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自己紹介 じっくりと作品世界に浸れる映画が好み。

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評価順12
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21.  第9地区 《ネタバレ》 何かやたら不安を掻きたてられる怖い映画。 確かに悪趣味でグロい場面も多いが意外にあっさり撮られており、それらが怖いワケではない。 エビ型エイリアン達の造形とか、彼等がスラムに暮らしているとか、地球人との関係etc…設定だけなら突っ込みどころ満載。突拍子もないトンデモB級設定ではあるが、しかし現実にこんな状況に陥ったら、人間は実際こんなふうに振る舞うだろう。醜く、弱く、なし崩し的な対応しか出来ないだろう。山積みの悲惨な問題は全て放置され、主人公は企業利益の為に容赦なく道具として使われ、壊されていく。 SF映画の皮を被ってはいるが、汚い人間の有り様を、ただ当たり前に無造作に映し出している。この悪ノリっぷり、昔の低予算ホラー映画と似たテイスト。低予算を逆手に取った際どいブラックジョーク、メッセージ性、さすがピーター・ジャクソン製作。[DVD(字幕)] 4点(2012-11-22 04:06:43)《改行有》

22.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 観終えて、複雑な気分である。2人の男のシンプルな友情物語として面白かった。不器用な誠意を持つ者が苦境に立たされ、権力抜きの友情に支えられ、励まされ、ついにトラウマを克服、国民に勇気を与え、喝采を浴びる…。気持ちの良い、エンターティンメント映画の素晴らしさ。(おかしな話だが途中で何度か「ロッキー」を思い出した)整ったプロットに、真っ当な演出と演技。まったく手堅いとしか言いようがない。 しかし、どうしても気になる点がある。ドイツとの戦争に雪崩れ込むクライマックスで、 演説の名手・ヒトラーの映像を挿入したのは、本作の主題を考えれば軽率だったと思う。 国民は、指導者の力強い言葉を待っている。 強烈なパフォーマンスを交えた演説で民衆を酔わせたヒトラーと、苦手なスピーチで国民を励まさなければならない主人公は、否応なく対比されてしまう。 ラストで見事なスピーチを終えた達成感は、「指導者の力強い演説に鼓舞され、励まされる民衆」という図式にすり替わってしまった。それならば、スピーチを終え堂々と手を振る国王の姿は、国民にとってヒトラーと何が違うんだろうか? そんな疑問を置き去りのまま、親友であるローグの穏やかな微笑みで映画は幕を閉じる。 最後まで潔く、2人の友情の物語として完結させて欲しかった。[DVD(字幕)] 4点(2011-09-26 08:45:38)《改行有》

23.  コラテラル 《ネタバレ》 平凡なタクシー運転手と、凶悪だが複雑な殺し屋が一緒に過ごした一晩。タクシー車内での会話に、ドキッとする瞬間もあった。シンプルだがいくらでも面白くなりそうなプロット。だが、その良さが結局活かされなかったのでは。トム・クルーズの悪役演技がどうと言う以前に、単純に緊張感のない凡庸なサスペンスだった。殺し屋のキャラクターが中途半端に人間臭いのはどうした事か。ドジって一人目の標的がタクシーの屋根に落っこちる序盤から失笑。挙げ句、タクシー運転手の母親と話している隙にドジってアタッシュケースを盗まれ、慌てて追いかけたがケースはトラックに激突し木っ端微塵。運転手に凄む殺し屋の台詞『あれには全データが入ってたんだぞ!』に至ってはもう爆笑するしかない。その後も依頼主の元に自分の替わりにタクシー運転手を行かせるわ、可哀相なほど情けない。ムーディでスタイリッシュなマイケル・マン監督は、プロットが要求するヒリヒリした心理劇には興味がなかったとしか思えない。DVDでの視聴ながら、夜のタクシー車内の雰囲気はいい感じだったが、やはりこれは別の監督で観たかった。[DVD(字幕)] 4点(2006-05-24 06:30:44)(良:1票)

24.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 サムライを神秘的なイメージで美化し過ぎ。 潔い死を讃えるかのようなシーンには嫌悪感すら覚える。 が、ズウィック監督にとってはサムライ賛美と云うよりも、 自分たちが「侵略し、略奪し続けてきた」側であることを自覚したうえで、 「違う価値観を受け容れること・異文化に敬意を表すること」が主題・・・だったように思う。 お世辞にも巧みとは言えないが、その生真面目さ、誠意が感じられた。 監督は心底、サムライが象徴する精神性に惹かれ、丁寧に撮りたかったのだろう。 反面、ハンス・ジマーの音楽には辟易させられる。思えば「ブラック・ホーク・ダウン」もそうだったが、 この人の音楽は異文化との交流や対立を軸にした映画に使いやすいのだろうか。 エキゾチックな異文化の音を、口当たり良く巧みに「略奪」して、 勇壮なハリウッド流に仕立て上げる手腕は大したものだが、そこには一片の誠意も感じない。[DVD(字幕)] 4点(2005-06-15 04:00:06)(良:1票) 《改行有》

25.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 ハッとさせられる印象的な画面があった(ジーナ・ローランズがいきなり路上で発砲する姿とか)、…あったものの、映画全体は冗長で弛れてしまった。特に、ベタベタに感傷的な音楽は余計だったのでは?せっかくのタフな主人公の葛藤が、全編冗舌な音楽のせいで、だいぶ安っぽく見えてしまったのは残念無念。子役は表情も演技も一本調子なうえ、展開上も気紛れに離れたりくっついてきたりの繰り返しで主人公を無駄に振り回し続けるばかり。ラストで命を捨てて守ろうとする主人公に今一つ感情移入出来なかった(「母性本能」という言葉は説得力に欠けたと思う)。ラストで銃撃戦を見せないのは、映画のテイストには合っていると思うけど、あっさり帰ってきて再開するシーンがあるだけ、というのは拍子抜け。ジーナ・ローランズの終始疲れた佇まいと、裏腹にドスの利いた行動は、キャラクターとして魅力的だったのに。ああ残念。4点(2004-09-18 00:55:59)

26.  28日後... 《ネタバレ》 結局、撮りたかった事は前半でやり尽したんだろうな、と思うしかない。それ程、後半の適当さ、ヘタレっぷりが酷かった。「ゾンビ」の世界観をダニー・ボイル流にアレンジした前半は(主人公の妙な軽さ・平静さは気になるが)メリハリもあり悪くなかった。対して、後半は展開も人物描写もおざなり。基地が襲われるクライマックスに至っては、誰が何処に居て、敵と主人公側がどれだけ離れてるのか、位置も距離感もへったくれもなく、当然、サスペンスが全く盛り上がらず、白けてしまった。基地で実験用に管理されている感染者も、ロメロ映画へのオマージュ(?)以外に存在理由がない。独特な雰囲気で惹き付ける部分もあるだけに惜しいが、これはもう、後半の見事な投げっぷりを笑って観るべき作品かも・・・。[DVD(字幕)] 4点(2004-07-26 01:41:36)

27.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 あ~勿体ない~、のひとこと。 配役と設定が非常に魅力的なだけに、K.スペイシーとS.L.ジャクソンの頭脳戦、駆け引きが観れると思っていたら、普通の(没個性な)アクション映画ノリで終わるなんて勿体なさ過ぎます。指名されたK.スペイシーが、現場に着いて仕切り始める辺りは緊張感があった、でも…そこまで。「凄腕の交渉人同士」という、せっかくの設定を活かした見せ場は殆ど無く、爆発、銃撃戦と、勢い任せのアクションで決着してしまうとは残念。この題材とキャスティングを使って作り直して欲しい気分。4点(2004-06-14 04:26:54)(良:1票) 《改行有》

28.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 デヴィッド・フィンチャー監督のファンで、設定も面白そうで楽しみにしていた本作、残念ながら正真正銘の駄作だった。無駄な描写を端折って映像美と勢いで押し切るのはいいが、全てが大雑把すぎて謎解きのスリルもカタルシスも何もなし。ラストも、リスベットの超人っぷりに頼って全て解決してしまうとは思わなかった。「彼女が本気を出せば何にでもアクセス出来る、解けない謎はない、だから途中経過を見せなくても解るだろ?」万事、こんな調子。ルーニー・マーラ演じるリスベットが魅力的なだけに本当にもったいない。リスベットのキャラクター造形にはフィンチャー監督独特のセンスが感じられるが、それでも続編は別の監督に撮って欲しい。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2012-08-03 02:33:22)

29.  海がきこえる<TVM> 《ネタバレ》 二度目の投稿です。通して再見。絵柄は爽やかでのちのジブリよりも好きですが、そこだけ。あとはハッキリと駄作。何を見せたいのか、最後まで中途半端。何もかも「多感な頃の曖昧さ」に逃げているように見えます。主人公の心理は、親友、ヒロイン、どちらに対するものも全く共感出来ず。ワガママなヒロインより、よっぽど何を考えているのか解らない、受け身一辺倒な主人公に嫌悪感を覚え、最後のモノローグで「ああ、やっぱり好きだったんだ」と自己完結されてエンディング…。バブル末期のトレンディドラマ並みの人間観に辟易し、疲れました。これに比べれば、近年の日本の青春映画って結構頑張ってるんだな、とさえ思いました。[DVD(邦画)] 3点(2004-07-12 03:39:35)

30.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 冒頭数分、特異な映像による戦闘シーンには引き込まれた。絵画的な撮影も、ポーランドの建築物のフォルムと相まって美しい。これは傑作か?と身を乗り出したが……残念ながらどんどん失速し、結局は監督の他の実写作品同様、悪い意味で学生の実験映画レベル(いや、それ以下)の、思わせぶりなだけで中身のない、自己満足映画であった。脚本は撮影時に改変されているのだろうが、それにしても核になるものがなく、酷すぎる。 相棒が残飯のような飯(まさに餌)を汚らしく食べながら喋るシーンが異様に長く嫌悪感を感じ、反面、ヒロインが飼い犬に嬉々として豪華な料理を作ってやるシーンの無駄な華やかさ。この異常なバランス感覚で、ドラマの緊張感も先の展開への興味も何も、全て消えてしまった。この監督の他作品を観る限り、犬に対する偏愛が特徴なのだろうが、少なくともこの映画の中で何の必然性も感じられない。 ラストも、少女の意味深で思わせぶりな笑い顔のアップで終わり。結局全てが思わせぶり。中身がない。 映像、役者、CG技術など映像は良いだけに、勿体ない。 このくらいの予算があれば、才能ある学生に撮るチャンスを回したほうが、面白く野心的なインディペンデント映画が出来るのではないか。[DVD(字幕)] 2点(2013-11-25 23:36:39)(良:1票) 《改行有》

31.  バビロン(2022) 《ネタバレ》 賛否両論あるのを知った上で、スケールの大きな群像劇に期待して鑑賞。 結果、あまりの無頓着さと幼稚さに呆れた。 「映画って素晴らしい、だから舞台裏がどんなに醜悪でも仕方ないよね」じゃダメでしょ。 ゴシップライターが突然上から目線でブラピに説教する台詞と、 ラスト、人気映画の映像を借用した力技で綺麗にまとめようとしても、やっぱりダメでしょう。 音楽とテンポで押しまくる演出は効いているが、 そのぶん中身の空虚さと、現実に向き合わない幼稚さ・不誠実さが露呈している。 ビッグビジネスの為なら、外国人エキストラが何人死のうが未成年が何人使い棄てられようが関係ない、 それが映画業界の歴史だって? 幼稚な妄想に浸っていないで現実を見ろと言いたい。 搾取、過重労働に支えられた大量生産、 凄惨なハラスメントが問題視される中、 よくもここまで軽薄な、搾取する側の自己正当化映画を撮れたものだ。[ブルーレイ(字幕)] 1点(2023-06-04 15:11:02)《改行有》

32.  ミスト 《ネタバレ》 ここまで嫌悪感しかおぼえない映画は久し振りに観た。 ありがちなモンスター映画を装い、観客に毒を吐き絶望と嫌悪の底に突き落とす映画だ。 映画制作者の姿勢として最低。 キングの中編小説『霧』は何年も前に読んで、漠然とした恐怖が印象に残ったが 敢えて霧の中で終わる小説からは、まだ救いを想像することも出来た。 だが映画には希望どころか情けの欠片もない(知性もない)。 何しろ、小説で霧の中に踏み出していった主人公たちの、悪趣味な結末を映画は描いている。 それも無駄に丁寧に、ダラダラと時間をかけて、真綿で首を絞めるように如何に救いがない状況か見せつけ、あの結末に至る。 演出の技は認める。が、あの無駄に皮肉めいた結末は、悪乗りとしか言いようがない。 今までダラボン監督作品は好きな部類だったが、この映画の記憶が褪せるまでは観ないだろう。 もう一つ、この映画が最悪なのは、 結末変更を提案された原作者・キングに『思い付いていれば原作もこの結末にしただろう』等と 今更余計なひとことを言わせてしまったことだ。 そりゃないぜ。[DVD(字幕)] 1点(2008-09-21 02:44:04)(良:1票) 《改行有》

33.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 残念ながら合わなかったという事なのか。映画全体のテーマは好みだし堅苦しい事を言う気もないが、観ていて不快感ばかり感じた。本筋にさほど関係あるとも思えない悪趣味な描写の多さ。トラウマや児童虐待、歪んだ子供同士の暴力を何度もフラッシュバックでショッキングに使う手口に辟易。児童ポルノ撮影や脅しつけるような場面をこう何度も見せられるとは。もはやラブストーリーと言うより、最後だけ甘くまとめたサイコパス映画という印象。子供、動物、赤ん坊と母親・・、痛めつけ、傷付けるシーンのオンパレード。しかも、罪悪感の重さが感じられず、妙に軽い。役者陣の声が皆甲高く、ヒステリックに響いたのも痛かった。 切ない筈のラストシーンも全く響かず。オアシスのあの有名な曲でエンディングってのも卑怯じゃないか。[DVD(字幕)] 1点(2006-05-24 05:11:40)

34.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 アクションに徹した深作監督の画面は大したものだし、役者も悪くない。しかし下手にメッセージを入れたつもりでいるらしい脚本はタチが悪い。こうした映画を凶行の原因と弾劾するのは短絡過ぎると思うが、同時に、この脚本にも同じ種類の短絡さ、無責任さを感じる。それぞれに複雑な問題を抱えて生きていた筈の中学生達が、殺し合いが宣言された途端、感傷的で可哀想な被害者としてひとまとめに描かれる様は、同情を示しているようで実はモノ扱い。実際、「頑張れ」と空虚な言葉を残して主人公を追い詰めた実父と、本編ラストで大々的に出る字幕メッセージ「走れ!」は、無責任さ、空虚さに於て全く同じではないか。何処に向かえばいいかも知らされないまま「走れ」と強要されるから辛いのではないか。何か気の利いた事を言おうとして、自分自身も同じ残酷な事を言っていることに気付いていない、このタチの悪い能天気さ。設定や残虐描写の有無などより、こういう無責任なメッセージを発して悦に入る人間のほうが余程怖い。この脚本と、取り合えずバイオレンス映画を規制に走る風潮。両者に共通する、思考放棄、想像力の欠如に憤りを込めて、0点を付けさせてもらいます。[DVD(邦画)] 0点(2004-07-05 00:38:42)(良:3票)

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