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プロフィール
コメント数 208
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 エセ映画好きの30代、男性です。

【評価基準】
成績風に5段階で評価します。
0点=「1」…クソつまらん、逆に印象に残ってるわ!!
3点=「2」…退屈、もう観ることはない。
5点=「3」…微妙、可もなく不可もなく、ピンと来ず。
8点=「4」…見てよかった、おもしろい!
10点=「5」…神、ブッ飛ぶ、殿堂入り。



宜しくお願い致します!!!

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21.  ホーム・アローン めちゃめちゃおもしろくないですかこれ?ただやりすぎで笑えない箇所有り。[DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 22:59:17)

22.  スティング 73年でこの脚本?完成度高すぎだよ!そりゃあこんな脚本思いついたら映画撮るしかないって。ラストの爽快感といったらたまったもんじゃないです!テレビの前で一人でスタンディングオベーションしちゃったし(笑)もういろいろ語る必要はない、見れば分かるさこの素晴らしさが![DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 22:30:24)

23.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 この世に生まれてきたからには見ておくべき映画です。この映画を見ないと人生損したも同然ですよ!希望は危険だといってたレッドが最後にI hope~と繰り返すとことか最高!ジワタネホの海がまた綺麗なんだこれが。たぶん死ぬまでにあと十回は見ます。Remember, everyone. Hope is a good thing.僕も必死に生きるぞ![DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 21:49:48)

24.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 午前十時の映画祭のおかげで映画館で鑑賞。 いやー普通に映画館で爆笑の連続で、声出して笑いまくってました!! テンポがとにかく良く、ヘラヘラしてるのにめちゃくちゃ強かな居残りさんのとんちには、ほとんど全てツボってました笑 全てうまくこなしてた居残りさんに、最後何かうまくいかない事が起きるだろうと思ってましたが、 地獄落ちるぞ!と言われた彼は、俺はまだまだ生きるんでぇ~い!! と走り抜けて行きました。 鑑賞後にネットをみてると、監督の本来のイメージでは、開始直後の現代の品川をちょんまげのまま走り抜けて行くラストだったということで、 絶対そっちの方が衝撃的で、それを映画館で観れていたら間違いなく満点級の神作品になっていたと思います!! 残念!!![映画館(邦画)] 8点(2014-10-01 22:26:38)《改行有》

25.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 これ、2001年宇宙の旅を意識してますよね。 最初猿が水飲んでるシーンでまずそれを感じました。 中盤に数回出てくる、目玉ドアップでパチクリするカットも、ボーマン船長がスターゲートを通過する時っぽいし。 99%に覚醒し、時空間をも超えるシーンで観客に??と感じさせるシーンは、スターゲート通過後の展開にも似てる。 表向きはSFアクションという体裁ですが、終盤を解釈するに、とても宗教的・哲学的な事がメインテーマとなっています。 量子力学や応用数学の話も出てきましたし、「この世の全ての物質は時間という概念によって存在できている」という説明も、意識によって物質も形状を変えるという理論のようです。 覚醒が進むと、周囲のパソコン等の物質との同化まで自由自在ですしね。 んで、99%まで覚醒すると時空を遡り、宇宙誕生の瞬間くらいまで自在に戻っていけるようになりました。 そして100%になったら、ルーシーとしての肉体は消えました。 これは仏教でいう「空」の状態を表したのだと解釈しました。 キリスト教でいえば「神」と同等の存在。つまりは全知全能の存在。完璧な「一つ」の状態に到達したといえます。 その状態から携帯を自在に操り「I AM EVERYWHERE(私はどこにでもいるわ)」で映画終了。 間違いないですね。ラストの解釈は、「何もないことだけがある」という空の状態に到達し、悟りを開いた、という事で間違いないでしょう。[映画館(字幕)] 8点(2014-09-18 21:37:35)《改行有》

26.  ゴースト/ニューヨークの幻 《ネタバレ》 新午前十時の映画祭で鑑賞。 過剰な音楽の使い方はまさにアメリカ映画的やなあと思いましたが、 やはり僕は『死による永遠の別れ』というテーマに滅法弱いもので、結果的には映画館で号泣でしたね笑。 勧善懲悪なストーリーの進み方は普通観てる側が気持ち良くなるものですが、 復讐とはいえ死ぬとこまで追い詰めるかね?とちとひっかかっちゃいました。逆にうまく諭して償わせるとかさ。 多分悪い奴は天からのお迎えじゃなくて黒いゴーストに連れてかれるってことはどうしても映像で描いておきたかったんでしょう。 しかしカールの一番最低だと思ったのは、傷心してるとこにつけ込んでモリーを抱こうとしてるとこですね。 どこまで最低なんやこいつは!!って思いましたもん笑 あとはとにかく『Ditto』ですね。これは本当に泣いた。いい脚本です。 サムにとって心残りが消えたからお迎えが来たわけですが、これが本当に最後の別れかと思うとどうしても涙が止まりませんでした。 そのまま後日談とかもなくエンドロールになったのもよかった。 この年代のアメリカ映画の傑作って感じでしたね。 よく考えると色々言いたいことが出て来てしまいそうですが、僕にとっては大感動作となりました。[映画館(字幕)] 8点(2014-09-10 16:41:52)《改行有》

27.  勝手にしやがれ 《ネタバレ》 全編に渡るモノクロタッチ、唐突なぶつ切りカット、カメラ目線での観客への語りかけ…。気狂いピエロに通ずるゴダールの革命的な手法が存分に楽しめました。 特に男と女の会話での洒落たセリフは、こりゃフランス人じゃなきゃ思いつかないようなセンスであり、理性のフィルターを通さない感情むきだしなもので、何か分かんないけどすげーイカしてると思いました。 まあこの作品は最初からストーリーはあってないようなもんだろうと思っていたので、むしろ思ったよりストーリーというか話の展開はあるじゃんと思ったくらいです笑。 ヤらせろヤらせろと素直すぎるアプローチばかりをするミシェルも、分からない時は分からないと本当に考える事なくボンボン発言するパトリシアも僕にとってはめちゃめちゃ魅力的。 本当に思考がなくて、感情の赴くままに生きている彼らの感じ。2014年の日本では憧れる人も多いんじゃないでしょうか。と思ってみたりして。[DVD(字幕)] 8点(2014-08-03 17:22:08)《改行有》

28.  おくりびと 《ネタバレ》 まず言っときたいのは、ちょっと出来すぎた感はありますよね。 銭湯のおじちゃんが火葬場で働いてたとか、 父の訃報を聞いてオフィスを飛び出したらちょうど広末が立ってるとか、 父の握りしめた手の中から石ころが出てくるとか。 まあ、とは言いつつも、やはり感動しましたね。とにかく「死」というテーマの作品には滅法弱いので笑。 「死」だけでなく、「仕事に誇りを持つことの重要さ」だったり、「世間の目を気にせず貫き続ける事の重要さ」もテーマとなってますよね。あとは「殺生の末に私たちは食べ、生きていけている」という事の再認識だったり…。 娯楽としてではなく、人生を有意義にするものとして僕のバイブルになりました。 他の人にも是非オススメしたい作品です!![DVD(邦画)] 8点(2014-06-06 16:21:37)《改行有》

29.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 4月に映画館で鑑賞。 普段全くテレビを見ない私は、ただ「この映画がヒットしている」という情報しか知らずに観に行きました。 つまり、この有名な主題歌も、ひいては吹替えの声優が誰かさえも知らない状態でこの映画を見たのです!! なので、この感動的な主題歌を人生で初めて聞いたのが、まさに劇中でエルサが歌うシーンだったのです!! 当然「何ていい歌なんだ!」と一回聴いただけですごい感動しましたよ。多分一般的な日本人より、このシーンで受けた衝撃は圧倒的に僕が一番ですよ笑。 姉妹役の声優に関しても、歌のシーンでの声量がすごいので、ミュージカル界での実力派を起用してるのかなと思ってたら、エンドロールを見てビックリw 松たか子と神田沙也加なんですねw 2人がこんなにパワフルな歌を歌えるとは知りませんでした。 エルサは山に逃げた後、魔力というコンプレックスを「ありのままの自分」と受け入れ、抑圧から解き放たれますが、そのシーンでの「これでいいの 自分を好きになって~」という歌詞が、自身に言い聞かせてるように聞こえてすごく切なかったです。他者との関わりを完全に絶つと決めたわけですから。 両親の死はサラっと描きすぎてて、どこに行く為に何の為に船に乗ったの?と疑問に思いましたが、5分見進めたら忘れたのでまあよしとしましょう笑。 ディズニー映画を映画館で観たのは初めてでしたが、メッセージが普遍的なので、老若男女に共感されるのでしょう。他者の為に何かをしてあげたいという気持ちが「真実の愛」であると。 あとは単純にキャラがかわいかったり、オラフのボケも単純にかなりおもろい笑。笑いのクオリティが結構高いんですよ笑。 勧善懲悪的な結末も見ててスッキリしますしね。 全世界で大ヒットも納得のテーマと歌でした。こりゃあっぱれ!![映画館(吹替)] 8点(2014-06-06 15:49:46)《改行有》

30.  八日目の蝉 《ネタバレ》 八日目の蝉とは、一匹だけ生き残った寂しい蝉か、他の蝉が見れなかった景色を見る事が出来る幸せな蝉なのか…。 まずプロットが「悪人」に似てるなあと思いました。罪を犯しての逃避行と、決して結ばれない愛情、ゆえの切なさ…。やっぱり似てますね。 まあそれはさておき、今まで何にも関心がなかったような恵理菜が、感情を爆発させ走り出すシーンはかなり心打たれました。今までは希和子との記憶を思い出さないようにしていただけだったのですね。幼少期の楽しかった記憶、「薫」にとっての記憶の中の優しいお母さんは本当のお母さんじゃない…。 ただ、そこでグワーって映画のピークまで登り詰めた後、スパっとエンドロールになったのにはビックリしました。え?余韻に浸るまもなくそのまま終わり?クールダウンの時間一切なし?って感じでした。まあ蛇足になるくらいならピークでバシっと終わってくれた方がいいのかもしれないですけどね。 永作博美はやはり神級の演技力でした。本当にああいう感じの優しいお母さんいそうですもん。(って言っても実際は本当の母親じゃないんですけど) でも本当のお母さんはやっぱりかわいそうですね。赤ん坊が寝てる間に外出しようと思ったのでしょう、鍵のかけ忘れ以外には彼女に落ち度はないですからね。ただ過去を乗り越えないと一生自分が苦しいだけ。あとは父ちゃんも全国に不倫してる事がバレちゃって大変みたいだけど、全ての元凶はこいつだからなあ。何人の女苦しめとんねん。 P.S.授乳シーン、あそこは絶対ナマ乳出すべきだろ!![DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 22:01:35)(良:1票) 《改行有》

31.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 まさかビューティフルマインドオチとは!!ブルーレイで見たので、ラストのチ○コもバッチシ写ってましたね。これが日本でモザ無しって事は、絶対に作り物って事ですよね。 デビッドフィンチャーという監督の作品を見るのはこれが初めてでしたが、ちょっとエエ格好してる感じが、あくまで僕個人にとっては好みではなかったですね。何か2010年の邦画の「告白」を見た時と同じような、何か全体的に鼻につくなあって感じの演出でしたね。 小綺麗で洗練されてる感じで、「ホラホラ、これカッコよろしいでっしゃろ?ねえねえ?」って自信満々に勧めて来られてる感じですね。それが若干うざく感じました。(何でこう穿った見方をしてしまうのか、そんな自分も面倒くさくてイヤになるのですが…) ただ、この映画の伝えたい事には非常に共感できましたし、いろいろ仕掛けも満載なので、見れば見る度に新たな発見が生まれるタイプの、作りこまれた映画だとは思います。 ちょっと演出が肌に合わなかったのは残念でしたが、何回見ても楽しめるタイプの映画は好きなので、甘めの8点でフィニッシュです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-13 00:26:30)(良:1票) 《改行有》

32.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては、普通のアメリカ映画的な枠に収まっちゃっていたかなあ。何か起承転結のある物語を一つ見たなあって感じしかしなかったのだけど。 クレジットに「タランティーノ」ってなかったら、本当にただのアメリカ映画ですよ。 あとはデニーロが、何かコーエン兄弟作品に出てきそうなダメ男キャラで扱われてたのが個人的にはちと残念。 タランティーノの映画って必ず昔の映画のサンプルがあるとは知っていたけど、僕は口が裂けてもシネフィルなんて言えるほど映画鑑賞本数こなしてないので、いっつも元ネタに気づいてのニヤニヤ感が僕には共有できなくて悔しかったのですが、今回初めて気づけました。タクシードライバーのトラヴィスが銃を撃つ練習をするシーンですね。しかし、こんなダメンズ役を渡されたデニーロは、あのオマージュシーンをどんな思いで見ていたのでしょうか…笑。 結局ジャッキーは誰を騙し、誰との計画が本当なのか!?少なからずハラハラしながら見てましたが、最終的にはあっけなく終わっちゃいましたね。 でも最後の匂わせるラストはよかったです。行こうと思うけど一緒に行かない描写で終わる…。果たしてマックスはこのあとジャッキーを追いかけるのか…。いつものタランティーノのスカっとする感じではなく、おおっと余韻に浸らせるタイプの終わり方でした。 もう一回みたいとは正直思えなかったけど、また見る機会があったら、まあ見てもいいかなって感じの一本でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-24 00:17:57)(良:1票) 《改行有》

33.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 何かプロットが前回のイングロと似てるなあって思いました。 差別を受けた主人公が復讐を企てるが、敵がキレ者でなかなかうまく事が運ばず、でも最後にドカーン!!とブッ殺しまくる!! という事で、僕は前回のイングロの方が衝撃がすごくて、これは3部作にせよ、似てるのうって思ってしまいました。 でも始まりで流れる音楽から何かもう異様にテンションが高揚しましたっ!! いわゆる会話での緊張感が今回もやっぱりすごい。見てるこっちがもじもじしながら手汗ベチョベチョになる感じ笑。 個人的には、タランティーノ率いる鉱山の従業員を騙してブッ殺した後、白馬に乗って復讐へ行く…、彼は再び「unchained」となり、復讐しに行くのだった…!! これでエンドロールでも十分だったと思いますけどね。その後物語として、しっかりみんなブッ殺しちゃうのかー、って思いました。ある種ハッピーエンドですよね。 とてもハラハラドキドキして楽しめたのですが、さすがに「長い!」と思ってしまったので…。8点でフィニッシュです。[映画館(字幕)] 8点(2013-04-23 23:48:19)《改行有》

34.  悪人 《ネタバレ》 孤独を抱えた者同士の、決して幸せになる事のない切な過ぎる物語でした。 要は「世間的には悪人」でも善の心は持ってるし、逆もしかり。人間はそんな単純じゃなく、誰しもが双方の側面を持ってるって事ですかね。 妻夫木さんはいい演技してました。何か影を抱えてるというか楽しくなさそうなあの暗い感じ…。タクシードライバーのトラビスみたいなあの感じですね。 ただ他で群を抜いてよかったのは、満島ひかりさんの、死後橋の上でお父さんが(幻覚だけど)話しかけるシーン。あの時の何も喋らずに見せる表情が絶妙なんですよね。 でもやっぱり何よりラストカットの妻夫木アップが最高に泣ける。微笑みの中に涙を浮かべて何かを感じているシーン、取り返しのつかない事をした後に知ってしまった心から人を愛する気持ち…。それをずっと続けて行く事は無理だという事も同時に悟りながら…。この表情だけで切なさにグワーっと感情移入されられ、思わず泣いてしまいました。 2時間強とちと長めの尺でしたが、一つの物語をちゃんと見たなあって感じでそこそこ見応えはあったのかなと。 P.S. イカの目にクローズアップって…、どうなの?笑[DVD(邦画)] 8点(2013-03-24 21:50:12)《改行有》

35.  パーマネント野ばら 《ネタバレ》 いやー相変わらず吉田大八監督は裏切らない。どの作品も見終わった後すげー!!ってなる。 ラスト手前で「ある真実」が明かされるのだが、その一つ前の段階で、頭が混乱するんです。これはデビットリンチ作品なのか!?と笑 そして「ある真実」を示された後の衝撃…。全ての点と点が線となりつながった時、言いようのない哀しみや辛さが襲ってきます。そして同時に取り巻く人々の破天荒でどうしようもないと思っていた行動が、あたたかく優しい行動であった事に気づきます。 それでも最後、(空想の)デートを楽しんでいた「女の子」は、我が子の声でフッと現実に戻り、「母」としてふんわりとした優しい笑顔を見せます。 彼女はこれからも心の傷は完全に癒える事はなく、時にはどうしても彼に会いたくなりデートをしてしまうでしょう。それでも彼女は「母」として、辛い現実を周りの(みんなも強くはないが)あたたかいみんなに支えられながら乗り越え、何とか前を向き生きていけるでしょう。僕はそう信じてやみません。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-24 22:46:07)(良:1票) 《改行有》

36.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 吉田大八監督デビュー作にして完璧に近い作り! サトエリは残念ながらあまり演技がうまいとは思わなかったが、それが逆に澄伽とリンクしてハマり役でした笑。ただ、あの抜群のスタイル(背も高くて脚も腕も細くて長い、くびれもあるのに爆乳)なら勘違いするのも当然、ましてや腹違いの兄だってそりゃ抱きたくなりますよ笑。 てか待子みたいな女って周りにいますよね。正直かなり嫌いなタイプです笑。ドヂで要領悪くて何でも一生懸命だけどうまくいかない…。ずっと一緒にいたら腹立ちますよ笑。 一人残された彼女はこれからどうしていくのか、まあ寂しさ抱えつつも精一杯ニコニコして生きていくのかな。そう考えるとやっぱり不憫だなあとは思います。 まあ何にせよ永作博美はやっぱ演技うまい。この役はめっちゃ演技してるって感じにならざるを得ないが(オーバーなほど待子のキャラが明確)、それでも違和感はなかったので。 清深役の子は根暗キャラの為わざとダサい格好でしたが、風呂での素顔でべっぴんなのがバレました。和製トリンドルと言えるほどの美人ですよ笑。物語的にはもうちょいかわいくない子の方がよかった気が。まあ演技は自然さはなく演技をしているなって印象。 兄ちゃんは澄伽に弱味を握られてる為強く怒れず、しかもついに清深にバレ、耐えられず自殺w もうその話だけで情けなくて、死ぬ寸前の虚脱表情はなぜか僕には爆笑ポイントw ラストは僕にとっては: 文通は実は清深でした→漫画調の画面になって澄伽が清深を刺す→清深「これでいいんだ…」→漫画の中で「おわり」と表示される。ここでエンドロールが来たら完璧でした。 その後ナイフが実はおもちゃでしたってのは伏線が効いてるからいいけど、その後扇風機が動いたとか、姉妹のケンカとか、最後に清深が澄伽を描く時ホラー調でなく普通に綺麗に描くとか…、たっぷり詰め込みすぎですよねw 漫画調シーンからエンドロールまで10分もありましたから、何とか削ぎ落とせなかったものでしょうか。 あと実はこの映画は細部へのこだわりもすごい。澄伽の目標の上京資金が100万で(てか同級生相手に売春なんかするかね!!)、清深のコンクール賞金も奇しくも100万だったり。何回見返しても、その度に新たな伏線など、発見がある。これも作りこまれてる証拠。 何度も見れる作品という意味でも、素晴らしい一本です!! 限りなく10点に近い8点!![DVD(邦画)] 8点(2013-02-24 21:24:24)《改行有》

37.  告白(2010) 《ネタバレ》 音楽とかが仰々しくて気に障ったのと、爆破のシーンのCGとかは、盛り上げようとしすぎでサムいですね。というかあのやりすぎ演出は僕の肌に合わなかった。もっと淡々と冷酷に追い詰めていく方が怖さが際立つと思うんだけどなあ。しかも爆破のシーン長すぎだって!!その後修哉を生徒がみんなで丸く囲むのも…。現実じゃありえないでしょ。 ていうか全体的に演出が過剰。いわゆる「悪」の書き方がデフォルメしすぎでクドい。 あとは少年Bの告白のところだけ、いきなりコメディタッチな描き方(ボヨ~ンみたいな効果音とか)にしたの何あれ? 完全にここだけ浮いてますよ。はっきし言って製作側のセンスを疑います笑。 悪い事ばかり並べちゃいましたが、ドキドキしながら見進めていき、最後にピークがあったので見終わった後は素直におーすげー!!と思いました。僕はテンションのピークを最後に持ってきてほしいタイプの人間なので。 ラストの「なーんてね」の一言、シビれますよね。見てよかったです。 P.S.てか松たか子、やっぱ演技うますぎ!!![DVD(邦画)] 8点(2013-02-24 17:20:30)《改行有》

38.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 まず一点。問題提起の為とはいえ、道理に反しているという意味での「悪」の描き方がデフォルメしすぎでは?もしくは実態は本当にここまで不条理なのだろうか。ただこのようにハッキリ描く事で観客は(ある種洗脳チックかもしれないが)映画の伝えたいベクトルと同じ方を向き、苛立ちなどを共有する事となります。 しかし2時間強の中で色ーんな問題を提起してますね。(早く処理したいという理由だけでの)警察の取調べでの自白強要、どうせ勝てないからと示談を進める弁護士、警察にさっさと身柄を渡したい駅員、裁判官が途中で変わる(しかもそれにより傍聴人への対応が違う)、出世の為に有罪に仕立てる検察官…。 そしてそれらだけでなく、被害者の大変さも一応提示されてはいる。被害を受けただけで苦痛なのに、法廷という場で追い込まれるような質問をされる辛さ(時間的拘束ももちろん、わずか15歳が大人から攻め込まれるきつさは想像を超えるだろう)。時間も経ってるわけだし思い出そうにも記憶だって曖昧になるよねそりゃ。ただ、そんな曖昧の記憶の中、思い込みだけで後ろの青年を犯人と決め付けた事により99%その人が有罪になるという、「被害者の申告が絶対的な事実となってしまう」問題、つまり被害者の落ち度については、触れ方が弱かったですかね。 ちなみに、僕は何十回と裁判傍聴に行った事がありますが、細部の再現まで完璧でした。僕も帽子を取りなさいと注意をされましたから笑。 あとは役所広司の演技が神すぎる!!こんな弁護士ホントにいましたもん。自然すぎて演技という感じがしない。素晴らしすぎる俳優さんだと思いました。 とにかく引き込み方が分かりやすく見応えのある2時間強ではありました。結果が最後まで気になる進め方のおかげかな。ちょっとプロパガンダチックな匂いがするので鵜呑みにしすぎるのは健全じゃないとも思いましたが。 ただ、この映画を見て色々現状の裁判には問題があるよなと認識はできても、結局一市民はなす術なし、という結論に落ち着いちゃいますよね。恐ろしや満員電車、僕ら男にできる事は疑われないように両手をしっかり挙げるか時差通勤をするかしかないですね。正義のはずの司法は業務的に案件をこなすのみで冤罪から市民を守ってくれるわけではない。自分の身は自分で守るしかないのが実態だという事が本作から改めて学べました。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-24 17:04:04)(良:1票) 《改行有》

39.  ファーゴ 《ネタバレ》 それにしても出てくる男という男が全てまあなんて使えないダメ男ばかりだこと…。最たる奴は駐車場で「いやあでも規則ですから」と言ってマニュアル通りにしか働けないあいつ。あの半笑い加減とか見てるこっちが本当に腹たちましたもん!! 真面目に真っ直ぐ働いてる婦長さんを尻目に、アホ男どもは勝手にドタバタして勝手に人生台無しにしてましたね。てかほとんど死んでるし。 そこそこ楽しめた映画でした。誰かにまた見ようと言われたら全然オッケーって感じです。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-26 00:25:03)《改行有》

40.  青春デンデケデケデケ 《ネタバレ》 素直に最初から最後まで楽しく見れました。てか良くないと思った点が一つもない。今まで見てきた映画を振り返ってみると、それってなかなか珍しくて素晴らしい事ですよね。 まあ、かと言ってめちゃめちゃ面白いわけでは確かにない笑。でもほのぼのとしていて非常に良かったですね。 あと、けっこう遊びを入れてきてるんだけど、(例えば突然出演者がカメラ目線で説明を加えたり、シーンの切り替わりがぶつ切りだったり)それらがすんなり入ってくるんですよね。全然奇をてらってる感じがしなくて、嫌味らしくない。それが映画にとってすごくいいスパイスになってると思いましたね。 僕もバンドを始めて10年以上たちますが、初めてギターを手にしてアンプから音を出した時のドキドキ、メンバーと初めて音を合わせた時の高揚感を思い出して、共感できたのもこの映画を楽しめた要因と思います。とてもいい映画でした。[DVD(邦画)] 8点(2012-10-21 00:13:57)《改行有》

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