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プロフィール
コメント数 694
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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21.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 性格の悪い男がナイスガイに変わることが果たして可能なのか。 何かがきっかけで突如変身する?いや、そんなことは現実にはあり得ないでしょ。 同じ一日を何度も何度も繰り返す?いやそんなの完全にSFの世界の話でしょ。 …という二つを見事に融合させてしまった映画。 どうすれば彼女を口説けるのか。 同じ日を繰り返すことを利用して失敗を避けようとしても結局上手くいかず。 何度も失敗を繰り返すことで彼女の本当の魅力に気づき、自分もそうありたいと願い、自らの行動ではなく、振る舞い方を変える。 パーティーで次々と彼に声を掛ける人たちが彼女に言うのだ。「彼を逃しちゃだめよ」 独身男の競りのシーンのなんたる心地よさ。 アンディ・マクドゥエルを魅力的だと思ったことが実は今までないのだが、この映画の彼女は控えめに言って最高だ。 いや、いい映画。[インターネット(字幕)] 9点(2022-12-26 10:03:02)《改行有》

22.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 のっけから「ライトフタッフ」ばりのマッハ10越え。墜落し、水を求めたレストランでの男の子の「地球だよ」には笑った。 マーヴェリックを観る前に一応前作も復習を兼ねて観たのだが、まあ脚本がひどかった。若かりし頃は気にならなかったけど、年取って観ると、トムと音楽だけに頼った作り。 で、マーヴェリック。 いや、面白い。あっという間の2時間。 冒頭の空母から飛び立つ戦闘機のシーンで「トップガン・アンセム」が流れるだけで鳥肌が立ち、続く「デンジャーゾーン」でしびれて、完全に映画の世界観にどっぷり入り込んでしまった。 トップガンの若者達に課されるミッションには、正直言って説得力もないし、現実味も感じられないけど、要は難しければよい、ということ。 若きパイロットを死なせたいために、選択すべきミッションを身をもって実行し、司令官をうならせるシーンにはやはり胸が熱くなった。 KAWASAKIを愛するトムがGPZからH2に乗り換えつつ、F-18からF-14に戻るシーンには完全にやられた。現役を退いた旧式のF-14なんか出るわけないよな、とあきらめていたおっさん達に、見事なサプライズ。その手があったか!わかってるじゃないか、監督。 そして映画に花を添えるヒロインは、ジェニファー・コネリー。前作のヒロインがタイプではなかった私には、これも嬉しいキャスティング。 普段はドアを閉めて家に入る彼女が、ドアを開けたままにする憎い演出。 トムも音楽も素晴らしかったけど、このマーヴェリックはストーリーも面白かった。 いや、控え目に言って最高。 もう一回映画館で観たい。そんな映画。[映画館(字幕)] 9点(2022-07-30 11:00:42)(良:1票) 《改行有》

23.  海街diary 《ネタバレ》 空気感、という言葉をここのレビュワーの方が使っておられたが、まさに至言。 映画の持っている空気感がこの上なく心地よく、ずっと観ていたいと思わせてくれる映画。 日常の中で起きる人生の波風を、季節と共に切り取ってみせる手法が素晴らしい。 人生は何気ない毎日の積み重ねの上に成り立っているんだということを実感させてくれ、四姉妹がお互いの領域を尊重し合いながら、家族としていたわり合う姿もじんわりと伝わってくる。 脇を固める大竹しのぶはじめ3人の大女優の演技も映画にメリハリを与えており、安心して観ていられる。 こんな映画もなくちゃならないんだよな。 いや、いい映画。[インターネット(邦画)] 9点(2022-02-20 19:02:29)《改行有》

24.  ヒューゴの不思議な発明 出だしから、エイサ・バターフィールド君のヒューゴに魅了されてしまった私。 彼の瞳と、その声。 それだけで胸に響く。 映画の黎明期を紐解くこのストーリー。 メリエスも公安官も、哀しい過去を背負って少し意地悪になっているものの、基本的に嫌な人物が登場しない。 メリエスを「修理」することに自らの存在意義を見出し、父とのつながりを再確認しようとする少年。 ハッピーエンドでいいじゃないか。 映画への愛に溢れたこの映画、私は大好きだ。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-01-02 22:00:48)《改行有》

25.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 時間を超えた手紙のやり取りの中でデートする二人。 自分の好きなものを伝え合い、会えないもどかしさに思いが募る。 そりゃ恋に落ちるよね。 いつどこにいても恋人につながるツールを手に入れた私たちは、得たもの以上に大きな何かを失っている気がしてならない。 仕事は順調だけど、人生はそれだけじゃない。 心の通い合うパートナーがいてくれることがどんなに人生を豊かにしてくれることか。 そんな二人が結ばれるハッピーエンドは、亡き父親が遺してくれたレークハウスで起こる奇跡。 キャストも最高。 ロマンスはこうでなきゃ。[インターネット(字幕)] 9点(2021-12-28 14:47:26)《改行有》

26.  めぐり逢い(1957) 《ネタバレ》 印象的なセリフがあるか否かが、その映画を観た後の満足感に大きく影響している私。 本作では、ラストシーンでデボラ・カーが瞳に涙を溜めて言う「そんな目で見ないで」がそれ。 この時の彼女の演技も素晴らしかったし、そこに至る二人の言葉のやり取りがまた憎い。 名画は何年経っても色褪せることはない。そんなことを感じさせてくれる映画。[インターネット(字幕)] 9点(2021-12-06 23:45:26)《改行有》

27.  マチネの終わりに 《ネタバレ》 「洋子さんは、記憶のことを言ってるんじゃないかな」 自分のことを理解してくれる人に出会えたら、どんな状況にあっても恋に落ちる。 二人にはいろんな壁が立ちはだかるけど、魂で欲している相手を見失うことはない。 一度しか無い二人のキスシーンが、火の出るほど熱く、美しかった。 そしてラストの邂逅。 微笑みを交わす二人にもはや言葉は必要ない。 ここ何年かで観た映画の中でも、最高のラストシーンだった。[インターネット(邦画)] 9点(2021-11-07 18:31:56)《改行有》

28.  ギャラクシー・クエスト そもそもAとかBとか、映画に級で色分けするのが間違ってるんだろうなあ。 要は、面白いか面白くないか。好きか嫌いか。 それでいくと、この映画は間違いなく面白くて、好きだ。 ネバーギブアップ! ネバーサレンダー![インターネット(字幕)] 9点(2021-11-03 23:47:32)(良:1票) 《改行有》

29.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 そりゃね。 土台がしっかりしてるから、誰が撮ったって面白いに決まってるんだけども。 それでも、ジェームズ・キャメロンの才能には敬意を表するしかない。 数がやたら多いし案外あっさりやっつけられちゃうし、迫力足りないぜ!って思わせといて、クィーンのご登場。 そしてリプリーが操るローダーとの肉弾対決。 これでもかという娯楽要素を詰め込みつつ、リプリーの娘を失った喪失感や、その穴を埋めるかのようなニュートへの愛をしっかり描くことも怠っていない。 一作目とは違う魅力で、新たなエイリアンの世界を切り開いたジェームズ・キャメロンと、前作以上にダイハードな活躍を魅せるシガニー・ウィーバーに感謝。[DVD(字幕)] 9点(2021-05-08 23:36:46)(良:1票) 《改行有》

30.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 ジム・キャリーの『ライアー・ライアー』と勘違いして、すでに観た映画だと思っていたのだが、キャストを見るとズーイーの名前が。 いや、これ観てないじゃんってことで、ほぼズーイー目当てで鑑賞。 嘘がつけないってのと、イエスしか言えないってのはほとんど同じな気もするんだが。 しかし、いい映画だった。 イエスしか言わないってのはちょっと無理だけど、何でも前向きに挑戦してみるってのは大事なことだと思うし、それで自分自身が変わっていくっていうのは、確かにその通りで、ジム・キャリーの過剰な演技がピッタリハマっていた。 そしてアリソン役のズーイーがいい。 とにかくいい。 肩の力抜いて人生を楽しんでる彼女は、最高に魅力的。 特に、野外コンサート会場に忍び込んで、二人で歌うシーン。ここ何年かで観た映画の中でも、一番キュンときた。 笑いとロマンスのバランスがちょうど良く、終始心地よい。 何度も観たくなる、そんな映画。[インターネット(字幕)] 9点(2021-03-14 20:52:58)《改行有》

31.  デッドゾーン 《ネタバレ》 若い頃に観た映画を年取って観ると、期待を裏切られることはよくあるのだが、この映画には唸った。 まず若きクリストファー・ウォーケンの演技が素晴らしい。 哀しみと諦念と覚悟を決めた彼の表情は、寂しげで情感たっぷりで、映画の世界に引き込まれる。 タイムスリップして子供時代のヒトラーに出会ったら、ヒトラーを殺すか否か。 主治医に対する問いかけは、そのまま観ている私たちに対する問いかけとなる。 彼が救いたかったのは、世界だろうか。それともかつての恋人だろうか。 自己犠牲を伴う、決して賞賛されることのない美しい行動。 クリストファー・ウォーケンの繊細な表情が完璧にはまっていた。 クローネンバーグ監督の中でも、一番好きな映画。 そして改めて観て初めて気づいたんだけど、これ、原作がスティーブン・キングなんだね。 いや、彼の多才な才能に改めて脱帽。[インターネット(吹替)] 9点(2021-02-20 10:38:37)(良:1票) 《改行有》

32.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 クリスマスの季節になると観たくなるのがダイ・ハード。 公開からもう30年。演ってる方も観る方も歳を取るはずだよ。 しかし、何度観てもその面白さが色褪せないアクション映画のまさに金字塔。 主役のマクレーンは、ランボーのように無敵でもなければ、スピードのキアヌのように二枚目でもない。 当時まだほぼ無名の、ブルームーン探偵社のブルース・ウィリスの抜擢は先見の明があったのか。 吹替版の野沢那智もバッチリハマって、ジャッキー・チェンの石丸さんくらい、吹替で観ても面白い作品。 至る所に配置した伏線を、ラストに向けて一気に回収していく流れもハリウッド的で、全然嫌いじゃない。 死に損ないのカールを撃つのは、子供を誤射して以来銃を抜けなくなった相棒のアル。 そしてマクレーン夫妻を家まで運ぶのは、地下の駐車場で一働きした例のリムジン。 流れるクリスマス・ソング。 いや、完璧。[インターネット(字幕)] 9点(2020-12-20 10:18:10)(良:2票) 《改行有》

33.  彼岸花 《ネタバレ》 なんだろうね、この満足感。 小津監督の映画、まだ四本しか観てないけど、東京物語より好きかなあ。 娘の結婚を認めてやるべきだと外堀を埋められていく平山。 他人の娘なら許せても、自分の娘にはなかなかうんと言ってやれない哀しき父親。 うまい演出だなあ。 家族の時間が濃密で、それでいてくどくない。 これはひとえに、田中絹代の存在感ではないかと。 ピンポイントの久我美子さんの圧倒的な美しさにも惹かれるけど、この映画の田中絹代は本当に素晴らしい。 夫を立てながらも、言うべきことはきっちり言う。夫をたしなめる迫力は凄まじいばかりだった。 脇を固める京都の母娘も、いつもの同窓会のメンバーも、ゆったりしてて落ち着いて映画を楽しめた。 テレビがない時代の昭和を描いた映画、いいもんだなあ。[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-25 23:10:18)《改行有》

34.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 世間知らずのお嬢様は、悪気もなくひどいことをし、世間知らずの荒くれ者は、それを真に受けてひどい目に遭う。 観ていて切なかったのは、サブが必死に生きていること。 耳の悪い母を支え、知的障害のある弟の面倒を見る。 そんなサブが、お嬢さんから快気祝いに来てねと言われて、少しぐらい舞い上がったっていいじゃないか。 でも、そんな無神経な善意を社会は許してはくれない。 それでも、タンクで暴れ回りながら最後まで砲撃しなかったのは、弾が無かったからではなく、サブの優しさだと信じたい。 そして岩下志麻。 この映画の志麻様は、あまり良くない役回りだけど、彼女が兵六の気持ちを代弁してくれたことで、彼の死もサブの生き方も見事なまでの抒情詩に昇華している。 こんなちっぽけな畑や村に縛られないで、あの鳥のように大きな空に飛び立ちたい。 サブにも兵六にも、そんな思いがあったんじゃないだろうか。 そして映画を観ながら、国木田独歩の「春の鳥」を思い出した。 原作者か山田監督は、きっとこの小説を読んで心を動かされたに違いない。 悲しくて美しい、いい映画だった。[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-12 19:27:37)《改行有》

35.  おくりびと 《ネタバレ》 どんな仕事でも、その道を極めた人の所作というものは美しい。 まして、人生の最期に携わる気の抜けない仕事。 納棺師という仕事があることをこの映画が公開された時に初めて知ったが、今回が初見。 大吾の動き一つひとつが死者と遺族への敬意に溢れていて、美しく気高い。 ただ、身近な人物の納棺を見ないと、この仕事への理解はなかなか難しいのかもしれない。 妻の嫌悪感は理解できるものの、少し言葉が過ぎた。 死人で食ってるくせにと遅刻を怒った男が、死化粧をした妻を見て、今までで一番綺麗だったと頭を下げるエピソードで充分伝わったのになあとその点が残念。 脇を固める山崎努と余貴美子のキャスティングが素晴らしく、物語に重厚さとユーモアを添えるのは流石。 亡くなった父親の所へ行ってやってくれと頭を下げる一連のシーンは、この映画最大の山場で、心を落ち着けた大吾が父親をおくるシーンは、愛と敬意と悔恨と信頼といろんなものが詰め込まれながらも、静謐。本当に美しいシーンだった。 人の人生に対する慈愛と敬意に満ちた佳作。[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-04 09:07:51)《改行有》

36.  インターステラー 《ネタバレ》 クリストファー・ノーラン監督の作品とはあまり肌が合わない私なのだが、この映画は素晴らしかった。 科学的な裏付けは、私のような素人ではケチがつけられないレベルで納得できるし、その星の重力の下では1時間が7年にもなる、なんて容赦のない設定も心地よい。加えてロボットの造形が秀逸で、海上でブランド博士を救出するシーンでの動きには唸ってしまった。おまけにラストでは、たった一人遠い惑星に取り残されたブランドの元へ旅立つクーパーの良き相棒に収まるなど、ルークとR2-D2的な絆にちょっとホロっと来る。 他にもマン博士の裏切りなど、上映時間の長さを全く感じさせない作り。 「彼ら」が誰かは結局明かされないが、映画のテーマはそこにはないので気にならないし、人類の救済が父と娘の絆に焦点化されていたことも、自分の人生を振り返って見るのにはちょうどいい設定。 人類滅亡への緊迫感に若干乏しいのが難点だが、SFとしては、頭も鍛えられてドラマも堪能できるという素晴らしい映画。 それにしても、クーパーとブランドのその後、気になるなあ。[インターネット(字幕)] 9点(2020-09-07 01:39:30)《改行有》

37.  28週後... 《ネタバレ》 ゾンビ系の映画としては、稀に見るクオリティ。 とにかく息つく暇がなく、全編通して息を飲む展開。 そして感染者も食料がなければ餓死するという、今まで誰も触れてこなかったタブーを逆手に取って新たな地平を開いた稀有な作品。 食べるのか殴るのかはっきりしないのが唯一の難点かも。 ジェレミー・レナーとローズ・バーンが使命感に燃えて(ジェレミーは本当に燃えちゃったけど)子供たちを救ったことが、結局エッフェル塔の下にまでゾンビを呼び込む皮肉な結末。 続編見たいけど、これ以上のクオリティはちょっと期待できそうにないから、なしでいいかも。 相変わらず美しく、迷彩服がセクシーなローズ・バーンにも加点。[インターネット(字幕)] 9点(2020-07-04 18:28:57)《改行有》

38.  バーフバリ 伝説誕生 《ネタバレ》 素晴らしいエンターテーメント。 筋立ても瑕疵がなく、ラストまで息もつかせぬ展開。 民衆がバーフバリ!と叫び始めるシーンには鳥肌が立った。 そしてカッタッパ(発音が難しい…)の見事な忠臣ぶり。彼が雨の中でシヴドゥに跪くシーンには涙しそうになってしまった。 待て、そのカッタッパがバーフバリを裏切っただって? やられた! 面白い! このスペクタクル感は、ベン・ハーに並ぶのでないか。 すごいぜ、インド映画![インターネット(字幕)] 9点(2020-05-24 20:32:52)《改行有》

39.  灼熱の魂 《ネタバレ》 冒頭で、男の子が丸刈りにされるシーン。その瞳の力にまず心を鷲掴みされた。 そして話は現代に戻り、母から双子への奇妙な遺言。 約束を果たすまでは、自分に墓碑銘はいらないと。 娘は憎しみと共に父親を探しあて、息子は憐憫と共に兄を見つけ出す。 自分たちの出生の秘密を知れば、確かに憎むべき対象などいなくなる。 母は双子達を通して、手放した息子との約束を果たす。必ず迎えに行くと。 母自身が迎えに行くことはできない。それはお互いにとって不幸過ぎる。 内戦に人生を翻弄された母も、父も、息子も、誰もが被害者だということを強烈に突きつける。 こんな力のある映画はなかなかない。[インターネット(字幕)] 9点(2020-05-19 00:02:58)《改行有》

40.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 スタローンって、ロッキーシリーズよりこっちのほうが生き生きしてるんじゃないかな。 ランボーはどうしても話が重くなるから、寡黙にしてないといけないし。 まあこれだけのキャストとやったらそりゃ楽しいよね。 メル・ギブソンの存在感は流石に圧巻で、敵役としてこれ以上ない相手。そしてロバート・ダビが出てるのも嬉しい。 ハリソン・フォードとシュワルツェネッガーはもうちょっと歩くのもおぼつかない感じで、観てるのつらいかも。 今回はもう少しウェズリー・スナイプスのアクションが観たかったかな。新人が出てきて、ゴリゴリの重火器戦法から新境地も見えたけど、おっさんはやっぱり往年の名選手が観たいのよ。 アントニオ・バンデラスにもちゃんと声かけてやるスタローンの漢気が素晴らしい。次回作にも期待大。 残念なのは、恒例のラストの本音シリーズが微妙だったことかな。あれは外せない恒例行事にして欲しい。 とにかくストーリーは度外視して、夢を観る映画。[インターネット(字幕)] 9点(2020-05-14 21:04:14)《改行有》

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