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21.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 とても楽しめました! CGの進歩には感服です。ミレニアムファルコンやタイファイターの汚れた質感や重量感は素晴らしく、SW1~SW3の時代から格段に進歩した映像には拍手を送りたいと思います。終盤のアタックに向けて盛り上がっていく雰囲気や最後の秒読みでハラハラさせるあたりはオリジナルのSW4同様、さすがエンターテインメントのツボを心得ているかと。でもプロットとキャスティングはビミョ~。心に残ったのはポーとレイぐらいで、帝国軍も反乱軍も魅力的なキャラに欠けた印象です。 まずカイロ・レン。登場した時は声も若く凄みがあって、さすが偉大なベイダー様の後継者!と思わせましたが、感情的になって怒りを爆発させるあたりから「ん?」って感じ。あんなカンシャク持ちに人がついていくはずもなく、当たり散らしている彼を見てトルーパーがクルッと逆戻りしていくあたりは大笑い! やっと捕まえたレイを拷問するつもりが、逆に「仮面を取りなさいよ」と言われるとあっさり従っちゃうし、これ、典型的マザコンキャラなのかなぁ・・・と。 考えてみると無理もないですよね~ ろくすっぽ家にも帰って来ない借金まみれの風来坊と、気ばかり強い教育ママの間に生まれて、さぞ悩んだことでしょう。仮面を取ると洟垂れ小僧みたいな顔にその葛藤がよく出ていました。グレてダークサイドに落ちるのも当然かも。アナキンと同じで、コンプレックスまみれの若者はダークサイドに簡単に利用されるちゃうんですね。実社会そのものです。それにしてもあのスノーク、灰から蘇ったとかの設定ですが、できそこないのエイリアンみたいで逆にカワイイ! SW4のパルパティーンの気色悪さには遠く及びませんでした。 そして肝心のソロ。年相応に円熟した役を演じて欲しかったです。もう70歳超えている訳だから動きが鈍いのは当然で、昔と同じ服を着せて同じキャラをやらせちゃいけません。相変わらず借金取りから逃げ回っているようでは、息子に愛想を尽かされて当然かと。 我らがレイア姫も悲しいかな、得意の毒舌もどこへやら、スーパーでよく見かける感じのオバハンでした。服ぐらいはいいもの着せてあげないと可哀想で、あの高貴なアミダラの子孫にしてはちょっと惨め。でも口うるさいのは相変わらずで、「あの子の心にはまだ光が残っている」などとソロをそそのかし迎えに行かせてしまう。もしレイア・ママが迎えに行っていれば、「ママぁ~!ごめんね〜 ボク悪かったぁ〜」などと言ってハグ・・・みたいな展開もあっただろうに、駄目オヤジに説得されてもやはりダメでした。(涙) あと、フィンの設定は無理があるのではと。これまでトルーパーは皆クローンだと勝手に解釈し納得してきたのに、個性を持った彼が出てきて全部ぶち壊し。その個性も、根性無しで最初からブレまくっているので、いつ裏切るか分からない。長く付き合いたくない相手です。絶対にライトセーバーなんか持たせちゃいけません。 ということで、次回は誰がどう活躍するのかとても楽しみ。特に帝国軍はキャスティングを見直さないとヤバイかも。マザコンのレンは弱みを掴まれちゃったのでどう鍛えても再起不能。もう誰もスゴイ!とは思わないでしょう。 とは言うものの、スペースオペラの王道を行く作品であることは間違いありません。私たちはもとより、ここでコメントされているファンの皆様に「早く次が見たい!」と思わせてくれたこと自体、この作品が大成功だった何よりの証だと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-12-22 15:06:16)(良:1票) 《改行有》

22.  ウルフ・オブ・ウォールストリート ディカプリオ様の迫真の演技もさることながら、英語の発声が実にクリアーで美しい! 映画インセプションでもそう思いました。ヒラリー・クリントン米国務長官の英語も素晴らしく、正確な発声は知性を表すと思います。だからこそ、どんなにバカなことやっても、彼のスピーチには迫力と真実が宿り、凡庸な人々を惹きつけて止まないのだと思います。鉄板のビジネスモデルと宗教団体のような会社… 実話に基づいたこの物語は、昨今のいわゆる情報起業家に通じるものがあります。[映画館(字幕)] 8点(2014-03-09 02:11:59)(良:1票)

23.  ザ・スナイパー(2006) ここでの評価、結構低いんですね~(;^_^A 原題は The Contract なので、いわゆる「契約」。欧米文化での契約のドライさ加減を、何度も覆るプロットの中で上手く描いていると思いました。モーガン・フリーマンは、こういう役がピッタリ![地上波(吹替)] 8点(2012-09-29 23:28:54)

24.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 前シリーズより格段に人間味が増したこの作品、主人公の現代的な生活スタイルと、アメリカの高校生たちの描写が実にリアルで引き込まれる。何と言っても、ピーターの本来の動作や肉体的特徴と、CGを駆使したスパイダーマンの動きが酷似しているのが素晴らしい。スーパーマンにも共通した特徴だが、マントやマスクをかぶることによって、普段は隠している潜在能力を思う存分発揮するあたりがアメコミの本領。日本の変身モノとは一線を画する。その意味で、主演俳優の肉体的特徴を忠実に拡張(augment)してCGで表現した本作品のこだわりと技量には頭が下がる。ニューヒーローの誕生だ。第2作・3作も頑張って欲しい。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-01 21:06:31)

25.  ファミリー・ツリー 複雑な心境に揺れ動く主人公を、ジョージ・クルーニーが力まず見事に演技しています。原題は「The Descendants」つまり「子孫たち」です。同名の小説に基づいた映画で、裕福な一族の末裔が、様々な問題を抱えながら等身大の生き方を選び、人との絆を再構築していく姿が感動的でした。ハワイの美しい自然を背景に、事故・不信・拒絶・絶望・妬み・不倫・憎しみなど、たたみかける人生の試練をイヤミ無く描き、「あなたならどうする?」とさりげなく視聴者に問うスタンスが見事です。[映画館(字幕)] 8点(2012-06-09 00:41:22)

26.  ラスベガスをぶっつぶせ 《ネタバレ》 とても楽しめました。ボストンとラスベガスという、両極端な雰囲気の対比も面白いです。 実話をベースに、映画「ソーシャルネットワーク」の原作本を執筆したベン・メズリック氏の同名小説を映画化したものです。 メズリック氏は、事実を多少曲げても大衆ウケするプロットにするのが得意なようです。(;^_^A カード・カウンティング(http://en.wikipedia.org/wiki/Card_counting)という方法を使えば、確率的にプレイヤーが有利になるというのがネタですが、共謀したり補助デバイスを使わなければ、米国では今でも黙認されているようです。カウンティングが出来るプレイヤーによるカジノのロスは十分に小さいということですね。 主演のジム・スタージェスが、若い頃のスティーブ・ジョブズ氏にとても似た風貌です。目的を達成するために、自分の才能を信じ、人を操り、挫折し、再起する・・・ そんな生き方をジョブズ氏に重ねながら鑑賞していたのが気に入った理由なのかも知れません。[DVD(字幕)] 8点(2012-01-08 18:44:18)《改行有》

27.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 ジュード・ロウ vs. エド・ハリス・・・ ふたりのストイックな魅力が炸裂している作品。カッコいいです![DVD(字幕)] 8点(2009-11-04 06:10:58)

28.  プライド(2008) 《ネタバレ》 異質のもの同士を激しくぶつけると、これほどにまで鮮烈で不思議な魅力が生まれるものなのか。平凡なドラマ仕立ての作品と思いきや、途中からぐんぐん引き込まれていく。未熟な演技でしらける部分も多いが、役者の歌唱力と一条ゆかりによる強烈な筋書きが新鮮だ。 満島ひかりの典型的なアクターズスクール・ボイスと、単独では個性に欠ける正統派ステファニーのクリアーな声質が、互いに引き立て溶け合っていく「A Song for You」のデュエットには鳥肌が立つ。ふたりとも音程がしっかりしていて、安心して聴ける。 最後のステージは、まるでミュージカル作品の1シーンを観ているよう。ルックスのアンバランス感も含め、現実では絶対にあり得ないデュオ。この作品の中でしか聴けないハーモニーが素晴らしい。 高島礼子の名ママ役と、渡辺大の自然な演技にも拍手![DVD(邦画)] 8点(2009-09-15 09:31:27)《改行有》

29.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 父と息子の絆を扱った作品としてみると、全体構成や多くのシーンが示唆に富んでいる。モーガンフリーマンの存在感が見事。登場シーンでは痩せこけて麻薬患者かとも思わせたアンジェリーナ・ジョリーが、中盤からやけにカッコ良く美しい。 デイウォッチやナイトウォッチの影響からか、あり得ない現象やキモい映像が多いが、テーマの筋が通っている点で高く評価したい。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-05 05:58:05)《改行有》

30.  砂と霧の家 「呪われた家」とでも形容したくなるようなストーリー展開で、ひとつの家を巡る泥臭い利害の対立を、美しい背景映像に対比させて描いた秀作です。俳優の持ち味を生かしたキャスティングも見事で、特にジェニファー・コネリーが美しい。[DVD(字幕)] 8点(2009-08-25 18:40:32)

31.  復活の日 《ネタバレ》 最近、草刈正雄さんをテレビで見かけました。ちょっと頼りない中年オジさんをコミカルに演じる役柄が定着してきたなと思いながら、そう言えば「復活の日」では二枚目スターとして一世を風靡したはず・・・と、当時つい観損なってしまった映画を鑑賞すべくDVDを借りてきました。 25億円という、当時としては破格の制作費に膨れ上がってしまったせいか、興行的には必ずしも成功とは言えなかったようですが、原作がしっかりしていると映画はこれほどにまで感動的になるものでしょうか。種の存続という究極の命題を前に、祖国や人種の違いを乗り越え、過去を克服していく人々の美しい姿が描かれています。生き抜くことの尊さを、今さらながら再認識させてくれます。 美しい映像とカメラワークを背景に、ジャニス・イアンの歌声が心に響きます。今やっと、What's the time, where's the place, why the line, where's the race... の意味がわかった気がします。 報復という行為の空しさを描いた点で、戦争のみならず、私たちの人生観にも影響を与えます。冷戦が終わっても相変わらず武力抗争や戦争が各地で続いている今、復讐に執念を燃やす人間の性は変えられないものなのでしょうか。 外人豪華キャストのおかげで、日本のSF映画にありがちな「バタ臭さ」が感じられず、CGだけに頼ったB級SF映画などを遥かに凌ぐ作品に仕上がっています。欧米人と東洋人の体格の差をまじまじと見せつける点も、国際的で実にリアル。185センチの草刈さんが、まるで子供のように見えますが、二人の間の人種差別が友情に変わり、やがて信頼へと発展していく部分も作品のテーマによくリンクしており、上手い手法だと思いました。 皆さん酷評が多いですが、根本的なテーマに真剣に向き合った点を評価し、少し甘めの8点。[DVD(字幕)] 8点(2009-08-15 03:31:04)(良:1票) 《改行有》

32.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 脚本の95%は、1928年にロサンゼルスで起こった事件をもとに、6千ページにものぼる事件のドキュメントから書きおこされたとのこと。このような事件が実際にあったことすら信じ難いが、当時の男尊女卑や政治的腐敗を強烈に訴える。体制になびく人間の弱さが、このような悲劇をいつでもどこでも起こし得るという点で、現代の我々にも警鐘を鳴らした作品だと思う。イーストウッドとジョリー、いい仕事してます![DVD(字幕)] 8点(2009-08-03 23:42:47)

33.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 SFはこうあるべきだと感じた作品です。CGに頼り奇異な映像をこれでもかと見せつけるのではなく、人間の本質を描くひとつのツールとしてSFを使う… そこにはヒューマンドラマがあります。絶望、堕落、憧れ、葛藤、決断、歓喜、嘘、裏切り、断絶、死、再生、未来、熟成… そのすべてがこの作品には描かれていました。見終わった後も自身の生き方を照らし合わせながら、まるで極上のディナーを頂いた後のように、余韻を深く味わうことができました。 あと、宇宙船のデザインには完全にノックアウトされました。「2001年宇宙の旅」以来、回転による遠心力で重力を発生させるのは常套手段ですが、この空間配置によってどの部屋からも宇宙を障害物なしに観賞できるのは素晴らしい。120年見続けても飽きないかも。重力ターンのシーンも見事で、こんな宇宙を旅してみたいと心底思わせてくれました。 昨今まれに見る、極めて上品なサイエンス・フィクションの作品でした。[映画館(字幕)] 7点(2017-04-16 02:17:27)(良:1票) 《改行有》

34.  メン・イン・ブラック 《ネタバレ》 「Size Doesn't Matter」というダブル・ミーニングのテーマをコミカルに演じた作品として、非常に好感が持てる。多少グロな部分はあるが、有名人をギャグで笑い飛ばすユーモアには余裕が感じられる。エンディングのズームアウェイ画像が映画の全てを物語っており、宇宙の真理に迫るとも思われる秀逸な仕上げ。[ビデオ(字幕)] 7点(2012-05-27 21:42:37)

35.  マージン・コール 《ネタバレ》 リーマンショックのような状況設定で、巨大組織の利権や人間操作を描いた作品。サブプライムローンやCDSを意味しているような会話もありますが、現実はどうだったかということより、雰囲気を楽しむ映画だと思います。特にCEOの存在感がうまく表現されており、権力と金を武器に部下に無理やりやらせてしまう「いやらしさ」を堪能できました。人をこれくらい使えなければトップには居座れないのだと・・・ 数時間ごとに会議を繰り返しながら徹夜で策を練るあたりは、翌朝までに解決策を見つけなければならないSEの仕事と共通した部分があり、そのプレッシャーや空が白む頃の脱力感などには、とても共感しました。 キャスティングも豪華で、それぞれの役者が、他作品とは少し違った持ち味を十分に出しているあたりが良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-28 09:13:19)(良:1票) 《改行有》

36.  ウォーリー 《ネタバレ》 地球の危機は温暖化のみならず、ゴミ化&人類総肥満化である、というメッセージが面白く、ディズニーの美しい画像と共に十二分に楽しめた。未来の人間はCGで違和感があるが、中途半端にリアルさを追求するとファイナルファンタジーの二の舞となってしまう。そのあたりをちゃんと心得たピクサーの映像センスは流石と言わざるを得ない。妙にリアルな動きのロボットがとてもコミカル。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 21:08:31)

37.  ホット・スポット どこにでもありそうな田舎町の事件を、アメリカ南部のかったるい雰囲気で描いている点が面白かったです。ドン・ジョンソンのキザさ加減は現代の感覚に馴染まないかも知れませんが。あと、ジェニファー・コネリーのファンなら必見! 本作品で初々しくもセクシーな役柄を演じる彼女はダントツの美しさです。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-25 19:07:49)

38.  K-19 《ネタバレ》 リーアム・ニーソンが、とにかくカッコ良かった! 一方で、主役であるはずのハリソン・フォードが、どこか自信なさげで頼りなく、部下を放射能にさらした責任は問われずに自分は生き残り、裁判ではリーアムから不相応な尊敬の言葉をもらってそれに甘んじてしまう・・・ なんかなぁ~!という感じ。でも昨今のご時世、潜水艦の三密は命取りだと思った次第です。リーアム、万歳![DVD(字幕)] 6点(2020-05-08 06:29:05)

39.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 アリータの感情表現も豊かでCGも完成度が高く、十分に楽しめました。ただ、よくある腐敗的な未来の世界観や古典的な闘争本能のみを描くストーリー展開が、作品の魅力を半減していると感じました。300年先の未来世界に蘇ったアリータは、何に悩み何を選択したのか・・・ その凄まじい葛藤を主演女優サラザールが演じ、それをCG世界のアバターであるアリータに投影しどこまで表現できるかが、今回の作品の命題だったのではないでしょうか。ところが、ひたすら単純に繰り返されるバトルシーンでお腹いっぱい、若者向けCGゲームの大画面化という印象でした。本作品のクライマックスとなるモーターボール(Motorball)は、1960年代にアメリカで大流行したローラーゲームの焼き直しで、特に新しい驚きや興奮はありませんでした。 本作で脚本を担当したキャメロン氏は、テクノロジーを活用する方法とタイミングにおいて、驚くべき実績を残してきました。映画「アビス」で話題を呼んだ液体のCGレンダリング技法を、ターミネーター2の最新モデル T-1000 の映像化に応用して高い評価を得ました。タイタニックでは壮大なCGの表現力に挑み、そして昔から温めていた自身の世界観を映画「アバター」で描き、当時の最先端技術であった3Dとパフォーマンス・キャプチャでリアルに実現しました。画面が暗くなりがちな3Dを衛星パンドラの夜の世界で補完し、表情のマッピングの不完全さをナヴィという異星人の設定で補った結果、映画史上においてもエポック・メーキングな作品に仕上がりました。 本作品は、アバター2以降に向け、パフォーマンス・キャプチャの実力を試すためのキャメロン氏の実験映画だったような気がします。多分、キャメロン氏にはこんな打算があったのではないでしょうか: 原作の漫画は日本で絶大なファン層を獲得しており、その期待に応えるべく出来る限り忠実にCGを作れば、日本市場で失敗することはないだろう。そうして興行的に成功すれば、パフォーマンスキャプチャの限界に挑み、アニメのキャラクターに実在の俳優に勝るとも劣らない生命を吹き込んだ点で、技術的にも評価されるに違いない。あとはそれをアバター2以降に応用すればいい・・・ だからこそ本作品の脚本では、キャメロン氏はオリジナル銃夢にできうる限り忠実に仕上げたのではないかと思います。この経験を元に、アバター 2〜4 が映画史に残る作品になることを期待します。思えば2001年に、日本の某ゲーム会社が無謀にもテクスチャマッピング技術だけで挑んで大失敗したCG映像表現の世界を、キャメロン氏は冷静かつ着実に実現しつつあります。映画「アバター」の真の意味はナヴィではなく、リアルの俳優がバーチャルの世界で演技力を思う存分発揮する、未来の映画に向けた技術的ブレークスルーにあると思っています。 あ、アリータのレビューでしたよね? いい作品でした! 背景とか続編とかあんまり気にしないで、頭をからっぽにしてひたすらCGを楽しんでくださいね〜![映画館(字幕)] 6点(2019-02-24 21:43:59)(笑:1票) 《改行有》

40.  運命のボタン 《ネタバレ》 夫婦愛の描写が素晴らしい。レトロな映像に加え、昔のアウターリミッツのような謎めいたSF的雰囲気を再現している点で、現代作品としては異色。魔術とサイエンスは同じ・・・というテーマも面白い。キャメロン・ディアスのはにかんだ笑顔が実にキュートで、人類の良心を表現しているように感じた。 評価が低いのはシナリオの自己矛盾にあると思う。「従業員」を使って当該カップルを経済的に追い込んだ上でテストし、それに対するカップルの行動に感銘を受けたものの、たまたまボタンを押してしまったという状況を理解せず、それに対して冷酷に対処するという点が実に不快。スチュワード曰く:「雇い人は、私と同じでユーモアを理解する」というならば、そういうシナリオにして欲しかった。[地上波(吹替)] 6点(2012-09-06 19:53:34)《改行有》

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