みんなのシネマレビュー |
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21. ピッチブラック 最初から最後までひたすらロウテンション。化け物が出て、死体が残る。これこれ、ほんとブラック。子供であろうとおかまいなしに骨になる。今子供をそんな風に扱ったら苦情がきたりするのかなー。ヤな時代だ。8点(2004-09-02 22:10:00) 22. アンデッド とにかくカッコイイ。使い古された変哲もないワイヤーアクションをオヤジに意味もなく多様させるところからB級丸出しの「町から出れない」という設定と町を囲うチンケな壁、意味なしジョーク、車で轢くと何故か血まみれバラバラになるゾンビ、実は良いヤツ宇宙人。しびれる~。8点(2004-09-02 21:55:00) 23. 10億分の1の男 他人の運を奪って生き残る、というアイディア自体がユニークで面白い。とにもかくにも一番最初の選抜大会で登場した虫が相当気持ち悪かった。あー。8点(2004-09-02 21:43:20) 24. ディナーラッシュ 大変おいしゅうございました。(料理記者歴四十年・岸朝子)8点(2004-06-06 05:36:15)(笑:1票) 25. 東京ゴッドファーザーズ アップテンポでハイテンポ。観てると実にテンションが高くなる。欠点を見つけろという方が難しい映画。ただ、やっぱり声が聞こえにくいのが難点か。8点(2004-05-29 09:43:22) 26. アンダーワールド(2003) これはもう何も考えずに単純にカッコいいアクションを楽しめる最たる作品ですよ。観てて背筋がゾクゾクする感覚はなかなか味わえるもんじゃない。8点(2004-05-29 09:41:41) 27. ノー・マンズ・ランド(2001) 中間地帯の二人の男のやり取りは、どんな激しい銃撃戦を見せる戦争映画よりも、戦争の空虚さを去来させる。戦争は人の精神をズタズタにするもので、傍から観ると非常に滑稽なものだ。8点(2004-05-29 09:36:59) 28. シモーヌ 《ネタバレ》 また大胆な映画を作ったなあ、と、発想に驚きましたがとにかくCGがすごい。生身の人間を基本を崩さずにCGに見せるCG技術には本当に驚かされる。シモーヌのライブシーンなんて半端じゃないです。ただラストの、政治に関わる、という台詞の意味がわからない。子供を作って引退するだけで充分じゃないかと。政治に入っちゃまた注目を集めるんじゃないかなー、と蛇足に感じました。8点(2004-05-20 22:13:06) 29. キューティ・ブロンド 内容的にはハッピー→挫折→克服→挫折→最後完全に克服、というお決まりの流れなのに、何ですか、この、他の映画の追随を許さない観終わった後のすがすがしさは。思うにそれは主人公をはじめ登場人物のキャラクター設定と演技力、そして小ネタに尽きると思います。人生って素敵だなあ。8点(2004-05-20 21:57:45) 30. 死霊のえじき 《ネタバレ》 この映画のテーマは何だろう、と考えたときに色々浮かんでくる。それは「ゾンビのコワさ」「人類の絶望」であったり、逆に「人間のコワさ」であったりする。しかしこれらのテーマよりも物語の中で際立って目立つのが「人間とゾンビの友情」、これである。パブはフランケンシュタインと友情で結ばれたというよりは教育者と学習者で、なついているという方がしっくりくるけれど、それが強い結びつきを生んだ。ラスト、前頭葉と後頭葉だけで動いているはずのパブに、悲しみという感情が生まれ、復讐に出る。この純粋さ、パブこそが「フランケンシュタイン」だった。8点(2004-05-07 10:57:25) 31. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 VOL1の何が不満だったかというとタランティーノ節の台詞回しがなかったこと。VOL2にはそれがある。もうそれだけで、最後のビルの語りだけで、この映画を観に行ってよかったと思う。これがなきゃタランティーノじゃない。そして「エルと私」でのトレーラーハウス内での決闘。アドレナリンが止め処なく溢れてくる。どうやら、タランティーノの天才ぶりは衰えるどころか、加速しているらしい。エンドロールにすら驚かされた。まさかあの人がサミュエルだったなんて・・・。残念なのは土中のシーンを臨場感を出そうとするあまりか、少し冗長に描きすぎていた事。それを差し引いてもVOL2はすごい。8点(2004-04-25 12:42:57) 32. フォーン・ブース 撮影はほぼ一箇所で行われているのにこの臨場感とスケールを感じさせる作りはどうだ。コリン・ファレルの演技力は映画を大きく見せる力がある。動きまくるカメラワークも臨場感を際立たせるのに一役どころか二役も三役も買っている。この映画が10日間で作られたと誰が信じられる?ただ、ラストのthe callerの位置づけがわかりにくく、驚きも少ないので-2点。8点(2004-04-11 22:18:24) 33. VERSUS/ヴァーサス 映画を評価するにあたってストーリーの質と役者の演技はとても大切な要素です。が、アクションを基軸に置く映画の印象はストーリーでも演技力でもなく、カメラワークと演出で決まるのか、と考えさせられた映画。タイトルの『VERSUS』は、「ひたすらアクションが繰り返される、アクションにだけ力を入れた映画ですよ」という監督のこだわりのようなものが垣間見える。こういう映画の作り方もアリです。8点(2004-04-04 09:47:10) 34. デス・トゥ・スムーチー 何より編集が綿密になされていて、テンポが驚くほど良いことにこの作品の良さが凝縮している。映画はテンポの良さが命だと言う事がよくわかる。そしてそれに彩りを加えるのが色彩の鮮やかさ。目にも脳にも優しい、良心的な作品でした。8点(2004-03-21 17:19:10) 35. ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 この映画はゆっくり、徐々に観る側に浸透してゆき、物語が大きく動くときから私たちはこの映画に完全に引き込まれ、その後加速度的にラストまで連れて行ってくれる。その途中には笑いや涙をもたれしてくれるちょっとしたアトラクションが散りばめられている。そしてラストの空港のシーンで全てが一つになり、残るのはほんわかした暖かい気分。この映画は魔法だ。8点(2004-03-18 01:45:02) 36. レボリューション6 単にノリのいいクライムムービーに終わるのではなく必ずしも上手くいかなくなった人間関係の軋轢がしつこいぐらい何度も描かれていたのが逆によかった。8点(2004-03-12 15:47:49) 37. 28日後... これは単なるゾンビ映画ではなく、人間性そのものを深く掘り下げた映画だ。テーマは”凶暴性”。誰しもが持つ凶暴性がちょっとしたことで爆発状態になったゾンビも、利己欲で突っ走る兵士たちも、怒りが爆発した主人公も、結局のところ皆一緒。皆が心のうちに秘める凶暴性により、この事態が起こるよりずっと前から人々は殺し合いをしてきた、というメッセージが確認できる。それを実証するかのようなストーリーが美しい映像に乗せて進んでゆく。そして、最後のシーン、HELLOの文字は最初映ったときHELLだった。地獄からこんにちわ。まさに現実だ。8点(2004-03-07 14:25:43) 38. アダプテーション 《ネタバレ》 一体誰がこんなことを思いつくだろうか。脚本のチャーリー・カウスマンは天才というか異才である。「マルコビッチの穴」以上の作品作りをしなければいけないというプレッシャーに追い詰められる自分を主人公にする辺りから相当トンでいる。脚本に悩む駄目なハゲのデブがクヨクヨするお話が最終的には銃撃、カークラッシュ、死体という展開を見せるのである。着いていくだけで精一杯というものだ。完全に観る人を選ぶ映画であり、賛否両論が分かれるのは不可避な、意地悪な映画だ。8点(2004-02-23 20:04:00) 39. デスペラード なんでひとがごみのようなん・・・?8点(2004-02-09 03:50:23) 40. ゼイリブ 《ネタバレ》 社会の権力を握る者達が宇宙人と手を組んで大衆を広告や電波を使って洗脳しているという風刺からサングラスをかけるかけないでバックドロップに発展するバカっぷりまで、この映画には全てが詰まっている。ジョン・カーペンターが一番やりたかったのは一番最後のJ・ロメロや自分自身を社会に悪影響をもたらすと批難している評論家への攻撃だったのかも。8点(2004-02-09 03:43:07)
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