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21.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 だいぶ以前に観た時「良い映画だ」と思ったが、今回放映を観て新たに「良い映画だった」と感じた。主人公が違う世界に行き、また戻ってくるというロードムービーの形式を踏襲していて定石を踏んだストーリーだ。前半と後半は現代社会、中間は別の世界に入り、違う人間と交流して自分を見直し元に戻る。中間のゆったりしたストーリー展開の最中にも「いつ奴らが?」という緊迫感があってすばらしいと思う。ハリソン・フォードも良いがアレクサンダー・ゴドノフも良い。至る所で観ている観客に古き昔の良い道徳感を教えてくれる。この映画に関しては「俳優が映画を光らせた」のではなく「映画が俳優を光らせた」といえる映画だと思う。フォードには悪いが、後に有名になる俳優がゴロゴロ出演している事実がそれを証明している。 2015年11月17日追記) 字幕版が放映されたので改めて観た。最近の鑑賞2回目という事で色々小言を言いたくなってきた。 1.最後のサイロのシーンは残酷すぎる。それも悪党のマクフィーの方ではない。というのがちょっと引っかかる。 2.最初はアーミッシュの村の中でロケをしたのだろう?と単純に思っていたのだが、これは全員エキストラなんだ、という事に気が付いた。 3.最後のシーンが印象的。フォードが車で去る。一方でゴドノフがコッチに来る。というのが良いね。[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-11-09 02:14:32)《改行有》

22.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 キューブリックの中で1番好きな映画、全編ロケだとの事。ロケで無いとこの迫力(内面の切迫感という意味で)は出ないだろう。好きな所はヴィンセント・ドノフリオ(のデブ男)編が終わって、明るいベトナムのハノイの風景に切り替わる所、ナンシー・シナトラの歌でやっと前編が終わり、後半突入感が満載のシーンだ。その後半の後半はスナイパーとの銃撃戦からが素晴らしい(というか、恐ろしいのだが)。「戦争がココまで人間を変えるのだ」というキューブリックのメッセージでコレは反戦映画だと思っている。[ビデオ(字幕)] 9点(2015-10-19 23:35:13)

23.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 木星に行く宇宙船は「精子」で木星は「卵子」。宇宙船が木星に到達したらどうなるか?。大きさの比率もほぼ人間と同じかな。計算され尽くした映画で面白い。あるサイトの解説によるとこの映画は「ある人がサイコロを転がしてすごろくゲームをしている映画である」とある。「なるほど」と思い改めて映画を観ると「確かになあ」と思ってしまう(この辺りの意味が分からない方はGoogleさんに聞いて下さい)。でも「未だにこの映画を超えるSF映画が映画界に生まれない」という事実が今の映画産業の衰退を物語っていると思う。最初見た時は10点を献上したが何度も観ているうちに点数がどんどん落ちていく映画だとボクは思う。で、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2015-10-19 23:20:09)

24.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 映像は超美しいし音楽も超ハイセンスなのだがストーリーは超駄作で「クーブリックの残念な遺作」だと思う。キッドマンとクルーズはこの撮影時には本当に夫婦だったので何ともエロティックで美しいやりとりがカメラの前で演じられている。この前WOWOWで米国公開版を観たが日本版画像は縦横同率だったのに米国版は普通にビスタサイズだった。こうして比べて観ると最初は違和に感じた縦横同率も良いなと感じた。原作は「アルトゥル・シュニッツラー」の「夢小説」だが、映画を観ても原作を読みたいという気にならない。クーブリックの作品をクルーズ夫妻がメチャメチャにしたとしか感じられない悲しい遺作。合掌[DVD(字幕)] 5点(2015-10-19 17:01:36)

25.  インターステラー 《ネタバレ》 「2001年宇宙の旅」の「続編」とか「オマージュ」とか色々作られたけど一番マシなモノだと思います。後半はモロそういう感じがして「あんたのキューブリックのあの映画の解釈ってコウだったのね?」と(決してケナしているのでは無く褒めているのですが)、「1968年にあの映画が作られて(2015年の)47年経ってやっとこういう映画が出てきたのか、」と思う。でも空しいなあ「キューブリックの真似事映画でやっとマシなのが!」ってね。私はあの映画の大ファンなのでこういう評価なんだけど判らない人には評価低いでしょうネ。最後に土星がああいう感じになっているなんて信じられません。最後に相対性理論は古い理論で今はニールス・ボーアの方の理論の方が主論なので「ちょっと古いね」って突っ込んでおこう(*^^)v[地上波(吹替)] 8点(2015-10-12 19:24:10)

26.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 「良い映画だと思う。白人が観る映画として」という意味で、「有色人種隔離政策にも良い所は有った」という「上から目線」的なストーリー部分はボクとしては観ていて居心地が悪い。「白色人種の中にも良い人がいるし悪い人がいる。非白色人種の中にも良い人がいるし悪い人がいる様に」という事がベースになっている為、共感が得られやすい様になっています。スキーター以外の白人女性はほとんど全て馬鹿で、黒人は全て真面目に事を考えているという設定はちょっとね、感激しやすいように作られた絵物語の様な気がします。助演陣の方が好演している。[地上波(吹替)] 8点(2015-10-07 15:56:09)

27.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 アチコチ宣伝が出てきて辟易してしまいます。「ウイルソ〜〜〜〜ン、と1回言うごとに幾らもらってるの?」って突っ込みたくなる。どこかさめてくるんだよな、[ビデオ(吹替)] 5点(2015-09-25 22:44:41)

28.  青春デンデケデケデケ 《ネタバレ》 まだ昔WOWOWにも加入せずブルーレイも持たず持っているのはDVDプレーヤーのみ、という時コレをいつでも観たいと思いDVDを購入した。大林宣彦監督独自の映像的スパイスが「この映画に関してはうまく合っている」と思う。ボクは、許せないのはいきなりのバンドの練習風景のシーンの演奏が上手すぎる事、でも映画だし許せるかな。後半の演奏シーンはやっぱりイイね、でもその後のシーンはいらない。また当時まったく無名の4名の主演陣を補佐する為に助演陣を「これでもか」ってほど出すのはヤリスギだと思います。[DVD(吹替)] 7点(2015-09-23 10:06:55)

29.  薔薇の名前 《ネタバレ》 中世ヨーロッパの「キリスト教の悪」をここまで批判的に大胆にも表現している事を素直に評価した。 たしかショーン・コネリーが007を降り最初に出演した映画だったと思う。 これは同じシリーズに出演しているとイメージの固定化が進み他の役が来なくなるという後の俳優の誰もが選ぶ常識の魁となった。 また後に有名になるクリスチャン・スレーターもコネリーの弟子アドゾ役で好演している。 日本版横溝正史的なおどろおどろしい世界が延々と続くが結局は悪霊のせいでもなく「起こるべき理由がちゃんとある」という展開になっているのはこの手のミステリーの定石を踏んでいる。 ボクの好きな「アマデウス」のF・M・エイブラハムが今度も憎まれ役で熱演している。「憎まれ役が好演すると主役も引き立つ」という顕著な例。 しかし前半の前振に比べて後半がちょっとあっさりしすぎという事と、アドゾと娘のSEXシーンが含まれている事でR15指定が残念な事と合せ、7点評価にした。[地上波(字幕)] 7点(2015-09-23 09:32:27)《改行有》

30.  プレミアム・ラッシュ 《ネタバレ》 自転車(一応スポーツタイプ)に乗る人間なので大変面白く爽快だと思う。でも「けど、なあ、」的な印象。しかし「単純に面白い」という意味で8点献上します(後述理由で「9点献上」に変更します)。ソコまで自転車でハチャメチャやっていいの?コレが日本で公開されないでDVD発売だった理由が分かる。警察をコケにするストーリーなんだけど相手の警部(1人だけです!)も相当ワルなのでストーリーが成り立ってるけどねえ。蛇頭の幹部の領収書のサインが笑える。コレが今の中国の現状かは不明ですが真実味はあります。「アメリカの警察にはこんな自転車専門の取締部隊が有りますよ!。コレ観て日本も参考にしてはいかが?」って日本の公安委員会に言いたくなりました。 2017年4月8日追記) 印象に残ったシーンは日本じゃ禁止なんだけど固定ギア・ノーブレーキピストで自動車のドリフトみたいにスライドしながら止まるシーンはカッコ良い。自分じゃ絶対無理だけど、このシーンで1点UPします。 2017年4月30日追記) GW中でヒマなので再度じっくり見てます。悪役の乗っている車が日本製なのは仕方ないとして、観客と主人公の共有する情報が同時進行というのが良い。最初不正送金を疑っていたワイリーがニマに問いただすシーンの後「そういうことなのか!」と観客も合点がいった後、ワイリーの仲間のバネッサもソレを知るという感じで、観客も一緒に自転車に乗っているラジの店の仲間の様な気分になってくるのが良い。[地上波(字幕)] 9点(2015-09-18 05:41:57)《改行有》

31.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 後半がね昔のボンドとの関連付けを強引に観せられて「だからコウなったのよ〜」的なストーリー展開がイヤ。でもボンドと言えば「ショーン・コネリー」の世代の人間だからDB5のアストンマーチンが疾走する後半にどうしても魅力を感じるのはしょうがないかな。「作り方がうまい」と思う。僕らの世代(1954年生まれ)と今の若い世代を両方取り込もうという策略に判ってはいながらどうしてもひかれてしまう。でも悪役(シルバ)がもっと悪役でないとボンドが魅力的でなくなってしまう。「ダークナイト」の「ジョーカー」くらいの悪役でないとダメなんだけどこれじゃシルバがピエロに見えてしまう。でも長崎の端島がロケ地の一つという事で点数相殺します。[地上波(字幕)] 6点(2015-09-14 12:26:26)

32.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 ダニエル・クレイグのボンドの中で一番好きな作品だ。後の「スカイフォール」の「世界は俺たちが牛耳っている」的な表現もなくごく普通の世界で一生懸命頑張っているボンドがいる。クレイグの007シリーズの中で一番現実的だ。[地上波(字幕)] 8点(2015-09-13 21:13:21)

33.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 失敗作だと思う。理由はヴェスパーがボンドと関わりすぎている所。ボンドがヴェスパーにいいように玩ばれながらMに辞表をメールで送る所なんか観ていられない。脚本が魅力的でない。これなら次の「慰めの報酬」の方が良い。[地上波(字幕)] 5点(2015-09-13 20:23:00)

34.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 huluで観ました。ハリウッド版と違って「金がかかってないなあ」という印象がプンプンするが、出来の方はこっちが上だと思います。一番イイのはミカエル・ブルムクヴィストがちゃんとヘンリック・ヴァンゲルの依頼をちゃんと律儀に達成する事。ハリウッド版ではこの辺が中途半端「何コレ?」って印象で「このエンディングは無いよな?」って思ってました。 車はKIAだし、ミカエルは腹出てるし、リスベットが2回もレイプされる所は中だるみで、全て映像的にショボい。雪の降るシーンなどは本当に雪が降っている時にカメラを回しました的な感じ。片やハリウッド版の雪のシーンはきれいで「これはもしかしてCG?」って思ってしまいました。でも映像が如何に美しくてもストリー的に気に入らないのでボクはこっちの方が上だと思います。 最後に、彼女が人のパソコンに自由にイーサ・ケーブル経由で簡単にハックするシーンは「本当に可能なのかな?」と思った。イーサ通信の理論を知ってる人には通信はハック可能って事は論理的に判るんだけど「相手のパソコンがサーバー設定をしていないとそれから先は(相手のパソコンのHDDの内容を読むとか相手のディスプレイ画面をそのままハックするなんて)出来ないんじゃ無い?」って思います。まあいいけど、映画だし。 20190911追記) 久しぶりに両方を見直した。ミカエルの幼少時代にハリエットと会っている事、「疫病神」のパソコンオタクのお兄ちゃんのキャラ、リスベットがお金が必要な理由がちゃんと描かれている、という点もでハリウッド版よりコレの優れている事を追記します。[地上波(字幕)] 6点(2015-09-08 23:45:26)《改行有》

35.  黒い牡牛 《ネタバレ》 すべてネタバレですので、心して読んで下さい。 昔々のその又昔私が中学生の頃(2015年現在60歳デス)テレビで放映されていて後半で涙が止まらず今はもうこの世からいない父親から変な目で見られた記憶が未だに残る映画である。個人的には傑作だと思う。 スペインの闘牛用の牛の飼育を任された少年とその牛との物語。牛の飼育を任されて少年は一生懸命に牛を育てるがそれは闘牛用の牛の運命、成長してその牛は闘牛場に連れて行かれ闘牛士からナガ〜い剣で眉間を一突されて殺される運命である。その闘牛場に少年は連れて行かれ運命の時を待つ事になる。この設定はどうしてもおかしいのだがそれはあえてココには書かない。だって少年が自分の愛する牛が殺される現場に行きたいなんて思わないだろう?でもなぜかソコに少年はいるのである。見せ場は最後の場面、闘牛の戦いぶりに感激した観客が「インドールト(牛を殺すな)」と叫び始めるのである。ボクも知らなかったが観客がこの言葉を言い出して闘牛管理委員会?のお偉いさんが闘牛場にいて観客の意思が強いと判断した場合、牛は闘牛士から殺される事から免れるのである。九死に一生を得た牛が闘牛場にたたずむ。少年がたまらず塀を乗り越えて牛に向かって走り出す。興奮した牛は少年に向かって走り出す。何にも知らない観客は少年が牛に轢かれるのではと危惧するが牛は自分を育ててくれた主人である少年に甘える様にさえずる。牛と少年は闘牛場から歩き出しエンディング、涙、涙のエンディング、良かったです。 https://www.youtube.com/watch?v=KQ59PTyRB6M 今、冷静に観れば6点かな、観た45年前なら満点を付けてます。 2019年11月1日コメント リンクのYouTubeでは現在視聴不可になっております。[地上波(吹替)] 6点(2015-08-19 18:37:17)《改行有》

36.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 評価に迷う作品である。観る時間帯(深夜か?昼間か?)体調によって5点にしたいときも9点にしたい時もある(5点以下は評価欄に投稿しない事にしている)。「成功企業の内幕は意外とこんなものではないか?」と思っていたのだが「やはりそうなのか?」と合点がいった作品だ。最後にFacebook, Inc.(実際は)の設立に関わった者同士でその権利を巡って裁判闘争になるのだが、システムのアイデアを出した者、金を出した者、拡販する助力をした者、実際にシステムをコーディングした者、達の主張をほぼ公平に描いたドキュメンタリー映画と言ってよいと思う。最後は知っての通りシステムをコーディングしたマーク・ザッカーバーグの勝利になるのだが。Facebook, Inc.がよくぞ公開中止の圧力を出さなかったものだと思う。しかしそうならなかった所をみると映画で描かれている様な事が決して事実ではないという事があちこちに示唆されているからだと思う。例をあげると映画の後半最後に新米弁護士から「ウィンクルボス兄弟を嫌いなのか?」と聞かれる部分が出てくる。彼は即座に否定して「彼らにとっては自分が思い通りにならなかった最初の相手だったから」と即座に分析している所などは「彼が決してオタク坊やではない」と舌を巻く部分だった。[地上波(字幕)] 6点(2015-08-18 12:35:36)

37.  ノーカントリー 《ネタバレ》 「アメリカン・ニュー・ニュー・シネマ」というカテゴリーに入るかな?という映画で、ストーリーが行き当たりバッタリ、嫌いな人は嫌いという評価になるという映画である。「どれか好きな人の吹替やらせてあげる!」と言われたらこの映画が好きな人はほぼ100パーで「アントン・シガーをやりたい」と言うだろう。別の人も書いていたが、自分に危険が及ぶのを承知でモスが砂漠に置き去りにしたメキシコ人から水をせがまれたのを気にして水を持って戻るシーンは本当に良かった。案の上モスはその通りになるのだが、ハチャメチャなストーリーながら結局は「ナルホドね」という結果になる所が良いと思う。映画的な起承転結にはならず「これからの映画はこうなるのでは?」という示唆を与える一作だと思う。ただしコーエン兄弟の「判るヤツだけ観れば良い。理解できないヤツは観なくても良い」的な突き放した演出が鼻につくので一点減点した。[地上波(字幕)] 6点(2015-08-10 22:04:59)

38.  黙秘 《ネタバレ》 今までのスティーブン・キング原作の映画の中でコレがナンバー・ワンだと思っている。「グリーン・マイル」、「ショーシャンク」、「スタンド・バイ・ミー」なんで目じゃ無いね。コレは原作から脚本を書き起こしたトニー・ギルロイの力によるものだ。主演陣も素晴らしい。サンダース軍曹ビック・モローの娘ジェニファー・ジェイソン・リー、「ミザリー」のキャシー・ベイツ、憎まれ役にクリストファー・プラマーと豪華。ミステリー的なストーリー展開なのでストーリーは書かない。後半で子供を思う母の気持ちを熱演するキャシー・ベイツの演技に涙がでてきた。是非とも観て欲しい一作。 2017/1/30追記)原題の「Dolores Claiborne」は、スコアレス・ドロー「scoreless draw」のモジリであるとフト思った。この熟語は「サッカーやホッケーなどの試合で無得点での引き分ける事」を意味するが、コレに「gray」を加え「draw less gray」で「有罪か無罪か微妙でグレー」という意味になりコレは主人公の名前そのものであると感じた。裁判では「疑わしきは被告人の利益」の原則が有り、映画では、観客だけが「ドロレスがグレイである」と教えてくれるが一方「ドロレスが無罪放免」されてしまうという結末にもこの原則にはかなっている。ココが観客の誰もが共感できる所だと思う。尚、この追記で「ネタバレ有り」に変更した。[DVD(字幕)] 10点(2015-08-09 23:22:47)(良:1票) 《改行有》

39.  人生の特等席 《ネタバレ》 あまりに都合の良い締めくくりに、心地よい幸福感と現実感が薄れ「やっぱり映画を見ていたんだ」という感覚に最後の最後で突き落とされるのが唯一の欠点だと思う。「でもこうならないと起承転結が無いし見ている者も納得しないからダメじゃないか?」という風に思うのは古い人間なのだとも思う(自分も含めて)。クリント・イーストウッド(出演・制作)はそういう意味で今では古い映画感覚の人なんだと思う。ブラッド・ピットの「マネーボール」と交互に観るのだがこっちは逆にコンピュータ音痴のスカウトマン(イーストウッド)がコンピュータ屈指のスカウトマンに勝つストーリーである。[ビデオ(字幕)] 6点(2015-08-06 20:56:09)

40.  マネーボール 《ネタバレ》 この映画のキモは最後の場面だ。球界唯一ビル・ジェームスの野球理論を先進的に実践してきたビリー・ビーンはわずかワンシーズンでこの理論の先駆性をレッドソックスに見抜かれた事を知り、もうこの球団はこの理論で球界をリードできないと予見する。なぜなら資金力豊富なレッドソックスが知り実践すれば我も我もと他球団もこの理論を試すに決まっているからだ。そうなった時点でアスレティックスの優位性は無くなる。そういう展開で実は唯一チャンスのあったのはこのワンシーズンだけだかったという事を知ったビリーの絶望が伝わってきた。 彼も実は「この理論は本当に正しいのか?」疑問に思っていたフシがあるように描かれている。「出塁率の高い選手を集めれば試合に勝てる」という足し算がプロ野球に通用するかというのは実際にやってみないと判らない。この映画はドキュメンタリーと言っていいんだが、新たに味付けされた部分がある。戦況が逼迫した時に聞いているラジオを切って再度入れ直すなど同じような経験があるからその心境が良くわかるし、後で首になるスカウトマンが会議中に「うらないクッキー」と言うのもAKB48を連想させられて笑える。 同じスカウトマンの映画としてクリント・イーストウッドの「人生の特等席」というのもあるが、こっちは相反してコンピューター的な計算要素を一切排除した方が勝つという明確な主張があってこっちはこっちで面白い。 h27-12/31.追記・句読点変更) Fuluで字幕版を観ました。例のスカウトマンが「fortune cookie」ってホントに言ってるのかな?と思っていたもん(^^ゞで、(言ってましたよ!)でも、意外な事に字幕版を観て驚いたのは彼らの会話がものすごく平然かつ整然と進められているという事。日本語吹替版ほど会話は攻撃的でも無くものすごく知性を感じさせる様な仕上になっていた。なるほどこれがピットの目指していた味なのかなあ?、って思った次第でした。[ビデオ(吹替)] 8点(2015-08-04 17:07:07)(良:1票) 《改行有》

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