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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  未知との遭遇 「ジョーズ」の監督がUFOの映画を撮っているという話と、断片的に聞こえてくる情報に、あれほど公開が待ち遠しかったことはない。そして予告編の緊迫感。私が劇場で観た予告編の最高かもしれない。固唾を呑んで見入った画面。UFOの美しさ。実際の事件を基にしている分、ストーリーは単純で、娯楽性が乏しいが、未知なるものへ対する科学的かつ歴史的な興味が一層膨らんでいった。有史以来、人類が体験した不思議な出来事への1つの答えを、当時、最高だったハリウッドの技術とアメリカの科学、そして、天才監督の夢で解釈を試みた作品である。夢だけは30年経っても決して色あせない。9点(2004-06-28 19:18:21)(良:1票)

22.  小さな恋のメロディ この作品を劇場で観たときのこと考えると、まともに評価ができない。ビージーズやCSN&Yの主題歌聴いただけで思わず10点になりそうな所を、何とか理性で引き戻して9点。主役の二人が上手いとは言えないのもあって8点。でもジャック・ワイルドのワルぶりに甘くなり9点。あ、この頃からワルに憧れてたんだ。9点(2004-06-13 22:19:54)

23.  グッバイガール 愛が生まれていく課程が、センスのいい台詞と見事なまでに計算されたストーリーで描かれていく名作です。子供と親の関係も考えさせられます。親の付属物や所有物ではなく、あくまでも対等です。主役の2人が、常に、自分の気持ちと同じくらい娘の気持ちを大切にしていることに、感動しました。生意気な娘にこびているのではなく、一人の人間として付き合っているのです。屋上でのパーテイーが良かった。第2章よりは、出来はいいけど、こっちは、一人で観たので、この点数。9点(2004-04-18 00:03:24)(良:1票)

24.  チャイナタウン お待たせしました(?)。この雰囲気がたまらなくいいです。LAの乾いた風景にチャイナタウンのルーズな響き。ミステリアスな貴婦人の秘密と巨大な陰謀の予感。人はいいが強くない私立探偵が、ドジを踏みながらも次第に事実を明るみにしていきます。良かれと思って必死になりますが、無理やり聞き出したのが救いようのない悲劇であり、衝撃の結末も救えません。後悔とむなしさだけが残りますが、所詮チャイナタウンの出来事です。ポランスキー監督が描く逃れられない性と大人の淡い恋心。人生に疲れたとき、この雰囲気にしばし浸るのもいいかな。音楽もまた、いいです。9点(2004-04-12 19:04:24)(良:2票)

25.  ディア・ハンター 戦争の狂気とそれに巻き込まれた若者たちの友情を描いた名作です。戦場のあまりに強烈な描写のため、印象が偏りがちですが、デ・ニーロを中心として友情の素晴らしさと悲しさを強く感じました。普通の若者たちが、戦争を体験し、傷つきながらも、友を思い必死に行動する様子が描かれていきます。このような悲しみは、ベトナム戦争時代のアメリカだけのものではないのでしょう。とかく、悲惨な状況下でしか、真に信頼できる友達であるか否かを証明できないことが悲しい現実なのかもしれません。最後の友の死を悲しみ涙を流すシーンが胸に迫ります。チミノ監督の最高傑作です。9点(2004-04-08 20:20:01)

26.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 花粉症のコロンボ。美容院で散髪するコロンボ。あまりしつこくないコロンボ。しみじみとした雰囲気で余韻を残すラスト。名家の私財の美術館を舞台にし、また、過去の姉妹間の確執といった話も挿入されて、人間ドラマとしても楽しめました。決め手はさすがです。すぐ気絶する姉や忠実なミラー刑事など笑いのつぼももちろん健在。最後の犯人との駆け引きは、あとで知りましたが、観ただけではわからないでしょう。でも、今のところ、NO1です。9点(2004-03-20 13:49:37)

27.  映画に愛をこめて/アメリカの夜 トリュフォー監督の映画に対する想いがひしひしと伝わる名作です。長い撮影期間中、すべてが思いどおりにいくはずもなく、「撮り終えることだけを考える」ことがあったり、「何とか蘇らせたい」と思うことは、監督の正直な気持ちとして理解できます。また、作品の完成に向かって情熱を持って協力する出演者やスタッフなどの姿も感動を呼びます。私たちが、生活をし、仕事をする上でも、同じことが言えます。うまくいかず落ち込んだり、まわりの協力でうまく切り抜けたりもします。そして、何より重要なのは自分自身の前向きな熱い気持ちです。映画作りと人生はまさに同じ、猫が言うこと聞かないのも。9点(2004-03-07 20:55:26)(良:1票)

28.  グリニッチ・ビレッジの青春 《ネタバレ》 マザースキー監督自身の体験を基にした、ほろにがい青春ドラマです。ニューヨークのグリニッチ・ビレッジには、俳優、作家、画家を目指す若者が集まっていた。いずれも個性豊かで才能もあるが、当然、成功への道は決してたやすいものではない。芽が出ないまま、埋もれてしまう者がほとんどなのだろう。誰でも、若い頃、一度は、夢を追いかけようと真剣に考えたことがあるはずだ。成功したのだろうか。いま、後悔はないのか。最後は、主人公だけがオーディションに受かり、ハリウッドへ旅立っていく。未来への期待を全身に表現し、輝いている表情がまぶしい。9点(2004-02-27 00:49:09)(良:1票)

29.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 鍛えられた肉体と美しいまでに華麗なアクション。これだけでも見る価値が十分ある。道具を使うことなく、肉体だけで戦うという人間の本来の能力だけによる戦いに誰もが興奮する。数ある戦いの場面の中でも、武道大会でのオハラとの1対1の対決が何といっても最高の見所だ。冒頭の回想シーンで妹がオハラに辱められるのを拒んで、自ら命を絶ったことも、この対決を一層盛り上げる。オハラの卑劣な行為に途中まで冷静だったリーも遂に爆発。まさに神がかりな技が炸裂する。一世を風靡したアクション映画の名作である。9点(2004-01-13 23:48:33)

30.  ひまわり(1970) 反戦映画として見るだけではもったいない見方です。運命に翻ろうされ、傷つきながらも、必死に、しかも、したたかに生きぬいていく人間の悲しさと強さを表現している作品です。全編を通して、悲しみや怒りと同時に運命に立ち向かう強さと現実を受け入れるしたたかさは感じられるが、決してあきらめや失望は感じられない。ドラマとはいえ、こうした極限状態の人たちの言動に、今の我々が納得できない点はあるでしょうね。ただ、そういう点だけに目をうばわれるのもまた、もったいない見方かなと。 9点(2003-12-27 00:03:32)(良:3票)

31.  レッド・サン 《ネタバレ》 まあ、監督から役者までそれなりの方々ですから、それなりの作品にはなりますが、それなりで治まっている感がヒシヒシと伝わって来ました。関係者の名誉のために一応言っておきますが、決して悪くは無いです。それで、このそれなり感は何が原因かというと、まずはキャラクターの設定が失敗です。ブロンソンは寡黙なアウトローに徹し切れていない。ドロンはニヒルな悪役には少しヤワ過ぎる見せ方。三船に至っては、あろうことか、あんた、女を部屋に入れて・・。と、どうも、どっちつかずな、皆さん同じようなキャラになっているのが一つ。そして、西部劇なのかロード・ムービーなのか冒険活劇なのか、これも中途半端な設定。いっその事、何処か一つの町での出来事にして、例えばトゥームストーンとか、だったら軸足の定まった渋い西部劇になっていたかも知れないですよ。氏素性も国籍も性格も違う三人の男たちがある日町にやって来て、悪と正義と意地と義理と人情が交錯した悲劇が起こり、生き残った主役のブロンソンだけが去っていく。こうした王道の西部劇にするべきだったな。いや、悪くは無いのです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-12-07 19:56:19)

32.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 豪華絢爛たるスターたちの中にあってひときわ輝いているのはイングリット・バーグマンかな。尋問シーンのワンカットが影響したのかアカデミー賞助演女優賞受賞です。一番張り切っていたのはポワロ役のアルバート・フィニーですかね。やたら怒鳴っていたけど、原作ではどこか空気を読めない奇行が目立つ探偵だから、これはこれでいいのか。目立たないけど狂言回し役っぽいのが、寝台列車会社重役のビアンキ役のマーチン・バルサム。各乗客の尋問が終わるたびに、いちいち「こいつが犯人だ」とポアロに進言する。おいおい、単純すぎないかよ、すぐに分かったら苦労しない。まるで金田一物の何とか警部みたいだ、などと思いつつ最後の謎解きシーンへ。うーん、ビアンキ君、君が正しかった。[地上波(字幕)] 8点(2016-01-13 22:09:46)

33.  待ち伏せ 《ネタバレ》 オールスター映画が傑作とは限らないし、必ずヒットする訳ではない。それは何故か?まあ、作る側の遠慮なんでしょうね。このスターにこんな台詞は失礼だ、こんなかっこ悪い演技はお願いできない、間違っても殺すことなどご法度。と、なると、各スターのかっこ良さを引き出しているものの悪役汚れ役は誰にもやらせられないから、ストーリーの起承転結が中途半端になり、シナリオも一辺倒になる。で、この映画はどうか?監督の稲垣氏は遠慮しつつも頑張っていると思います。製作者の世界の三船さんも遠慮しつつも各スターの好みなんかををリサーチしてそれを引き出そうと、努力のあとが見て取れます。例えば、裕次郎の台詞だけはやたらシャキシャキしているし、新太郎の雰囲気は謎の怪しい感が一杯だし、浅岡ルリ子はやたら色っぽく不幸せ感が満杯だし。という訳で、中々の苦労の作です。その割りには、結局、ヒットしなかったようです。まあ、しかし、製作者側の意図は十分感じられた。どんな意図かって?裕次郎とルリ子はどんな些細なことでも絡ませない、これは日活映画ではない、これは東宝だ!!みたいな[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-11-29 19:07:02)

34.  悪魔の手毬唄(1977) 市川作品の金田一シリーズでは結構評判が良い作品です。色の使い方が巧みですね。枯れた森や薄暗い沼といった中で、着物の色や血のドクドクした赤とあのハンドバックの赤が、この作品から受ける印象を決定付けています。つまり、主人公リカの外見のサッパリしたおっちょこちょいと、秘めた内面の葛藤を見事に色で使い分け表現しています。女達の悲しい運命をストレートに表現しているものの、警部が密かに寄せるリカへの思いをサラリと最後に描き、後味を良くしています。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-30 23:43:03)

35.  男はつらいよ 寅次郎春の夢 さくらはどう感じたんだろう。外国人に真顔で愛を告白され、戸惑いながらも、NOと言い、夫を愛してるとも言った。親切にしてやったのを勘違いされたわけでもなく、寅さんが恋をするのとも若干違う。このアメリカ人の唐突の告白で、我々も改めて、彼女が日本女性の理想像であることに気づく。失恋した二人組みを見送る彼女の微妙な表情が素晴らしい。満男が遊ぶ土手に座りながら、見上げる空には飛行機が去っていく。彼が乗っているなどと知る由もないが。女として嬉しくない訳ではないのだろうが、夫や子に言える話ではない。ずっと胸にしまっておく事だ。これは、さくらのための作品だ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-08 00:11:05)(良:3票)

36.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 珍しく悪人が登場する。しかも、被害者が泣き寝入りしてしまう。暗くなりがちな展開でも、自分の境遇を笑い飛ばす明るさと、自分の事のように何とかしようと他人を思う人情で救われる思いだ。後悔には2種類あって、何故そうしなかったのかという後悔と、何故こんなことをしてしまったのかという後悔があると語る岡田嘉子さん。そのとうりですね。後悔しない人なんていないともいっていたが、彼女が言うと説得力がある。宇野重吉は上手いなあ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-06 09:48:01)

37.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 特に前半はCIAがらみの本格サスペンス風で、けっこう完成度が高い印象です。追い詰め方とアリバイ崩しは相変わらず見事。最後は犯人と同じ気持ちになりました。あの時間がわかる仕掛けをいとも簡単に破られたとき、やられたと思ってしまった。優秀なCIAのスパイである犯人の最大の失敗は、コロンボを普通の刑事と思った事ですね。8点(2005-02-26 21:18:47)

38.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 この追い詰め方は好きですね。最初は完全犯罪の雰囲気十分だったのが、ドアが開いたときと最後の動かぬ証拠で、後味スッキリ、爽やかな印象となっている。その分コロンボ節がいまひとつなのはしょうがないか。猫を追い掛け回すのが趣味の愛犬が活躍しております。8点(2005-02-05 16:07:58)

39.  ジャッカルの日 緊張感のある乾いた雰囲気が、見事にはまっています。謎の暗殺者と護衛する警察のプロフェッショナル同士の静かな戦いが、観るものを作品の中に引きずり込んでいく。英・仏間の対抗意識もベースにあって、なかなかの味わいです。こう言うのを、プロの殺し屋というんだよブルース君。8点(2005-01-18 20:25:57)(笑:1票) (良:1票)

40.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM> 相手が上司だろうが次長だろうが、立派に引っ掛けて、最後は抵抗もできないほどやっつけてしまいます。完璧に逃げ場をふさいで、言い訳も許さない追い詰め方。スッキリする終わり方で、観てる方は良い気分になるのだが、犯人はたまったものじゃないだろうな。目の玉ひんむいて「このショボクレ刑事が、上司の俺をハメやがって」という顔してたな。まあ、その後「悪いのは俺だけど」と思ったかどうか・・。8点(2004-12-23 01:22:12)(笑:1票)

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