みんなのシネマレビュー |
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421. 007/ドクター・ノオ 《ネタバレ》 10年以上前にBSか何かで鑑賞して以来、久々の鑑賞。本題から逸れるがブルーレイの画質の良さに改めて驚嘆。 作品自体は50年前(!)の作品と言う事も有り流石に古臭いが、それを今どうこう言うのは無粋と言うもの。そんな事よりも、現在まで継続しているジェームズ・ボンドの基本的なスタイル(所作、居住まい等々)がこの時点で確立されており、それが現在までブレていない事が凄い。 そして何よりも驚いたのは初代ボンドガール、ウルスラ・アンドレスの存在。 映画の新作公開が近づくとテレビで「歴代ボンドガール人気投票」が毎回の様に放送されているが、ウルスラ・アンドレスが毎回上位にランキングされている理由が今回改めて理解できた。魅力的な外観は勿論の事、主人公の脇でキャーキャー叫んでいるだけでは無い、50年前は稀有だった筈の自己主張の強いキャラクター。 強い女性キャラは今では珍しくも何とも無いけれど、この点でも本シリーズは時代に先駆けていたのだ。 様々な意味で一つの大きな流れを映画界に作り出した本作に敬意を表し、7点献上。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-23 10:28:35)(良:1票) 422. ペネロピ 《ネタバレ》 呪いを掛けられブタの耳と花になってしまったヒロイン、ちょっと土屋アンナを連想させっる面立ちですが私と嫁の第一印象は「全然醜くないじゃん!」でした。皆さん楽しそうに演じてます。クリスティーナ・リッチの新しい魅力を感じます。第三者の力を借りるのでは無く、自分自身で呪いを解く流れも好印象。 良作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-09 18:51:30) 423. スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》 本作の評価にはかなり面倒だが以下の行為を一通り済ませておかなければならないと思う。 1.原作の読了 2.原作及びスタジオぬえ作成のパワードスーツの挿絵が後世に与えた影響をWikipedia等で頭に入れておく 3.原作の映画化に纏わる経緯を知っておく(映画化は過去何回も企画され、1997年のバーホーヴェン版まで悉く没となっている) 4.これらを全て踏まえて過去3作を鑑賞する 上記4項目を実施しなければ本作の評価は著しく低いものになるだろう。 何の予備知識もなく鑑賞したら、髭や傷の有無・髪の色・眼帯等で違いは与えられてはいるが似た様な顔のCG俳優がカクカク動く「ゲームの合間に挿入される様な映像の羅列」を単に見せられただけと思われかねない。 1作目のバーホーヴェン版は物議を醸した原作の右傾思想を逆手に取り、アメリカ大国主義を風刺する事に重点を置いた。パワードスーツの映像化を切り捨てたのは英断。 2作目は良くも悪くもバグのSFXを担当したフィル・ティペットのヲタク魂が炸裂、マニアック過ぎる小粒作品となってしまった。 3作目でついにパワードスーツが映像化されるが、残念ながらスタジオぬえの挿絵の影響が強い私の様な原作ファンには期外れだった。 1作目の出来が白眉だったので2作・3作目の評価は低くなってしまったが、全作を通じて感じられたのは良し悪しは別として製作に携わった人それぞれの原作とパワードスーツに対する熱い思い入れだった。(皆それぞれ、自分たちの「宇宙の戦士:Starship Troopers」を作りたかったのだろう) 翻って本作、結論から書くと荒巻監督は自分自身の原作とパワードスーツに向ける熱い思いを上手く映像化したと思う。 あっさりと纏めすぎの感は有るが、パワードスーツを新解釈で映像化し、3作目で不評だった”マローダー”をAppleseedのランドメイトの様な位置付けで上手く組み合わせたのは成功だろう。 だが、前述の様に登場人物がまるでCG版キャプテン翼の如く皆同じ顔のキャラばかりであり、冒頭に記した様に若干の違いは与えられているが誰が誰なのか判らなくなり途中で混乱した。 今後、CGの俳優が実在の俳優に取って替わるとは夢にも思わないが、技術的な課題はここにあるのかと感じた次第。 ハッキリ言って脚本は大した事は無いが、製作に向けた思いに敬意を表し7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-10 16:32:16)(良:1票) 《改行有》 424. ラ★バンバ 《ネタバレ》 人は良くて個性的だけど少々出来の悪い兄貴と、才能に恵まれ良く出来た弟の物語は古今東西共通の題材かと。 ドナ役の女優さん、この後何処に行ってしまったのか?[映画館(字幕)] 7点(2012-05-31 13:04:24) 425. ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 遅まきながら鑑賞。嫁共々大泣き。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-21 18:52:22) 426. 宇宙兄弟 《ネタバレ》 新刊発行を心待ちにしている程の原作大ファンとしては、終盤の強引な展開は少々抵抗感有り。何だか将来最も観たかったシーンを横取りされてしまった様な気分だ。とはいえ、小栗旬の好演も有り全体としては手堅く纏めた良作。 オープニングタイトルは邦画の中ではTOP3に入る位の出来ではないか?。 原作未読の方には是非ともご一読をお薦め。本当に良く出来た素晴らしい漫画です。[映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 16:21:27) 427. テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 クスクス笑うのが楽しい。肩の力を抜いて楽しく鑑賞させて貰った。市村正親は一人だけオーラが違う、流石は舞台俳優。阿部寛の熱演と上戸彩の可愛さもプラス要因。個人的にラストは上戸彩が阿部寛に似た現代人(勿論、イタリア人)と出会う展開になるのかと思っていたが、あの様な展開になるとは・・・[映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 16:12:59) 428. 本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇 懐かしいですねぇ! 白島靖代と伊藤かずえ、綺麗です。 再鑑賞したいのですが、近所のレンタル屋には無くDVDも発売されていない様で。 今みても木っ恥ずかしい思いをするだけの様に思えますが、やっぱり観てみたい![映画館(邦画)] 7点(2012-04-18 13:08:35)《改行有》 429. ミスター・ノーバディ 《ネタバレ》 好き嫌いがハッキリ分かれる映画。「エターナル・サンシャイン」や「バタフライ・エフェクト」を面白いと感じられる人なら、この作品も受け入れられる筈。 死を目前にした118歳の老人が自らの一生を振り返る形式を取っているが、映像で綴られるどの人生が本当に自分が辿ってきたものなのかは最後まで明らかにされない。 もしかしたらそのどれもが老人の理想を思い描いた空想に過ぎないのかも。 それでも最後まで飽きずに鑑賞できるのは、出演する俳優達の演技が皆確かであり、結末までしっかり見届けたいと観客に思わせる映像と脚本の成せる業。 広く一般に受け入れられる事は難しいと思うが、映画好きなら観て損はしない力作であるのは確か。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-10 13:09:12) 430. アジャストメント 《ネタバレ》 ご都合主義の脚本・後半グダグダな展開だが、そんなのは大した事では無いと思わせてしまう程にマット・デイモンとエミリー・ブラントが本当にお似合いのカップルであり、二人でNYの街角を幸せそうに歩く姿だけで何だか嬉しくなってしまった。 キャスティングに7点。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-02 12:55:13) 431. ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 多分、マーク・ザッカーバーグ本人はここまで事態を混乱させ、友情を犠牲にするつもりなど毛頭無かったのだろう。ただ単に彼は好きな女の子に自分の方を向いて欲しかっただけなのでは。 ラスト、寂しいとも悲しいとも言えない微妙は表情でFaceBookのページを更新し続ける描写が妙に心に引っ掛かった。アカデミー賞候補に相応しいとは思わないが、デイヴィッド・フィンチャーらしいスマートな佳作。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-26 13:01:26)(良:1票) 432. ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 (出張先のフランスにてフランス語吹き替えで鑑賞。ちなみに私はフランス語は全く判りません) 予告編鑑賞時から期待度極大の本作、よりによってフランス語吹替で鑑賞してしまった。 台詞など判る訳が無い、でも、これが予想以上に楽しめてしまったのである。 起承転結が判りやすい構成と俳優人の確かな演技、且つ台詞が判らず字幕も無いので日本人に馴染みの薄い名前に惑わされる事も無く、予備知識無しでも主人公と一緒に謎解きを楽しめてしまった。これは自分でも驚く程に稀有な経験だった。恐らく日本語字幕付きを鑑賞しても私の感想は大きく変わらない筈だ。 ついでに、他レビュアー諸氏が記載されている「ボカシ」は当然の事ながらフランス公開版では全く無し。主人公二人の関係を一気に昇華させる重要なこのシーン、エッチでは有っても猥褻な感じは全くしないので、ボカシなんて要るのか? と言うのが正直な感想。。(「ぼくのエリ、200歳の少女」然り、隠せばいいってもんじゃ無い) いずれにしても映画ってやっぱり面白いと普段とは少々異なる形で再認識した次第。 日本語字幕付きを鑑賞してから再レビューします。[映画館(吹替)] 7点(2012-02-21 16:05:15) 433. ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 他レビュアー諸氏記載の通り、登場するドラゴンは「猫」をモチーフとした描写が多く猫好きの私としてはニヤニヤしっぱなしだった。 結末はちょっと重いが、単なるハッピーエンドに終わらせなかった事が逆に作品の格を上げている。 単なるCG3Dアニメの枠を超えた力作。お奨め。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-12 13:05:12) 434. 天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 ナウシカ~本作を経てトトロまでが個人的には宮崎作品のピーク。後の作品は申し訳ないが今ひとつ心に響かない。久々に通しで観賞したが、老若男女世代を超えて誰でも楽しめる娯楽に徹した作品。難しい講釈や人間群像などは抜きにして、またこういった突き抜けた作品、作ってくれないものだろうか。[地上波(邦画)] 7点(2011-12-12 12:59:39) 435. ダークマン 《ネタバレ》 懐かしい! 私この作品大好きです。 手が焦げる描写は正直引いたけど、ギャグをやりたいのかシリアスなアクションをやりたいのか、この中途半端な所がサム・ライミのいい所。[映画館(字幕)] 7点(2011-11-15 18:11:27) 436. イエロー・ハンカチーフ 《ネタバレ》 製作陣は原作の良さを事前に充分認識した上でリメイクに取り掛かっていると思われ好感が持てる。日本映画独特の湿っぽさが抜けた影響も大きい。ビールを飲みたくなった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-15 18:02:08) 437. サロゲート 《ネタバレ》 劇場公開時は「アバター」の影に埋もれてしまった様だが、かなりの良作。 終盤、夫婦が生身で再会するシーンは感動的。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 13:56:15)《改行有》 438. ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》 「年に数回出会う極上の拾い物」の一つが増えました。 撮影現場は楽しかっただろうな~ と想像しながら観賞。ドリュー・バリモアの人徳なのか、ジュリエット・ルイスは怖いですが出演者も豪華で皆良い演技をしています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 13:51:54)《改行有》 439. ワイルド・スピード/MEGA MAX 《ネタバレ》 これもIMAXで観るべき作品ですね。高い料金を払って前向きな現実逃避が出来ました。満足です。 このままではIMAXで無ければ劇場観賞では満足出来なくなりそうで、少し自分が心配です。 ヴィン・ディーゼル、個人的には良い演技をしていたと思います。妹の懐妊を知るシーンで見せた優しい表情、自分でも驚きましたが不覚にもウルウルしてしまいました。 本シリーズは過去の外国映画では何かと不遇の立場に有った日本車に対するリスペクトを視覚でしっかりと表してくれるので車好きには堪りません。 冒頭、主人公のカップルが乗っていたのが日本の誇る希代の名車「スカイラインGT-R(レプリカかも知れませんが・・・)」、ラスト、方法の是否は別として富を手に入れた主人公が乗っているのが、これまた現代の日本が誇る名車の一つ「日産GT-R」。 一作目のトヨタ・スープラ、二作目の三菱ランサーエボリューション&エクリプスや日産R34スカイラインGT-R、3作目のマツダRX-7等々 DVDが出てからでも良いので車好きを自認される方は一種のファンタジーとして本シリーズの観賞を強くお奨めいたします。次回作にも期待大ですが、出来ればオートバイが主役の「Torque MegaMAX」を作成して下さい!![映画館(字幕)] 7点(2011-10-28 13:29:26)(良:1票) 《改行有》 440. モールス 《ネタバレ》 良く出来たリメイクだと思う。 ただ、綺麗にまとまり過ぎている感は有るので、原作・オリジナルの映画に対し何らかの思い入れが有る人は不満かも知れない。 もしこれから本作を観ようという方がいらっしゃるなら、原作・オリジナルの映画に関する情報は一切入手しないで鑑賞する事を強くお奨め致します。[映画館(字幕)] 7点(2011-08-07 11:33:37)《改行有》
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