みんなのシネマレビュー |
|
21. 恋する惑星 スタイリッシュな映像と音楽、ファッション、キザな台詞。 世界観はとても良いのだが、どうも途中で飽きる。というか慣れる。 するとなんてことのないダラダラとしたラブストーリーに… この世界観をどこまで好きになれるか。それがこの映画をどこまで好きになれるか。ということにもつながるような気がします。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:28:43)《改行有》 22. 田園に死す 邦画史上最大といっても過言ではないくらい妖しく美しい映像には、寺山修二の才気が感じられる。 しかし、個人的に気に食わなかったのは音楽。古臭い。 音楽一つでここまで映画は古くなるものか。 J・A・シーザーの音楽に-3点[DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:24:04)《改行有》 23. 汚れた血 ボーイ・ミーツ・ガールの評判から、リュック・ベッソン、ジャン=ジャック・ベネックスと共に”les enfants terribles”と脚光を浴びたレオス・カラックスの第二作。 影の黒。夜の青。服の黄色。ベッドの赤。クリアな原色の美しさ。 ヌーベル・バーグを思わせる演出。 そして有名な”モダン・ラヴ”に合わせての疾走シーン。 キザで・アオくて・美しい。 感傷的で、繊細な思春期の心を見事に映像に発散していた。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-11 22:19:31)《改行有》 24. ポンヌフの恋人 アレックス三部作、最後の作品。 前、前作のような画面から発散される「若さ」だとか「青さ」みたいなものを全く感じ取ることができなかった。 これらの理由として、ビノシュとの破局、予算超過等々様々な理由が挙げられているが、やはりカラックス自身30を過ぎ、もう子供ではなくなったことが最大の原因なのではないかと感じる[DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:12:21)《改行有》 25. ガルシアの首 銃・バイオレンス・男・男・男・ペキンパー・ペキンパー・ペキンパー・ペキンパー。 そんな映画。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:55:47)《改行有》 26. マーラー とってもキッチュな伝記映画。 最初からケンちゃんパワー「半開」で始まる本作。(「白蛇伝説」「ゴシック」などと比べるとちょっと抑え気味ゆえに) ロバート・パウエルがとにかく良い。ケンちゃんワールドに完全にハマってます。 自分の中でケンちゃん映画は好きな作品と嫌いな作品が真っ二つに割れるのですが、本作は「割と好き」な方でした。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 21:51:41)《改行有》 27. マジック 《ネタバレ》 久々に「怖い」映画を見た。 滑稽さが逆に不気味な腹話術人形「ファッツ」に自分の意識を侵食されていく主人公。 残忍な「ファッツ」と弱い主人公を一人二役で演じ分けた若かりしアンソニー・ホプキンスの怪演の見事さに驚愕しました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 21:44:11)《改行有》 28. エルミタージュ幻想 次から次へと絵画の中を移動していくような美しい映像は、見ていると不思議な感覚。 ワンシーン・ワンカットという手法にはもう見事としか言いようがありません。 が、途中で眠くなってしまったのも事実。 もっと絵画を勉強してから出直して来ます。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-11 21:39:12)《改行有》 29. グロリア(1980) こんなにベタベタなラストなのに、この晴れやかな気分はなんなのだろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:32:16)《改行有》 30. バッファロー'66 《ネタバレ》 「何か起こりそう」だけど、結局なにも起こらずハッピーエンドにおさまるある意味「平和」な映画。 ヴィンセント・ギャロの斬新な演出と映像はとても面白いし、主人公のダメ男っぷりもこれまた面白い。 この映画をカッコイイとは思わない。しかしなんだかよくわからない絶妙な余韻を残す。暖かいような、冷たいような。[DVD(字幕)] 9点(2010-12-11 21:28:04)《改行有》 31. 裸のランチ もう気持ち悪いったらない。 もうあのクリーチャーデザインが駄目。 ぬめぬめ ねちょねちょ ぐちゅぐちゅ だらだら 個人的にこの作品ほど「悪趣味」という言葉が似合う作品はないです… [DVD(字幕)] 2点(2010-12-11 21:22:38)《改行有》 32. オール・アバウト・マイ・マザー 今まで見たアルモドバル作品の中でも好きな一本です。 独自の色彩美と、人間像、せわしなく進行するストーリー。 これらは他の作品にも共通する特徴ですが、中でもこの作品が一番うまく、マッチしていると感じます。 それにしても、ホントにアルモドバル監督は色々な「女」を描きますね。 シングルマザーからニューハーフまで。感服します。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 21:19:33)《改行有》 33. 第9地区 大雑把に言うと様々なショートストーリーのぎゅうぎゅう詰めのような感覚。 しかし、それが不自然でないのが不思議。やっぱり監督の力量ですね。 ニール・ブロムカンプ監督、今後を期待したい監督の一人です。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:11:07)《改行有》 34. ピアニスト これまでハネケ作品は「ファニー・ゲーム」しか見たことがなかったので、本作は様々な意味で衝撃だった。 ハネケ独自の痛々しい描写、張りつめた緊張感。 人間の皮を上から下まで一気に剥ぎ取るような…そんな映画。 トミーおじいちゃんみたいな顔してこんなグロテスクな映画撮るなんて。人間やっぱり顔じゃ判断できませんな。 そしてイザベル・ユペールはこういう役をやらせたら天下一品ですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:01:27)《改行有》 35. ボーイ・ミーツ・ガール 個人的にカラックス最高傑作。 全編に漂うあのアンニュイな雰囲気がたまらなく良い。 カラックス作品に共通することだが、画面から発散される「滅茶苦茶な青臭さ」がこの作品のすべて。 そこを受け付けるか受け付けないかで、評価はまた変わってくるし、やっぱり若ければ若いほど受け付けやすいものだとも思う。 やっぱり子供が作った映画は子供にしか理解しにくいということか。 大人になるにつれて感動できなくなっていくのかと思うとなんだかむなしい。悲しい。[DVD(字幕)] 9点(2010-12-11 20:52:52)《改行有》 36. カリギュラ 最低。 俳優陣の役者魂に+1点。[DVD(字幕)] 1点(2010-12-11 20:45:10)《改行有》 37. 8 1/2 我が人生ベスト1映画。 この作品を見たあと、少し人生に対してポジティブになれたような気がする。 この作品を見たあと、少し楽しい人間に成長したような気がする。 この作品を見たあと、少し涙もろくなったような気がする。 ・・・ 言うことなし。臨終前にラストシーンで終わりたい。 [DVD(字幕)] 10点(2010-12-11 20:40:25)(良:1票) 《改行有》 38. 2001年宇宙の旅 やっとこの映画を念願のスクリーンで見ることができました。 そして「アラビアのロレンス」に引き続きまた泣いた(笑) 先進的・モダンなセット、完璧といっても過言ではないくらい素晴らしい構図・映像。 内容は分からずとも、ビジュアルだけでも満点をつけたくなるような素晴らしさ。 やはりSF映画の最高峰という栄冠を与えるのにふさわしい永遠の名作なのでした。 ていうかもう2001年過ぎたんだし、もう「2051年宇宙の旅」でもいいのではないかと(笑)[映画館(字幕)] 10点(2010-12-11 20:22:53)《改行有》 39. 風と共に去りぬ 1939年という時代に、カラーフィルムを使ってここまでの超大作を作り上げたことには感服するが、作品としては「壮大なラブストーリー」止まり。やはりどこか陳腐さが目立つのでした。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 20:17:10) 40. 雨に唄えば もうなんだか、ミュージカル映画でここまで感動するとは思わなかった。 何故か自分が全く知るはずもない あの時代 のアメリカへのノスタルジーが沸々と込み上げてくるのを感じました。 雨が降ってると「singin' in the rain」を口ずさみたくなりますね。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 20:13:01)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS