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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~ じゃあどうすればよかったのかと問われると困りますが、もし太宰治がこの作品を最後まで書き上げたとしたら、絶対こうはしなかっただろうなとは思います。原作を離れた中盤以降、やたら派手で安っぽい話になって唖然とするばかり。[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-09-05 01:48:39)

22.  栄光のランナー/1936ベルリン 史実を丁寧になぞっただけの再現映像という感じ。それ以上でも以下でもありません。要するに抑揚がないというか深みがないというか。 ただゲッペルスが少々イケメン過ぎるんじゃないでしょうか。それから主人公は米国に帰った後も見世物として馬と競走させられるとか、かなり差別的な扱いを受けたはずですが、このあたりは全スルー。たしかにこれなら、誰も見ないはずです。再現映像なりの意地をもう少し見せてほしかったかなと。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-08-18 23:24:03)《改行有》

23.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 最初の挫折から十数年の時を経て、やっと完成に漕ぎ着けたわけですね。そう思って見るとなかなか感慨深いものがあります。すでにジョニー・デップはいませんが、変わりにオルガ・キュリレンコを拝めたのでよしとしましょう。 原作どおりではなく、キャラだけ借りて現代に置き換え、映画製作の現場や国際情勢なんかを皮肉っているところがミソですかね。かくしてドン・キホーテのDNAは現代に受け継がれましたと。 しかし原作自体、そんなに面白いですかねぇ。日本で言えば「恍惚の人」みたいなものかなと。テリー・ギリアムがドン・キホーテに寄せる不屈の熱量を、今ひとつ理解できないのが残念。[インターネット(字幕)] 7点(2023-08-15 22:46:50)《改行有》

24.  聖杯たちの騎士 たしかに意味不明。理解不能。女性遍歴を淡々と描いただけだとしたら、「で?」という感じ。キリスト教の素養のない私は、タイトルの意味もよくわからないし、このタイトルで作品の何を表現しているのかもわからない。よくぞ企画段階、撮影段階、あるいは公開段階で中止にならなかったものだと逆に感心します。有名な役者を揃えてしまった分、赤字覚悟で後戻りできなくなったのかな。まあ興行成績は知りませんが。[CS・衛星(字幕)] 1点(2023-08-05 01:50:58)

25.  30年後の同窓会 名優3人がどんなキャラでどう絡むのか、ちょっと楽しみだったのですが、まあ想定の範囲内というか。良く言えばそれぞれ個性が際立っていたわけですが、悪く言えば紋切り型な気がしないでもありません。お話としても、特にハプニングが用意されているわけでもなく、地味なロードムービーという感じ。 ざっくばらんな雑談のシーンが多めだったように思いますが、それによって30年の空白を埋め、旧交を温めたということを描写するために不可欠なのでしょう。しかし見る側にとっては、3人で盛り上がっているテーブル席の一角にたまたま座ってしまったような居心地の悪さを感じます。 おそらくそれは、知らないおっさん衆だからという理由だけではありません。端的に言えば、戦争に対する感覚がまるで違うから。第二次大戦以降だけでも、アメリカは朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、それからイラク駐留、アフガン駐留など、ひっきりなしに戦争を繰り返してきました。従軍経験の有無はともかく、戦争が〝身近〟な存在だったことは間違いありません。そういう彼らどうしが語る戦争話は、さぞかし共感できるし、盛り上がりもするでしょう。 方や日本の場合、幸いにして約80年にわたって戦争はゼロです。戦場がどういうものかリアルには知らないし、親戚縁者や知人・友人が戦死したという記憶もかぎりなくゼロに近づいています。だから戦争の内輪話を聞かされても、像が浮かばないわけです。しかしそれはたいへん幸せなこと。こういう居心地の悪さは、ずっと大事にしたいなと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-07-27 03:11:03)《改行有》

26.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 過去に何度も見てきたようなアクションとサスペンス。今回もまた、たった1人で世界を救っちゃいましたという感じ。キーラ・ナイトレイの持ち腐れ感もあり。 ただちょっと面白かったのは、ロシア側のやり口。ウォール街にテロを仕掛けてドル暴落とアメリカ経済の崩壊を狙うとか言ってましたが、そもそもその計画自体にかなり無理がある気がするし、仮に基軸通貨ドルやアメリカ経済が動揺すれば、はるかに規模の小さいルーブルもロシア経済もけっして無傷ではいられないでしょう。〝経済的自爆テロ〟にもほどがあるんじゃないかなと。ライアンの活躍でもっとも救われたのは、もしかしたらロシアかもしれません。[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-13 23:29:38)《改行有》

27.  夜明けの祈り 《ネタバレ》 これは重い。戦争の悲惨さを描いた作品は多々ありますが、ちょっとレイヤーが違う感じ。いっそ銃殺なり爆殺なりされたほうがマシかもと思えるレベル。しかもフィクションではなく、終戦直後のドサクサの中で、確実に各所で起きていたことなのでしょう。 さらに信仰心や戒律の問題が絡むので、事態はより深刻。私は無宗教の人間ですが、これまでの心の大きな拠りどころが一転、動揺やら嫌悪やら落胆やら罪の意識やらの原点になるというのがどれほど辛いものか。その心中たるや、想像を絶するものがあります。 そんな彼女たちを救うべく、自ら危険を冒して奮闘する主人公がすばらしい。また登場シーンはわずかながら、男性医師の「私は信者ではないが医者だ」というセリフにはついグッと来てしまいました。宗教だの愛だのはよくわかりませんが、現代における「神」とは、もしかしたら医学も含めた科学や技術のことなんじゃないかと、ふと思ったしだいです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-07-10 01:59:03)(良:1票) 《改行有》

28.  守護教師 《ネタバレ》 さすが韓流映画、なにもかも極端で容赦なし。勧善懲悪の見本。「巨悪」とは言えない小粒な悪人たちですが、閉鎖的な町を舞台にたった1人で戦うプロセスは単純かつ痛快。真犯人が実は身近にいたというオチも、きっちりサスペンスの教科書を踏襲しています。やたら情緒的なのが少々鼻につきますが、ボケっと見るにはちょうどいい感じです。[インターネット(字幕)] 6点(2023-06-28 02:28:58)

29.  ターゲット(2010) 《ネタバレ》 〝才色筋兼備〟なエミリー・ブラントのファンなので。 前半はその本領を発揮して期待を持たせてくれました。しかし中盤以降は、ものすごく残念な感じ。それぞれの関係性がはっきりするとともに、単なる追いかけっこでコメディの要素が強くなり、めでたしめでたしの結末が見え透いてしまいました。もう少し〝才色筋兼備〟なお姿を見たかったかなと。[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-22 23:17:59)《改行有》

30.  あなたを抱きしめる日まで 事実に基づいた話というのが驚きです。どこまで脚色なのかはわかりませんが。 序盤と中盤と終盤の3度、「ドキッ」とします。比喩的な意味ではなく、本当に心臓の鼓動が一瞬だけ激しくなりました。それだけ見入ってしまったということで。本来人を幸せにするためにあるはずの宗教の問題とか、昨今風に言えばLGBTの問題とか、いろいろ考えさせられます。 しかしけっして暗くならず、常に前向きな主役2人がいい感じ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-05-24 01:54:49)《改行有》

31.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 アタマの堅い私は、この世からビートルズだけ都合よく消えるという事態の合理的理由をどうしても見出せず、それが最後まで引っかかって馴染めませんでした。夢オチか、もしくは臨死体験オチかとも思ったのですが違うようで。 それから最大の鑑賞目的だったアナ・デ・アルマスが最後まで現れず、盛大な肩透かしを食らった気分です。私が情弱だったというだけの話ですが。まあこの展開なら、登場しなくて正解かなと。 それはともかく、ビートルズがいかに数々の名曲を生み出したかはよくわかりました。昔のベスト盤を引っ張り出して聴き直したくなったことが、唯一の収穫です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-10 01:51:01)《改行有》

32.  幸福なラザロ 《ネタバレ》 結局よくわからんというのが正直な感想。要するにファンタジーなのですが、最初の詐欺事件とそこから解放された元農民たちの貧しい暮らしぶりと、時間を飛び越えて存在し続けるファンタジーな主人公を絡ませることによる相乗効果が不明というか。タンクレディとかいう没落貴族のキャラも終始定まっていないし、細かいことを言えば菓子屋で代金が足りない事態をどう切り抜けたかも描いていません。最後のオチも「そこ?」という感じ。一貫してモヤモヤが募るばかりでした。 ただし、実際にあったという詐欺事件には興味をそそられます。おそらく20世紀後半のイタリアにおいて、村人全員を騙して無償で働かせるような詐欺がどうして成立したのか。情報を遮断された人間は、かくも脆いものなのか。ラザロなんかどうでもいいから、こちらの経緯を詳しく追ってほしかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-30 23:32:24)《改行有》

33.  コッホ先生と僕らの革命 ひと昔前によくあった日本の学園ドラマのドイツ版という感じ。勧善懲悪型で、一部の生徒に紋切り型の役割が与えられ、その他大勢は没個性で画一的な動きしかしない。その底の浅さにより、見ているうちにだんだん冷めてしまいました。ひねくれた見方をすれば、別に「コッホ先生」がいようがいまいが、時代の趨勢的にドイツにサッカーが普及したことは間違いないわけで。せいぜい早いか遅いかだけの違いでしょう。 と思ってwikiを見たら、ますます冷めました。いったい何を見させられたんだと。脚色にもほどがあろうと。 ただし、19世紀ドイツのイギリス観が垣間見えた点だけは収穫でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-10 03:20:14)《改行有》

34.  フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 高評価が続く中で申し訳ないが、私はダメでした。とにかく、インモラルを肯定するような世界観が嫌い。幼いから、貧しいから、学がないからという理由で他者に迷惑をかけたり、数々の軽犯罪を重ねたりすることが許容されたら、この世は地獄です。正直者がバカを見る世界になってしまいます。 では片っ端から断罪すればいいかというと、それは違う。ではディズニーランドを建設しなければいいかというと、それも違う。なんとも悩ましい問題が凝縮されていました。 おそらく、この作品はドキュメンタリーに近いのだと思います。だから見ているのが辛かった。ささやかな救いはウィレム・デフォーの存在ですが、きっとここだけはフィクションでしょう。[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-25 02:02:46)《改行有》

35.  ジョン・ウィック:パラベラム 要するに他人のシューティングゲームと格闘ゲームをずっと見せられている感じ。しかもすべてのステージで一方が勝つとわかり切っているので、どこをどう楽しめばいいのやら。ストーリー的なものもなきにしもあらずですが、ゲームとゲームのインターバルでしかありません。まあある種の環境映像として見流せばいいのかな。[インターネット(字幕)] 3点(2023-03-15 03:35:42)

36.  アメリカン・アサシン 《ネタバレ》 ずいぶん大風呂敷なタイトルですが、中身は平常運転のサスペンス。よくある「たった1人で世界を救う」というヤツです。 見覚えのある役者はマイケル・キートンのみ。最近はインテリとか狡猾や役とかコメディとかの印象が強かったのですが、久々の筋肉派。そういえばバットマンだったことを思い出しました。 けっこう面白かったのは最終盤。アメリカ海軍が世界に誇る第6艦隊も、テロリストが作った小さな核爆弾1個に太刀打ちできず、退避するしかないんですね。金正恩が持ちたがるはずです。[CS・衛星(吹替)] 4点(2023-02-28 01:09:25)《改行有》

37.  幸せへのまわり道(2019) 《ネタバレ》 大人向けの童話、という感じですかね。フレッド・ロジャースという人物についてはまったく知りませんでしたが、きっと絵に描いたような善人だったのでしょう。 しかし正直なところ、童話ならではの薄気味の悪さも感じました。人相の悪い人が少しでも善行をすると過大に評価されることの裏返しで、善人と評されている人が少しでも善を怠ればたちまち叩かれるのはよくある話。善を全うし続ける人生というのも疲れるだろうなあとか、そのストレスを微塵も感じさせないあたりが怖いなとか。 そう思っていたら、最後の最後にピアノバーン!ですよ。驚くとともに、ちょっとホッとしました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-02-13 02:12:11)《改行有》

38.  コリーニ事件 《ネタバレ》 けっこう重い話ながら秀逸。あまり見聞きすることのない、ドイツ人による先の戦争観を垣間見ることができました。 最初に面白かったのは、マイヤーがナチス親衛隊の幹部だったと明らかになったときの法廷の動揺ぶり。やはりナチスというのは忌み嫌うべき過去であり、その当事者にとってはひた隠すべき過去だったということでしょう。しかし本当の問題はそこではなく、1968年のナントカ法。どうして忌み嫌うべき過去を免罪するような法律を作ってしまったのか、すごく興味が湧きました。もう禊は済んだということか。教授が主人公に「お前は当時のことを知らない」とか諭していましたが、もう少し踏み込んで説明してほしかったかなと。いずれにせよ、「正義」を敢行したくなる気持ちは痛いほどわかります。 ただし、作品としてどうかと思う部分もいくつか。まず、登場人物の多くが以前からたまたま知り合い同士というのは、偶然にもほどがある感じ。それから戦中のマイヤーと戦後のマイヤーでは、キャラが変わりすぎではないかと。「戦場は人を狂気にする」ということかもしれませんが、豹変にもほどがある感じ。 それはそれとして、そこそこ歴史の勉強になりました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-12-30 04:09:24)《改行有》

39.  ガーンジー島の読書会の秘密 《ネタバレ》 ミステリーというより、ひと昔前の少女マンガの世界。そもそも「秘密」が弱いというか、取って付けた感じというか。もっと登場人物がいろいろ絡むのかと思ったら、途中から唐突に現れたトンビに油揚げをさらわれるようなお話で。なんかスッキリ感がありません。 それでいて、終盤はモテモテのヒロインがおいしいところを全部かっさらって一件落着。長編小説のようなものを書き上げていましたが、そんなに書くことあったかなと。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-18 02:50:44)《改行有》

40.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 これは傑作。事件のことはまったく記憶にありませんが、ものすごくシンプルに問題点を明らかにしていました。まずFBIの姿勢。おそらく目立つ事件だったので、真相究明より解決を急いだのでしょう。要するに、犯人を適当にでっち上げて無理やり自白させて一件落着と。わかりやすい暴力とかではなく、あくまでも法に則って淡々と追い込んでいくので、逆に恐怖感が募ります。もしかすると、現実にもこういう事例が茶飯事なんじゃないかと疑いたくなります。 それから女性新聞記者。やはり真相究明より野心が疼いたのでしょう。こちらはもっと茶飯事な感じ。 いずれにも共通するのは、他者の人権を踏みにじって自分だけ浮かばれようという自己中な精神。たしかにそれでうまく行けば、本人たちにとっては何も問題ないわけで。たまたま優秀な弁護士からいたから救われましたが、下手したらこのまま〝解決〟していたかもしれなと思うとゾッとします。いや真相を知らないだけで、世の中はゾッとする話だらけなのかもしれません。[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-14 23:33:13)(良:1票) 《改行有》

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