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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. ヘッドライト ずいぶんやるせない映画で心苦しくなりますが、登場人物がみんな人間臭いので救われます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-15 23:18:26) 22. 羅生門(1950) 説話的物語の落とし所に明治・大正の香りが漂う。人間の本質を描くのに野獣のようなメスの争奪がベースではあまりにもシンプルで寂し過ぎる。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-12 20:53:03) 23. 麦秋(1951) 戦後間もない結婚感みたいなものは伝わってくるけど、紀子の矢部との結婚の決意に、もう少しなるほど感を込めてもらいたかった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-17 19:19:48) 24. 七人の侍 セリフが聞き取りにくかったけどデジタルリマスターではなかったのか。浪人や農民たちの喜怒哀楽はそれなりに伝わってくるけど、それぞれ役を演じるというより演じさせられているような印象。惹かれあう若侍と百姓娘の姿も深みがない。60年以上も前の大作でストーリーはすごく面白いけど、響くものがあまりないので物足りない。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-28 22:20:45) 25. 隠し砦の三悪人 お姫様の時代劇らしからぬコスチュームにコントみたいな言動。火祭り踊りに至ってはファンタジー映画かと思ってしまうほど。違和感多々あるけれど、三船敏郎の体を張った馬上アクションはお見事。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-09 11:54:38) 26. 陽のあたる場所 《ネタバレ》 若かりしエリザベス・テイラーのラブストーリーかと思ったら心理サスペンス。野心家の男がステップアップ人生の邪魔になるので、不遇の時に出会った女から逆玉の輿へ乗りかえるという話は現実でもフィクションでもよくあるパターン。この甥っ子、どうするのか、いつ殺るのかと思っていたら思わぬ展開になるが、格差カップルの二股男に御令嬢が最後まで愛想を尽かさないラストも意外だった。もう一オチ「太陽がいっぱい」みたいなラストがあったら名サスペンスになっていたかも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-11 21:51:12) 27. 十戒(1956) 一神教の胡散臭いドラマですがファンタジーだと思えば我慢できます。壮大なスケールと相まって、語り継がれてきた神話の重みも伝わってきます。神の御加護には勝てっこないのに性懲りもなくモーゼに挑むラメシスが往生際悪過ぎでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-24 23:26:32) 28. 忠臣蔵(1958) そうそうたるメンツの古き良き定番時代劇。中途半端じゃ面白くないとばかりに、善悪描写が両極端。元禄時代の人々の感性が伝わってくるような分かりやすい脚本だけど、他の史実同様真実が知りたい。自分が見たいものしか見えないのは時代が変わっても変らないようだけど。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-12-27 00:16:28) 29. 黒い罠 練りが足りないようなシナリオはひょっとして趣向ですか?芸術的価値が認められたカルト映画らしいですが、自画自賛的で面白味を殆ど感じません。[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-12-10 07:45:27) 30. 血槍富士 「理不尽な現実にはうんざり。リアリティなんかどうでもいい。こうあってほしい」みたいな時代劇。中身は悲劇だけどコミカルな雰囲気が漂う。漫画みたいな富士山も理想形?[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-12-03 23:04:01) 31. スタア誕生(1954) 右肩上がりの時代感が伝わってくる古き良きミュージカル。落ちぶれていく大スターと絶頂を迎える新人女優、こっちの方が古いけど何年か前に観た「アーティスト」が脳裏を掠める。劇中のセリフじゃないけど、残っているのはプライドだけみたいな人間はやっぱり愛があっても救えない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-18 17:14:58) 32. 戦争と平和(1956) 文学の薫りがまったくしない「戦争と平和」。こんな深みのない作品があってもいいとは思うけど、評価のためだけに観るのは長過ぎる。能天気なオードリーも風情がなかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-15 00:05:40) 33. ショウほど素敵な商売はない 歌とダンスは古き良きミュージカルだけど、中味がなんだかねぇ・・・[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-06 20:47:01) 34. ローマの休日 随分ファンタスティックなストーリーだけど感傷的に感じてしまうのはオードリー・ヘプバーンの可憐さからか。ちょっとカマトトっぽいけど新人だったので目をつぶる。[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-07-04 23:15:31) 35. 野いちご 人づきあいや他人を論評することを人生の大いなる無駄と考えている主人公、孤独を好んでいるかのように人との交流を意図的に避けてきたが、結局みんなと同じ承認欲求人間。いくつになっても人恋しくなったり煩わしくなったり、社会なくして個人は存在しないことだけは伝わってくる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-03 18:45:05) 36. ボディ・スナッチャー/恐怖の街 出だしからミステリアスな展開だったけど温室で「さや」が出てくるあたりから緩んでしまう。主人公も頑張っているので眠ってはダメだと思いながら見てたけど、現実感の薄さと非科学的っぽさがちょっと残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-23 22:04:31) 37. バンド・ワゴン(1953) 60年以上も前の映画なのでエンターテインメントの感性に素朴さを感じます。ストーリーは大味ですがダンスと歌はいい味出てました。特にヒロインナイスバディ子のキレキレダンスが印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-15 23:46:40) 38. 喜びも悲しみも幾歳月 僻地を転々とする仕事は灯台守だけではありませんが、生活の単調さと船舶の安全運航を守る重さは伝わってきます。戦中、戦後の混乱期のドラマですが、もっと劇的な人生を送っている人からすれば、随分穏やかな物語に思えるのではないでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-20 17:32:12) 39. 第七の封印 排他的な一神教の臭いが好きになれないので、どうしても醒めた目線で見てしまいます。神の存在を問うているようにも見えますが、私には死によってもたらされるかもしれない虚無の世界に対する恐怖を払拭しているように思えてなりません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-06 22:13:37) 40. 東京物語 夫を亡くしてもなお夫の両親や親族に献身的でいい嫁を演じる原節子さんに感情移入できないのは、自らの当時の空気に寄り添う姿勢の欠如でしょうか。登場人物の人間関係を把握するのに時間がかかりましたが、それにしても長男・長女役とそれほど年も違わない笠智衆さんの老け方は見事でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-01-24 12:12:14)
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