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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  アンジェラ(2005) 適当に選んだだけですが、予想外に楽しめました。どうしようもなくうだつの上がらない主人公の前に現れる天使という、荒唐無稽な設定が面白い。男にとってある種の夢物語というか、願望が込められているというか。あるいは冒頭の橋のシーンで男の命は尽きていて、そこから先はすべて黄泉の道すがらに見た幻想なのかとも思ったり。 いずれにせよ、男を叱咤激励する天使の姿が心地いい。特に自己肯定感が低いと言われる日本人にピッタリな感じ。文科省推薦にして高校生に、厚労省推薦にてして疲れたサラリーマンに見せてもいいんじゃないかと、けっこう真剣に思います。 それにしても、リュック・ベッソンをはじめ、西方の人たちは腕力でも圧倒的に強い女性キャラというのが好きですね。これも願望なのか、それとも男尊女卑の裏返しなのか。[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-22 01:48:56)《改行有》

22.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 アイデアがお見事。要するに荒唐無稽なパニック映画なわけですが、視点を登場人物の1人に委ねることで、こうも迫真の映像になるのかと。必然的に見ている側は彼らと同じ目線、同じ情報しか与えられず、パニックを追体験させられます。怪獣の由来も、その後の顛末も明らかにされませんが、かえって潔い感じ。そういう設定上、常識的にあり得ない行動もありましたが、そのあたりはご愛嬌ということで。 ただし映像のブレは目に悪そう。こういう作品が増えてもらっては困る気もします。[インターネット(字幕)] 8点(2022-10-11 01:30:48)《改行有》

23.  ショコラ(2000) 《ネタバレ》 今さらながら初見。予想外にいい映画でした。前近代的なヨーロッパの片田舎の物語というと、たいていどんよりと曇って閉鎖的で宗教関係がいろいろ厳しくて、要するに暗めなイメージがあるのであまり好きではないのですが、この作品はそれらをすべて逆手に取ったような、カラッと明るい感じがいい。それにストーリーにも無理がなく、住民の心境が変わっていくあたり、最後の若い牧師さんの説教あたりは感動的ですらあります。 いかにも芯の強そうなジュリエット・ピノシュはもちろん、ごくふつうに好青年なジョニー・デップも、そして〝M〟さんも存在感がありますね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-05-19 04:38:28)《改行有》

24.  レッドクリフ Part I まずは5時間にも及ぶ作品(に結果的になっちゃったらしいのですが)を作ろうという、その熱意と根気に感服します。まあお得意のスローモーションのシーンをすべて標準スピードに戻せば、4時間ぐらいに収まったかもしれませんが。 で、PartⅡについてもまとめて書きますが、大河ドラマでも見るような感覚で最後まで堪能させてもらいました。いかにも中国な壮大さと大味さが入り混じって、けっこう世界観に没入できます。終わるころには一抹の寂しさを感じたほど。 ただ周瑜と孔明ばかりがクローズアップされて、最初に華々しく登場した蜀の面々の影が、中盤以降すっかり薄くなってしまったのは残念。また曹操やその周辺がマヌケすぎて見ちゃおれん感じ。だから圧倒的多数でありながら惨敗したわけですが、もう少し好敵手ぶりを見せてほしかったかなと。いずれにせよ頭が弱いというのは哀しいことだなと、自戒を込めて思いました。  [CS・衛星(吹替)] 8点(2022-01-15 02:05:16)《改行有》

25.  ゾディアック(2007) ある意味ですべての労働者への応援歌という感じ。前半こそ猟奇的な犯行で恐怖心を煽りますが、中盤以降は真犯人を追いかける側に焦点が移動。で、地味とか徒労とか誤解とか翻弄とか非協力とか、あるいは報われなさぶりとか諦めとか、これって自分の日常の仕事と同じじゃないかと妙に共感してしまいました。途中で出てくる「ダーティハリー」の皮肉も効いています。世の中そんなにうまく行くわけねーだろと。 そして最後の最後までがんばった者に、ほんの少しだけ報われる(ように感じる)瞬間が来るんですよね。日常の仕事も、かくありたいものです。 まったく余談ながら、グリーン先生(アンソニー・エドワーズ)の比較的豊かな髪に驚き。「ER」のストレスから解放されて生えてきたのか、それともズラですかね。[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-18 02:15:29)《改行有》

26.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 どこまでが現実でどこからが幻想かよくわからないし、最後もスッキリしないまま終わります。勝手に解釈してくれ、という感じです。詳しくは知りませんが、「スターウォーズ」や「スーパーマン」的な明快さを求められるアメリカでは、さほどヒットしなかったのではと推察します。 しかし、現実か幻想かなどどうでもよくて、描きたかったのはアノニマスの世界なのかなと。考えられ得るかぎりの猟奇的な罪を犯して(または妄想して)さえ、誰にも関心を持たれない孤独というか恐怖というか。周囲には同類の仲間が多数いるが、会話の中身やお互いのアイデンティティには無関心。ただ行きつけの店とか、名刺とか、表面的な差異でしか自分を測れない。なんとなく、サザンオールスターズの往年の名曲「ミス・ブランニュー・デイ」を思い出しました。 最終盤、秘書が主人公の〝デスノート〟を見つけるシーンがありますが、その表情には戦慄というより憐憫が浮かんでいたように思います。ようやく主人公の内面を知る人物が現れたわけで、ここにはささやかな救済の意味が込められていたのかなと。まあ勝手な解釈ですが。 なお、ディカプリオが主役になっていた可能性もあったとか。それならそれで嬉々として演じたでしょうが、狂気のディカプリオはもう見飽きた気もします。クリスチャン・ベールで大正解だったんじゃないでしょうか。[インターネット(吹替)] 8点(2021-05-15 02:55:44)(良:1票) 《改行有》

27.  ジョニー・イングリッシュ あまりのバカバカしさに、かえって清々しさを感じます。フランス人実業家がイギリス王室を乗っ取るという設定も、ヨーロッパだからこそ成り立つ話。これがアジアだと、どういう二国間でもシャレにならない気がします。一部の勢力に妙な深読みをされて、ボイコット運動とか起こりそう。 また、セリフにいちいち散りばめられた細かいギャグもいい感じ。笑えるかどうかは別にして、笑いに徹する姿勢が伝わってきます。 ただし気になった点が2つ。1つはマルコヴィッチの髪。なかなか似合っていましたが、あれはヅラですよね。もう1つは回転寿司店のシーン。「ウニ」と称してゲソもしくはヒトデの一片のようなものを食べて吐き出していましたが、やはりかの国でも日本とか日本文化のことなどほとんど理解されていない、もしくは興味すら持たれていないことがよくわかります。 とはいえ、個人的にはおおいに堪能させてもらいました。[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-10 01:54:39)《改行有》

28.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 深刻な問題も含みつつ、終始明るい雰囲気なのがいい。大方予想できるオチも、雄大な景色と相まって爽やか。突然始まる妙なダンスも、なぜか違和感のない不思議。これが歴史と伝統を誇るインド映画の実力でしょう。 しかし超カッコいい主人公に親友がいて、彼女がいて、イヤミな同級生がいて、頭の古い教師がいるという設定は、日本の「学園モノ」の定番でもあります。日本人が日本語で演じるとクサくて見ていられない感じになりますが、外国人が外国語で演じると魅力的に映るのはなぜなんでしょうか。このあたり、ぜひそのへんの文化人様に研究論文など書いていただきたいものです。 ついでに言うと、ヒロインがもう少し美人ならよかったなと。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-17 02:04:58)《改行有》

29.  アイアンマン これまで「スーパーマン」「スパイダーマン」「バットマン」とそれなりに見てきたので、もう「○○マン」関係は似たようなものかなと敬遠していましたが、とんでもない傑作を見逃していたことに気づきました。たしかに似たような荒唐無稽ではありますが、妙な現実感を持ち込んでいるところがちょっと違う。アフガンのテロ部隊とか、死の商人とか、取締役会とか、株価とか、「訓練中の事故」とか。その二律背反が笑えます。 個人的にもっともウケたのは、終盤の戦闘シーンの最中、暴走する家族連れのクルマに轢かれながら「奥さん…」とつぶやくところ。[インターネット(字幕)] 8点(2020-03-17 01:25:01)《改行有》

30.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 ド単純なストーリー展開に好感が持てます。この手の作品の場合、えてして背後に国家的陰謀が渦巻いていたり、身内に裏切り者がいたりするものですが、そういう小細工がないところがスッキリしていて気持ちいい。あれだけ大規模なテロで大量の犠牲者を出しながら、アフガンやイラクと違って同盟国なので大々的な報復に出られないというのも、けっこうリアルです。終盤の銃撃戦は「エクスペンダブルズ」状態でしたが、まあご愛嬌ということで。 ラストのセリフでも宣言していましたが、これからも似たような事件がいろいろ起きて、似たような映画がたくさん作られることでしょう。[インターネット(字幕)] 8点(2019-02-21 04:10:09)《改行有》

31.  炎の戦線エル・アラメイン 《ネタバレ》 どんな作品なのかまったく知らずに見ましたが、これは傑作。アメリカでもイギリスでもドイツでもなく、「お荷物」と称されたイタリア目線の第二次世界大戦というのが新鮮でした。それも戦場の恐怖というより、砂漠の中で孤立する虚無感・絶望感にリアリティがあります。 終盤は主人公と曹長と中尉の3人による〝忠誠物語〟の様相でしたが、絶望感は一貫しています。女優ゼロ、笑いほぼゼロ、お涙頂戴も限りなくゼロというのが潔い。傷兵の一群があっさり投降するシーンは、感動すら覚えました。 ところで、こういう日本映画って「人間の条件」ぐらいまで遡らないとほとんど存在しないような気がするのですが、なぜでしょう? イタリアに負けず劣らず、〝素材〟はいくらでもあると思うのですが…。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-13 01:50:22)《改行有》

32.  ロスト・イン・トランスレーション いきなりスカーレット・ヨハンソンの尻のアップから始まるというサービスぶり(替え玉ではないと信じたい)。しかも舞台は見慣れた新宿。期待は高まります。 が、映画というより、NHKスペシャルとかでちょっと気取ってやりそうな、ドキュメントとフィクションを混ぜた「映像詩」風です。「スカヨハが退屈しのぎに見て回った東京(ちょっとだけ京都)」という感じ。 ストーリーとしては退屈ですが(それが狙いかもしれませんが)、やかましい選挙運動とか、低俗なテレビ番組とか、区別のつかないメニューとか、なかなか痛いところを突いています。 そして最後に、ニヒルでクールだった主人公がようやく熱くなります。なんとなく、サマセット・モームの「雨」を思い出しました。東京ってそんなに奇異な街ですかねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-17 03:36:54)《改行有》

33.  インビクタス/負けざる者たち ラグビーチームがなぜ急に強くなったのか、いま一つよくわからず。白黒混合の警備員チームによる対立から融合への流れも、いま一つ中途半端。マンデラの倒れるほどの多忙ぶりも、黒人がラグビーに傾倒していく過程も、いま一つ伝わってきません。しかしM・フリーマンっていい役者だなと、あらためて感じます。 それに、ラグビーの試合の描き方が秀逸。M・デイモン以外、役者がラグビーの猛練習をしたのか、選手が役者として参加したのか、それとも何らかの合成なのかは知りませんが、すごく自然で迫力がありました。 そしてもう1つ、ラストの試合終了後からエンドロールにかけて流れる曲(ホルストの「ジュピター」をアレンジしたやつ)が実にいい。テーマにピッタリで、ちょっとアフリカ風で、けっして大げさではないところが素晴らしい。この曲を聞けただけで、すっかり満足してしまいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-21 22:53:17)《改行有》

34.  ポセイドン(2006) 心臓に悪い。息苦しくもなります。パニック映画としては、もうそれだけで十分でしょう。自分はソファーにふんぞり返って絶対的な安全を確保しつつ、ハラハラドキドキできる快感。これぞ映画の醍醐味です。この監督、やはり海水の恐怖とリアルな死体の描き方が秀逸ですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-12-21 02:53:38)(良:1票)

35.  コラテラル 正義の味方役にそろそろ飽きてきたトム・クルーズが、気分転換に悪役してみました的な感じ。しかし、さすがに迫力ありますね。特に終盤あたり、ターミネーター2の超合金ターミネーターと見紛うような執着ぶりです。下品な作品のパターンなら、最後の最後にもう一度復活して客を驚かすところですが、それもなし。哀愁の漂う終わり方でした。いろいろ不自然なシーンもありますが、おおいに堪能できました。冒頭のJ・ステイサムは「友情出演」みたいなものですかね。[インターネット(字幕)] 8点(2015-10-24 06:39:59)(良:1票)

36.  ブッシュ 地味なタイトルですが、傑作です。あからさまに批判したり、バカにしたりする感じだと辛いなあと思っていたのですが、そういう内容ではありません。ブッシュの内面に真摯に迫りながら、軽薄単純思考であるがゆえのおかしさ・哀しさもちょっと見せてクスリと笑わせる。そのサジ加減が絶妙です。 特に気に入ったのは、牧場でそうそうたるスタッフを引き連れながら歩くシーン。あまりに短絡的なやりとりも笑えますが、「道を間違えた」が効いてます。ブッシュのファンになりそうです。 余談ながら、ライス役のT・ニュートンはわざと顔に細工してブサイクに見せてます。ライスはどう思うんでしょうねえ。反対にE・バンクスの美人なこと。ブッシュの奥さんにはもったいないですね。[インターネット(字幕)] 8点(2015-07-21 23:29:04)《改行有》

37.  トランスポーター2 まさにB級映画の王道です。終始大マジメな顔をしてバカなことをやっている姿がたまりません。あと瑣末なことですが、面を突き破るほどの竹刀の殺傷能力には驚くばかり。国が違えば、剣道もずいぶんデンジャラスなスポーツになるんですね。日本の文化発信能力に一抹の不安を覚えつつ。[インターネット(字幕)] 8点(2015-05-15 22:16:16)

38.  トランスポーター 銃撃戦とカーチェイスと格闘と些細な色気を盛り込んだ、娯楽映画の教科書のような作品ですね。どこまでもクールな主人公やご都合主義なストーリー展開を含め、非現実的な世界観もいい感じ。何も難しいことを考えたくないとき、気分転換で見るには最適の映画だと思います。[インターネット(字幕)] 8点(2015-05-02 21:04:00)

39.  ミスト ハリソン・フォードやブルース・ウィリスが主演なら絶対にあり得ない結末。しかし人生ってこんなものかなと。それより何より、やっぱり「宗教おばさん」のキャラが効いてます。だいたい危機に直面すると、こういうことを言い出すヤツがいるものです。幸い日本では神だの仏だのの影響はたかが知れていますが、代わりに野党議員とか元官僚とか大学教授とかキャスターとかジャーナリストとか女性精神科医とかいう輩が、無責任な言説を振りかざすことはよくあります。洗脳されないように気をつけなきゃとは思いますが、極力冷静に、理知的に行動しても主人公のようなことになるわけで。とかく人の世は住みにくいですね。 [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-29 16:42:48)《改行有》

40.  バンク・ジョブ 佳作だと思います。迷宮入りした(無理やり闇に葬った?)true storyを、よくぞここまで膨らませたという感じ。いかにもサスペンスなハラハラ感もいいのですが、個人的には胡散臭い反体制運動家の描き方が良かった。現実の運動家も、きっとあんなもんでしょう。一般に知られていない、いろんな“裏”がありそうですね。 そういえば、最近は銀行強盗が皆無になりました。代わりに襲われるのは、コンビニや牛丼屋。どちらも犯罪には違いありませんが、後者のほうが卑怯な感じがします。この作品のようなピカレスク・ヒーローものの素材には、けっしてなり得ないでしょう。[インターネット(字幕)] 8点(2014-08-20 03:43:46)《改行有》

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