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プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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421.  ダイアリー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 主観映像の作品にしたところで、やれ○○の映画をマネてるだ、パクってるだと決め付けるのは個人的には好きじゃないですね。タイトルにもあるように死者を記録する意味では、客観的な映像ではなく、こういった実際に襲われるかもしれない場面で命がけで撮るという事に落ち着くと思います。 ただ作品的にゾンビの大家ロメロ先生の映画と言われなかったら、よくある低予算ゾンビモノとして扱われそうな作品でもあります。先生のゾンビ1作目「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」への原点回帰ともとれる内容ですが、主観映像の割には緊張感が薄く、その場にいるような感じが得られなかった(ネットに上がってた映像を編集してるという設定が逆効果だったかも)のも残念です。音楽もゾンビが出る瞬間にドーンとか、あれは不要かも。せっかくの主観映像って雰囲気が、演出によって壊されてしまいます。 お食事シーンは一箇所のみですが、ゾンビのやられるシーンはどれも凝ってます。薬品かけられて徐々に頭部が熔けるシーンなんかよく出来ていますし。終盤のプールに放られたゾンビの画は、まるでトム・サヴィーニ監督のリメイク版「ナイト・・・」を思い出させる異常な画です。 1つ妙に納得してしまったのは、ビデオカメラを構え、ファインダー越しに覗くことによって物事を客観的に感じられるようになるということ。それはブラウン管ごしにニュースを見たりする我々に限らず、撮影者自身にも同じことが言えますね。ありのままの世界を記録しようという使命感と同じだけ、その場の緊張をどこか他人事のように捉えたい逃避願望のようなものを感じました。 人が人を殺す。ゾンビといえど元は人間。捕まえたゾンビをうっぷん晴らしに枝に吊り下げて殺す人々・・・。相変わらずゾンビ誕生のきっかけは謎ですが、ゾンビを全て退けたところで、果たして本当の平和が訪れるのか疑問が残るというロメロ先生のメッセージはなるほどそうかもしれないなと受け取りました。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-05 16:39:14)《改行有》

422.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 今までのティム・バートン&ジョニー・デップを期待してると確実に物足りないでしょう。元々ミュージカルみたいなんですが、映画化の際もミュージカルにする必要あったんですかね?建物とか雰囲気とかはすっかりティム・バートンの世界でいいのですが、肝心の内容が薄いというか不必要なものもあり、少し長く感じました。流血はさほど気になりませんでしたが。 ヘレナ・ボナム・カーターを炎の中に投げ込んだ瞬間「フランケンシュタイン」を思い出してしまいました。乞食女が奥さんだったというのは意外で切なかったですね。できればあれをきっかけに改心して、その後はカミソリではなくハサミを持ち、心優しき床屋さん「シザーハンズ」になって欲しかったんですけどねえ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-23 00:15:00)《改行有》

423.  ペリカン文書 《ネタバレ》 陰謀とか利権とか環境問題がどうとか、見えない部分にいる者達が最後まで見えないまま終わる気持ち悪さとか、観客を若干難しい映画として混乱させる要因じゃないでしょうか?外国から殺し屋を招聘するとか分からなくもないんだけど、その手口が安易というか・・・。大スキャンダルとなるきっかけを1人の女子大生が掴んで命を狙われる自体あまりにリアルさからかけ離れているし(いくら優秀だとしても)。 それでも今ではまず共演はないであろうジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの2人は素晴らしかった。特にダービー・ショウ演じたジュリア・ロバーツの彼氏が爆死した瞬間から追い詰められていく危機感は表情によく表れていました。アクターズズタジオで語っていましたが、彼女はデンゼル・ワシントンとの共演を心から望んでおり、台本の中でキスシーンがあるかどうかを探してしまったみたいですね(笑)結果キスシーンは無いんですが(頬にキスはあるけど)、敏腕記者グランサムと一線越えなかった演出は正解だったと思います。個人的には脚本はイマイチ、演出は及第点(前半のゆったりした展開から後半にかけて緊張感が増していく点は見事)、出演者は文句なしといった感じです。 余談ですが、オスカーで前年「エリン・ブロコビッチ」で主演女優賞を獲ったジュリアがプレゼンターとして、「トレーニングデイ」で主演男優賞を獲得したデンゼルの名前を読み上げた時の嬉しそうな表情は、この映画のラスト、南の島でグランサムのTV出演の様子を楽しそうに見ている彼女とイメージが重なりました。 音楽は直ぐにジェームズ・ホーナーと分かりますね。ピアノの使い方とか「身代金」とソックリな部分があります。[地上波(吹替)] 6点(2009-02-17 10:42:14)《改行有》

424.  偽牧師 《ネタバレ》 あのクソガキは2人に対して何発殴ったんでしょう(笑)最後の最後1回蹴り倒すだけで終わらせるのもチャップリンらしくて愛嬌。帽子ケーキのシーンも引っ張って引っ張って最後に一言「食われるとこだった」って落とし方は笑いのセンスが何とも◎。そもそもチャップリンは初めから全然牧師に見えないし、寄付を持って帰ろうとしたり、協会のお話の所で全然違う話で笑わせてみたり(子供しか笑ってない辺り分かりやすい話なんだろうなあと推測できる)、常に捕まる覚悟でビクビクしてるし、いよいよ観念となったらあっさり手錠してくださいみたいなジェスチャーしてめちゃめちゃ可愛い! 新聞に掲載のチャップリンの指名手配顔ってどう見ても悪い人に見えず「小心者のコソ泥」って感じだけど、それがそのまんま街でコソコソやってるから笑えるんですよね。最後の最後、保安官が逃してやろうとして「あっちの花を取って来い」と言ってるのに、鈍感だからまた保安官の所に戻ってくるバカ正直ぶり!「ターミナル」のトム・ハンクスも真っ青!ニヤニヤしてしまいました。 指名手配中のアメリカ、自由だけど国境付近から既にドンパチやってるメキシコ、チャップリンはずーっとあのまま国境またいで歩いてそうな余韻に浸りながら見終えました。しかし汽車の切符が大晦日のスーパーのレシートみたいに長くてビックリ!車体の下に陣取ろうとしたチャップリンも皆愛くるしいです。1番のツボは教会で聖書を渡された時、手を置いて宣誓しようとした所!ああいう分かりやすいの大好きです!お客さんも陪審員と同じ12人だし。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-15 23:18:40)《改行有》

425.  サニーサイド 《ネタバレ》 チャップリンの短編の中では笑いのエッセンスは少なめです(冒頭の寝起きや調理のシーンでは細かな笑いが沢山ありましたが)。ひたすらホテルのボスに蹴られているし可哀想・・・。ちょっと蹴りすぎなんじゃないかなとも思ったり。挙句の果てには彼女にも振られ、踏んだり蹴ったりだなと思ってやるせない気持ちになりましたが、夢オチで本当に良かった。観ていて救われました。 しかし思い返せば、4人の女性(天使?)が出てきて一緒に踊るシーン等は夢だったんですね。仕事も厳しいし生活もラクじゃないからこそ、せめて楽しい夢を観る。それでも唯一のかけがえの無い存在である彼女まで失う不安もある。結構リアルな心情を映しているなぁと共感してしまいました。夢から覚めた時、エドナの手を強めに引っ張って彼氏らしく主張するチャップリンが何とも可愛らしかったです。 フライパンの上に鶏乗っけて卵を産ませるシーンと、わざわざ馬?を連れてきてお乳を搾るシーンは◎です。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-13 11:04:59)《改行有》

426.  イン・ディス・ワールド 《ネタバレ》 モキュメンタリーはあまり好きではないけれど、難民問題を真剣に考える機会にはなった。奇跡的に入国できる一握りの人間の裏に、大勢の犠牲者がいる事も忘れてはいけないし、我々はたまたま恵まれた国で生まれる事ができただけと考えると、作品が世界的な賞を獲った事にも意義を感じる。船の真っ暗な中、出してくれと大声を上げた人たちが、挙句の果てに大勢の犠牲者が出たのも印象的だった。「カンダハール」もそうだったけど検問のシーンがいつもものすごく怖い。きっと当人達はそれの何千倍も怖い思いをしているだろう。しかも辿り着いたはいいが、その後は勿論ノープラン。何が本当の幸せなのか考えさせられた。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-08 18:25:25)

427.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 過去の恋愛で「もっとああしていれば別れずに済んだかな」とか少なからず後悔はつきものだし、そこをついた発想は面白いんだけど、展開として何かが足りない。ケイト・ウィンスレットに女性としての魅力も感じないし。彼の脳内の中で、何故彼女も逃げ道を探す事に加担したのかも分からないなあ・・・。ジム・キャリー演じる主人公が、彼女の過去を消したいと思った後に、良かった方の思い出に揺り動かされる純真さと、彼女の中の彼への気持ちとの(愛の深さ)がイコールじゃないような気がして、どうも元サヤに戻った結末に心から良かったと思えない自分がいました。公私混同して彼女の記憶に入り込むイライジャ・ウッドとか、受付嬢であり博士との不倫の過去のあるキルスティン・ダンストとかの起用も全く無駄で勿体無いなあと感じました。もう1回見たら感想も変わってくるのかもしれませんが、ジム・キャリーが恋愛映画に出るならもう少し「普通」の展開のものを見たかったです。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-07 19:49:55)

428.  キシュ島の物語 《ネタバレ》 とっても不思議な作品。特段面白いわけではないのに手元に置いておきたくなり、ふと観返したくなる時があります。というわけでDVDも買ってしまいました。 観光当局が作成したようで、実際のキシュはこんなに美しいワケではないらしいのですが、とにかくこれでもかと日本ではお目にかかれない自然が映しだされます。勿論それだけではなく、1話目では神秘と現代文明の対比、2話目では妹に指輪を買うために必死になって働く男を通じ、兄弟愛や暮らしの窮状等、作品のメッセージ性も感じます。ただ3話目のドアの話はちょっと意味が・・・。背負ってるドアと心を開くが何かかかってるのかな??海に入っていきますが、それが現代社会への絶望という意味なのか別の意味があるのか・・・。 それでもヤギと共にドアを背負いながらひたすら砂漠地帯を歩く老人の引きの画は非常に印象的でした。ぼーっとしたい時、映像世界で現実逃避したい時にオススメの一本です。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-03 11:11:33)《改行有》

429.  ハプニング 《ネタバレ》 「宇宙戦争」「ミスト」「クローバーフィールド」と印象が少し被ったかなー。こういう(何かとんでもないものが襲ってきてるぞー)という煽りは嫌いじゃないんですが、好き嫌い分かれるでしょうね。「宇宙戦争」では地球外生物の侵略を地球に存在する微生物が守った形でしたが、この作品では環境破壊する人間に対して、その自然が攻撃(防衛本能?)してくるという事で、更に身近で恐ろしかったです。ジェームズニュートンハワードの音楽も怖さを煽ってたなぁー。でも最初の集団自殺が意味不明で一番怖かった。本当の恐怖って自分の中で理解できない部分にありますね。 最初に「科学で解明できない事も・・・」みたく講義してた場面で、映画としてのメッセージを強引に詰めないよって感じがアリアリでしたが、何故全世界ではなくアメリカ北東部だったのか、何故1日で収まったのか、何故他国でもまた始まったのか等、敢えてぼかしてる部分が消化不良な感じに繋がってしまってますね。 あと、なんだかとりつかれてないのに、やたら目がギョロギョロしてる奴が周りに多すぎ・・・。不気味というか紛らわしいというか・・・。そしてシャマランがグロ描写をあそこまでしっかり映すというのは意外で、少し残念でしたね。虎が腕を引きちぎる描写とか、銃で頭撃たれるところなんて本当に必要だったんでしょうかね??いくら配給会社の要望とは言っても、そこに本質的な怖さはなかったです。(2014.11.12改訂)[ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-02-01 00:40:23)《改行有》

430.  マイ・ブルーベリー・ナイツ 《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの作品はいつも観終わって暫くしてから思い返す時、ひとつひとつの場面というよりは、むしろ全体の雰囲気がボワッと浮かんでくる感じだが、この作品もまさにそんな感じだった。 90分の尺では、ヒロインが失恋してから旅に出て戻ってくるまでの300日を映し出す時にどうしても駆け足になるのは否めない。それぞれ愛に悩む人々とのご都合主義的な出会いが重なり、最後でヒロインが、イマイチ成長した感じにとれないのが残念な気がしたが、元々この監督の作品は展開に大きな起伏はそれほどないので、かえってこの長さのほうが間延びしなくて良かったのかもしれない。 ノラ・ジョーンズは作りすぎずに普通の女性を体現。ジュード・ロウは癖のある役もいいが、こういう普通の役もまた上手い(物足りない人も多いと思うけど)。デヴィッド・ストラザーン、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズと芸達者を次々と贅沢に使って作品に重厚さがあった。 映像の美しさ、とりわけネオンや夜の飲食店のライトに照らされる出演者が、物思いにふける表情は、言葉なくして心の葛藤を表現していて思わず唸らされた。最後のキスはまさに秀逸。美しくてため息が出ました。[DVD(吹替)] 6点(2009-02-01 00:26:59)(良:1票) 《改行有》

431.  ディセント 《ネタバレ》 地底人が出てきた瞬間に怖さが半減するという珍しい作品です。それってきっと身近ではない存在よりも、隣にいる人間が何を考えてるか分からない事のほうに恐怖を感じるからではないでしょうか?間違って仲間を刺しちゃった事に対する猜疑心が怖い。6人仲良しだったはずが「今の悲鳴で(地底人は)向こうにいる彼女のほうに行くからこっちは大丈夫」的な会話があって、地底人よりよっぽどゾゾーっとトリハダが立ちました。 ほぼ全編洞窟内なので暗く、6人の女性がヘルメットにカンテラ着けてるので今誰が一緒にいて、誰が地底人にやられたのか等、判別に結構疲れます。それと作品全体に漂う閉塞感が重なって非常に重苦しいです。 しかし皆さん仰るように、最初の交通事故で旦那さんと子供が亡くなりますが、あれがあまり本編に絡まない(ラストの夢オチのため?)ので、不要だったのではないでしょうか?結局全滅ですが、最後まで戦ったヒロインが全身血まみれで、「キャリー」のシシー・スペイセクにそっくりでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-19 10:09:05)(良:1票) 《改行有》

432.  007/ゴールデンアイ 全体としては及第点。街を戦車が走ってボコボコ家やら車を潰していくシークエンスは、不謹慎ながらも爽快。ブロスナンボンドは今までのボンドより優等生って感じで、品がいい分、けっこうなカッコつけにも感じる(なんならTV吹き替え版の声までキザ)が、これはこれでいいと思う。ただ、シナリオがなんだかパッとしなかったり(悪役の意図が今ひとつ)、ボンドガールの方は美人なんだけど印象が薄かったり。ショーンビーンは悪役だけどカッコ良かったです。ファムケ・ヤンセンは「X-メン」の時と全然違うけど上手いなーと思いました。しかしオナトップってスゲー名前(笑)007シリーズはもっとカッコいいテーマソングをバンバン使っていいと思います![地上波(吹替)] 6点(2009-01-19 09:56:37)

433.  ザ・スナイパー(2006) 《ネタバレ》 モーガンが殺し屋ってだけで100%冷徹で非情なだけの殺し屋キャラではないなと思いましたが、その通りの展開となります。ジョン・キューザックと息子が、危機を乗り越えて徐々に信頼を取り戻すってのも実にアメリカ的。ただ・・・肝心の中身が凄くうっすいです。終始薄暗いキャンプの画面。モーガンとジョンキューザック親子と3人で仲良く。しかも追いかけてくる4人も何か中途半端で恐怖感も伝わりません。 良かった所は2箇所。序盤モーガンが「俺をここで逃がして1時間後に帰宅しろ」と言い、それをキューザックが拒否したときのモーガンの顔は、まるで「セブン」のラストで「銃を捨てろ。ここで撃ったらお前の負けだ」とミルズ刑事を哀れむ顔と同じで個人的にツボでした。もう1箇所はラスト、カフェで女刑事に「あの親子に何かあったら殺すぞ」と耳打ちしたモーガンのカッコよさ。結局中身は薄いけどモーガンのキャラで及第点になった作品かもしれません。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-06 09:55:20)《改行有》

434.  犬神家の一族(2006) 登場人物が多いせいか、誰にも感情移入できませんでした。わざとそういう作りにしているのか、それとも肝心な部分の役者の演技がクサイからなのか・・・。松嶋菜々子は美人だけど、大きすぎて着物が似合わないなあ(どうしようもないけど)。スケキヨさんを見た時、先日たけしの番組で物まねをしていたダチョウ倶楽部を思い出してしまいました(^^;サスペンス映画としたら良く出来ていると思いますが、市川監督はなぜセルフリメイクを決意したのでしょうか?富司純子さんや萬田久子さんてあんなに演技クサかったかな?あと富司さんの息子さん、せりふまわしが歌舞伎役者丸出しで残念です。[地上波(邦画)] 6点(2008-12-30 02:04:14)

435.  デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 「ソウ」の監督としてではなく「ソウ」の脚本家&音楽の人として見たので結構満足でした。音楽も「ソウ」っぽくて好みです。しかし予想通りの全滅でしたね・・・。ドニー演じる刑事はあまり役に立ちませんでしたが、追いかける側が話を信用した=死という流れは、ありきたりだけど面白かった。腹話術人形が100体もあると本当に不気味ですね。人形自体に不気味さを感じる人なら結構恐怖だと思います。でもやはり口が裂けた死体の顔が、それらよりも怖いというのが全体のバランスからすると違うのかな?と。 「正体を見ても叫んではいけない」というのは、分かっていても怖いなあ・・・。今の奥さんが乗り移られた犯人&お父さんは既に死んでて腹話術人形のほうというオチは◎です。[DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 16:40:08)《改行有》

436.  チーム・バチスタの栄光 《ネタバレ》 今放映中のしているドラマ版を途中まで観ている状態で映画版を観ると、無難に仕上がっているなと感じる反面、バチスタチーム1人1人の個性がイマイチ反映されていなかったなと感じました。キャスティングも良かった方とそうでも無かった方がいて、麻酔科医は特に重要なのに彼なのかと思ってしまったり・・・。 義理の弟と兄は2人で1人だとか、桐生先生の秘密で解決かと思いきや、やはり殺人事件であったりと展開は分かっていても面白かったです。緑内障で下半分が見えない桐生先生が、下にあるモニターに気づかないあの場面は緊張感あってワクワクしました。 竹内結子の存在で張り詰めた緊張感がいい意味で和らいでいて、阿部さん演じた白鳥との対比は良かったと思います。ただ、あまりにも鳴り物入りで公開された作品なので、期待しすぎると普通のサスペンスじゃないかと思ったりするかもです。堺雅人さんも出演するらしい第2弾への期待と、山口良一さんの日本一ロックしてない歌声に6点。[DVD(邦画)] 6点(2008-12-07 21:24:16)《改行有》

437.  沈黙の聖戦 《ネタバレ》 セガールの映画には「彼が命を落とすのか、それとも無事敵を倒すか」という部分でのハラハラ感は全く無い。むしろ興味は「どのくらい圧倒的な強さで敵を倒すか」だけである。私はこの感覚をどこか身近で感じる時があるなーと思ってよくよく考えたらそれはパチンコ「CR 海物語シリーズ」を打ってる際の大当たり確変時の感覚に近い。つまり「次回当たりは決まっているのだが、問題は奇数(確変)でくるか偶数(短発)であるか」だ。セガールの映画にも海物語にも私は『確変勝ち』を求める。そうでないと例えハッピーエンドでもイマイチしっくり来ないのだ。あっ、この映画は無難に面白かったです。いつものセガール確変です、ご安心下さい。[地上波(吹替)] 6点(2008-09-17 17:52:57)

438.  尼僧物語 《ネタバレ》 こう見るとキリストに限らず、信仰を貫くという事がいかに難しく、己との葛藤の日々であるかが分かります。 オードリー演じるシスターは美人でしかも嫌味が無く、人にも優しく知的で何の欠点もありません。でもだからこそ、自分の父親が戦争の犠牲者になった時に大いに苦しみます。信仰の教えでは敵味方問わずに人の過ちを許さなければいけない、それが例え自らの肉親を失う事であっても・・・。しかし我々は神でなく人間であるし、失礼な言い方をすれば見た事も会った事もない信仰の対象よりも、実際に肌に触れて長年愛してくれた身寄りに対しての方により深い愛情を覚える事が罪とはとても思えませんでした。 父親を失ったと訃報を聞く前から、どこか明るさを失っていたヒロインは、かなり前から自己の心の矛盾に気付いていたのでしょう。その内に秘めた苦しみをヘプバーンは見事に体現していたと思います。 医学校の門戸が開かない情勢の中、唯一の道である尼僧になっての医学留学。しかし父親を尊敬するがゆえのその決断が、彼女を最も苦しめる形になるとは・・・、色々と考えさせられる映画でした。決して面白いとかそういう作品ではないですが、1度は見て損の無い作品だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-27 10:59:39)《改行有》

439.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 男は下半身に人格は無いんだなぁ…(あのハリー・キャラハンでも)。そして女の情念は本当に怖いと痛感。女の園に男が1人ってシチュエーションは一見羨ましいと思うけど、嫉妬が絡むのでやっぱり怖いですね。そんな恐怖がひしひし伝わってくる作品で、男性の方がこの作品を楽しめるのではないでしょうか? でもイーストウッドも12歳の子にキスしてみたり、17歳のおませな子とエッチしたり、先生やご婦人から最後には黒人のメイドさんまでと狙いすぎ。まるで「ときめきメモリアル」で、色々な女の子と知り合いになり過ぎて結局全員から総スカンくらう失敗みたいなあの流れです。 しかしこの邦題はどうでしょう??私的には「女達の情念」「イーストウッドのハーレム万歳!」もしくは「悪魔の楽園 ~はしゃぎすぎたら足チョンパ~ 」とかがいいと思います。 あとキノコが好きなら食う前に異変に気づきなさい、そして周りが誰もキノコ食べてないんだし、あんなに失態見せた後なんだから少しくらい警戒しなさい。しかし遺体のイーストウッドも非常にダーティな顔でした。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:27:21)《改行有》

440.  戦略大作戦 《ネタバレ》 こんなに肩肘張らずに観られる戦争映画は珍しいですね。しかしあのドイツ人捕虜の言ってた金塊話がウソだったらどうしようとか全く考えていないイーストウッドが俺は好きです。それに乗っかる皆さんも好きです。仲間を連ねて戦車でやってくるサザーランドも、山分けを持ちかけたら素直に応じちゃう銀行のドイツ人もみんな憎めない! しっかし映画とはいえ、大きな障害なく金塊までたどり着けちゃってそのまま終わってしまうのもなんだかなーですが、こういう作品があってもいいですよね。上司はほぼ何もしてないのに英雄扱いだし、その部下はどさくさにまぎれて持ち逃げ。実際の戦争中にも、終戦間近に多かれ少なかれあったんじゃないかなあ??テリーサバラスって刑事コジャックですよね?結構カッコ良かったですw[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:13:01)《改行有》

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