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プロフィール
コメント数 28
性別 男性
年齢 54歳
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評価順12
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21.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 惜しい。もったいない。 観終わって真っ先に感じた感想がそれでした。 「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」は巨大怪獣や巨大外星人が人間を脅かす”状況”を描けばよかったのに対し、「シン・仮面ライダー」は人ならざるものになってしまったコミュ障男が、人知れぬ闘いを通じて愛や友情をつかみ取っていく「人間ドラマ」も大きなテーマのひとつになるだろうと思っていました。 確かにその材料となるドラマ要素はいくつもありました。本郷とルリ子の絆、ルリ子とハチオーグ(ヒロミ)の友情、強大な敵から最高の相棒へとなっていく一文字との友情…。 しかしいかんせん、それらを十全に生かすだけの尺が足りない。 たとえば、ルリ子はよくキャラクター的に庵野作品の先達綾波レイになぞらえられますが、綾波がヤシマ作戦というまさに「ともに命を賭けた闘い」を経てシンジとの絆を深め合ったのに対して、(そのポジションに位置するコウモリオーグ戦が本郷とルリ子の「共闘」と言えるほどの濃厚なバトルでもなくあまりにあっけなく片付いたせいで)その後のルリ子の信頼構築や態度軟化はなんだか唐突で、ルリ子が死ぬシーンでもいまいち涙腺が緩むほどのことも無く…といった次第でした。 もっとテレビシリーズとかでじっくりエピソードを描く余裕があれば――― コウモリオーグVS本郷&ルリ子の激戦がちゃんと描かれれば、深まる本郷とルリ子の絆に感情移入できて、ルリ子との別れにも素直に涙できたんじゃないだろうか。 ヒロミとルリ子との物語がちゃんと描かれていれば、ハチオーグ戦でのルリ子の苦悩にも、その悲しみを目の当たりにした本郷が彼女の心に寄り添おうとする心情にももっと共感できたんじゃないだろうか。 そして、一文字との敵対関係がもっと時間をかけて描かれていれば、その後の彼の転向、本郷と最高のバディになってからの物語がより一層熱く盛り上がったんじゃないだろうか。 上映後はそんな事ばかり考えていました 以前宇宙戦艦ヤマトがキムタク主演で実写化された時、庵野監督にもオファーがあったそうで、その時監督が考えた案が 「あの長大な物語を一本の映画に詰め込むと無理が生じるので、ヤマトが改造され宇宙に飛び立つまでをじっくり描く」というものだったそうです。 描くべき要素を取捨選択し、じっくり掘り下げる―――昔自身が考えていたその方法論を今回採ってくれなかったのが残念でなりません。 (しかしそもそも、このビッグネームの監督作品で三部作、せめて二部作にする程度の構想はなかったのでしょうか…そうなっていたらこの作品の出来もかなり変わっていたのではないかと思います) 材料は上級ですが、調理時間が足りずにやや生煮えのままの料理を小さなお皿に無理やり山盛りにして出された感じ。 材料の評価(9点)と出来上がった料理の評価(6点)を足しで二で割って、今いちショボいVFX(あれは単に予算不足なのか、それとも昔風のチープな特撮風味を大事にする庵野美学なんでしょうか…)を減点して、7点献上します。 決してマズくはないんです。やや物足りないだけで。[映画館(邦画)] 7点(2023-04-19 10:02:04)(良:2票) 《改行有》

22.  インセプション 《ネタバレ》 相手の精神に潜ってトラウマを植えつけたり、情報を盗んだりするというアイディアは、30年以上前から続く夢枕獏氏の傑作伝奇SF「サイコダイバー」シリーズがあるので特に目新しいものではない。現実と似ていながら物理法則の異なる一種の仮想空間として描かれた「夢」のイメージも、「マトリックス」を髣髴とさせる。にもかかわらず、この映画からは二番煎じ的な印象をまったく受けない。それは、「時間経過の異なる多層的夢の空間」や「キックと呼ばれる目覚めのシステム」「トーテムといったちょっとしたアイテム」など、実は誰でも思いつきそうなアイディアを、今まで誰もやらなかった独創的な描き方で作品内に組み込み物語の中で生かしきった監督の手腕に、余人にはない素晴らしいオリジナリティを感じたからだと思う。最後コマは倒れるか否か?答えは自分で考えて……と観客に投げる締め方は、かの「あしたのジョー」の、ジョーは死んだのか否か?答えは自分で考えて……というラストを思い出した。(こういうの好きなんだよなあ^^)筋立てそのものは単純明快だけど、基本的な設定に関わる説明を会話でさらりと済ませたり、実は細部に辻褄のおかしい部分もあるので、理詰めで全体を理解しようとすると妙に疲れたりこんがらがって、人によっては難解と感じてしまうかもしれない。 (自分も実はこのタイプで、見終わった後ちょっとしたモヤモヤが残る感じ。解消するためにもう一回見ようかな?)[映画館(字幕)] 7点(2010-09-07 16:53:37)《改行有》

23.  悪の教典 サイコホラーと言うより、「殺人怪獣ハスミン」が大暴れする怪獣映画。異形の生物ゴジラが街を破壊しまくるように、異形の人間ハスミンは”邪魔者”を破壊していく。要するにゴジラ映画が見せ場として「大破壊」を描きたいのと同じレベルで、この映画は「大殺戮」を描きたかったのだろうとしか思えない。「お前もうちょっと慎重にしてれば、最後ここまでやる必要はなかっただろ」と言いたくなる、前半の行き当たりばったりな蓮実の凶行の数々は、後半のこの皆殺しに行き着くよう(作劇上の必要から)組み立てられたような感じで、今ひとつ釈然としない。何よりこの映画で残念だったのは、殺した生徒の携帯を持ち歩いたり、わざわざ人目の多い学校で偽装殺人を行ったり、蓮実の行動に合理性(ある意味での知的さ)が乏しく、また後半殺されまくる生徒側のドラマも焦点がぼやけているので、誰にも感情移入できず、圧倒的な殺戮シーンでも傍観者になるしかなかった事だ。(スクリーンから目を背けたくなったのは恐怖ではなく、単なる生理的な嫌悪感)まさにジェットコースーターみたいなもので、観終って僕に残ったのは、何らかの「感動」ではなく、ただただ衝撃の残滓である「疲労感」のようなものだった。ただ、伊藤英明の怪演は見事。[映画館(邦画)] 6点(2012-11-20 09:04:10)

24.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 うーん…世間の評価が凄いので期待していたのですが、僕には肩透かしという感じでした^^; 昔からある「男女入れ替わりネタ」(主人公の乳揉みは大林宣彦の「転校生」を思い出して苦笑)に、これまたよくある 「自分だけが知っているカタストロフから、それを知らない無理解な人々をいかに救うか」というサスペンス。 今作はそこに「三年間のタイムラグ」という一ひねりが加わっていますが、それはそれで 「入れ替わり中スマホやらテレビやらカレンダーやらで”今”が何年なのか気付くチャンスがなかったのか」とか 「日本中を騒がせた大ニュースと入れ替わり先の地名の関係についてなぜ人に言われるまで思い至らなかったのか」とか 色々な不合理を生み出す要因になったり… 劇中で頻繁にかかる透明感のある男性ボーカルの挿入歌や、登場人物の過剰な叫びは、 「どうぞここで感動してください!」という作り手の押しつけに感じられて妙に興ざめ。 トレースによる緻密な背景は健在ですが、過去の新海作品を見慣れた人間としてはさすがに初期ほどの感動はありません。 やはり実写には及ばず、かといって「美術監督のセンス」というフィルターを通した「味がある風景」でもなく… (超ローアングルの引き戸や自動ドアのショットは最初「おおっ」という新鮮さを感じましたが、あまりに多用され過ぎて ここでも「見ろ見ろ、わしの作品は他のと違って風景の切り口も独特やろ!」と言わんばかりの ”作り手の押しつけ”を感じてしまいました) あと声ですが…やはり、アニメには本職の声優さんを使って欲しいです。声優ヲタというわけではないのですが やはり「生身の演技」と「声だけの演技」は違うので、やり慣れていない人の”声の演技”は洋画吹き替えにしろアニメの声にしろ どこかぎこちなく感じられます。 (なんでしょうね…”一般認知度が高い男優女優やタレント”が声を演じてないと、アニメ作品はやはり アニメオタクや子供向けの”マンガ映画”として一段低くみられるのでしょうか?) 色々勝手な事を書いてしまいましたが、もちろん、悪い作品ではありません。 ただ、個人的に「素晴らしい映画かどうか」の線引きは 「観ている途中ですでに映像ソフト購入を決意する」「二度以上劇場で観たくなる」の二点なのですが 残念ながらこの作品はそのラインに達しませんでした…[映画館(邦画)] 5点(2016-09-01 20:50:23)(良:3票) 《改行有》

25.  Dr.コトー診療所 《ネタバレ》 ドラマ(特に第1シリーズ)が素晴らしかっただけに、Dr.コトーという映像作品のフィナーレとしては「完全に晩節を汚したなあ…」というのが偽らざる感想。 とりあえずドラマチックにすりゃあいいだろうという感じで暗い要素(コトーに憧れるかつての純真な少年の挫折、島民の高齢化、破綻直前の離島医療の現状、唐突なコトーの重病)を安易に詰め込み、それらの問題を真摯に描くことも無く、最終的には「スーパードクター」コトー先生の超人的な活躍で幕を引く。 結局「島の医療をコトーの身を削った自己犠牲が支えている。いつまでもそれで済ませていいのか?」という、新規キャラまで投入して問題提起した根本的なテーマに、この作品は真正面から答えていない。たしかに簡単に答えの描ける問題ではないでしょうが、それならそんなもんを最初から引っ張り出すなと。 白血病で昏倒寸前の医師がほぼ一人で多数の島民の手当て、手術までやり遂げ、その代償として命を失う。そして島民はそれを貴重な教訓にして医療体制の改革を受け入れる…バッドエンドですが、個人的にはそういう終わり方の方がまだ誠実にテーマに向き合っていたような気がします。 けれどこの映画はそこからも逃げて、「コトーが力尽きたような姿」と、「現実か夢想かもわからない、コトーを含めた島の人々の幸せなその後の日々」の両方を描き、なんとなくのハッピーエンドに見せて大上段に振りかぶった問題には蓋をするという、非常にずるい決着を選びました。 結局、島の医療問題もコトーの病気も彩佳の妊娠も、映画をドラマチックに見せかけるための「道具」でしかなかったのでしょう。 観終わった瞬間、録画を削除して、「金を払って映画館で見ないで本当に良かった…」と変なお得感を感じたのが唯一の収穫でした。[地上波(邦画)] 3点(2024-01-11 18:01:13)(良:1票) 《改行有》

26.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 何度かの企画中断を経て、公開当時待ちに待った名作のリメイクでしたが、VFXや特撮は前作をはるかにしのぐものの、いかんせん「脚本がどうにも弱い!」というのが改めて観ても正直な感想です。 「いいかよく聞け!シナリオの破綻はヒロインの設定変更から始まる。主人公の軟弱化も危ない。矮小なラブストーリーと壮大な大災害、物語は両方を描こうとした挙句、そのアンバランスさに耐え切れず次々とほころび始めてゆく。日本が沈没しないという結末のために前作の精神がズタズタに裂け、映画の後ろ半分が「アルマゲドン」化する。N2爆弾なんてトンデモ最終兵器が出たら、その時はもうおしまいだ。監督のオタク根性の大噴火と共に、この映画は……一気呵成に沈んでいくんだ!」(地球物理学博士:田所雄介)[ブルーレイ(邦画)] 3点(2021-05-22 10:48:46)《改行有》

27.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 命令違反を繰り返すエースパイロット、 独断専行で無意味に時間を浪費する英雄、 作戦意図を部下に説明しない上に作戦自体穴だらけの指導部。 組織の基礎中の基礎、「報・連・相」すらろくにできない反乱軍は グダグダの逃避行の末に壊滅寸前に陥り、 一方でヒロイン、敵役、悪の黒幕はお互いの勝手な思惑の末に 一見派手だがこれまたグダグダな決戦を繰り広げる。 ストーリーは無駄な部分だらけで上映時間は明らかに長すぎ。 とにかく登場人物が「馬鹿ばっか!」で、なんか彼らの行く末もだんだんどうでもよくなってしまい スターウォーズ関連の映画を観てて初めて「…はやく終わってくんねーかな」と思ってしまいました。 僕にとって今までのシリーズワーストはぶっちぎりでエピソード2でしたが、 今回久々にそれを更新です。[映画館(字幕)] 3点(2018-01-19 07:33:53)(笑:2票) 《改行有》

28.  ヤッターマン(2008) 原作アニメ('77年版)ファンとしては見るのが苦痛だった。 ビジュアル的に原作を上手く実写化している部分もあるのでなおさら比べてしまう。 ビジュアルはいいのに内容(ストーリー、演技、ギャグ、ドラマ…) が完全に足を引っ張っている。 1点献上。[DVD(邦画)] 1点(2010-01-15 08:29:52)《改行有》

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