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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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381.  ポンペイ ヒロインよりその侍女の方が美人でおっぱい大きくて魅力的っていうのは、ストーリー構成上大問題なんじゃないでしょうか? しかも人間的にも魅力的に見えるっていう…これ普通侍女の方に惚れるんじゃないの? という事で根本的なところに問題を抱えた映画だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2019-11-29 23:54:26)(笑:2票) 《改行有》

382.  皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ わたし、本名はヒロシです。(不死身ではありません。※2番の歌詞参照※) (アメトークでも話題になっていた)鋼鉄ジーグの歌はカラオケでも十八番です。 そんな私ですから当然ながらこの映画を観ないわけにはいきません。いかないのです。 事前の予想以上にオーソドックスなヒーロー誕生物語。 レオン+スパイダーマンみたいな話なんですが、きっちりセオリー通りすぎてこれがつまらないわけがありません。 腕も飛び出さないし脚も飛び出さないし磁石の威力でもないけど、お前はジーグでいいよ! 邦題は、この映画の監督が自ら日本語訳してつけたものだそうで、そのジーグ愛がたまらないわけです。 エンディングも鋼鉄ジーグの歌なんですが、アレンジ激しすぎて原曲知ってる人でもなかなかピンときません。 (ピンとこない最大の理由はバンバンバンバン言ってない事なんですが) つかヒロシ的にはイタリアのスーパーヒーローがヒロシだという事が嬉しくてしょうがないのです。 ヒロシ![インターネット(字幕)] 8点(2019-11-23 13:03:41)《改行有》

383.  エンド・オブ・トンネル 《ネタバレ》 最後の最後がなければ「まぁこんなもんか」といった感じの映画ですが、ラストの10秒で評価が一転。 ネットでこの映画の感想などを読んでもあまり書いてる人がいないのが不思議でしょうがないんですが(3人で家族として暮すハッピーエンドとか書いてる人すらいてびっくり。ちゃんと映画を観てないのね)、最後のアレにはほんとやられました。 「娘がしゃべらなくなったのは2年前、彼(悪党)と付き合いだしたのも2年前、じゃ娘がしゃべらなくなった理由はわかるでしょ」…と母をミスリードして手なづけときながら、実は6歳の娘に手を出してたのは主人公自身だったという事がわかるラストの手つなぎシーン。 いやしびれました。 例えば娘が犬に話してる言葉だって主人公が自在に編集して都合のいいとこだけ切り出せばいいわけで、母をだますの簡単ですよね。 映画の途中、娘が下着姿で徘徊して主人公のとこにくる謎のシーンとかあったわけですが、そういうのも娘と主人公が出来てる伏線だった、と。 マジすごいです。 映画中で細かく気になるいろんな伏線を最終的に回収せずに放り出してますが、もうそんな細かい事はどうでもいいです! 途中までずっと主人公として活躍してた人間が実は小児性愛者の変態でした!とか、そんな映画他にないです。 彼がなぜ金を横取りしようと思ったのかもそもそも謎だったわけですが、単に一番悪い奴が主人公だったというだけっていう…これはほんとにまいりました。 すごい映画です。[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-19 23:13:41)《改行有》

384.  下妻物語 邦画には、世界的に高い評価を得ている映画も多数ある一方で「日本人しか面白さがわからない映画」というのが一定数存在します。 最近であれば、だって埼玉だもん…じゃなかった翔んで埼玉なんかが典型的なそれです。 で、その「日本人にしか面白さがわからない映画」の頂点は個人的には「シン・ゴジラ」だと思っていますが、ここにもう一つ同レベルの傑作があります。 それがこの「下妻物語」です。 下妻なんか知らねーよ、という人でも、結局ここに描かれているのはよくある日本の田舎の風景です。 ジャスコをアピタあるいはイズミヤに置き換える事で、多くの日本人はその感覚を理解できるのです。 (そもそも田舎を知らない純粋な東京23区民なんかはこの空気感はわからないでしょうが…) この映画に出てくるいろんな文化や小ネタも日本人には肌感覚で理解できるもので、めちゃくちゃ笑えるわけです。 しかし一方これを外国の人が観たとして、面白いと思うでしょうか? いや表面的には面白いと思うかもしれません。 しかしこの映画の本質的な面白さは全く理解できないでしょう。 根本的な肌感覚が違いますからこれはもうしょうがないのです。 世界に通用する、世界で評価される映画も素晴らしいとは思いますが、日本人による日本人のための映画もまた素晴らしい。 そう思う今日この頃です。[インターネット(邦画)] 9点(2019-11-19 23:09:34)(良:2票) 《改行有》

385.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 個々人の些細な行動をすべて監視し例えば電車から降りた一見無関係の老人を路上ですぐ殺せるような力がある組織ならそもそもこんな手の込んだ不確実性の高い事する必要がないだろう…という事に気づかなければなかなか面白い映画。 つっこみどころ満載で突っ込みが忙しすぎて落ち着いてみてらんないところはフライトゲームと同じで、このスタッフの知能に限界があるんじゃないかという疑問が生じるレベル。 直接の犯人(怪しい奴)はわりと早く割れます。 何しろあんな状況なのに親友だけはなんか普通に電話して捜査できてるんだから、怪しすぎて逆に怪しくないんじゃね?と思っちゃうくらいなわけで。 つかあの役にたたないパッセンジャーの彼、このシナリオだと最後のどっかで思わぬ大活躍…というのがセオリーだと思うんですがそれがない。 ただダメな人なだけ…ってのはどうなんでしょうか…セオリー無視かよ! まぁでも(フライトゲームと同じで)設定の根本的なとこや細かいアナに目をつぶって何も考えずに流して観ている分には面白い、暇つぶしにちょうどいい映画だと思います。 真剣に観ると(フライトゲームと同じで)いろいろ気になってしまってまるでダメなんですが…[インターネット(字幕)] 6点(2019-11-19 23:01:17)(良:1票) 《改行有》

386.  スイス・アーミー・マン サンダンス映画祭で初めて上映された際に、設定についていけない客が次々と席を立ったという逸話を持つスイスアーミーマン。 普通の映画の基準で採点する事はほとんど不可能なこの映画ですが、とりあえず海外でもエロ本は微妙なとこに落ちてるんだな、とか「先っちょだけでいいから」は世界共通なんだな、とかいろんな発見のある映画でした。 どこにでもありそうな家庭内や職場のありがち退屈エピソードを映像化して「ヒューマンドラマ」なんて銘打って偉そうにするよりはよほどこちらの方が面白いような気がするわけですが、それはさておき、この映画がダニエルラトグリフの現時点での代表作であることは間違いないでしょう。ハリーポッターあたりとは役作りのレベルが違います。[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-19 19:01:08)(良:1票) 《改行有》

387.  ダーク・プレイス(2015) 《ネタバレ》 パっと見で面白そうなのに世間的に微妙な評価のダークプレイスですが、それもしょうがないのかな、と思います。 まず画面が暗すぎます。 何が起きてるかわかんないんだよ!って奴です。 AVマニアはホームシアターを作るときに暗部の階調にこだわるわけですが、だがしかし、実際に暗部の階調に挑戦するような映像を撮られるとなかなかストレスになってしまいます。 そしてなにより事件の真相です。 こういう映画はやはり驚くようなラストを期待されるわけですが、しかしこれは… 唐突に出てくる連続殺人鬼! いくらなんでも同じタイミングで同じ家内で偶然2つの殺人が同時進行ってのはおかしいだろ! 警察無能すぐる! てか妹を絞め殺した女をかばうのもおかしいだろ! と、ツッコミどころしかなく、ここで観ている人は「どひゃー!」っと大ゴケしてしまうのです。 実際にこの映画さながらの悲惨な過去(父に殺されかけたところで母が父を射殺して助けられる)をもつシャーリーズセロンが主演とかいろいろ見どころはあるわけですが、これでは評価が上がるわけがありません。[インターネット(字幕)] 5点(2019-11-19 11:21:17)《改行有》

388.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 昔イマイチだと思った世間的には評判のいい映画を再見してみるキャンペーンを最近やってるので、この映画を観てみました。 条件を変えるために今回は吹き替え版です。(もともと字幕版で観てました) 10年以上ぶりに観た感想は…あぁ全体的に意外とよくできてるんだな、と分析的に見て感心しました。 なるほど一般的に評判いいのはわかるかも、というところです。 ではなぜこの映画を観て初見のときにがっかりしたか…ですが、そもそも私は、子供のころからそこそこのミステリー小説フアンなわけです。 で、ミステリー小説フアンであれば、「ミステリーにおいて語り部の主観による内容は疑ってかかるべし」というのはエクロイド殺し以来基本の基本なわけです。 この映画、思いっきり「一人の主観(過去の記憶)語り」にて構成されていますから、ミステリのセオリー的に一番怪しいのはこいつに決まってるわけです。 ご丁寧にもライターを使えない描写とかもあって、余計怪しいっていう。 で、実際にオチで犯人がそいつとなると、「え、この映画のどこにそんなに驚くわけ?セオリー通りじゃん」としか思えないわけです。 という事で期待してこの映画を観た初見のときはがっかりした私なのですが、しかしオチを把握して客観的に観た今回は「この映画、割ときちんと撮ってるんだな」というのが分析的に確認できました。 あくまでも「客観的に分析的に」ですが、いい映画だと思います。 主観ではやっぱり「いやどう考えても怪しいのこいつでしょ」って人が犯人なので、オチの弱さが気になるわけですが。[インターネット(吹替)] 7点(2019-11-13 13:12:02)《改行有》

389.  三度目の殺人 《ネタバレ》 てっきり犯人捜しのミステリかと思いきや、全然違うっていう。 強力なエンパシー(あるいは弱いテレパシー)能力を持つ犯人が、他人の想いを受ける器となって3度の殺人を犯す(3度目は自分の希望もかなって自分を裁くっていう)まぁそういう内容なのは観ててわかったんですが(てかその理解であってますよね?)、ぶっちゃけ、「それで??」っていう思いが抜けず。 ミステリだと思ってずっと見てたもんだから、ゴールが見えないまま映画終わってしまって、えー…って感じでございました。 てかこの映画のテーマって何なの?司法制度の問題についてなの?人が人を裁く事の是非についてなの?それすらわかりません、わかりませんよ、えぇ。[地上波(邦画)] 6点(2019-10-31 23:08:41)《改行有》

390.  PARKER/パーカー 悪党パーカーシリーズといえば、ウエストレイクの代表作でアメリカを代表するクライム小説の有名シリーズなわけです。 (日本で言えばルパン三世とかコブラみたいな感じですね、ってここは小説で例えるとこじゃないのか?) で、その有名なシリーズが映画化されたものを観て自分が思う事は…いやぁジェニファーロペスはケツでかいっすね。だがそれがいい! もうほんとそれ。それだけです。 劇中で何度かスパイスのように強調されるジェニファーロペスの尻。 たまらんものがあります。 実際、お母さん役のセリフにも「お尻そんなに目立っちゃて」ってのがあるから、これはもう確信犯であるわけで。 そんな彼女のお尻が気になった私は、映画を観た後ついつい「ジェニファーロペス 尻」で検索してみました。(したのかよ) すると「ジェニファーロペスといえば最近ブームの巨尻セレブの先駆け」とか書かれた記事が複数。 巨尻セレブ…だと??どこでブームなんだ、それ? 世の中にはまだまだ自分が知らない事があるんだな…と思うと同時に、そういう学びを与えてくれるきっかけとなる映画って素晴らしいな、と…思う今日この頃です。[地上波(吹替)] 7点(2019-10-24 01:54:30)《改行有》

391.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 このジョンウィックのシリーズがどうもイマイチ面白くない理由について考えてみたのですが、結局、主人公の行動原理、行動の根拠等々が僕には理解できないからなんですよね。 たとえばラスト近くのホテルで「ずっとここにいても毎日違うメニューが食えるよ」と嘯きつつ軽く挑発してくるアイツに対し、その後ろで昔からの恩人も必死に止めてるのにも関わらず、あっさり殺しちゃいますよね。 ただ身勝手で周りの事考えてないだけっていう。 「彼は殺し屋だから」で済む問題じゃないと思うのです。 そうなると主人公に感情移入そんな映画、どうしたってそんなに面白いとは思えないのです。 一作目はまだよかったんですよ。 あの犬が殺されたらそりゃ皆殺しですよね。 それはわかります。 「たかが犬だろ」とか言われたらそりゃもう業腹なわけでそれは理解できます。 しかしこの2作目の彼はどうにも不可解で…どうしてこんな事になっちゃったんでしょうか…[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-04 23:17:54)《改行有》

392.  ジョン・ウィック 映画の世界では犬の虐待は一種のわかりやすい死亡フラグとなっています。 例えば、犬を助けなかったお父さんは竜巻でとばされてしまうし【ツイスター】自分が助かるために犬をサメに投げ込むクソはサメに喰われてしまうし【パニックマーケット】同様の理由で犬をヘビに投げたクソはヘビに喰われ【スネークフライト】そしてこのジョンウイックにおけるマフィアのドラ息子はジョンウィックにやられてしまうわけです。 基本的に映画の世界(と愛犬家の世界)では「犬の命は人の命より尊い」というルールがあるわけで、もしあのドラ息子がそのルールを知っていればあそこで犬を殺す事もなかったはずで、そうすればそもそもこの映画も成立しなかったわけです。 …という事は映画を成立させるために、あのドラ息子はやりたくもない犬殺しをやったのかもしれません。映画を成立させるためにしょうがなく…そういえば最初の登場シーンで自分の事を「犬好きだ」と言ってましたしね。実はアレが彼の本音であり、あのシーンは映画のためにしょうがなくやったと?犬好きなのに涙をこらえてつらいシーンを… そう考えるとあのドラ息子、やりたくない仕事もちゃんとこなす立派な奴に思えてきませんか? …きませんよね、うん。いや書いてて自分でも無理だろうなとちゃんとわかってましたよ、わかってましたともえぇ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-04 01:37:38)《改行有》

393.  アトラクション 制圧 《ネタバレ》 ロシアを舞台にしているので映像は「やや斬新」 「やや」がつくのは、「ダーケストアワー 消滅」とかすでにモスクワ舞台の侵略映画って他にあるから。 てか「スカイライン 征服」とか「ダーケストアワー 消滅」あたりにそろえた感のある邦題、なんなん?? ヒロインのバカ娘とその元(笑)彼(こいつもバカ)がもうひどすぎてどうしていいかわからない。 そもそもこいつらが何もしなければ問題は起きてないわけで、そういえばロンドンを舞台にした宇宙人侵略物「アタックザブロック」も同じなんだけど、「お前らが問題おこしてるんだぞ」と。 「お前らが何もしなければそもそもこんな問題にはなってなかったんだぞ」と。 それでストーリーを進められましてもね…なんていうかね…[インターネット(吹替)] 3点(2019-09-10 11:24:56)《改行有》

394.  タイムシャッフル 《ネタバレ》 低予算限定シチュエーション物で、よくある時間テーマを扱った映画なのですが…非常に残念な映画でして… とにかくなんでこんなに話作りが下手なの?ツッコミどころ満載なの?と。 一例をあげると、おばさん博士が写真を持ってきた時の事「これは明日の写真だ」と彼女が明言します…が、ちょまてよ。なぜおばさん博士がそれを「明日の写真」だってわかるんだよ??何週間も前に出たノーヒントの写真をいきなり持ってきて「明日の写真」っておまえ…しかもそれを真に受ける男たち。 いや、おまえら…頭悪すぎるだろ??映画を観ている観客はみんなそう思うところなんですが、しかし話はそれを受け入れて進んでいってしまいます。ちょまてよ。 映画の根幹である「24時間後の未来がわかり、とにかくその通りに行動しなくてはいけない(そしてその通りになる)」というシチュエーションは面白いし、そこからいろんなストーリーが作れると思うのです。 しかしそこに「なぜかわからないけどいつの未来だかわからない写真がたまに出る」という意味不明のランダム設定を入れてしまうとそのシチュエーションの意味(よさ)がなくなってしまいます。 だって、写真がいつのだかわからないとなると、「がんばって明日の行動を実践する」という話の根幹が揺らいでしまうわけでもはやストーリーを追跡するべき基準点がなくなってしまうからです。 「写真入れ替えてたの」と言われても、そもそもその入れ替えてる写真の根拠自体がなくなるわけです。(だってその行動を取る指針となる写真自体が実はいつのものかわからないわけですから) 実はこれ、ちゃんと日時を書いて一緒に映るようにすれば全部解決するんですが…なぜか登場人物はそれを行いません。 それやっちゃうと映画成立しなくなるからなわけですが…というかそれだと書く日時に嘘を書くというトリックも作れちゃいますよね…あぁキリがない。 結局のところ「このカメラは24時間先しか映らない」とシンプルな設定にしておかないから、全体としてツッコミどころしかないダメ映画になっちゃてる、と。 ちゃんと小難しい映画は自分の身の丈にあった内容に収めておかないとケガをしてしまうという反面教師のような映画になっちゃってますね。残念。[インターネット(字幕)] 4点(2019-09-09 23:28:21)《改行有》

395.  ブルー・リベンジ (2013) 《ネタバレ》 ネットで評判がいいようなので観たんですが…なんですか、これ? まさか復讐のむなしさを描いただけの映画なの?と思っていくつか感想サイトをみてみたけど、いやほんとそれだけのようで… んーと、自分が愛する人を殺されたら僕は絶対相手を許しません。 復讐の連鎖なんか知りません。 この映画のありがちでエセヒューマニズムな主題には全く同意できません。 「こういう映画を撮ってる俺ってかっこいいだろう」風の空気が前面に出てるこういう雰囲気だけの映画は嫌いです。 そもそも僕にとっての映画というのはエンターテイメントであって、観る事で何らかの精神的高揚感を得られるものこそが素晴らしい映画だと思っているので、その真逆であるこういう映画は好きになれません。 終わり。[インターネット(字幕)] 3点(2019-09-07 22:25:32)《改行有》

396.  ダイアリー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 キングオブ中途半端。 POVって「中途半端なリアリティ演出」こそがキモだと思うんですよ。 「そもそもこの状況でカメラ撮ってるのおかしいだろ」という基本的なツッコミを忘れる事で、映画ではないドキュメンタリー風の雰囲気に浸れるのが魅力なんだと思います。 しかし、この映画「映画製作を志す学生が撮った映像を別の学生が編集して音楽までつけました」という2重フェイク構成を取ってるおかげで、POVなんだか普通に撮ってるんだかわからない極めて中途半端なゾンビ映画になってしまっています。 また、POVゾンビ物というと「REC」のように「ギャーギャー騒ぎすぎてとにかくうるさい」という欠点があると思ってたのですが、あまりに淡々としたこの映画を観てると「あのうるさいのは実は正しかったんじゃね?」と思えてくるわけです。 だってこの究極状況の中、登場する学生たち、頭おかしいですよね?危機感なさすぎのんびりしすぎ。というか馬鹿。まったく感情移入の余地もないっていうのはさすがにダメだと思うんです。普通にああいう状況になるとやっぱ登場人物は狂乱しますよね。それが普通ですよね。いや、今までうるさいとか思ってて悪かった!! そんなわけで、既存のPOVホラー映画群、意外とあれはあれでよかったのかもしれない…と他の映画を再評価させてくれるという変な映画でありました。[インターネット(字幕)] 5点(2019-09-06 14:48:07)《改行有》

397.  ファイト・クラブ だいぶ前に観て2度と観るつもりがない映画でした。 amazonにあったので「今だったら面白いかも…」と思って再見。 やっぱダメ。 序盤のひたすら独白がうざい意味不明の進行に10分で心が折れそうになり、我慢してたら面白そうな展開になるかと思いきやそんな事もなくただただ雰囲気映画。 こんだけ独白がうざいんだから何か意味があるんだろうと思ってたら案の定そういう理由でしたか…というありふれ感満載だし。 しかも退屈なくせに痛そうで観てて気持ち悪いとか、もういじめかよ!と。 僕は映画ってエンターテイメントだと思ってるので、こういうカルト的な何かは全く受け付けません、はい。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-09-06 13:00:50)(笑:1票) 《改行有》

398.  ローグ アサシン wikiによるとジョンローン最後の出演作。 ジョンローンって80年代は大人気で日本ではほとんどトップスター扱いだったのに、いつの間にか完全に消えてしまって存在さえ忘れさられてますよね…という事を思い出させてくれる貴重な映画です。 ちなみに、この映画でよく問題になる怪しい日本語については吹き替え版で見るとほとんど気にならなくなります(ほとんど全部吹き替えられてるので)…がそれがプラスなのかどうかわかりません。 どうせツッコミながら観るわけですから、だったら日本語も怪しい方がいいような気も。[CS・衛星(吹替)] 6点(2019-09-04 15:39:02)《改行有》

399.  エネミー・ライン この映画は何回も地上波放送されていたりするので、もう何回観たかわかりません。 内容についてはありがち安定のアメリカ正義の戦闘物なのでとやかく言う要素は何もないんですが(内容的には映画ステルスの後半部のパートを拡大したような感じですね)、ここで取り上げたいのは主人公のオーエンウイルソンです。 オーウエンウイルソンというと、ズーランダーのハンセルあたりが典型なのですが「ちょっと間の抜けた頭の足りなそうなキャラ」が彼のイメージであって、ミッドナイトインパリでも文系のおっとり系のキャラだったりするわけで、この映画の「戦う兵士の」彼を見ると違和感バリバリなのです。 というかキリっとした顔をさせればそれなりに主人公っぽくなるんだなぁ…とそんな事を考えさせてくれる映画です。 (テッドのマークウォールバーグの逆パターンですな) 個人的にこの映画に問題点があるとすれば「女性セクシー要素が皆無」である事。 それは主人公を女性にしてくれれば解決…なわけですが、それだとそれこそまんまステルスの後半になっちゃうわけで、なかなか悩ましいところですね笑[地上波(吹替)] 6点(2019-09-03 14:15:14)《改行有》

400.  海底47m 《ネタバレ》 サメ映画というと世の中にめちゃくちゃ沢山あるような印象があるわけですが、ちゃんと劇場公開されたサメ映画というのは実はあまり多くなく、せいぜい十数本しかないんだとか。 考えてみれば、サメの幽霊が人を襲ったり、雪山にサメが出現したり、地中をサメが泳いで人を襲ったり、サメの頭が3つも4つもあったり…そんな馬鹿映画達が劇場公開映画のわけないですもんね。 そう考えると実はまともなサメ映画というのは結構希少な存在だと言えます。 で、その劇場公開されたサメ映画の一覧を観ていたのですが、自分が未見なのは直近の「メグ」とこの「海底47m」だけでした。 (なんとパニックマーケットみたいなマイナーなサメ映画もちゃんと観てました、おお) そして「海底47m」がテレ東で放送された事により、ついに自分が未見のサメ映画は「メグ」だけになりカンスト間近…だと思ったら、なんとこのタイミングで「海底47m」の続編がアメリカで劇場公開。 サメ映画カンストへの道は遠いのです。 …とそれはさておき、この映画、前年にヒットしたブレイクライブリーのアレもそうですが、低予算でシチュエーション頼みのタイプ。 いまどき「サメがドカンと人を襲う」というシンプルな映画は流行らないのかもしれませんが、なんだか寂しいですね。 というかこの映画で怖いのはサメじゃなくて海そのものだって気がします。 (まぁそれを言ったらオープンウオーターなんかもそうなんですが)[地上波(吹替)] 6点(2019-08-31 21:19:11)《改行有》

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