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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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381.  アマロ神父の罪 《ネタバレ》 良くまとまった面白い映画だった。しかしこの重苦しさはいかんともしがたい。見終わった直後、誰かに助けて欲しいような気分になった。若き神父アマロは、神父としても人間としてもまだまだ未熟な存在。出世のための世渡り術にしても、アメリアへの想いにしても、手探りで一歩一歩先に進んでいるような感じだ。ただ、一貫して神父としてのキャリアに執着があり、物語を見守るものを唖然とさせるラストもそれによって引き起こされる。私は、未熟で身勝手なひとりの若者の行動に人間臭さを感じ、「呆れた人だ…」とため息をつきながらも、なぜかあまり腹立たしさを感じなかった。僅かばかりかもしれないが彼の中にきらめく“良心”を、この出来事が一生ギリギリと締め付けるのかな、と思うと少しやるせない気持ちにもなる。不謹慎だろうか?でも大罪を胸深く仕舞いこんで生きていく辛さは、どんな罰より厳しいだろう。最近個人的に注目しているメキシコの風景と流れてくる聖歌の美しさも手伝い、暗い物語ながら一度は見て欲しいと人に勧められる作品だ。8点(2004-07-01 18:40:57)

382.  キス★キス★バン★バン 《ネタバレ》 タイトルだけ見て借りてみた。なかなか小気味よい映画だった。音楽かなり格好良し。それに殺し屋組織のアジト、ババの地下部屋、主人公とババが身を隠すスカイブルーの部屋など室内シーンの色遣いやインテリアは、かなりお洒落に仕上げてあった。そして配役。全員ぴたっときていた。特にクリス・ペン。ニョッとソファの陰から頭を出す登場シーンのあの顔。そうそう誰でもできるモンじゃない。お話の方は、前半はかなり良かった。水の中を走る弾丸を見たときは期待でドキドキしたが、後半に向かうにつれて主人公とババ、ガールフレンドの人情物語的な臭いが強くなり、殺し屋対決のスピード感が薄れて残念。そして可愛いババが流れ弾に当たって事切れるのも…殺さなくっても良かったと思う。最後まで小気味よくカラッといってくれる方が好みだった。まあ、ババのキャラクターがかなり気に入ったので合格点。8点(2004-07-01 18:39:35)

383.  マイノリティ・リポート 結構面白かったですよ、トム・クルーズ映画。「なんだ、やっぱりトムに都合よく話が流れるのね。」と思うところはたっくさんありましたけど、エンターテイメントとしては成功していると思います。試写会のチケットをいただいて見に行ったのですが、いちいちいちいちトムがカッコつけてたのを翌日職場で真似して見せました。「何かっていうとポーズとるんだよ。こう、グワッてさあ……」とやっていたら上司に睨まれました(あははは)。サマンサ・モートンはイノセントな雰囲気をよく出していたと思います。あれだけ未来の世界を見せておいて、ラスト穏やかな自然を写して終わるというやり方に感心しました。8点(2004-07-01 18:38:36)(笑:1票)

384.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 北欧の深い緑の中で、ちょっとませたイングマル君が思春期の日々を送るお話です。少し悲しい境遇を持っているけれどそこで沈みきらず、新たに暮らし始めた町での細かなエピソードひとつひとつで、イングマル君は素敵な表情を見せてくれます。とにかくこの主人公の表情が宝。牛乳をひっかけたり、ガラスを突き破って落ちたり、いろんな場面で文字では表現しがたい(ああ…スイマセン)とてもヨイ顔をします。他のガキンチョやちょっと個性的な大人たちも、お涙頂戴ではないさらっとした物語の中でそれぞれいい味を出していました。「・・・・・よりボクの方がマシさ。」と時折自問自答する多感な少年。いっぱい悩みましょう。でなきゃ大きくなれません。8点(2004-07-01 18:37:27)

385.  愛・アマチュア 《ネタバレ》 なんだか不思議な感覚が残る。犯罪が絡んだストーリーなのにスピード感や緊迫感が無い。個々のキャラクターが個性豊かで見ていて飽きなかった。イザベル・ユペールとマーティン・ドノヴァン(今回初見の俳優)のカップルがなぜかしらとても素敵に見えてしまった。特にふわふわと浮遊感のあるイザベルには驚きだ。元尼僧のポルノ作家というヘンテコな設定で、時折爽やかさまで感じる。ストーリーが特別面白いわけではないのに(かえって解り難い)なんだかんだと最後まで引っ張られてしまう感じ。ああ、こんなよくわかんないけれど印象に残る映画にまた出会ってしまった。点数を付けるのがとても難しかったが一応合格点ということで…。ハル・ハートリーという作家の作品をまだまだ試してみたくなった。8点(2004-07-01 18:36:26)

386.  最後の誘惑 《ネタバレ》 喜怒哀楽の感情を呼び起こされるような映画ではないのに、胸にガリッとひっかき傷を付けられたような感じがする。今後時を置いて繰り返し観るような予感がする。聖書など普段触れる機会のない私にも、この映画の中の苦悶するイエス・キリストや懇願され密告するユダ、「最後の誘惑」のシーンは非常に興味深く斬新に思えた。主演デフォーの眼の光と演技力の凄さに終始釘付けになり、砂漠の色、流れる血の色とともに彼の瞳の色が脳裏に焼き付いている。なかなかうまく伝えられない自分が悔しい。それほど圧倒された。9点(2004-07-01 18:35:16)

387.  彼女を見ればわかること 一見静かな印象を受けるけど、皆さん内面に持っているものは相当ややこしそうです。オムニバスだけれど、細かな部分でみんなが繋がっている。要するに、どんな人でも大なり小なりドラマになりうるストーリーを抱えながら風切って歩いているのですね。最近自分にもドラマがあったのでチョイ納得(厳しかった~)。いろんな女性の喜怒哀楽の場面が覗けます。そしてそれぞれがわざとらしくないのも良い。個人的にはキャリスタが鼻についてあまり好きじゃないんですが・・・。年齢を重ねてからまた見返すと、きっと違う味わいを感じられるでしょう。8点(2004-07-01 18:31:23)(良:1票)

388.  ファストフード・ファストウーマン 主人公をはじめとした、ちょっとだれたニューヨーカーたちがなんとも憎めない。みんな、それなりでいいから幸せになれよな、と言いたくなる。よくあるハッピーエンドが骨子だが、それに絡んでくる人間模様がとても楽しかった。最後のほう、ストリップ小屋の女性と客の老人との短い会話にハッとした。いつまでも覚えていたい名シーンです。9点(2004-07-01 18:30:20)

389.  ゴーストワールド 見た後ちょっとおセンチになる映画です。ほろ苦い。しかし私にはブシェミがさえない男に見えなかった。登場した瞬間に「はっ、出たぁ♪」存在感ばっちり脇役俳優。8点(2004-07-01 18:29:38)

390.  ポンヌフの恋人 「目覚めよ、パリ!」この美しいラストに尽きます。ビノシュ絶頂期の可愛らしさがパンパンに詰まっている(当たり前か、恋人が作った映画だ)。随分前に見たので、また見直してみよう。最初に見たときと同じ気持ちでまたあのラストにたどり着きたいです。 (2004/2/21追記)約十年ぶりくらいに見直しました。感想は変わらず、素敵な映画でした。あのぶっさいくなドニ・ラヴァンの最後の笑顔を変わらず美しいと思いました。この映画が発する電波を捉えることができた自分が嬉しいし、長い時間が経っても、変わらず胸を射抜くような感覚を持つ映画があるのは幸せだと思ったので追記させてください。 9点(2004-07-01 18:27:53)(良:1票) 《改行有》

391.  蜘蛛女のキス 《ネタバレ》 うわー、暗く、悲しく、後味悪く、だけどとても素敵な映画でした。ゲイと政治犯が監房の中で過ごすうちに、少しづつ心の糸を結び合う過程が描かれています。ゲイのモリーナ役、ウィリアム・ハートが特に秀逸で、落ち窪んだ目の囚人が、最後は愛のために走るレジスタンスに成り代わっていて、私にはとても美しく見えました。二人で房で語り合うシーンが多いのですが、モリーナの優しさやにじみ出てくるような悲しさが、刑務所という暗くて厳しい、硬い背景を和ませていました。二人の魂はどこに行ったのでしょうね。最後、空想の世界に旅立つバレンティノが愛しい女性と手をつなぎながらも「モリーナは?」と振り返るところがひどく印象に残っています。9点(2004-07-01 18:27:12)

392.  ハッシュ! とても楽しい映画でした。登場人物たちはそれぞれ難しい内面を持っているようだけど、いたってドライな描写で、不思議で素敵な人間関係を描いている。ぷっと吹き出してしまうかわいい笑いをいくつも含みながら、最後までカラリとしていて飽きさせなかった。9点(2004-07-01 18:26:08)

393.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 2時間を超す長丁場、全然飽きずに画面を見つめた。ディカプリオは30歳近くなってきて、すごく良い味が出てきたと思う。胡散臭い嘘ばかりついて人生をやりくりする、その実人の愛に飢えている人物を、少し重たさや悲しさを加えて演じていて、今までの若さ溢れるイメージが変わった。今までも格好良い人とは思っていたけれど、俳優として今後が楽しみな人になった。他の役者も芸達者揃いで安心して観ていられる。だがしかし、だ。この物語、今こうやって色々思い出しながらレビューを書いているけれど、おや?なかなか面白かったわりには強く印象に残るシーンなどが無い。感動をする類のストーリーではないにせよ、これは致命傷のような気がする。「これ、いつかまた観たい」という気持ちが湧かない。サラサラとスタイリッシュな詐欺師の話、サラサラとしすぎだったのかも…。7点(2004-06-27 18:28:50)(良:1票)

394.  ミス・ファイヤークラッカー 《ネタバレ》 先日偶然BS放送で観ました。なかなか素敵な作品です、真夜中にとっても清々しい気持ちになりました。内容や設定、細かいカットなどは邦画やテレビドラマの自分探しモノや青春モノによくありそうな感じです。舞台は田舎町、ちょっとだけ暗い過去があって、なんとか一歩踏み出したい登場人物達。主人公が目指すのは田舎町のミスコンでの優勝と非常にミニマム。【ぐるぐる】さんがおっしゃる過去の傷は私にもよく分からなかったのですが、現状打破のために奮起するホリー・ハンターやティム・ロビンスがぶきっちょでとっても愛らしいのです。特にホリー・ハンターは「ピアノレッスン」での彼女が好きになれなかったせいであまり良い印象を持っていなかったのですが、この映画では喜怒哀楽いっぱいの女性を好演。真っ赤な髪を泣きながらゴリゴリ洗ったり、ガツンガツンと力一杯タップを踏んだりと人間味溢れていました。「ピアノ…」と同じ人物とは思えないほど。他の登場人物もある種飄々とした個性派ばかりでとても楽しめました。眠いのを必死にこらえながら観たので、また観てみたい作品です。8点(2004-06-26 22:06:01)

395.  ウェディング・プランナー 《ネタバレ》 こんなタイプのラブコメは、だいたい配役で結果はわかるモンです。どんな道行きでジェニロペとマシューがくっつくかと黙って観てましたが、お互いドタキャンでハッピーとはこれいかに。しかもそれぞれの相手がなかなかいい人だったのだ。「愛は愛だ」と言ったイタリア男の方が、茶色いチョコしか食べない男より誠実で良いと思うんだけどなあ。ま、そんなこんなで点数も低めです。でもジェニロペは思ったより可愛かったし、この手の映画におきまりの花やドレスやピンクの内装などで甘い雰囲気は充分に出ていて、そこは楽しめました。ケーキって、毎食ではなくたま~に食べるととても美味しく感じるでしょ、そんな映画かな。5点(2004-06-26 11:53:11)

396.  シックス・センス なかなか楽しめた。最後の最後まで騙されていて、一回目観賞後すぐに二回目鑑賞に突入した。オスメント君の顔って、不思議少年の雰囲気良く出てるなと感心したのを思い出す。でも、この手のオチは再びは使えない。このあとシャマラン監督のひらめきはおかしな方向へと向かうことになってしまった…。7点(2004-06-23 23:00:26)

397.  アナコンダ 《ネタバレ》 蛇嫌いの代表、私の母が「ショック療法だ」と言って観ていた。「人間のこと、ゲロッ、パクッて、やーな映画だったよねータロー。」怖くって飼い猫抱きながら観やがったな。何の療法にもならなかったようだ。猫の方もトカゲ捕獲を止めようとはしない。3点(2004-06-23 00:24:19)(笑:2票)

398.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 こんなご都合主義づくしの美男美女冒険映画は、スカッとしたい気分の時によいですね。中身もスカッとしてます。良くある題材だけど、CGのおかげでミイラが復活するところが新しいっちゃ新しい。うようようようようよ~~。単純に楽しい。デートムービーに最適かな、と。6点(2004-06-23 00:13:31)

399.  ショーガール ネタバレしようにも筋がない。お肉なら高級品ですが、映画でこれはあっちゃならないことですぜ、バーホーベンの旦那。所々でナイスバディをぷりんぷりんと揺らして誤魔化した感あり。本人は本気でグッドな企画だ、と思ったのか、はたまた遠回しにアメリカを揶揄しているのか…深読みは止めて再びこの映画の内容を思い返すと、やっぱぷりぷり合戦しか思い出せない。そんな映画。4点(2004-06-22 23:26:14)(笑:1票)

400.  永遠のマリア・カラス 《ネタバレ》 この映画を見てから、カラスの人生経歴、そしてこの映画について少し調べてみた。そして観賞後の感想はいっそう強くなった。ありえない。親しかった、大好きな友人のために監督が作ったフィクションだという事はわかった。でも、これだけストイックな芸術家が本当に口パクの映画企画に頷くだろうか?高名な人ほど日々の積み重ねを大切に思い、だからこそプライドが高いのではないだろうか。彼女を担ぎ上げた人々も、彼女の内面までよくよく考えてこの話に賛成したとは思えない。演出も多少大げさに感じた。これだけ熟練の俳優が揃っていたからくどく感じただけだろうか?“カルメン”のシーンは華やかで良かったが、華のある優雅な女優ファニー・アルダンの“カルメン”であって、“マリア・カラス”というフィルターを忘れてしまう。今回私はどうしてもフィクションの中に入りきれなかった。本物のカラスをもっと知りたいな、という良い機会にはなったと思うが…。ただ途中、カラスが新人の俳優とキスをし我に返るシーンがあり、あの瞬間だけは彼女から悲しみが溢れてくる感じがよくわかって切ない気持ちになった。彼女の人生を深く細かくたどった映画ではないので、内面まで悟ることはできなかったが。4点(2004-06-20 17:04:28)

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