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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. パラサイト 半地下の家族 突っ込みどころは多々ありますが、すべて許せてしまうくらいの緊張感と可笑しさに引き込まれます。 ○○は××だけど映画はイケてます。[映画館(字幕)] 8点(2020-06-24 21:23:08)《改行有》 22. 万引き家族 《ネタバレ》 本物より偽物の方が勝っているなんてことはいくらでもあるし、このような疑似家族の絆も分からなくもないですが・・・もう一度見直したくなるような物語でもないと思いつつ二度見。 刑務所での接見シーンが印象的、 ♂「悪いな俺の分までよ」 ♀「あんた前あんだから・・5年じゃきかないよ」 ♂「でもよ」 ♀「私楽しかったからさあ・・こんなんじゃお釣りがくるくらいだよ」。 理不尽な過去を引きずっていてもこの感性、それ以外の場面も含めてこのヒロインの言動にとても心が動かされます。[地上波(邦画)] 8点(2019-07-22 21:51:39)(良:3票) 《改行有》 23. ブリッジ・オブ・スパイ 冷戦下の息詰まるスパイ戦、実話ならではの緊張感が伝わってきます。その時の状況次第でコロコロ変わるのが民意というものなんでしょうが、ダブルスタンダードによるご都合主義に陥らない主人公の信念と行動が眩し過ぎます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-04 23:50:23) 24. カメラを止めるな! 前半をこらえにこらえて耐え忍んだだけに、観終わった後のこの作品自体のあまりにも高過ぎるコストパフォーマンスが実に爽快でした。監督、次もあまり当たりを気にしないで力まずにお願いします。[映画館(邦画)] 8点(2018-10-16 00:03:07) 25. ナイトクローラー アスペルガー尊大型のような主人公。全く共感できない映画ですが、緊張感と嫌悪感に参りました。[地上波(字幕)] 8点(2018-09-25 22:24:49) 26. 黄金のアデーレ 名画の帰還 《ネタバレ》 実話ということですが、昨年ベルヴェデーレ宮殿の絵画館でクリムトの「ユディト」や「接吻」を観てきたばかりなので一層身近に感じます。主人公の悲惨なホロコーストの記憶と信念を貫き通す若手弁護士の一途な姿、そして絵画の返還。絵が返ってきた最大の要因は正論や共感ではなくアメリカという大国圧力だったのではないでしょうか。ナチスに熱狂した反省からかドイツとは意識的に一線を画してはいますが、オーストリアは歴史的にも文化的にもドイツ以上にドイツ的に映ります。[CS・衛星(吹替)] 8点(2018-08-25 23:34:30) 27. アメリカン・スナイパー 射撃の腕はゴルゴ並ですか?大分脚色されているようですが緊張感が最後まで途切れないので結構疲れます。非常時の平和ボケは無視されますが、主人公のような人間に批判的な人が多いのが平和な世の常。ボケた人が普通にみえる時代がずっと続いてほしいものです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-12 17:26:51) 28. コードネーム U.N.C.L.E. ファッション、車、音楽など身の回りの環境は50年以上前の時代背景を再現しているようですが、当時っぽくない映像、テンポから感じる違和感は悪くないです。エリザベス・デビッキの190cmばかりが目についてしまいますが、昔のシリーズ作品よりキャラクター、ストーリーに味わいがあって、準備されていると思われる続編に期待します。[地上波(吹替)] 8点(2018-03-10 22:31:14) 29. 最高の花婿 競争により進化してきた人類には本音のところでの排他や偏見の解消は難しそう。殆ど知らないようなスタッフ・キャスト陣でしたが、風習や価値観への皮肉を込めたユーモアが心地よかった。[地上波(字幕)] 8点(2018-02-09 21:56:05) 30. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 エニグマ解読の成功を何年も隠しながら味方の犠牲に目を瞑り続ける、是即ち戦争終結を2年以上早めて1400万人の命が救われたという歴史家の論理。この辺は日本への原爆投下同様、勝者が歴史を作るのが世の常なんだろうけど、もうちょっと検証してほしいですね。このような作品を見ていると論理的冷徹さが勝者への必要条件だということを思い知らされます。生まれてくる時代がちょっと早かったために悲運に見舞われたLGBTの主人公、冷徹な見方をすればこれも社会環境の進化の一過程なんですか。映画の方は登場人物等かなり脚色されているように見受けられましたが、同時進行の3時代の映像や構成のバランスが素晴らしいのであっという間に引き込まれました。[CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-30 22:05:53) 31. ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years(2016) 老けたレノンに会えないのがとても悔しいです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-29 19:07:51)(良:1票) 32. アルゴ 《ネタバレ》 ホワイトハウスからの作戦中止命令を無視しての脱出決行、スイス航空での危機一髪の離陸シーン、ホントかよと思ったけどやっぱり脚色。緊張感を満喫できたので目を瞑ります。[CS・衛星(吹替)] 8点(2017-03-20 15:41:19) 33. あん 《ネタバレ》 ヒロインの名前かと思っていたらあんことハンセン病、意外でした。何でどら焼き屋なのかピンとこないけど、徳江を思う店長の気持ちは痛いほど伝わってくる。女子中学生役の孫の演技が酷いけど、希林さんと永瀬氏に救われる。元患者さんたちの計り知れない絶望感を肌で感じて優しくなったり頑張って生きていこうとする、人間はなんて残酷なのだろう。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-01 22:06:06)(良:1票) 34. 映画 ビリギャル もともと素質のあるギャルが諸事情で怠けていただけなので、環境を変えてその気にさせた母親と塾の教師が素晴らしい。美しく脚色されているんだろうけど、あーちゃんの愛と優しさ、そして分かっていても合格の瞬間にグッときてしまいます。[地上波(邦画)] 8点(2017-01-07 22:42:35) 35. なんちゃって家族 下ネタ+麻薬でR指定?トランプじゃないけどメキシコ国境の緩さは確かに問題ありそう。笑いのツボがピッタリでとてもナイスなコメディ。どなたかの姪っ子のホームレス少女役には違和感だけど。[地上波(字幕)] 8点(2016-12-23 20:33:53) 36. キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 しょぼい海賊に対してあの手この手で必死に逃げ回る貨物船の無力感が意外だったけど、全編にわたってリアリティと緊張感は十分。海賊出没海域航行の際は小火器くらい準備しておけないものなのか。秩序が無視される社会での安全安心には武力が不可欠を実感。キャプテン無事でメデタシメデタシ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-17 00:09:05) 37. インセプション 《ネタバレ》 夢の中でこれは夢ではと感じる時はあるが、さすがに夢の中でさらに夢を見るというのは記憶にない。 夢を単なる脳内ニューロンの電気化学的反応としか捉えていない夢の無い人間なので、なかなか共感しづらいストーリーだけど、何層もの難解な迷路には引き込まれる。 夢からなかなか抜け出そうとしない愛妻を現実に引き戻そうとした行為が、現実を夢だと思い自殺してしまう皮肉がとても印象的。 ラストのコマが回転するシーンを見て、コマが止まってしまう夢は見ないのかという違和感を抱きながら見終えた。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-28 23:37:26)《改行有》 38. ラッシュ/プライドと友情 常に死と向き合ってトップを争う二人のレーサーの壮絶な精神と素直でない友情に引き込まれる。F1に興味はないけど実話のドラマチックなライバル関係は見応え十分。雨の中の最終戦、ジャパングランプリに富士山が見えないのが寂しい。[CS・衛星(吹替)] 8点(2016-10-10 23:12:10) 39. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ カルチャーショックにもめげずに頑張るチャラチャラした主人公、やっぱりさかりのついたオスのエネルギーは強い。僻地や村人の雰囲気がコミカルに描かれているのであまり現実感がないですが、共感ラインぎりぎりの脚本と演出が、笑いと涙の絶妙なバランスを作り出しています。[地上波(邦画)] 8点(2016-02-28 01:02:38) 40. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 「作者の意図を十分理解してください」みたいな隠喩的な映画に見えますが、宗教観は別として、極限状態での生存本能や食糧確保の倫理観は伝わってきます。船上で4頭の動物が絡む所や主人公とベンガルトラの駆け引きに引き込まれますが、喩えの中身より映像から溢れだす緊迫感に圧倒されます。きれいでリアルなCGの迫力は3Dでなくても見事でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-14 02:39:50)(良:1票)
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