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プロフィール |
コメント数 |
25 |
性別 |
男性 |
年齢 |
46歳 |
自己紹介 |
生温いロマンチックなものには拒否反応を起こしていたつもりだったのに、いざ好みの映画を列挙するとその中にちらほら散見。自分の隠れた趣味思考を再確認しています。 以前に観た映画の感想も書きたいけれど犬並みの記憶力ではなかなか……。記憶を手繰り集めて書こうと思います。 (映画館)……映画館で観た、(ビデオ)……ビデオ・DVDで観た、ということで。 |
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21. アカルイミライ
閉塞感に覆われた世界の中で少しも望みを掴めないでいる若者。明るい未来なんて個人個人で異なるものであり、一定の型なんてない。オダジョーにとってはあの場が「アカルイミライ」なのである。他の人にとってはそこに希望を見出せなくても……。監督の云わんとしていることは感じたつもりだし、描かれていることにも関心がある。しかし、駄目だ。受けつけない。この監督とはフィーリングが合わないのだろう。コアなファンに囲まれた中でオタク的な映画を作るのもいいが、この監督がドップリと大衆に迎合した映画を観てみたい気がする。 (ビデオ)4点(2004-02-21 23:49:27)
22. 殺人に関する短いフィルム
結構映画を見てきたと思ってたけれどまだこんな監督がいたのか!と驚いた。しかもポーランドに。監督の名前は云い難いけれども覚えておきたい。まだまだ知らない作品もあるんだと思うと同時に、マイナーな国の作品をもっと見たいってな感情が噴出しそう。リアリズムを追求したカメラによって映し出される殺人に関する映像。
特に処刑シーンからはおもわず目をそむけたくなった。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(競走馬と紛らわしい名前!)よりも切ない。観るんじゃなかったと悔やみながら観たことに感謝したくなる映画でした。 (映画館)9点(2004-02-21 00:09:25)《改行有》
23. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 アメリカンニューシネマの傑作をこの時代に見る不幸を呪う。過去の名作には時代をおうごとにその斬新さの風化によって標準的な作品に堕するものがある――これもそうだろう。衝撃的な結末とやらも今日的な観点から見れば凡百の作品と同列に並べられてしまいその輝きを失う。刹那的な人物像や非人間的な行動も凡庸である。ニューシネマたる特徴は現在では新鮮さを失う。これは悲しむべく事実である。それでもフェイ・ダナウェイの魅力を分からしめたことと、主人公がインポであるという特異さ、バカップルを追いかけるシーンに爆笑したこと、そして何よりエポックメイクな作品に敬意を表し7点。 (ビデオ)7点(2004-02-20 23:37:53)(良:2票)
24. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 イヤー、この題名つけるとは相当な勇気を必要としたんじゃないのかな? まあ、自分は題名なんざ全く気にせずに見たのでねらい通り吃驚しました。驚嘆しました。見終わってからネットで冷凍庫の死体の意味だとか子供が喋れないことの重要性だとか知って良くできてると再認識しました。所々笑いを誘ってるかのような安っぽいつくりがあったので大傑作とは云いませんが、上映時間の短さだとか低予算(エンドロールが短い!)の割には充分楽しめました。 それとアマンダ・ピートと云う女優を知っただけでも十分価値がありました。 (映画館)8点(2004-02-11 18:21:26)
25. シティ・オブ・ゴッド
これを人は傑作と云うのだ! そう唸った。
当作品を罵倒・非難する人がいたら会ってみたい。
日本の如く生温い現実とは対極の世界で生きる少年たち。「ドラッグ? 銃? そんなの日常のことさ」と吹聴するような生き方。「神の国」では保身の為に銃を手にし、現実を忘却する為にドラッグを欲する。そんな世界があることを我々に納得させる力がこの映画にはある。そしてそんなくそったれな中ででも生きなくてはならない宿命を感じさせてくれる。この映画には生命力があふれているのだ!
時折流れる家族愛や友情の温かな香りがこの救いようの無い冷酷な世界で映えていた。ただ残酷なだけの作品だったならば到底傑作には程遠かっただろう。(映画館)
10点(2004-02-11 17:41:15)(良:1票) 《改行有》
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