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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ロボコップ3 《ネタバレ》 昔の悲哀も吹っ飛んでロボコップもそれなりに頑張っている。街をイケナイ方法で更地にする奴らにゃお仕置きが必要だ! 2もアレな気がしたけど1の印象からも更に離れた、爆発アクションな偏差値の低い痛快娯楽作になっています。いやもう最高ですよ。 なんとも間の抜けた日本描写といい、思った以上に弱い日本製ターミネーターといい、どんどん壊れていくピンクアメ車でのカーチェイスといい、もうわざとやってるとしか思えないふざけた描写が多くてたまりません。しかもみんな後先考えないで行動する奴らばっかりでてくるのもいいですね、デトロイトの未来は最悪です。 名シーンとしては傭兵軍団が警察を仲間に出来なかった代わりにヤク中モヒカンのヤバい奴らを引き入れるところですね。 絶対役に立たないような気がするんですけど。演じている人たちは凄い楽しそうでとても羨ましいです。 市街での最終戦も空飛ぶロボコップ登場で即解決するのも清々しい、あそこまで憎らしかったオムニ社もあっさり潰れてしまうのには笑いました。 まぁとにかく面白い箇所を上げたらきりがない作品ですがテンポはロボコップの歩みとは大違いにとてつもなく良く飽きずにサクサク見れるのでとにかく楽しいです。 最後はロボコップになぜかお辞儀!ありがとうマーフィ!!!そしてお前はロボコップと呼べ!!!![インターネット(吹替)] 8点(2018-08-29 08:18:41)《改行有》

22.  チャイルド・プレイ3 《ネタバレ》 今度は戦争だ! あの工場の死闘から時は経ち、なんと工場再稼働。死んだはずのチャッキーの血は新たなるグッドガイ人形に宿ったのだ!不死身にもほどがあるぜ! そんなわけでチャッキーは愛しのアンディを追って軍隊学校へ。アンディも立派な青年になっていた! もちろんチャッキーのおかげで学校は殺人の嵐でパニックに…しかしアンディもチャッキーを見てしまったおかげで規則破りの問題児に、上官にたっぷり絞られているがそれでもめげないのは母親ゆずり!子供をチャッキーから守るために頑張ります。しかしそんな中でも青春はエンジョイ中!キスシーンではさすがのチャッキーも空気を読む! まぁ今回もチャッキーの犠牲者はたくさん出るけれど毎度の事ながらどれもそこそこライトな殺し方でチャッキーが手を下さずに勝手に死んだりする奴も多いのでショッキングさはあまりありませんね。あの嫌らしい上官ですら撃ち殺されて終わりですし。 さてそんな訳で終盤のバトルフィールドは遊園地のお化け屋敷!おあつらえ向きですが突然チャッキーは顔を剥がれたりと踏んだり蹴ったり。ですが今回のバトルはトゥーフェイスなチャッキーのインパクトはありますがしぶとく戦うような事はなく、落とされて細切れになるであろうファンに予想もクソもなく当たり前のように落とされて細切れになって死んでしまったのでちょっと物足りないですね。まぁ死に様は相変わらず派手ですが。 見所はタイラー少年の持ってるゲーム機。あれはATARIリンクス!デカイ! まぁ本シリーズは戦いに勝利しても結局損するのはアンディなので毎度不憫です。 3作目はスケール的にもほどほどでアイディア的もそこそこな前2作に比べると大分凡庸になってしまった作品でした。でも続きが気になりますねぇ。​[DVD(吹替)] 5点(2018-08-20 23:07:02)(良:1票) 《改行有》

23.  チャイルド・プレイ2 《ネタバレ》 何故直した。 そこからツッコミたくなるけどしょうがないね。2ってそんなもんだし。 しかし今回は予算が潤沢にあるぜ!と言わんばかりにスケールアップ。 チャッキーの動き、そして表情もクオリティアップ!ご覧くださいこの人を殺すときの嬉しそうな顔!堪りませんね! でもまぁ今回もチャッキーはアンディ少年の体を狙いつつもチャッキーを信じない連中を無差別にぶっ殺す映画。嫌な連中はみんな死んでくれます。 そんな中、半信半疑でありながらもアンディの見方である女の子カイルは不良っぽいけれど根がいい子なので自然と応援したくなりますね。 里親もアンディにもうちょっと理解があればよかったのですが、地下室に放り込んだだけで「捨てた」と決めつける愚かさ。そりゃチャッキーのいいカモです。 今回は最初からエンジン全開なチャッキーですが、周りはそんな大人ばかりで中盤までチャッキーの一方的な殺戮なのでちょっと盛り上がりに欠けます。殺し方も特別面白い訳ではないですし。 映画としての盛り上がりを迎えるのはやはり終盤。里親両親が死んでからです。 そう、僕の中でのチャイルドプレイの魅力はやはりチャッキーとの熱いバトルにあります。 今回のバトルフィールドはグッドガイ人形の工場という最高の舞台。オートメーション化された工場のギミックを使った戦いは最高に楽しいです。 そしてチャッキーのしぶとさとしつこさは今回も健在。無慈悲な攻撃でボロボロになりながらも執念強くアンディに向かう姿に「どちらも負けるな!」と叫ばずにはいられません。見所はアンディ少年のチャッキーを殺す瞬間の満面の笑み! そんなこんなで破裂したチャッキー。破裂した程度でチャッキーが死んだのか定かではありませんが本作はここで終了。 帰る家を無くしたアンディとカイルはこの先どうなってしまうのかと思うとちょっと悲しいですが、この映画的にはチャッキーが死んでしまった時点で終了なんでしょうね。いやー面白かった。[インターネット(吹替)] 6点(2018-08-16 02:43:51)《改行有》

24.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 改めて見ると密度が凄い事になってますね。まぁそうなる理由もあるんですが。 そんなF91は冒頭からとんでもない惨劇から始まります。とにかく無関係の人々がこれでもかと死にまくる。まるで怪獣映画を見ているかのような様相、それが生々しいからとても恐ろしい。ただここからのテンポがとにかく早いし、一周目じゃついていけなかった。複雑なロナ家の関係やそれとは別のカロッゾの野望など情報がとにかく詰め込まれていて凄い事になっています。にしてもカロッゾって本当に情けない親父なんだなぁ…。 そんなこんなで主人公達はよくわからないうちに練習艦に乗り、無茶ぶりでガンダムに乗る事になったシーブック。しかも初の出撃で三機を落とすというとんでもない事をしでかす事に。そして次のシーンだといつのまにかシーブックはロナ家宅に忍び込みコロニーから逃げて父親が死ぬという流れがいつのまにかなっていて結構混乱します。 そんでもってセシリーもいつのまにかMSに乗れて操れちゃうんだから早い早い。そしていつのまにかアンナマリーは離反し、すぐに死んでセシリーが入ってくる。早い。 不自然なのですがなんだかんだそれを納得させてしまう富野監督の編集力は凄いですよ。 そして最後のバグ襲撃にラフレシアの戦いと見所たっぷり。しかも脳波コントロールも出来る。ラストのセシリーを探すシーンも好きです。 だけど待ってくださいこの作品。カロッゾのようなヤバい奴は倒しまし、セシリーは助けましたが戦争はなにも終わってないんですよ。 終盤は若干尻窄みでしたが、序盤の迫力と、密度の濃いドラマ、そして素晴らしい作画のMSバトルに、森口博子の音楽と十二分に良い所だらけの作品なので僕はとても満足です。[インターネット(吹替)] 7点(2018-03-12 18:40:37)(良:1票) 《改行有》

25.  ジュマンジ 《ネタバレ》 ​ジュマンジ!それは危険な遊戯! しかしそのルーツは遥か昔。そしてその封印が解かれるのはちょっと昔。そんで今。そのゲームは再開を待ち望んでいる。 次のマスは何が出てくるかというドキドキとワクワク。そして進めれば進めるほどめちゃくちゃになっていくお屋敷に町!程よいCGと力技な特撮で仕上がった映像はとても楽しく見応えがあります。 そんでもってストーリーも秀逸。26年間閉じ込められていた男の悲哀(立ち直れないほど落ち込みそうなもんだが)は程々にしてテンポよく進んでいきます。まぁ若干ゲーム盤の取り合いがダルく感じましたが。そしてあがりを迎えた時、それぞれが失ったものを取り返し、共に戦った友との再開のシーンの感動は涙ものです。いや、「そういうオチだろうな」という予想はついているのですがたまんないですよね!もちろんロビン・ウイリアムズの演技は最高ですし、子供達も演技が上手です。 久しぶりに童心に返り、ワクワクドキドキ楽しめる素晴らしい映画でした。[DVD(吹替)] 7点(2018-02-07 11:30:22)《改行有》

26.  ツイスター 《ネタバレ》 ​竜巻っ!?(ガタッ)出動だ!!! ストームチェイサーというお仕事はわかります、観測したい気持ちもわかります。でも限度や身の丈にあった行動というものが必要です。特にこれから結婚しようかと思っているビルは恋人を連れて元婚約者に離婚のサインを書いてもらいに来ただけなのに、彼の中で燻っていたモノが大炎上する事態になる流れは異常そのもの。何が何でも自分の研究を自分で達成したいが為に恋人を巻き込み竜巻を追う姿はまさにキチガイ。恋人の目の前に車が落ちようが、竜巻に巻き込まれようが御構い無し。まるで何事もないような態度。…ヤバい奴だ。 そして元婚約者も異常。過去のトラウマを倒すべく竜巻を追い続けるのはわかりますが、車や機材が壊れようがその身がボロボロになろうがなりふり構わず竜巻を追う姿はまさにキチガイ。そして彼らをサポートする連中もヒャッハーなご機嫌異常者というキチガイ集団。 そんな狂気に満ちた世界に巻き込まれた唯一の一般人である主人公の恋人は災難でしかない、それでも耐えに耐えた方だと思います。気持ちはわかる。あいつら全員狂ってる。 どんどんと大きくなってく竜巻に何が何でも張り付いていく彼らの道中はまさしく災害ど真ん中。まぁ序盤は退屈ですが、牛も車もなんでも飛ぶその恐ろしさをこれでもかと…CGショボいな…まぁそれを置いといても竜巻ひとネタでコレでもかとサービスしてくれるシーンの連続。落ちてくる重機や家に突っ込んだりとギャグ一歩手前のシーンにワクワクします。(あのデカい鎌の小屋は一体…。)まぁコイツら好きで竜巻に突っ込んで行ってるので同情も心配もないのが面白い。ただライバル集団が本当にただの噛ませ犬だったのが残念です。 この映画、竜巻シーンも確かに凄いのですが、それを追う連中の方が凄まじくて終始そちらばかりに気を取られてしまうハイテンション映画でした。彼らに乾杯。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-11-26 11:49:26)《改行有》

27.  シティーハンター(1993) 《ネタバレ》 「俺の名前は冴羽獠!」いやいや、あんたジャッキー以外の何者でもないよ! シティハンターの事はよくわかりませんが、石丸博也の声で喋る冴羽獠が本来ならあり得ないのは知っています。 そんでもって本作はもう頭を抱えるくらいコテコテのSEを使いまくったコメディアクションと雑なストーリー、そして漫画的表現とジャッキーといういろんな意味で濃すぎる一品です。 漫画原作映画としてはアレかもしれませんがジャッキー映画としてはなかなか見所が多く、サービスたっぷりにジャッキーアクションを堪能できます。 序盤のスケボーアクションは圧巻ですし、ブルースリーとの共闘もなんだか感慨深いものを感じます、後藤久美子のアクションもなかなかです、女刑事とのダンスをしながら敵を一掃したりと見所満載。そして多節カリスティック装備のボスとの一騎打ちのシーンは椅子、トンファー、棒と武器を変えながらのコミカル死闘は見応えしかありません。いや、面白い! もちろん見所は中ボスとのストⅡコスプレバトルです。一体全体意味がわかりませんがとにかくチュンリーに扮したジャッキーの活躍はたまりませんね!ありがとう! ただクールなトランプ男の見所がもうちょっと欲しかったところ、ジャッキーとのからみがないのが寂しいなぁ。 あと後藤久美子が倒した敵が落ちて人型した穴になるシーンは久しぶりに見て笑ってしまいました。今は見ない表現だなぁ…。 変な作品でしたが「ジャッキー映画のお子様ランチ」的な感じで僕は大満足でした。5点ですけどね。[DVD(吹替)] 5点(2017-09-25 02:56:45)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

28.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 《ネタバレ》 典道の夏が終わる。 一晩の夢か現実か、彼の思いが走らせる妄想か。 このミステリアスな女の子と二人っきり、典道のソワソワした感じはたまりませんね。 山崎裕太と奥菜恵が全く同じ学年には見えないが、まぁそういう事は気にしない。 最後の祭りのシーンはどちらに繋がっているのだろうか。彼に花火はどう見えたのだろうか。 彼のどうしようもなく花火を見上げる顔が印象深いです。 ちなみに俺は丸いと思う。[インターネット(邦画)] 7点(2017-08-22 02:57:00)《改行有》

29.  学校の怪談3 《ネタバレ》 これが金子式学校の怪談! 第三弾は旧校舎ではなく現校舎、そして自分たちの街…。 古い校舎も怖いが、やっぱり現校舎もなにか言い知れない恐怖って言うものはあるもんで、 いつもは人が沢山いる学校も人がいなくなると不気味に広い空間が結構怖かったりする。先生が隙間とかになにかいるような気がするのもそんな感じだろう。 監督が金子修介に変わった事で雰囲気はガラリと変化。皆勤賞のテケテケの登場はいいのだが、ちょっとホラー演出に気合が入りすぎている気がしなくもない。 特に両親や警察が襲ってくるシーンは現実で一番信頼している大人たちが偽物で、刃物を持って追っかけてくるなんて考えるだけでも恐ろしい。なにかトラウマでも植え付ける気なのか。塾の講師は最初から嫌な大人で怖いが、さらに恐ろしくなるというギミックも相当恐怖だ。グギッ!グギィッ! ただやっぱり1や2に比べるとそこまで個性的で有名な妖怪が出てこないのが残念。コピー紙の巨人とかなかなか良いんですけどね。 そして子供たちはというと、これが前2作に比べるとド直球にラブラブな連中が2組もいてなかなかに微笑ましい。そして義理の兄弟となる弟と妹との信頼の形成もなかなか良かった。特に兄と弟との信頼は最後の最後結ばれて本当に良かったと感じるものです。 鏡の世界ということで文字が反転しているだけでも十分異世界な演出がされているのもさすがです。 ただ幽霊であるタイチと妖怪たちとの関係が言葉だけでしか説明されなかったのはちょっと勿体ないような気がしなくもない。 ラストは転校。最後どこか切ない気持ちにさせられながらも気持ちよく終わるのも本シリーズの良いところですね。 やっぱりこのシリーズはいいなぁ。[DVD(邦画)] 6点(2017-07-12 03:16:20)《改行有》

30.  トーマス・クラウン・アフェアー 《ネタバレ》 驚異の二つの顔を持つ男とそれを追う敏腕保険会社の女!その死闘!見ないわけにはいかない! 悪逆非道なピアース・ブロスナンの罠から君は脱出できるのか!? …とかそんな展開を予想していたから?いや裏切られても良いのだが、こんなタル〜い展開が続くとは…。 お互いの懐を探り合う駆け引きがあるのかと思いきや、会ってはイチャイチャ、会ってはイチャイチャ、たまに喧嘩といった具合でなんともラブストーリーな作り。 ミステリーとラブストーリーの融合なのでしょうがラブに偏りすぎてミステリーのテンポ的にはとても悪くなっています。 結局最後まで愛し合っているのか探り合っているのかわからない二人になんとも辟易。 ピアース・ブロスナンもカッコいいオッサン役なのでしょうかつかみ所が無さ過ぎて一体なにがしたいのかわからなかったです。 でも終盤絵画を返還するシーンのマグリットのオマージュは面白かったです。音楽も軽くオシャレでいいんですよね。[インターネット(吹替)] 4点(2017-07-08 12:22:28)《改行有》

31.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 ​見えざる恐怖がグングン近づいていくのは怖い。 延々と見せられる森の景色と険悪なムードは三人組と同じく自分も森の中に迷い込んだ気にさえさせられる。そして夜は三人組と同じく見えないモノ、異様な音に怯える。カメラが振り向いた瞬間なにかあるんじゃないかと身構えてしまう。 そしてビデオカメラのブレブレ加減、画質の悪さが更に恐怖を煽ってくる。「よく見えないが確実に何かある」という恐怖だ。 本作には心霊ビデオのようにはっきりとは霊などは映らない、しかしその異常な痕跡だけは確実にあるのだ。それがどんどんエスカレートしていく様はとにかく怖い。 だけど本作はオチがとにかくよくわからない。最初に行方不明になるという事はわかっているのだから、どうやって行方不明になるかが一番気になる所だがそこは結局濁されてしまったのが残念。まぁPOV系というのはそういうのもリアルといえばリアルですしアリなのですが。核心に迫る事なく巻き込まれたまま終了というのは道中がとてもスリルがあっただけに拍子抜けしてしまいました。 POV系の作品の中でも古典であり名作と言われてるだけあって没入感は他の作品とは比べ物にならない作品でした。久しく味わった事の無かった鑑賞後も静かな夜の暗闇が怖いと感じさせられる一本でした。 だけど一番怖いのは女の顔面どアップでしたね。[DVD(吹替)] 6点(2017-04-16 13:09:59)《改行有》

32.  デイライト 《ネタバレ》 スタローン版ポセイドンアドベンチャー!…なわけですが船ではなくトンネル。 アホな業者とバカな犯罪者のスペシャルタッグでトンネル大爆発! それに巻き込まれる人々にとっちゃ最悪以外の言葉が見つかりません。生存者救出のために出向くスタローンですがその道も大変。 まずはこのエアダクトを…ってなにやら凄い怖い事をしているようなそうでもないようなシーン!でもここに閉じ込められたら嫌ですよねえ。 そんでもって助けに来たのに全く喜ばない生存者達。そんでもって言う事を聞かずに死ぬ人々。ありましたねえ船の方でも。 それでスタローンの筋肉爆破や力を合わせての筋肉救助もあっての脱出劇。途中みんなで順番に潜ったりもします。ありましたねえ船の方でも。 そして窮地に陥ったスタローンが最後の賭けに出る前に何者に向かって罵声を浴びせる!きっとこんな事をさせた運命!いや神へのメッセージ!ありましたねえ船の方でも。 どんどん出てくるポセイドンアドベンチャーのオマージュに「マジか」と思いつつなんだかんだ最後はスタローンも助かってめでたしめでたし。 悲しみの決断やら、徐々に芽生える信頼関係、団結力などいろいろありましたがさすがのスタローンも元ネタには勝てないという印象でした。 せっかくスタローンなら犯罪者が悪運高く生き残り、スタローンが見つけたダイヤを狙ってトンネル内で肉弾バトルをする展開が欲しかったところ…さすがにそれはバカすぎるか…。[DVD(吹替)] 5点(2017-03-30 15:48:49)《改行有》

33.  コップランド 《ネタバレ》 警察ばかりが住む奇妙な町コップランド。その町には掟があり、ルールがある。 彼らは家族を装いながらも都合都合で人を汚いやり方で殺す。ごまかす。隠す。そして悲劇に見立てる。 スタローンが体重を増やして挑んだ本作はとにかく鬱屈し、見えない圧力がひしひしと体にジワジワと感じる。 最後のシーンは圧巻だ。両耳が聞こえなくなり、それでも戦おうとする姿は痛々しく悲しい。 正義は正された。彼がこれから向かう先に幸せがある事を願いたい。 …にしてもデニーロやロバートパトリックといった好きな役者が出ているのに気づかない「ヒゲ」って凄いなと思います。[DVD(吹替)] 5点(2017-03-20 12:21:09)《改行有》

34.  ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 《ネタバレ》 ​バーチャル体験は最高さ!どんな体験だって五感を感じられる!美女とのセックスだって、マッチョになってバイオレンスだって、死の瞬間だって…。 そんな1999年から2000年を迎えるという、世紀を跨ぐのとはまた違う大きな節目。思えばノストラダムスやら2000年問題やらいろいろあったけど結局なにもなかったけれど人間はさほど進化していない。でも2000年、なにかが変わるって事だけは感じていた。 しかし主人公のレニーは違う。VRな道具と過去に依存して、現実逃避の真っ最中。そこに起きる友人の死。 結局の所テーマは一人の男が過去の女の幻影を捨て、今ある本当の愛に気づく「過去に縛られず、未来へ向かおう」というモノだけれども、人種差別問題やらサスペンスやらを絡めすぎているせいでどうも輪郭がぼやけている気がする。 それに何故あんなにも街が荒れているのかもよくわからない。いや新年ってそりゃハメを外すけど火炎瓶まで投げて暴動騒ぎするんですかいアメリカンは! だけどそんなめでたいお祭り騒ぎと暴動とその裏で起こる事件がカクテルされ本作は独特の雰囲気を放っているのは確か。 なんてったって主役の二人、レイフ・ファインズとアンジェラ・バセットがとにかく綺麗でカッコイイ魅力的な主人公だ。特に主人公であるレニーはどうしようもない奴なのだがレイフ・ファインズがやるからなんだか憎めない。それにアンジェラ・バセットの気骨ある強い女性も素晴らしいキャラクターだ。そして更に花を添えるのはDeepForestによるエンディングテーマ。なにか大きな事がこれから起こりそうな、気持ちの良い気分にさせてくれる名曲だ。 脚本はかの有名なキャメロンなわりに、ちょっと地味なSFサスペンスだが世紀末から見た、未来への希望と不安が入り混じった混沌を見せてくれる佳作である。 どうせならそれこそ年を越えるその時に見たかった。[ビデオ(吹替)] 6点(2017-02-25 01:42:44)《改行有》

35.  PERFECT BLUE 《ネタバレ》 真実はどれだ、どれが現実だ。 ストーカーは本当に怖い。ゾンビよりモンスターより呪いよりも何よりも怖い。その恐怖をここまでネットリと見せつけられる。それだけでも十分ホラーとして出来ているのに更にそこから、ストーカー被害によって主人公がどんどんおかしくなっていき現実と芝居と幻覚の境が有耶無耶になっていくのだ。これがまた恐ろしい。 見ている側も「それが真実か!?いやコレは現実か?!これで終わりか?!なにがなんなんだ!」と、恐ろしいまでの巧みな場面の切り替えによりその境界線はどんどんぼやけてくる。一応の結末はあるがそれだって怪しい。こちらを混乱させつつも正しい答えを提示してまた否定していく流れは本当に凄まじい。こんな映画見た事が無い。 それでいてストーリーは最初のストーカーを怪しく見せつつも最後にどんでん返し、これもまたなかなか唸らせるラスト。一体全体どこまでが主人公の視点だったのか。 おかげさまで最後までドキドキしながら見ていく事が出来ました、それにしても最後の最後が本当に彼女かなんてわからないし。結局どこか後味の悪い作品でした。 やっぱり人間が一番怖いよ!!![DVD(邦画)] 6点(2017-02-15 21:57:30)《改行有》

36.  女優霊(1996) 《ネタバレ》 いるいるいるよ、何者なんだ? 淡々と進むフィルムでの映画撮影、今は無きアナログな撮影風景。雰囲気は最高ですね、撮ってる映画はあまり面白くなさそうですが。 結局監督の見たモノは何なのか、想像上の女が出て来ちゃった?それと何か元からいたのか?わからないが幽霊はいる。殺してくる。 温度や湿度まで感じられるようなどこかジメっとしたようなカラッとしたような雰囲気、ちょっと間の抜けたBGM、それに柳ユーレイの惚けた感じの監督もいいですね。 ただラストの悲鳴がちょっとニャーニャー言ってるみたいでなんともいえませんが。 ですがちょっと淡々としすぎていました、怖がらせるというよりは雰囲気を味わってほしいのかとても静かです。 山場はありますが、その後も淡々としているのでホラーとしてだけ見るとちょっとパンチの弱い作品かと思います。どちらかというと夏の静かな怪談話に近い雰囲気。 最後いろんな人間の声が入り交じって幽霊が笑う。一体なにがどうなっているのかはわかりませんが、どこか納得してしまう気がする。する?いやしないか。 どうせなら涼しい夏の夜に見たい一本でした。[DVD(邦画)] 5点(2017-02-10 01:52:50)《改行有》

37.  らせん 《ネタバレ》 いくらなんでも飛躍し過ぎだろう! リングの話の続きなのだが話は山村貞子のルーツからズレてとにかく呪いのビデオ絶滅へ。今度は医学で呪いを暴け! でもいくら待っても、ビデオを見てもホラーな要素は無いに等しい。いや、人が死ぬけどそこにホラーはない。本当にホラーがない。 死体の高山が動いたりとかあるけれどホラーというより幻覚のような感じだし、高山だしあんまり怖さは感じず。それに松重豊の髪型が変だ。 怖い山場がほとんどないおかげでどんどん話は退屈になる。出るぞ出るぞ詐欺の連続だ。 そして後半になればなるほど展開がわかりにくくなり、いつの間にかSFな話になっていく。え、この人貞子なの!? そんでもって貞子の世界征服計画が淡々と語られる。主人公に賄賂も払ったしオッケーオッケー!高山竜二も生まれ変わったよ!呪い入りの小説も出版しちゃえ!っておぉい!!!なんだそれ!!!何でもありにもほどがあるだろう!!!! そんなこんなで前作リングの素晴らしい緊張感や恐怖を全部無かったかのようにする退屈なSF映画でした。[インターネット(字幕)] 3点(2017-01-30 20:24:44)《改行有》

38.  リング(1998) 《ネタバレ》 呪いのビデオ!貞子がテレビから出てくる!僕が知っている情報はコレだけだ。 当時少年時代の恐怖の対象でありもう、イジリ倒されたJホラーのヒロイン貞子。 呪いのビデオを見た人間を一週間後テレビから出てきた貞子が首を絞め殺しまくる話かと勝手に思っていたがちょっと違う。いや全然違う。 ビデオを見てしまった主人公達が映像を検証、そしてその映像をヒントに真相を探し出していく展開にはワクワクしました、慌てふためくのではなく呪いという超現象に立ち向かっていくとは思わなかった。そして出てくる話の真相はよくわからないけど、とりあえず貞子のパワーは凄いという話なんですね。まぁ旦那がサイコメトリー能力があるのにはちょっとガクっと来ましたが。あくまで一般人であってほしかった…。 まぁとにかくラストの貞子シーンはやっぱりシュール。というか映像はシュールなんです。 だけど音が怖いんですよ、音が。あのスローかけまくった音声がとにかく最悪!にして最高! それに常に暗い映像なのもいいですね、登場人物の瞳がみんな黒いのもたまりません、あとやっぱりVHS! あの媒体の存在感が良いですよ、あのノイズといい、誰でもなんでも録画できちゃう感じといい今のメディアにはないちょっとアナログな感じが怨念みちたモノを感じさてくれます、それになんてったって「黒い」ですからね! 呪いのビデオの映像もいいですねぇなんとも怪しく、寺山修司頃の如何わしさというかそういう雰囲気でたまりませんね! 最終的にチェーンメール(これも死語になってしまった)的な呪いというベタなオチですが知らなかっただけに「オオーっ」と唸ってしまいました。 なんだかんだ怖く楽しい流行るだけの事は確かにある素晴らしい作品でした。 それと真田広之は格好良すぎてびっくり。[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-25 12:21:30)《改行有》

39.  ナインスゲート 《ネタバレ》 ​ジョニデのユルい本鑑定 なにか淡々としたサスペンス?ホラー?なのですが、ギャグが多いのと美形眼鏡ジョニデのヌルくユルい演技が相まって非常に奇妙な雰囲気の映画でした。かなりさりげなく淡々と進んでいくので思ったよりアッサリと退屈で、本の不思議があまり伝わらないのと、危険な雰囲気があまりしないのと、とりとめのない無敵守護美人(結局悪魔の使いだったのか?)のおかげでドキドキもせず、やっぱりただジョニデの魅力1つで作品を引っ張っている気がします。 ラストあたりもジョニデが本の魅力に取り憑かれてるようには見えず、なぜあの様な行動に至ってしまったのか不可解なまま終わってしまいました。 結局長く、起伏があるようであまりない、ジョニデだけがとにかく面白いだけの映画でした。[DVD(吹替)] 4点(2016-11-15 00:14:20)《改行有》

40.  ゴジラVSメカゴジラ 《ネタバレ》 ついに登場Gフォース。人間も負けてはいられん。未来の技術をお借りして、憎きゴジラを倒してみせましょう。 というわけで今回は現代日本がついにメーサー以上の超技術を手に入れてゴジラにほぼほぼ対抗出来るパワー、メカゴジラを手に入れた訳です。 強いしカッコいいしで良いのですが、もうどっちが敵なのかわからない戦いなんですよね今回。 ベビーを取り戻したい怪獣達と、人類を守りたいメカゴジラ率いる人間達。その相容れない戦いはどちらがワルモノとも言えないモノでド派手に戦っていてもどちらにもちゃんとした理由があっての行動で、とてもメカゴジラだけを応援する気にもゴジラを応援する気にもなれず、終始微妙な気分での観戦です。 メカゴジラも人類をしょって立つマシンなのですが、どうしてもゴジラやラドンを倒れた相手にビームを撃ちまくったりと、ガチで殺しにかかるワルモノにしか見えないのもその要因か。いや、まぁそうするけどさ。 そんでもってドラマは主人公に兄ちゃんが自分勝手にアレコレしちゃうもんだから困ったもんですね。それがあまり痛快に見えないのも残念。 ベビーに関しては一悶着あるための大道具にすぎないのがなんともかんとも。うーん。 締めはメカゴジラにはまるで守る物が無いかのような言い様。俺たちを守ってくれよGフォース!しかもお茶を濁されたような結末。ゴジラもそれでいいのか。 しかし今回の見所は僕的にはメカゴジラよりガルーダでしたね。デカい戦闘機でしかも合体もする。しかもコックピットはガンヘッドを思い出します。東宝ロボのコックピットは狭い方がいいですね。まぁ乗っている人が非常に問題でしたが。 結局スッキリもしなければ納得もできない内容で、僕的には非常に難儀な作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2016-09-13 11:54:20)《改行有》

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