みんなのシネマレビュー |
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22. マリと子犬の物語 文科省認定でないのが不思議な良作。こういう気持ちのいい映画が最近少なくなった。 涙なしではいられない感動シーンを過剰なまでに演出しているものの、ストーリーはとても分かりやすく、ワンちゃん好きにはたまらない可愛さ健気さが胸を打つ。子どもたちの演技もとても自然で良いし、マリたちの犬の演技シーンも大変だったろうに、まったく無理がないように見える本当に素晴らしい。 ただし、新潟地震による被災のシーンが多いので、震災を思い出したくない人にはおすすめしない。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-11-03 22:57:23)《改行有》 23. ゴジラ-1.0 ゴジラとの戦闘シーンの大迫力は、ハリウッドさながらで素晴らしいとは思う。 が、神木隆之介が主役の朝ドラと錯覚しそうなドラマシーンが長く、しかも演技が不自然でわざとらしく感じるのはマイナス点。 ゴジラが破壊者で徹底的に悪として描かれている一方、立ち向かう人間の正義が全面に出すぎてしまってるとも感じた。 お決まりのご都合主義が目立つし、ラストの再会シーンにも何だか無理矢理感が否めない。 それでも飽きさせはしないし、スタッフ総力を挙げて気合を入れて作ったであろう大作感は充分にあった。[地上波(字幕)] 4点(2024-11-02 17:03:58)《改行有》 24. 踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル<TVM> 《ネタバレ》 刑事が刑事を尾行するという突拍子もないストーリーで、恩田刑事の内面もよく描かれていてまとまっているとは思う。 でも相変わらずゴタゴタしている雰囲気で、とくにスリーアミーゴスのゴマスリギャグの笑えない場面とか多すぎる。 本編が魅力的なだけに、もったいない。でも内田有紀が主演の前作よりは楽しめる。[地上波(字幕)] 4点(2024-09-30 17:18:59)《改行有》 25. 踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル<TVM> 《ネタバレ》 女版青島として内田有紀が主演。 それなりにまとまっているとは思うけど、織田裕二が最後にしか出てこないところなどテレビスペシャルとして一度観れば充分かと。[地上波(字幕)] 3点(2024-09-28 21:52:36)《改行有》 26. 踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル<TVM> 踊るファンでもないし、テレビドラマ版と比較してこの点数。 出演陣が豪華。稲垣吾郎のキレ役も見事だったが、ビーチボーイズに出演していた面々が随所に出てくるあたりが個人的に嬉しかった。[地上波(字幕)] 4点(2024-09-28 21:49:15)《改行有》 27. 映画 聲の形 《ネタバレ》 前知識なしで見たので、思ったよりずっと重かった。 途中からハッピーな方向へ展開するかと思いきや、さらにつらい状況になるとは。 京アニ作品ということもあり、いろいろ考えさせられるという点では、一度見ておいてもいい作品。[地上波(字幕)] 3点(2024-08-17 23:39:36)《改行有》 28. ナイト&デイ 《ネタバレ》 あんまり銃乱射系のアクション映画は好きじゃないんだけど、これはコメディー要素も入ってて面白かった。 とくに前半。キャメロンディアスが何もわからないままトムクルーズに振り回されるシーンに引き込まれた。 ノリノリで敵をかいくぐっていく男と、訳が分からないまま眠らされて気がついたらどこかにいる女。 終盤その二人の立場が逆転するのも気が利いていた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-29 17:51:23)《改行有》 29. 捜索者 これが西部劇の最高傑作?といった映画だった。 モニュメントバレーの壮大で美しい景色は伝わってくるが、肝心の復讐劇が途中でドタバタ喜劇が入ってくるせいでダレる(しかも大抵面白くない)。主人公は終始偉そうだし、やたらとテンション高めの保安官とか、違和感ありすぎ。 主人公の心の葛藤や娘の悲劇など感情を揺さぶってくるドラマに感心するところもあるけど、やっぱり先住民憎しの姿勢が前面に伝わってくるのは昔のアメリカ映画ならでは。 この時代の背景とか知っているとまた評価は変わってくるかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 3点(2024-07-21 00:05:37)《改行有》 30. マネーボール ビックリするほどつまらない。 全体的に不自然すぎるほど抑えた演技が、自分にまったく合わなかった。 主人公は感情的で独善的、まったく応援したい気分にならない。 なぜチームがいきなり強くなったかという説明も十分でない。 人間関係も誰と電話しているのかよくわからないシーンばかり。 最後まで観た自分を褒めてあげたい。[CS・衛星(字幕)] 2点(2024-07-18 18:29:12)《改行有》 31. ゲッタウェイ(1972) 高評価につられてみてみたが、余計なセリフを廃した独特な雰囲気で、最後まで魅了された。 ずっと張り詰めた緊張感のある映画は苦手で、もともと無闇に人がたくさん亡くなるのも好きじゃないのでこの点数になったが、最後までどうなるかまったく読めない展開ばかりで、サスペンスとして大成功している。 主人公の男と女の関係も場面場面で絶妙に変わったりするところも面白い。 ラストの展開もどうなるかまったく予測がつかないなか、良い終わり方をしていたと思う。[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-17 18:03:37)《改行有》 32. キングダム 運命の炎 《ネタバレ》 圧倒的なスケールと、豪華な出演陣など迫力はやはり邦画離れしている。 でも、前半の多くを占める趙からの脱出シーンは過去を振り返るエピソードとして長すぎるし、これからという場面で終わってしまうので物足りない。 信の修行エピソードに期待してたけど、ほとんどないし、あんまり強くなっていないようで残念。 存在感ありすぎる王騎将軍はよく出てくるが、肝心の戦闘シーンもなく、次への期待を膨らませるだけ。 映画館で観るぶんには迫力もあって良いと思うけど、テレビ画面だとこの点数に落ち着かざるを得ない。[地上波(字幕)] 5点(2024-07-14 15:55:05)《改行有》 33. かもめ食堂 《ネタバレ》 現実的にありそうでない店と主人公たちの小さなエピソードの積み重ね。 荷物の件とか、猫を預けられるところとか、??というシーンも多いし、退屈で観るのに時間がかかった。 それでも綺麗な店構えと美味しそうな料理、主人公たちのほのぼのとした会話は評価できる。 小林聡美がハマり役。何度も出てくる膝行とプールで泳ぐシーンがなぜか印象に残るのこ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-07-08 18:01:10)《改行有》 34. ドラゴン怒りの鉄拳 《ネタバレ》 ブルースリーのアクションをたっぷり楽しめる点では満足。後の「燃えよドラゴン」には完成度で叶わないが、ヌンチャク使うところなどキレキレで楽しめる。復讐のためにキレている時間が長い。 反日を中心としたストーリーが全体的に暗く、長尺でゴタゴタもしているが、途中で可愛いヒロインとのラブシーンがあったり、スマイリーな電話交換手の役で潜入するところなどは面白い。途中の下品なエロお座敷シーンは不要かと。 北斗神拳的な手のモーションと、ラストシーンは好き。笑[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-04 22:52:29)《改行有》 35. いちご白書 他の人も書いてるけど、要領を得ない散漫なストーリーが目立ち、面白くなかった。 この時代ならではの世相をうまく切り取ったんだろうけど、大学紛争とかまったく思い入れも興味もないのでちょっと。 ただ紛争の生々しい雰囲気は作りものっぽくなく、リアルなのは見事。[CS・衛星(字幕)] 3点(2024-06-21 22:15:31)《改行有》 36. 白い巨塔 かなり重厚なストーリーで、配役も良いし、演技も素晴らしい。 教授の投票選や裁判のシーンなどは見応えがある。 でも、実際の開腹手術のシーンが繰り返し出てくるところはいただけない。白黒とはいえかなりグロいので、目を背けたくなる。[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-06-13 18:41:06)《改行有》 37. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 前作がまあまあだったのだけど、これはダメ。 ストーリーがめちゃくちゃとまでは言わないが、わかりづらいし面白くない。 迫力はあるので単なるアクションホラーとして大画面で観るのなら良いかも。 旧作シリーズの主人公が揃い踏みっていうのも、思い入れがないのでよく分からない。 帽子のシーンとか、インディージョーンズシリーズのオマージュが感じ取れた。[地上波(吹替)] 3点(2024-06-08 21:15:04)《改行有》 38. マディソン郡の橋 《ネタバレ》 これは良作。 落ちついた大人な作品で、バックミュージックも最小限のピアノで抑えられている。 四日間だけの不倫を描いた作品ながら、気品のある味わい深いストーリー。 主人公二人の演技と存在感も良い。 雨の日の突然の再開、バックミラーにかけるペンダントのシーンはとても素晴らしかった。 ちょっと残念だったのは、フランチェスカが何回かキレたり不安定になったりするところかな。アメリカらしいと言えるけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-06-05 19:16:26)《改行有》 39. 伊豆の踊子(1963) 《ネタバレ》 あの小説の映画ということで、話の展開はさすがに大正の時代描写でかもなく不可もない。 肝心の高橋英樹と吉永小百合の二人が魅力的なので一点プラス。 この映画のなかの吉永小百合は、まだまだ純真な子供心を持っているという役どころなので難しかったと思うが、見事に表現されていた。 やがて汚されるであろう哀しい運命もまた随所に散りばめられていて、味がある。 冒頭とラストの白黒現代シーンは、対比としてあってもいいと思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-05-28 20:28:14)《改行有》 40. ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 前作よりはスッキリしていて断然いい。 島からの脱出劇も見応えがあったし、後半もダレずに見ることができた。 前作は脚本がダラダラ会話調子で、後半パニックホラーになるだけだったが、今回は一つ一つのエピソードがまとまっていたように思う。 ただ相変わらずの主役が生き延びる勧善懲悪は、もはやお家芸。ラストの展開は次回作につながる予想外な展開で、期待も持てた。[地上波(吹替)] 5点(2024-05-25 20:50:09)《改行有》
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