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コメント数 22
性別 男性
年齢 50歳

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21.  ALWAYS 三丁目の夕日 (2005年、劇場にて鑑賞時のレビュー) 昭和33年、「戦後」から「高度成長期」に移行する時代の東京を描いた作品。 その時代に少年時代を過ごした世代(ちょうど私の両親の世代)にとっては懐かしくて懐かしくて仕方の無い作品のようですね。 私は当然、当時を懐かしむような世代ではないのですが、そんな私にとっても「最高」と言える作品でした。 ここ数年のうちに観た日本映画のなかでは、間違いなくNo.1の作品です。 懐かしいはずがないのに、昭和33年の東京にのめりこんでしまいました。心を揺さぶられっぱなしだったのです。 何故こんなに心を揺さぶられたのか、改めて考えてみました。 敗戦の傷跡がまだ癒えきっていない、まだ貧しかった東京。 でも、当時は「夢」を見ていられる時代だったんですね。 たくさん働いて、たくさんお金を稼いで、三種の神器を手に入れる。 それは自分も家族も幸せになることであり、引いては日本の発展にもつながる、と信じていられることができた時代なのでしょう。 それに対して現代の日本は、夢を持つのが難しい時代です。 たくさん働くことも、たくさんお金を稼ぐことも、必ずしも幸せにつながるとは限らない。 それに、日本が発展することが本当にいいことなのかすら、わからない。 そんな閉塞感に満ちた時代に生きている私にとっては、この作品に出てくる人たちが夢を持って前向きに生きている姿が、とても眩しく見えたのです。 昭和33年という時代は、言ってみれば高度成長の黎明期です。 この時代の「物質的な豊かさをひたすら追い求める」スタイルが、その後の日本のライフスタイルとなり、現代ではそのボロが露呈してしまった。 だから、よくよく考えれば、この時代の人たちの「物質的な豊かさを求める姿」を手放しで賞賛することはできないはずなのですが、そんな理屈なんかどうでもいいように思えてしまいました。 とにかく、生き生きと生きる彼らは眩しいです。 閉塞した現代に生きる私に、元気を与えてくれる作品でした。[映画館(邦画)] 8点(2021-02-02 23:26:20)(良:1票) 《改行有》

22.  OUT(2002) 《ネタバレ》  (2002年、劇場での鑑賞時のレビュー) 桐野夏生の小説「ターン」を平山秀幸が映画化。「弁当工場で働くパート女性たちがバラバラ殺人に加担する」というオドロオドロしいプロットですが、不思議と後味の良い作品でした。思えば平山監督の過去作「愛を乞うひと」も、「児童虐待」という暗澹たるテーマながら、観終わった後は不思議と爽やかさの残る作 品でした。平山監督は、重いテーマを描いてもどこかに希望を残しておきたい人なのかもしれませんね。 だいたい、風呂場で主婦らが死体を包丁でバラバラにしてしまうのだから、正視に堪えるものではありません。首を断ち切られた死体が転がっていたり、バラバラにした手や足をポリ袋に包んでダンボールに 詰めてたりするのだから、凶悪そのものです。それなのについニヤニヤとして観てしまう。 凶悪犯罪を犯しているはずの主婦たちがあまりに平凡で、そのうろたえっぷりが可笑しいんです。また、慣れてきた主婦たちが機械的に、まるで弁当屋での仕事のように手際よく死体のパーツをダンボールに詰めていく「作業」をしながら談笑するさまが、どこかズレていて可笑しいんですね。 そんな可笑しさを支えているのが、主婦たちを演じた原田美枝子や倍賞美津子、室井滋といった芸達者な女優たち。なかでも原田美枝子はさすがでした。誰もが認める大女優ですが、やはりこの人の演技力はずば抜けています。 意外だったのが、香川照之。竹中直人ばりの迫力演技では存在感がある役者だとは思っていましたが、さほど幅のある演技ができる役者というイメージはなかったので、この作品での抑えた演技での存在感には驚かされました。要注目の役者ですね。 重いテーマを娯楽作として描きながら、上質の人生賛歌に仕立て上げる平山監督には拍手を送りたいところです。そして、原田美枝子と倍賞美津子の水着姿には、10点満点をあげたい。[映画館(邦画)] 7点(2021-02-02 17:20:52)《改行有》

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