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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. ナイト ミュージアム あんなに暴れ回っていたら翌朝は元に戻るはずがないとか、理屈では「?」と思うような展開もおもしろさのあまりその点は忘れてしまっていた。博物館の陳列品が動き出すというのは子ども向けかもしれないが、歴史上の人物など興味深いものがたくさんありそうだ。ところであの夜警さん、昼勉強して夜働いていつ寝たんだろう、気になるな。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-17 13:40:16) 22. 画家と庭師とカンパーニュ 何十年ぶりかに巡り会った友が再会し友情を深めていく過程が何と言ってもすばらしい。画家にとっては人生の大きな転機になったであろう。バイクの後を追う子犬や釣った大きな魚を湖に戻すシーンなどたくさんの場面がこころに残る。最後にモーツァルトのクラリネット協奏曲のもの悲しい旋律が切ない。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-14 13:30:51) 23. 酒井家のしあわせ ウザイ、空気読めよ、なんやねんの私とあまり縁のない世界から思わぬ展開、一転して家族のしあわせとは何かの世界になって引きつけられた。心がストレートに通じ合う良い映画だったと思う。[DVD(邦画)] 7点(2015-02-01 11:28:11) 24. 明日の記憶 素直に良い映画だと思った。アルツハイマー病になっていく主人公の心情がとても切実だったし、それを支えていく奥さんはとてもいい人だと思う。「ずっと私がそばにいます」と言われたときは泣けてしまった。[DVD(邦画)] 8点(2015-01-17 22:40:20) 25. 奇跡の夏 大人には理解不能に思われることも子どもは子どもなりに考えている。そういう子どもの世界がしっかり描かれた映画だ。感動の実話、泣かせる映画と言ってしまえば安っぽくなってしまうが、親と子や兄弟の絆を改めて思い知らされる。子役の演技がすばらしく、弟を演じたパク・チビンはニュー・モントリオール国際映画祭にて主演男優賞を最年少受賞したほどだ。子どもの心理や成長過程が見て取れる良い映画だと思う。[DVD(吹替)] 8点(2014-12-11 09:12:59) 26. 爆烈野球団! 日韓併合へ向けての時代背景や政治的背景など一部よくわからないところもあるけど、瀬戸内少年野球団同様スポーツへの愛着や友情を交え心打つものがあった。主人公の4番打者のホームランでゲームセットではなく、そこからまた続いたのが良かった。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-09 22:42:21) 27. エターナル・サンシャイン よくはわからなかったけど内容のあるすごく良い映画だったように思う。消し去りたい記憶と忘れかかった記憶が入り交じって、人を好きになる愛するとは何かをも考えさせられる。ただ映画としては、クレメンタインの髪の毛に象徴されるけばけばしさに着いていけず、集中できなかったけど・・・。ニーチェやアレキサンダー・ポープのことばが非情に印象的。 (再鑑賞して)2度目を見てようやくストーリーがはっきりした。ポイントは髪の色だ。けばけばしい髪の色が現在と過去、現実と脳内とに区別され整理できた。また、3度目になっていろいろな伏線や細かなことが発見できて、よくできた脚本だと気づく。点数もあと1点プラスしよう。私のように最初よく理解できなかった人にももう1度見直すことを薦めたい。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-09 03:22:31)《改行有》 28. 恋に唄えば♪ 竹中さんのはじけるパフォーマンスには好き嫌いが分かれるかもしれないが、この映画なら悪くないと思う。それより気になるのは、ミュージカルと称しながら歌唱力のなさ、耳をふさぎたくなるほど(篠原さんだけは別格です) コメディとしてはおもしろいと思うけど・・・。[DVD(邦画)] 6点(2014-11-05 21:34:39) 29. TRICK トリック 新作スペシャル<TVM> 仲間由紀恵のトリックシリーズもずいぶん見たけど、これはどんなものだったか思い出せないくらい印象が薄かった。それと最初の殺人?がどうも無理な設定に思える。[DVD(邦画)] 5点(2014-10-13 23:29:17) 30. ザ・マジックアワー 佐藤浩市は大した役者だ。何と言っても騙されっぷり、ずれっぷりが凄く、前半は笑いっぱなし。だが「これは映画ではないな」とわかってからの物語は、だれているとしか思えないし、ラストもおやおやで不満。デラ富樫は伝説のままで良かったのでは・・・。[DVD(邦画)] 6点(2014-10-12 10:56:32) 31. ドリーマーズ 米国のベトナム戦争により世界的に広がった反戦運動は、米国では「いちご白書」で有名なコロンビア大学闘争、フランスでは1968年五月革命へと発展した。日本でも大学紛争が続き私自身もその一端に巻き込まれた方ではあるが・・・。この映画にも五月革命が背景となっており、民主化や既成概念の打破、フリーセックス等の新風も覗かせている。さて問題の映画だが、前半は題名は何かのクイズもあり映画ファンにとってはかなりおもしろい。だがその罰ゲームが始まったあたりから雰囲気がおかしくなりあらぬ方向へと発展する。このあたりがベルトルッチ監督について行けるかどうかで評価は大きく変わってしまうだろう。私もこういうのは苦手なほうで、見て見ぬふりの小切手を置いて立ち去る両親などもってのほかである。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-03 07:04:53) 32. オリヲン座からの招待状 「君の名は」「二十四の瞳」に始まり、「丹下左膳」「幕末太陽傳」と戦後の名作のワンシーンが続くだけでもゾクゾクっとしてしまう。そしてオリヲン座の再開と幕引きになった「無法松の一生」 ニュー・シネマ・パラダイスと比較せずともこれは純然たる昭和のノスタルジーだ。とくに無法松は、留吉とトメが松五郎と未亡人とにオーバーラップしてしまうのだが、映画としては短編を無理に引き延ばしたような展開が気になる。[DVD(邦画)] 7点(2014-09-28 08:15:28) 33. Dear フランキー DV亭主は例外として、少年フランキーも母親も祖母も、そして父親役を果たした謎の男も皆いい人ばかりで良かった。家族の愛情を深く感じる映画だったし、見た後の余韻が実に良い。フランキーがいつ真実を知ったのか気になったが、それはたいした問題ではないのかも・・・。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-27 22:08:46) 34. シモーヌ CG女優とは恐れ入った。アイデアが良く実におもしろい。ただシモーヌがそんなに魅力的かは疑問、私としては娘役のエヴァン・レイチェル・ウッドの方が清純で可愛く見えるけど・・・。ところでシモーヌはシミュレーション・ワンの省略形なのか、映画の中でもIは1、Oは0になっているのがいかにもコンピュータ的。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-11 03:39:09) 35. 告発のとき 息子のSOSと逆さまの星条旗、冒頭シーンがラストシーンで蘇る。麻薬や虐殺など父親として信じられぬ息子の真実が明らかになるが、人間をそこまで変えてしまう戦争が恐ろしい。トミー・リー・ジョーンズの好演が印象深い。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-08 14:39:20) 36. そして、デブノーの森へ 惜しみなくさらされる裸体、大人の官能ラブロマンスかと思いきや、どうしてどうして20年前の謎がからむミステリーだった。音楽が良くアナ・ムグラリスの魅力がすばらしい。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-04 16:46:56) 37. 白い犬とワルツを(2002) 予告編が良かったし原作の物語にも興味を惹かれたので見てみた。オープニングのピアノ音楽も良いし、自然に囲まれた村の風景も良い。妻に先立たれた男と娘たち、さぞ感動作かと期待したけどその後がどうも良くない。テーマの白い犬もパッとしないし、在日どうこうというのも物語にあまり関係ないように思える。犬も主人公にだけしか見えないはずだつたのにそれも後半あやしい。死の間際に言った「三人」が誰々をさすのか、どんな意味を持つのかよくわからなかった。[DVD(邦画)] 5点(2014-09-03 10:00:26) 38. 千年の恋 ひかる源氏物語 以前ビデオで見た「千年の恋 ひかる源氏物語」をDVDで再度見たが、やはり長さを感じる。元々の物語が膨大なので断片的になるのはある程度仕方がないが、紫式部自身と道長らを登場させ、現実の世界と物語をオーバーラップしてまとめ上げたのには評価できると思う。最初は男装の光源氏に抵抗があったが、平安時代の貴公子を表現するにはこれもひとつの方法かと思う。源氏物語自体は高校の授業で習った知識しかなかったので結構ためになった。少なくとも駄作と呼ばれるものでなかろう。[ビデオ(邦画)] 6点(2014-09-02 17:06:19) 39. きっと、うまくいく インド映画らしい明るく楽しい映画でおもしろい。だけどうまくいきすぎるような気もして少々抵抗がある。出産シーンから学長と和解するシーンへと続くあたりは良かったけど・・・。[DVD(字幕)] 7点(2014-08-30 22:49:48) 40. 噂のモーガン夫妻 コメディなんだろうが、物語の展開があまりにも平凡でハラハラドキドキするものがない。たとえサスペンスでなくても、何かもっと刺激がほしい。ところでクレイの奥さんエマ、どこかで見たなと思ったら、バック・トゥ・ザ・フューチャーの西部劇編に出ていたんだった。[DVD(字幕)] 4点(2014-08-28 03:47:25)
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