただ、それでそっぽを向きそうな輩を引っ張り込むだけのビジュアルのパワーはアリ。濃いキャラをこれでもかと詰め込んだため長い尺でありながらまだ消化不良の感もアリ。結局、ディズニーちょっとがんばっちゃいましたー、って映画。6点(2004-03-07 21:30:44)

35.  人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 暗い。地味。映画にするからにはもうちょっとエンターテイメント性があったほうがよくないかな。ただ見た目の派手さではなくて、演出で表現される精神的なエンターテイメントをもっと感じたかった。表情の無い登場人物、動きの少ない絵。裏にあるものを感じ取らなくちゃいけないんだろうが、全編この調子だと疲れる。途中、主人公の夢?の中で狼たちが現れるところ。犬の散歩に見えた。終盤の戦闘シーン。人狼がただ突っ立って銃を撃っているだけなのには拍子抜け。もっと狼の恐ろしさ見たかった。どちらももっと印象的なシーンにできたのではないか。実写の方が良かったとは思わないが、アニメーションで良かったとも思わせてくれない。あとやっぱり話はわかりにくいと思う。たくさん張り巡らされた伏線を理解しようとすると、映画にのめり込めなくなる。伏はなぜ狼になってしまったのか。そのあたりもストーリーに盛り込んで欲しかった。過去に何かトラウマがあったとか。それがわからないから彼の心情とかもいまいち共感できない。あと最初の方、説明的なのはいただけない。予備知識ない人はあそこで嫌になるよ。文句ばかりだけど全体としては好きな映画。6点(2004-03-04 23:54:21)(良:2票)

36.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 小粒。それほどおもしろい話でもないし、深いテーマがあるわけでもない。そりゃ大監督なんだからヘタに撮るわけがない。ストーリーは息つくヒマもないし、それをテンポ良く無駄なく見せている。美術の作り込みもすごい。でもそれだけ。何にも響いてこないんだな。スピルバーグはこういう映画しか撮れないんだろうね。商業的にある程度の成功を見越した映画。監督の想いと興行主のせめぎ合い。その中でちょっと毛色の違ったこの映画は、スピルバーグの精一杯のわがままなのかもしれない。6点(2004-02-15 22:19:11)

37.  シカゴ(2002) よくできてるんじゃないだろうか。ミュージカルに馴染みの無い自分でもいいなと思えるシーンがいくつもあったし。もう一度見たいなとも思った。ただ全体を通して見るのはつらいかな。個々のシーンの完成度は高いが、あえて繋げて見る必要も感じないというか。そんなものなんだろうか?ミュージカルって。キャスティングについては賛否あるだろう。個人的にはレニーがよかった。あの不器用な感じとコメディタッチなキャラが作品の雰囲気にハマッていたと思う。リチャードは歌い出した瞬間こっちが恥ずかしくなった。しかしそれもだんだん気にはならなくなってくるのだが。人間の適応力はすばらしい。キャサリンは美しいのだけど、たまに見える不細工な瞬間が気になってしまったというか・・・結局こういう映画って部分的な評価しかしにくい気がする。遊園地へ行った後、個々のアトラクションはどうだったこうだったって話できるけど、全体としては「楽しかった」としか言えないのに似てる。あと自宅で見るのもダメなんだろうね。映画館というか、とにかく外で箱に入って見るものなんだろう。それで評価も大きく違ってくる気がする。6点(2004-02-02 19:36:05)

38.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》  何か満たされない。見終わった後そう感じた。後日談は余計なんじゃないだろうか。あんな境遇だったんだから最後はつつましくも幸せに終わってほしかったのに、3年後に父は死んでしまうとか。ハッピーエンドの腰を思いっきり折られた気分。  宮沢りえはハマリ役だけど、登場した瞬間に役柄がわかってちょっと引いてしまった。  オープニングの曲というか音がちょっと時代劇らしくなくて、あれっ?って思ったらすぐに「音楽 富田 勲」のテロップ。ちょっと、おおって思った。でもエンディングが井上陽水だったのがちょっといやらしい。  結局、お話だよね。観客をいかに泣かせるかっていう。そんな意図が見えてしまっていまいちのめりこめなかった。6点(2003-12-16 00:51:19)(良:1票) 《改行有》

39.  戦場のピアニスト  特に感動はしなかった。監督は一体何が撮りたかったのだろうか。  戦争の悲惨さ、不条理さというのはもうアホでもわかることだし、ナチスがユダヤ人に対してどんなひどいことをしたかというのも嫌というほど聞かされていることなのだから、過激な描写をあえてする必要は感じられない。  主人公がピアニストである必然性も感じられない。これは映画なのだし、原題でもピアニストと謳っているからにはそれなりの演出があってしかるべきなのだが、どうも弱い。もちろん戦争映画が全てドラマチックである必要はないし、ピアニストだからって戦争で特別な存在であるわけもなく、ただの一市民として逃げ惑うであろうことはわかるのだが。もっと印象的にピアノを使った方がよりらしくなったのではないのかな。  こういう映画は重いし、反戦というのは絶対正義になっちゃってるから、だから妙にかしこまって、見終わった後は何か戦争について考えて、いいことの一つでも言わなきゃいけない感じにさせられる。けどね、もっと普通に感動させてくれればそれでいいと思うんだよね。主観が入っちゃうと戦争映画は芸術ではなくなる。6点(2003-12-13 02:14:06)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

40.  キッチン・ストーリー 《ネタバレ》 とにかく何でもないお話。あまりにも何に無かったので終わってちょっとポカンとしてしまった。普通ならもっと爺さんの過去に踏み込んだり、観察者と熱く心の交流があったりするんだろうけど、そうしないのはわざとなんでしょう。だからこれでいーんでしょう。悪い映画ではないよ。丁寧に作ってるし。でも何にもない(くどい)。これから観る人は過剰な期待をしないように。5点(2005-02-17 00:10:07)

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