みんなのシネマレビュー
だみおさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 650
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233

401.  パラノーマル・アクティビティ 「な~んだ、つまらない」とは思いませんでした。けど1回観たらもう2度と観なくていい「使い捨て」感いっぱいのものです。オチは下らなすぎて手あかものだし。「こんな感じの、今どき掃いて捨てるほどあるよね」と思わないで作る人が成功するんだなーって、そう思いました。低予算とは言うけど150万もつぎ込んでコケる人も一方にはゴロゴロいるんだろうなーとか、どうでもいいことに思いが巡っただけです。[DVD(吹替)] 5点(2011-01-08 19:43:35)

402.  ザ・ロード(2009) 《ネタバレ》 「信頼できる仲間がいなくなっても、人間として生きていたいか」といったテーマが『ゾンビ』や『ドラキュラ』映画にあるけれど、それをも少しリアリティある設定にすると、こういう映画になるかなーという気がしました。地下室で飼われてる人間のシーンは忘れないと思います(『第9地区』とか『アイ・アム・レジェンド』とか似たような映像は思い出すけど)。でもこの作品が大事にしたいことは「心の灯」のことだと思えたけれど、そこがなんだかうすらぼやけて感じられてイマイチ。心の灯を絶やさず後世に継ぐにしては、父親の行動はそこから逸脱した感じが大きいし、むしろ息子に軌道修正させられる。ただ、弱肉強食の世界で息子がたった一人でも生きていけるようにと願う父親の焦りはよく描けていたと思う。浜での別れのシーンは泣けました。劇中できちんと描かれない「心の灯」は、ラストの家族の姿で強烈に感じてほしかったのかもしれないけれど、僕はあの奥さんの語りで真実が示された時「あのとき息子が男の子を追いかけたのを止めなければ・・・」とか「この家族がこそこそ尾けてこなければ、父子はシェルターに長居できた」とか思えて、気分的にはちょっと後味良くなかったです。父親の存在は、そんなに近寄りがたいものがあったかなー? 父親は警戒し過ぎの人間だったということか? まじめに何かを伝えたい映画に感じるけれど、その主張がよく分かりませんでした。ガイ・ピアースのセリフに「賭け」という言葉が出てくるけど、結局「善い人と出会えるかどうか、人生は賭けだ」ということなのだろうか? 強いて挙げれば、シャーリーズ・セロンの陰鬱さと対照的な、ラストのガイ・ピアースの奥さんの表情から「微笑みを絶やさない女性の存在」は大事やね~、ということは感じられたと思います。[DVD(吹替)] 5点(2010-12-07 04:29:18)

403.  月世界旅行 《ネタバレ》 絶対帰れないよね??? 食べ物無いよね??? と心配してたらキノコあるし。日本で作られてたら餅をつくウサギとかいたのかな。宇宙服なしで月面闊歩する様子は新鮮でした! タモリの「田人」は知ってたけど、「月人」てものをこの作品で初めて知りました! 両足を上げて歩く姿がキモおかしくて怖かったなー。かぐや姫の親って、あんな感じなんでしょうか。ロケットが崖から落ちて、いよいよ帰れなくなったと思ったら、この時代の宇宙観てメルヒェンね~♪ なんだか良いお絵本を描きたくなっちゃうような・・・。[インターネット(字幕)] 5点(2010-11-28 03:31:31)

404.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 原作読んでないし、このアニメが原作をどの程度忠実に再現しているか知りません。この物語の少年は「もしかしたら死んでいたかもしれない作者自身」なのでしょうか? どの程度が作者の周辺にあった事実なのか気になったりします。反戦映画みたいに言う人多いですが、僕の印象では戦争自体よりも「貧しい環境の中で人の心が狭くなること」を描いているように感じ取られました。ラストの現代の夜景が見えるシーンは説教がましいけれど、あそこが一番印象に残ります。このアニメのラストシーンに触れて以来、きれいな夜景を見ると、今の平和のために犠牲になった人々がいるってことをチラッと思いますし、「♪台所のゴミの約40パーセントが食べ残しだニャンて~ いったいこの国はどうなっとるニャ!」を併せて思い出しますもん。悲惨な体験をしても、人は生きていれば「♪ソ ソ ソクラテスかプラトンか」と歌ってみたり、畳を顔にはり付けてダニアースと叫んだりできるようになるんだよなーとも思いますけどね。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-28 02:29:15)(良:1票)

405.  オズの魔法使 《ネタバレ》 我が子に一度は見せておきたいと思いながらも吹き替え版に巡り会えずにいましたが、ようやくこの度入手。でも、もう小学4年の男子(自分は小学5年で観て感激したけど、今どきの小4男児にはね・・・)。不安は的中。黄色いレンガ道のくるくる巻きのスタート地点で「ぐるぐる回らんでも、あっちにあるやろー!」と突っ込みスタート。ブリキが「心が欲しい」と言えば「欲しいと思ってる時点で心はあるやろ!」、ライオンが崖を登れば「あんな崖を登って行ければ勇気はあるやろ!」、「カーペットを勝手にマントにして遊んでいいのか!」「あー、鉢を割った!」そして城のガラスを割って逃げ出すと「あんなことして、願いを叶えてもらえるわけないやろ!」・・・息子よ、君は間違っていない。トホホ・・・ラスト、ドロシーが気球に乗り損ねて北の善い魔女が再登場したら「えっ、こいつが解決してくれるなら最初にすればいいやろ!!」と叫んだ。もう少し幼いうちに見せてやりたかった(涙) オズの大魔王の吹き替えはドクロベェ様なので、どこかで「あーかぽんたん!」とか「おしおきだべー」が聞けそうな気がした。しかし今回の鑑賞を機に、この作品が1939年の作品だと初めて知ってフニャフニャと力が抜けてしまうような驚きを覚えた。セピア画面の扉を開けると現れるフルカラーの世界に合成の継ぎ目とか見えないし、何よりもあの竜巻は当時の技術でどうやって撮影されたのか!! 凄い!! それからライオンかわいい![DVD(吹替)] 5点(2010-11-23 23:01:52)(笑:2票)

406.  鬼畜 《ネタバレ》 高校の頃テレビで見た『疑惑』を借りたかったのに、どの店に行ってもない。それで未見の『鬼畜』をレンタルしてみました。見終わった後、あまりの暗さを追い払うように家族内で「よーっこわぁー?」の真似をして遊びました。この作品を見た後、一番気になったのは、最初に犠牲になる小さな男の子を演じた子役のこと。岩下志麻に無理矢理ご飯を口に押し込まれるシーンがありますが、あの小さな子に「これはお芝居」とか判断できる知力はまだ無かったはず。あんなことをされた体験は、あの子の記憶にどのように跡を残しているだろうか、それはあの子のその後の性格形成に何か悪影響を及ぼすことは無かっただろうか、という心配をして仕方なかった。あの時の泣き顔は本物のはず。いくら演技のためとはいえ、あのシーンは本物の虐待を見たに等しくて胸が詰まる。物語の内容としては、ラストの少年のセリフの真意が気になります。心底から存在否定した「父ちゃんじゃない」なのか、なんだかんだあっても親なのだからかばいたい「父ちゃんじゃない」なのか、「もうこの父親と一緒に暮らすことは不可能なんだ」と確信しているがため自分自身に言い聞かせる「父ちゃんじゃない」なのか、いろいろ入り交じってのものか、まぁあのくらいの年齢にそれをうまく演技しろというのは無理な話でしょうが、大人でも原作読まず台本渡されただけだった場合、あのラストのセリフの言い表し方は役者によっていろいろな解釈と表現がありそうですね。天才子役でリメイクされたら涙するかも。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-22 00:22:11)

407.  魔女の宅急便(1989) 伝えたいことがよく分かんない。この作品で印象に残すのは、絵描き少女がスランプについて話すところ。そこだけ印象深いけど、まぁ、あの子が言ったようにスランプ打破は簡単じゃないし、この映画はいかにも「本気になればできる!」と言いたげな、あっさりした主人公のスランプ打破を見せる。んー!! て感じ。見かけ大江千里みたいな、かつ何だか軽ーい感じの男の子のキャラも苦手でした。ところで外国語の吹き替えで、黒猫ジジの声がかなり大人のおっさんだったような気が・・・「なんでだろー???」と考えてみたのだけど、アメリカあたりじゃ子供を大人がちゃんと保護してるかってことにうるさいし、日本でやってる「はじめてのおつかい」みたいなことは、きっとあまり良くないことかもしれず、だから黒猫ジジは「保護者」の役割を担わされたのではないかと・・・。実のところは全く知らないけれど、ヤマトのおねだりで生まれたらしい黒猫キャラが、海外でそういうふうに予期せぬお役目を果たしたのだとしたら、面白いなとか思いました。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-13 18:39:24)

408.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 エリア51とかリアルの宇宙人ネタ出してくるなら、エイリアンはあれこれオリジナルデザインに凝らずに、地味にグレイとか出して、巨大円盤以外に瞬間移動する地味デザインのUFOも見せてくれたら、僕はきっと喜んだでしょう。ラストのUFO爆発は、すごく模型っぽくて、なんだかパンケーキが破裂したのを観るようで興ざめした。それからウィル・スミス、異星人を素手で殴ったら、どんな菌に感染するか分からないよぉ。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-30 05:52:20)

409.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 何の理由もなく人を殺すほど殴る蹴るの暴行を加える人間が、この世に何%くらいいて、そういう人間に出くわして生命の問題に追い込まれる確率はどの程度だろうか? さらに、そんな出来事のあとに、またしても銃殺事件の現場に居合わせてしまう確率って、どんなものだろう? そういうことを考えてしまって、物語の導入部ではイマイチ入り込めませんでした。「おっ!」と気持ちが引きつけられたのは、ジョディーが警察官に「正義の味方なんでしょう。でも守ってくれないのよね」と言ってから。警察って、人間性ボンクラだし威張りたがりで怠慢で役に立たないから、このセリフで共感! 大方ジョディーに味方する気持ちで観られたけど、警察側の話だけを鵜呑みにして密輸犯に制裁を加えるシーンだけは彼女の暴走に感じて怖かった。相手が最初にバールで襲って来たから許せたけど、リアルだったらあんなふうにはならないだろうなと思う。しっぽをつかませずに悪事を繰り返す人間は、あんな簡単にワルの面を表にしないだろう。ラスベガスから少女を乗せてきた運転手も、あんな簡単にひき殺そうと考えるかな~? そういうところが、ジョディーの「殺し」を正当化するためのお膳立てのようで冷めてしまう。ラストは好きです。実際にことが起きるまでな~んにもしないで、ことが起きたあとに威張って混ぜくり回す警察より、よっぽど良しです。でも、とってつけたようなラストのナレーションはいらん。[DVD(吹替)] 5点(2010-05-31 03:50:45)

410.  風の谷のナウシカ この作品を初めて観たとき、とても印象に残ったのは音楽でした。これが製作された頃はまだアニメは「子供のもの」あるいは「オタクのもの」といったイメージが強かった気がします。そうした雰囲気は当時のアニメでは音楽の雰囲気にもよく現れていたように思うんですが、この作品のタイトル曲の落ち着いた大人っぽい響きは当時としては「おっ」と思うものでした。『未来少年コナン』のテレビ版と劇場版は音楽が違うのですが、これを見比べると映像作品における音楽がどれほど重要か分かります。宮崎駿作品について詳しくはないですが、おそらく『風の谷のナウシカ』は宮崎監督が良き作曲家(久石譲)と出会えた記念すべき作品なのでは。本作は、赤い服に着替えたはずのナウシカがいつの間に青い服に戻ったのか、それを知るために3回見ました(笑) もう、それ以上は見なくていいって感じですが、音楽によってアニメのレベルが小馬鹿にされないものになった作品だと感じています。[ビデオ(邦画)] 5点(2010-01-09 04:26:24)

411.  それでもボクはやってない 自分の専門分野のことで新聞の取材を受けて、言ってもいないことを自分のセリフとして書かれたこともあれば、事故の被害者なのに警察署の部屋に閉じ込められ真実を曲げた供述を強要されたこともある。20代で既にそうした体験をすませて、日本社会の恐ろしい実態は知っている。某教授が痴漢行為でテレビから姿を消したとき、家宅捜査でHビデオが見つかったとかでどうのこうのって報道されて「だから何だっての! 証拠にも何にもならんのに!」と憤りと恐怖を覚えた。某教授が冤罪かどうかは僕には分からないけれど、政治的ウラを感じて怖かった。その記憶が完全には消えずにいるころ、この映画が公開されることを知り「やっと、こういう問題に真面目に切り込む映画作家が現れた!」と喜んだ。だから、公開されてすぐに映画館へ観に行った。けれど、結局この映画は、役職上絶対に腐敗してはならないはずの組織が恐ろしく腐敗している現実を告発したに過ぎず、結局何の救いもない。世の現実の体たらくを告発した点は買うが、ノンフィクションじゃないからには「それでもボクには救いがある」何かを描いて欲しかった。[映画館(邦画)] 5点(2010-01-08 02:52:22)

412.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 映画そのものより「決して一人では見ないで下さい」のキャッチが印象的でした。公開当時は全く興味がわかず、数年後のテレビ放送を一度観たきりです。話しの内容もほとんど覚えてないし、ラストシーンで空港のドアを通る主人公が見せる笑顔の意味も「乗り移られた?」「解放された笑み?」と疑問に思う不明瞭なオチでした。けれど、強烈に印象に残したことが一つだけあります。ある女性が刃物で刺されるのですが、僕がそれまで観たものだと、たいてい一回刺されたらすぐ倒れて動かなくなっちゃうんですけど、この映画では刺されても元気よく腕を振り回して抵抗したんですね。実際に人が刃物で刺されたら、どんなリアクションになるか分かりませんが、一刺しで倒れたり死んだりするより、必死で抵抗しようと激しく動くのがすごくリアルに感じて、生理的に耐え難いものがありました。よく考えてみると「サイコ」のシャワーシーンでも刺されながら抵抗しますが、「サスペリア」のそれは段違いにリアルなものを感じました。それを初めて見たときのショックに対して5点。[地上波(吹替)] 5点(2009-11-10 18:26:22)

413.  おくりびと 《ネタバレ》 やっと観ることができました。黒澤映画以外の邦画はいまひとつ重量感がなくて軽い気持ちでしか付き合えないんですが、自然に笑えたり泣けたのは良かったです。「アカデミー賞穫れて良かったね!」の気持ちとともに「これで穫れるんだ・・・」との思いもなくはないですが良作だと思います。家族友人知人も自分自身も、いつかは必ず死んで誰かのお世話にならなきゃいけないことは分かり切ったことなのに、あんな差別的な態度を取る人が実際にいるとは信じられません。この映画を一緒に観た妻が「旦那の職業にいちいち不満言うよりも、黙ってチェロに大金はたいたことを騒げよ」と言ってましたが、その通りだ。[DVD(邦画)] 5点(2009-11-02 19:15:58)(笑:1票)

414.  レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 どうしても「レミー活躍のためのリングイニ」感が尾を引きますが、それを除けばかなり楽しめました。クリエイターが枯渇したり突然ひらめいたりするように「去っては降りて来るリングイニの料理の才能」としてレミーを捉えられる設定だったら、この作品をもっと好きになれたと思います。料理長に料理評論家という二つの敵に加えてネズミ社会における人間への不信や親との確執があって、友情や恋愛の亀裂も描き、さらに冒頭とクライマックスによって示されるのは亡きシェフの残した名言とそれに反発する評論家の結末でもあり、物語の主軸がハッキリしないのがやや消化不良。こんなに話の枝が多いわりに「平凡」の良さを説かれると、「無限大の食材の組み合わせで新しいものを」なのか「シンプルイズベスト」なのか戸惑いますが、それでも評論家の最後の評価文は心に残りました。食べ合わせのシーンで音楽も印象の違う二つの音楽が合成されるのも好きです。音楽が心地よく久々にサントラが欲しくなった作品でもあります。[DVD(吹替)] 5点(2008-12-12 05:33:14)

415.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 緊迫感あって楽しめたのですが…… ラストへの展開で全てが台無しになるかのようなマイナス印象。宿敵はもろに悪魔のような存在だが、自分が生き残るためなら手段を選ばないという存在が、自分が殺されようとしている時にのうのうと主人公への批判など普通しないだろう。 殺した本人が「帰ってはこないんだ」と平気で言っちゃう奴だとしたら、もう完全に悪魔なわけだから神に裁かれるというのは納得もできるが、それを人間が決めるということ自体、他人の不幸に「天罰が下った」という奴と変わらないではないか。ちゃんと自分で殺して欲しかった。それも瞬殺ではなく長く苦しむように殺って欲しかった。そして少し気分が晴れた表情して欲しかった。 なんだ、あのラストシーンは。「殺人の追憶」か? ダッサ‼︎ エンドロールにイニャリトゥの名を見て「またこいつか!」と呆れた。この人は最近面白くはなってきたが、結局向かっていく結論がダサすぎて最後にものすごくドッチラケル![DVD(字幕)] 4点(2016-11-16 02:07:48)《改行有》

416.  ムーン・ウォーカーズ 《ネタバレ》 キューブリックは人生最後の作品にイルミナティの存在を暴露する『アイズ・ワイド・シャット』を撮ったそうですね。 月面着陸捏造説の真偽は知る由もありませんが、宇宙飛行士の頭上から照明が落ちてきて月の地平線からスタッフがわらわらと出てくる動画は見たことがあります。なので、コメディということを了解しつつ、けっこう期待していたのですが、あまりの軽薄なイジリ様についていくのが困難でした。 ものすごい大金を用意しての初対面者との取引に、マヌケすぎる間違い。このあり得ない発端を見逃しながらハリポタのロンの演技を楽しんでいましたが、キューブリックがジャンキーのオカマで気違い染みたクリエイターにされちゃってるのを見たら「この映画の本当の意図は茶化しと揉み消し?」と逆に感じたほど(あれキューブリックじゃないなら私の勘違いで、あの人物の紹介シーンを見落としているかも)。 いずれにせよ、それほど笑えもしないし、成り行きにハラハラもしないし、ガッカリでした。[DVD(字幕)] 4点(2016-10-30 00:20:45)《改行有》

417.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 うわ〜、まんまと騙された! ストーリーではなく売り文句に…。僕には『宣伝マンがお前を嘲笑う』て感じでした。見る前から「どんでん返し」だの「驚愕のラスト」だの、ストーリーにすごいヒネリがあるんだよと豪語する類の宣伝はハードル上げてしまって、作品の面白さを台無しにするだけのような気がする。何も知らずに観ていて「えーっ!?」と驚いたあの映画やあの映画も、見る前からそういう宣伝されてたら、面白くなくなってただろうなーと心底思わされました。僕はマジな話、画面に映らないところでザキヤマが「かーらーのぉ〜?」を連呼してる状況を想像してしまう状態で、「感動的な騙しを披露してくれるんだろ? それは、まさかこれじゃないよね?」という期待を繰り返し、結局「それがオチかい!」とガッカリでした。取り調べのおばさんが、もう一枚上手だったとか、とっ捕まったはずのカリスマハッカーが実は…というような展開でもあったら面白く思えたかも。いや、騙し系なら普通そのくらい期待しません?[DVD(字幕)] 4点(2016-04-05 16:31:48)

418.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 パッケージ裏の解説読んでもイマイチ理解はできないまま、ベストセラーの映画化ということでレンタルしてみました。パニック映画なのかSFなのかオカルトものなのか、テロ映画なのかスピリチュアル系なのか…大勢が消えた真相がどこに向かうのかを楽しみました。結局、大真面目に宗教的なオチでしたが、なんだか消えた鳩がどこからも再登場しないマジックを見せられたような妙な気分でした。小説にはどの程度心情や論理の描写があるかわかりませんが、セリフや出来事のみで見せようとする映画では信心について大真面目に持って行かれても、伝わってくるものがなく、むしろ娘の弁に共感するばかり。航空機内の狭い空間の話に閉じ込めた意図も不明で、とくに航空機パニックものとしての面白みがあるわけでもない。車1台の幅で障害物を払って、飛行機を着陸させようなんて、真面目な話し可能なことなんでしょうか? 消えた人が天国に行った確証なんてあるんでしょうか? 絶対幸せなんでしょうか? もしそうなら家族にどんな意味があるんでしょうか? 変な宗教です。宗教には集団自殺もあったりしますね。2050年、環境問題で食料不足が進み飢餓による死亡者数が50万人増加するだろうなんて話があります。その50万人を「天国に行った」と言う生き残りの詭弁を想像したら寒々しくなります。こういう映画は主張や立場をハッキリ明確にして欲しいです。[DVD(吹替)] 4点(2016-03-06 12:34:20)(良:1票)

419.  はじまりのうた 《ネタバレ》 あまりにも話の展開が都合よすぎる。各地の屋外で音楽を収録したからと言って、それほど音楽の価値が高まるとはとても思えない。最初、彼女がクラブでギター一本で歌った時、あまり相手にされてない感じだったけど、ラファロはその歌に頭の中でピアノやストリングスやドラムのアレンジを加えながら聞いていた。あそこまでの、視点を切り替えた繰り返し語りは面白かったんだけど、屋外収録からだんだんついていけなくなった。邪魔な音を立てる子供をバックコーラスに巻き込むシーンは面白かったけど、静かな夜を邪魔された住人に「うるさいぞ!」と怒鳴られながらの収録ってどうなんだろう? ホントに迷惑な気がする。現実には作品として成り立たないような雑音アクシデントが連続して、録音やり直しを何度もする羽目になるはず。有名になって別れた彼氏に怒りを込めて歌を送るけど、彼が心を痛めながらその歌を聴くってのも、話が出来過ぎ。そもそもそんな人なら彼女を捨てないよ。あんな歌一つでゆらゆら動くのも軽過ぎ。クビだと言われる最期も後味悪い。周囲を振り回し過ぎて自分勝手。ちっとも心地よくない。[DVD(字幕)] 4点(2016-01-29 14:46:07)

420.  シグナル 《ネタバレ》 いまどき、カセットテープレコーダーで会話の録音! どでかいボタンをガシャッと押す手元のアップを見ながら「このお話の時代設定はいつ?」と思いながら鑑賞していると、あのカセットテープレコーダを使っていた人物がボールペンか何かを「この時代にこんな古い道具がまだ生きているとは」とかなんとか言う。それはおかしいんジャマイカ?! 物語の大筋とは関係なさそうな、こんな細かいところで一気に不安になって行きました。通風口を通じて会話できちゃうわけの分からなさも。そしてわりと簡単に施設の外に逃げ出せちゃう。わざわざ外で追っかけっこしなくても、エレベーターで捕まえることは可能だったはずなのに。そして、引っ張って引っ張って、目にしたオチにガッカリ。頭のおかしなオバさんの「内側から外に開くのよ」だけは活きたけど…[DVD(字幕)] 4点(2016-01-03 23:43:03)

0213.23%
1243.69%
2385.85%
38312.77%
47010.77%
57711.85%
613120.15%
7639.69%
88212.62%
9396.00%
10223.38%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS