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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  悪魔のいけにえ トビー・フーパーのただ単純な衝動で撮ったようなものだから、崇高な講釈なんていらない。おぞましい殺人鬼一家の装飾も獣性も、ヒロインの生き抜く本能も計算通りでなくて、全て偶然の産物だろう。それでも、(予算の関係上)下手なゴア描写がほとんどないからこそ、"ピュアな狂気"という美しさが際立つのは気のせいだろうか。[DVD(字幕)] 8点(2016-01-27 22:57:03)

22.  ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 《ネタバレ》 権利関係で円谷プロは敗訴し、DVD化が絶望的なため、VHSで見られた人は幸せだ。①タイトル詐欺。ハヌマーンという猿の神様が主役。造形が不気味すぎて泣きそう。ウルトラ6兄弟は取ってつけた戦闘シーンで終盤登場する程度。②文化の違いを痛感させられる。日照りの解決方法が擬人化した太陽に直談判して遠ざける斬新な展開。タイ独自の宗教観に圧倒される。ホドロフスキー監督作品を見ているようだ。③ウルトラマンシリーズに似合わぬ暴虐ぶり。仏像を盗んだ悪党が少年を射殺するわ、ハヌマーンになった少年が悪党を容赦なく惨殺する無慈悲さは、微笑みの国のタイとは思えぬ。当時は暴力表現の規制が緩めとは言え、ハヌマーン+ウルトラ6兄弟がゴモラにリンチを加えて活き活きしている様がリアルタイムでも今の世代でも千年の恋が醒めるレベルだろう。仏教って基本殺生禁止なんじゃ・・・。とにかく色んな意味で強烈なインパクトを残す珍作であることは断言できる。続編のタイ版仮面ライダーはもっとカオスな様相になっているけどな。P.S.ジャンルが「バイオレンス」って・・・[ビデオ(邦画)] 1点(2015-12-07 19:20:48)

23.  タクシードライバー(1976) 歪んだ承認欲求を満たすために最悪な行動を起こした男の物語。貧困と無縁社会が顕著になった現在となっては、努力しても報われないことが多く、孤独からネットでも満たすことすら難しい時代だからこそ、その危うさが切実に伝わってくる。社会から認められないと嘆く主人公は他者からの見返りばかり求めていて、優越感に浸りたいだけで人に愛情を与えたり感謝しようとはしない。言わば自己愛の塊だ。劣等感と自己否定の裏返しである。彼は鏡に映る自分の醜悪さを受け入れたくないまま、自己崩壊していくのだろう。時代が追い付いたからこそ、「承認欲求を捨てなさい」と勧めるアドラー心理学が流行るのは分かる気がする。他人からの承認ではなく、惨めでも自分自身を認めてあげられない自己愛性人格障害の悲劇。レビューで【良】投票を貰いたい下心は誰にでもあるんじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-17 21:25:49)

24.  ドン・ファン(1970) 《ネタバレ》 『ドン・ジョバンニ』との違いがよく分からない(男が悪行の果てに地獄落ちするのは共通するが)。オーソドックスな人形劇だが、屋外で撮影したり、ゴアシーンがあったり、要所にコマ撮りアニメが挿入されたりと、型にハマらないシュヴァンクマイエムらしい片鱗が随所に見られる。不意に挿入される「死ね」「えーいっ」のテロップが恐い。終盤で「子供たちよ、俺のようになるな」とメタ演出が入るあたり、子供向けだろうなと思うけど、あの表現の数々を見るに冗談がきつい(笑)。もっともホラー映画なんて当時は規制なしで見られた時代なのかもしれないが、子供には良いショック療法だったに違いない。[インターネット(字幕)] 6点(2015-07-15 21:55:43)

25.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 全編を通して、不思議な不安感に包まれる。バッハのコラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」、ブリューゲルの「雪中の狩人」、生前の妻とロシアの雪原を捉えたフィルム映像、神に等しい存在の父親・・・幾度かフォーカスされるそれは、過去に囚われた主人公の郷愁と願望とリンクしていく。無重力に委ねるが如く、死んだ妻の幻影を抱く未練残りし男性の弱さを象徴しているようだ。妻が二度と現れなくなり、過去は過去として受け止め、立ち直って再出発すると思っていた。しかし、物質主義との折り合いが付けられず、仮想現実の中に閉じこもってしまう結末に、心の拠り所がなく、希望の持てない現代社会と重なる。精神主義を訴えるタルコフスキーは"厭世主義者"の片鱗もあったのではないか。[DVD(字幕)] 6点(2015-06-30 20:31:42)(良:1票)

26.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 過去に何度も見たけど、レビューのために見る。何度も見たことがあるのにも関わらず、記憶がおぼろげになっても見ている間は最後まで飽きなかった。難攻不落の城を型に囚われない伸縮自在のアクションと奇策で潜り抜ける知的好奇心と、助かるとは分かりつつも普通なら転落死するだろう高所での活劇はいつ見ても手に汗握る。ルパンが恋心を抱いたクラリスを抱き締めようにも躊躇う演出の絶妙さから銭形警部のあの名セリフまで結末に は文句も付けようがない。最後まで娯楽に徹し続けた意味では、初期の宮崎アニメの真骨頂と言えよう。思い出補正もあるかもしれませんが。[地上波(邦画)] 8点(2015-01-17 11:00:39)《改行有》

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