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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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441.  ババドック ~暗闇の魔物~ 《ネタバレ》 面白いホラー映画ってないかなぁ…とネットで検索するとちょいちょい名前があがってくるこの映画。 母子二人暮しの家をババドッグというモンスターが襲う映画…かと思いきや、実際は育児ノイローゼのお母さんがおかしくなってしまいストレスの元凶である我が子を襲う話でした。 いわゆるサイコスリラー映画にジャンルされるものだと思います。 この映画については、ほんとにモンスターがいるのかそれともお母さんの妄想なのかがわからない…という感想をよくみますが、各種伏線や展開をみるかぎりこれはお母さんがストレスでおかしくなってるだけです。 例えば破棄したはずなのに修理されて戻ってくるババドックの絵本。あれお母さんが自分でやってますよね。それより前に以前は本の仕事してたって言ってますからそのあたりが伏線でしょう。 そもそもあの本が帰ってくるタイミングは渋る医者に子供用の薬を処方させた事がきっかけになってますから、自分の子供へ強い薬を処方する罪悪感とそれでやっとおとなしく寝てくれるという安心感。そのアンビバレンツが契機になってるのはほぼ間違いないですし。 結局はちょっと困った子供をたった一人で育てなくてはならない母親がおかしくなっちゃうだけの映画なのです。 女性監督が自分で作った話を自分で監督してる映画ですから、そのあたりかなり女性視点で深く描かれてるんだと思います。多分。 さて、で、この映画の評価ですが、とにかく陰鬱でイライラします。 特にあの子供については「死ねばいいのに」と思うくらいイライラします。 観ていてとにかくしんどいのです。 それに何より犬をいじめる映画は僕は嫌いなのです。 という事で好き嫌いで言えば大嫌いな映画で本来であれば0点でもいいくらいなのですが、それはいくらなんでもこの映画が可哀そう。 だからと言って高得点をつけるのもおかしいので微妙なこのくらいの点数にしておきます。人によってはひょっとしたらひょっとすると思いますから。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-19 23:41:50)《改行有》

442.  ディレイルド/暴走超特急 《ネタバレ》 みなさん、模型模型言い過ぎです笑 この明らかにカサンドラクロスをパク…思い起こさせるラストは、かの映画をリスペクトしてオリジナル以上に模型感を出してみたからに相違ないからです。うん、きっとそうだ。そうに違いない。 それにしてもこのテロリストのボス、初動の調査がよくありません。 列車の乗客に向かって「誰か女を見なかったか。男ならだれでも心を奪われるような美女だ」とのたまうわけですが、いやいや女怪盗役の女性、そこまでの美女じゃあありません。そんな聞き方されても乗客は「いやそこまですごい美女は見なかったし…」と多分思ってしまうわけで、これじゃ見つかるものも見つからなくなります。 ここ数年ニュース等で食傷気味の「美人すぎる●●」と同じで「それ盛りすぎだろ」という発言をしても結局は誰も得しない。その好例だと思います。 どんなときも淡々と事実をもとに特徴を聞かないとね。[地上波(吹替)] 4点(2018-12-19 15:44:26)(笑:1票) 《改行有》

443.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 この映画が低評価な理由は明確に説明できます。 一つは「シックスセンス」で期待値を爆上げしてからの次回作だったため観客が「あー…」となった事。 もう一つは、時代が早すぎた点。 前者については「シックスセンス」が偶々この監督にとっての奇蹟の一本だったからで(リュックベッソンにとってのレオン)しょうがないですし、後者についてはこの映画以降ハリウッドで作られ始めた等身大で描くヒーロー物の嚆矢とも言える映画になってるわけで、今だったらもうちょっと普通の評価されたんじゃないか、と。ほんと早すぎただけなんじゃないか、と。 そういう意味では運がなくて不当に低評価されている映画だと思うのです。 まぁ残念ながらそこまで面白いわけでもないんですが、しかしここまで低評価なのはかわいそうってそんな感じ。 ちなみに自分がこの映画を観ているときには「どんなに不死身でケガも病気もしなくてもハゲるんだな」と映画を観てる途中でそれがずっと気になっててしまって、やや重めのストーリーが全然頭に入ってこない困った映画でありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-18 11:32:12)(笑:1票) 《改行有》

444.  シックス・センス 《ネタバレ》 この映画、公開当時に「衝撃の結末」でシャラマンの名前を一躍有名にした映画なわけです。 で、そういう宣伝がなされていた以上映画を観ている客は「何かある」という目で映画を観る事にどうしてもなっちゃいます。 と、映画の序盤からブルースウイリスが死んじゃってて幽霊なのが見え見えなのです。 だって冒頭の自宅で食事は一食分しかなくて明らかに無視されてるし夫婦の仲たがいにも見えないし、それから後のシーンでも彼は少年以外の誰からも見えてないように撮られてるし。もう序盤から「こいつ幽霊だろ」としか思えない撮り方をされています。しかもミスリードしそうなシーンまできっちりあって逆にさらに怪しいっていう。 そしてご丁寧にも中盤では少年が懇切丁寧に設定を説明してくれちゃうのです。 「僕は死者が見えるんだ。死者は自分が死んでるって気づいてないんだ」と。 そこで初めて「あ、ブルースウイリスは自分が死んでるって自覚ないんだ!自分が幽霊なのは知ってるのかと思ったよ…」と個人的には思ったわけですが… (ちなみに彼以外の死者の多くは自分が死んでる事を知ってるようにしか思えないので設定矛盾があるわけですが。少年の祖母とか母に虐待死された少女とか首吊り状態でじっとこちらを見てる人とか、どう考えても自分が死んだ事を知ってますよね) まぁそういう意味では劇中わかりやすく描かれている実は彼が死んでたという点においては多少目端の利く人からみれば「衝撃」でもなんでもないわけですが、しかし、その衝撃があろうがなかろうがなおこの映画は面白いのです。 私は初見のときに序盤からこいつは多分幽霊だろうなという観点で実際に映画を観ていたから間違いありません。 衝撃の結末なんかあろうがなかろうが、この映画は面白いしジーンとします。 オチで語られる事の多い本映画ですが、この映画のよさはそこにはない、と個人的に断言しておきますし、もっと言えばこの程度の結末だけであればちょっとしたB級映画レベルにすぎない映画だったと思います。 それ以外の出来のよさこそがこの映画を傑作たらしめていると個人的には思うわけです。 愛ですよ愛。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-18 11:27:23)(良:2票) 《改行有》

445.  ラブ & ドラッグ 《ネタバレ》 映画序盤で、でかでかと出てくるファイザーの名前。 ナニコレ、バイアグラの映画だったりするの?と思ってそこでwikiを見てみるとほんとにそうだったっていう…てかノンフイクションなのか。 でもそういう観点であらためて観ると今度はバイアグラは別に単なる脇役だっていうね。 パーキンソン病にいかに寄り添うかがメインテーマなわけですが、日本人は白人と比べてパーキンソン病にかかりづらいので(というか白人が有色人種と比べてパーキンソン病にかかりやすいわけですが)あまり社会問題化しておらず一般にはなじみもないので、日本人はこれ若年性アルツハイマーあたりに置き換えてみると非常に理解しやすい映画かと思います。 さて普段の僕のレビューであればアンハサウエイのおっぱい!とか書くところですが、今回はバイアグラの事を。 さて一時代を築いたバイアグラですが実際に使うとかなり副作用が強く鼻づまりはあるし頭は重くなるし何より脚がめっちゃ重くなります(これは翌日まで地味に残ります)。いちいち女性に見栄をはるために使うにはちょっと躊躇するレベルの副作用。 実際に劇中で主人公の勃起が収まらなくなるという副作用が描かれていますが(幸いにも個人的にはそんな目にあった事はありません)まぁそれくらいいろいろ副作用がきつい薬なわけです。(それでも使っちゃうのが男性の悲しい性だったりしますが笑) 字幕では出ませんでしたがアンハサウエイがED薬を語るセリフの中に「グラクソとかも開発してる」と語るシーンがありまして、そのグラクソが開発した後発のレビトラははるかに優秀で、それと比べればバイアグラは完全な下位互換。 何しろレビトラは副作用が段違いに少ない(体感で半分以下)上に本来のED改善効果もバイアグラより上なわけですから本来であればもはやバイアグラに出る幕はないわけです。レビトラ万歳。 しかし先行して話題になったのは大きく、一般には今でも「そういう薬=バイアグラ」というイメージは残ってるのが面白いところです。人間って結構コンサバですからね。(もちろん薬には個々人との相性があるのでバイアグラの方がいいという人もいるんでしょうけど) さてこの映画、そんな日本人にはあまりなじみのない薬となじみのない病気を扱った映画なんですが、それぞれ簡単に身近な物に置き換えてみる事ができるため鑑賞の障害にはなりません。一方でそういう観点で観ると映画の内容自体は(元が実話であることもあり)わりと月並みで驚くような展開もなく最後も収まるべきところに収まるという非常にこじんまりとした映画になっています。で結局は他であまり見ないセクシーなアンハサウエイが一番のセールスポイントになっちゃってるわけで、ちょっと残念な映画かなと思います。[インターネット(字幕)] 6点(2018-12-15 15:05:10)(良:1票) 《改行有》

446.  K-19 《ネタバレ》 実在した不幸艦K-19の1回目の事故を描いた実話映画。 実話だからしょうがないんだけどあまりにも話が地味で、つきつめれば原子炉が壊れたから命をかけて修理する、というだけの話。 最後まで緊張感をもって見る事はできるし悪くはない…んだけど、ただでさえ暗い雰囲気の潜水艦映画でこれだけ話が地味だと面白い!とは思えないのが残念なところ。 ちなみに劇中で艦長が、このまま原爆並の大爆発を起こしてしまうと世界平和への影響が避けられないから潜水しようとするわけですが、これって当時艦長が実際そう思ってたそうなんですが、実際はこういう事故がおきてもただ沈むだけで原爆みたいな爆発は起きません。勘違いなわけですね。 そしてK-19、この原子炉事故のあとに衝突事故と火災を経験する事になります。ついてない奴はとことんついてないってわけですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-10 03:20:04)《改行有》

447.  エビデンス-全滅- 《ネタバレ》 POV系映画は、何が映ってるかわかんない…という大きな問題があるわけですが、いくつかの映画はそれを逆手に取り、より面白い映画にしようと挑戦しています。この映画もまぁその1本なのかもしれません。 端的に言えば「映画撮って有名になりたい人のスナッフムービー作成日記」というアイデア一本だけで映画にしたのはいいけれど、細かいところを詰め切れてない上にその見せ方にも問題があってつまらない、とまぁそんな感じの映画です。 何より見せかたです。 とにかく断片的なノイズまみれの映像で何が映ってて誰が登場人物で話がどう進行してるかが非常にわかりづらい映像がひたすら続くのです。 これじゃ誰が誰かよくわかんなくなるし何が起きてるかもわからなくなり…で途中で確実にダレます。 とにかく観ている側の緊張感が保てない。 で、まぁそんな状態で観ていても生存者がいる事がわかった時点で「生き残ってる奴がいるならそいつが犯人だろうよ」くらいは漠然とわかるわけで、まぁ実際そいつが犯人なのですが、しかし途中の展開がよくわからないため「え、結局こいつらって誰なんだっけ」と直感的にピンとこないという…いやそれじゃサプライズもなんもないでしょ。 もちろん消去法で考えれば彼女達が誰なのかはわかるのですが、映像の関係で途中でキャラ薄すぎなんですよ。しかも個々人に思い入れもないから犯人が誰であってもサプライズにもなんにもならない。それじゃダメですよね。 たとえばこの事件に巻き込まれた(癖のある)人達は結局なんなの?とかストーリー上の細かい点がいろいろ不明で、とにかくツメの甘さがハンパじゃない映画でした。 バス事故起こしたときに当人たちが大けが!とか、途中で乗ってくる奴が休暇中のデルタフォース隊員だったらどうするの?とか気にし始めたらきりがありません。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-06 22:16:36)《改行有》

448.  パニック・マーケット3D 《ネタバレ》 CGは安っぽいし驚くような展開もないけれどそれなりにお約束を抑えたオーソドックスでよくまとまったパニックサスペンス映画。 チープな割にずっと観ていられるのは、とにかくストーリー展開がちゃんとお約束を守っている事。 多分死ぬだろうな…と思うような人は死ぬし、死なないだろうと思ってる人と犬はちゃんと死なない。 その配分は見事なほど。 ちょっと惜しいのはラスト前のシーン。一般に最後にもう一段オチがあるのがこの手の映画の定番で、つまり最後の脱出前に死んだと思ってたサメがまだ生きていて強盗の首領を喰うという展開がお約束なわけで、当然最後にそれを待って身構えていたら無い…というのは拍子抜けなわけですが…しかしいい意味でこれはサプライズなのかもしれないと思ったり。 一番残念なのは、冒頭のヒロインのビキニ尻突き出しのシーン。せっかくの3D映画なんだからまずそこを3Dで飛び出させるべきだろう、と。サメなんか飛び出させてる暇があったらまずはビキニ尻を飛び出させろ、と私は強く言いたいのです。映画における3Dの使い方はまだまだ発展途上だと言わざるをえません(←個人の見解です)[インターネット(字幕)] 6点(2018-12-06 11:24:07)(笑:1票) 《改行有》

449.  ウォンテッド(2008) アメリカにも厨ニ病ってあるんだなぁ、という事を我々に教えてくれる映画。 吹き替えだとDAIGOが下手すぎて話が全く入ってこないので字幕で観た方がいいかもしれません…が、そもそもそこまで真剣に観る映画でもないのでどっちでもいいや。[地上波(吹替)] 4点(2018-11-28 15:31:03)《改行有》

450.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 予備知識なく(映画のジャンルも知らずに)見たんですが、そうですかこういう方向に行く映画だったんですか、って感じでした。 先に結論を書くとサスペンスとしてよくまとまったぼちぼちの佳作だと思います。 7点あげてもいいかなと思いつつ最近見た他の映画との点数バランスを考えるとこのくらいの点数ですかね。 さて、催眠で…まではともかく「脳手術での人格移動」まで行っちゃうと「フェイスオフ」レベルのありえない超高度科学。 とても田舎で個人でできるとは思えないわけですが… まぁそこは映画なんで「催眠と思わせといてもっとすごい事を」ってサービスなんでしょうけどね。 どう考えてもラスボスぽかった恋人役の女性が意外と早く本性を現してくるのもびっくりしましたが、そのせいで彼を必死に探す親友のデブ(最終的にかなりのイケメン)が、なんかヒロインに見えてきてしまって困りました笑[インターネット(字幕)] 6点(2018-11-28 13:11:58)《改行有》

451.  ゾンビーワールドへようこそ エロとホラーとコメディ、そして青春物の親和性の高さはすでに多くの映画で証明されているわけですが、この映画はまさにそれを過不足なく完璧に融合してみせた傑作だと思います。割合としては下ネタ青春要素多めでホラーグロ要素少なめ。ゾンビ映画なのに全く怖くないってのはどうなんでしょうか(笑)でもこれだけ面白ければ何も文句はありません。 個人的には自信をもって他人におススメできる傑作だと思いますが、しかしその傑作具合はあくまでもB級娯楽映画としてのそれ。 決してこのサイトで9点や10点をもらうタイプの映画ではありません。 でもしかし、そんな見た目の点数に関係なくこの映画は傑作だと思うわけです。 ちょっとタイプは違いますがトレマーズが傑作だと言われてるのと同じ感覚だと言えばわかりやすいかもしれませんね(って余計わかりづらいかもしれませんが…)[インターネット(字幕)] 7点(2018-11-22 00:54:58)(良:3票) 《改行有》

452.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 予告編やCMで観る映像はチープで悲惨だし、世間の評判も悪いし、当然のようにスルーしてたわけですが、実際観てみるとこれはこれでそこまで悪くはないのかな、と思いました。 傑作や良作ではないけど超駄作ってほどでもないのかな、と。 テレビアニメ版では原作の第2部を放送してたわけですが、この劇場版は第1部のバグズ2号編。 実際、テレビアニメしか知らない人が観ると、なまじ小吉とか共通キャラがいるせいで「あれ!テレビと話が全然違う??」と勘違いする人がいそうです。 100人以上もメンバーがいて「よくわからない人にフォーカスが当たる→その人の過去が描かれる→死ぬ」というワンパターンループが延々と続きキャラに感情移入も出来ず(ミッシュルだけは大事笑)作劇的にどうなの…と思える2部と違って、15人しかいない分1部の方が話もまとまってますしサイズ的にも劇場版には向いていると思います。 とはいえ、別に褒めるところもないのが悲しいところなのですが、特に言いたいのは主題歌です。 興行的な理由もあるんでしょうが、三代目系の凡庸な曲で本編に全然あってません。超カッコよすぎるテレビアニメの最初のOP(Youtubeあたりで見てください)と比べるとまさに月とすっぽんであり、この映画に限らずビジネス的な理由で本編とまったく合わない主題歌をぶち込んでくる実写日本映画の悪癖は本当にやめていただきたいと思います。 だって、一昨年ヒットした「君の名は」も「シンゴジラ」もそんな事してなかったでしょ?そういう事ですよ。[インターネット(邦画)] 5点(2018-11-15 14:26:32)(良:1票) 《改行有》

453.  ディセント 《ネタバレ》 公開当時はそこそこ話題作だったよなぁ…と思いながら鑑賞。 この映画、途中で地底人が出てからガラっと空気が変わるわけで、そこをどうとるかで大きく評価が分かれる映画かな、と思います。 主人公達については最初から好感度低めに描かれてますし、そもそも自業自得なのでこいつらがどうなってもいいと多くの人は思うでしょうから、そこはあまり評価が割れないところでしょうが、とにかく地底人が出てくる事で「え、そっち方向なの?」と観客はなっちゃうわけです。 だって地底人出てこなくても普通に大ピンチで多分彼女達は助からないわけですから、そもそも地底人を出す必然性がありません。 なのに地底人をわざわざ出すからにはそこには説得力とかいろいろ欲しいわけなんですが…しかし残念ながらこの地底人の設定があまりに雑すぎます。 地底で視力がないのはいいとしましょう。でも途中で女性の体に触れ、しかもたいまつの火にあぶられながらもその事実に全く気が付かず女性を見逃すシーンがあります。え、そんな鈍い生き物でお前らどうなの?お前ら何が出来るの?って感じになっちゃうわけです。 実際、そこであっさりその女性に撲殺されてますし。そりゃ相手に触っても気づかないような動物じゃやられて当然なわけで、じゃぁお前ら暗闇でどうやって暮してるの??と。その鈍さじゃお前ら狩られる側なんじゃないの?と思うわけですが、その割には追いかけてきて襲ったりするわけで意味が分からない…というか普段こいつら何を食べてるんでしょうか? 洞窟内に動物の骨が散乱してる地点があったのでどうやら動物を食べてるようですが、あれだけの数の地底人を養えるほど洞窟に動物が迷い込んでくるとも思えないですし、動物を狩に地表近くまで行ったら行ったで狩られるのは多分こいつらの方です。何しろ目も見えなきゃ触覚もまともじゃなく嗅覚もあやしいようですからそれでいったい何ができるんだ?と。 とにかくこの地底人の設定が雑すぎるのが気になって気になってなぜ出したのか全然わかりません。 おかげで本来楽しめるはずの後半パートが全然おもしろくありませんでした。 残念。[インターネット(字幕)] 5点(2018-11-13 17:47:13)《改行有》

454.  ジェーン・ドウの解剖 なんの予備知識もなく見ました。 今回はあえてネタバレ無しでシンプルに。 ホラー映画は世の中に沢山ありますが、その多くは半分ネタで観るようなものだったり怖いというよりグロかったり…で純粋に怖い映画というのは実はあまり多くないような気がします。近いところでは「すごく不気味」だとか…これも怖いとは少し違うと思うのです。 しかしこの映画は観ている途中にとにかく怖いのです。 個人的には最近これだけ怖いと思いながら観た映画は記憶にありません。 (いい意味で)ちょっと変わった怖い映画を観たい人にはぜひおすすめの映画だと思います。 あと、ジェーンドゥ役の女優さんはなかなか大変だったんじゃないか…と思います。ついでに言えば美人だしおっぱいの形もなかなかいいので、これから彼女にはがんばっていただきたいと個人的には思います。 おわり。[インターネット(字幕)] 8点(2018-11-10 19:03:09)《改行有》

455.  フローズン 《ネタバレ》 まぁありがちなシチュエーション物。 ここ数年、日本のあちこちのスキー場で海外からのスキーヤーが立ち入り禁止区域に入って…というニュースを見かけるわけですが、この映画を観ると「あぁこんな連中がやらかすんだろうな」と思ってしまう、そんな連中が主人公。 この手の映画は主人公達の好感度が高ければ高いで観ていて辛くなるわけですが、しかしこの映画の主人公達のように好感度が低いと、今度はこいつらがどうなろうがぶっちゃけどうでもよくなり、それはつまり映画の根幹がどうでもよくなるという事に繋がるわけで、これはこれで困ったものだと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2018-11-06 08:19:40)《改行有》

456.  斉木楠雄のΨ難 《ネタバレ》 原作もおもしろいし、アニメ版もおもしろい。 なのにこの実写映画は…どうしたんだこれ…ってくらい明らかにつまらない。 照橋さんを実写でってのがそもそも無理だし、アニメ版みたいに輝いてないのは許すとしても声がかっすかすってのはどうなの? この作品中もっとも重要な「おっふ」にもセンスがないし… 銀魂がそれなりだったことを考えると、この原作の面白さと監督のセンスがかみ合わなかったんでしょうね。 ※追記※ ↑でせんべいさんが引用してくれたので、少し返信の形で(真面目に)追記させていただきます。 私は、この漫画は照橋さんがいてこその話だと思っていて、まぁメインヒロインという立ち位置ですからある意味それは当たり前なんですが、この漫画の面白さの多くは照橋さん依存だと思っています。(そういう意味では私は見事におっふされてるわけです)実際そのスタンスを強調するためにアニメ版では照橋さんが常時輝いているという演出が(ごく自然に)追加されているわけですが、この実写映画ではさらに、せっかく(銀魂に続いて)橋本環奈ががんばってくれてるんだしという要素もあり彼女主体になってるのかな、と。 しかし、それは残念ながら照橋さんとしてミスキャストの彼女を多用するという事になってしまっていて、結果的にかなりつらい事になってしまったと思う次第です。これが広瀬すずあたりなら違和感はなかったと思うんですが…(広瀬すずは腹黒い感じはちゃんとありますから笑) もう一点、劇場版のつまらなさには、主演の差もあげられると思います。この原作のよさは、ひたすら斉木君が「ツッコミ」続ける事にあるわけで、そういう意味では主役があまりに弱いのです。アニメ版では、ツッコミキャラを十八番としている神谷浩史がいつものように淡々と冷たい声で突っ込むからこそ面白くなっている面があり、そういう意味で山崎君は力不足だったかな…と思わざるを得ません。 まぁ根本的には「大きなストーリーがなくコマ切れのネタをひたすらツッコ続けるだけ」という構成の原作を、うまく実写映画のストーリーに落とし込めなかった監督と脚本に問題があったという事につきるんでしょうが、そうすると原作とテイストが違ってきてしまうリスクもあるわけで、つきつめれば「そもそも原作が実写映画に向いてなかったんだよ」という企画自体の失敗なんじゃないか…そう書いちゃうと元も子もありませんけどね。 だってアニメ版は、おはスタの中で毎日放送されてる5分アニメを1週分まとめて5話構成の30分アニメとして放送しているわけで、それを長時間の映画にしちゃうってのがそもそも無理なのです。[地上波(邦画)] 3点(2018-10-15 11:55:40)《改行有》

457.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 評判が悪い映画というのはこちらのハードルが下がるせいか、実際に観てみると「いや、そこまでひどくないじゃん」なんて思う事が多いわけですが、この映画は違いました。 想像以上につまんないです。 特に原作フアンでもアニメのフアンでもないですが、この映画版の出来の悪さは怒りを覚えるレべル。 これじゃ原作フアンは怒るでしょうよ… まずグダグダした導入部がクソつまんないです。最初からドカーンと巨人だして街を襲わせればインパクトもあるんでしょうが、冒頭の意味不明な日常シーンはほんとになんなんでしょうか… そのあとも、なんかイタイというかなんというか…そういうシーンの連続で、ツッコミどころしかありません。 巨人はうなじを切らないと殺せないのが分かったうえで、なぜ弓をうってたり斧を振り回したりするのか意味不明ですしおすし。 見せ場である立体起動装置のシーンもアニメと違ってダサいんですよね… とにかく褒める要素が何も見つからないとても残念な映画でした。 あ、この映画についてはキャストも把握してなかったので、実際に映画を観てみると若手以外の主要キャストがみんなシンゴジラに繋がってるんだ…というのが面白い発見でした。やっぱり監督とキャストはある程度仲間化されるんですねぇ。[インターネット(邦画)] 1点(2018-09-21 11:34:30)《改行有》

458.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 前作の前日譚として真摯に作ろうという姿勢をヒシヒシと感じるのはとてもいいと思います。 私は(続けて観られる環境だったため)これを観たあと続けてオリジナルを観たのですが、想像以上に見事につながっていて、あぁほんとに前日譚としてちゃんと作ろうとしたんだなというのがよくわかりました。 さて、それはいいんですが、しかししかし、結局のところやってる事がほとんど同じなのです。まぁそうならざるを得ないんですが、やってる事がほんとに同じなんですよね。変わってるところは前作以上にアクションホラーに振ってるところで、まぁ時代の進歩でそれが可能になったんですが、しかしそれはこの映画の本筋として違う方向性なわけでもっとジワジワくる推理物のような怖さじゃないと……と文句は書いてますが、ほんとにそんな感じで撮ると本当に同じものになってしまいます。 じゃぁどうすればよかったのか…と聞かれると、結局こうするしかなかったのかな…と思ってしまう、ちょっとかわいそうな映画だと思います。 ちなみに最後に助かったように見える女主人公のその後が気になるわけですが、ノベライズ版だと見事に最後はThingになってますので結局助からなかったようですね。[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-21 11:23:48)(良:1票) 《改行有》

459.  宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 ある意味、オリジナルのベタなシナリオの面白さを新ためて認識させてくれた反面教師みたいな映画。 原作をベースに今風に作った2199本編はめちゃくちゃ面白いのにオリジナル外伝のこの面白く無さはいったいどういう事なんだ… 中途半端に今風のストーリーで作った結果、どこにでもある普通につまらない話になったという…ほんとに残念極まりないオリジナル劇場版。 いろいろ言われるオリジナルヤマトなんだけど、あのベタな話が面白いって事をあらためて認識させてくれたその功績だけは認めます。[インターネット(邦画)] 5点(2018-09-12 12:21:33)《改行有》

460.  劇場版 STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ 《ネタバレ》 典型的セカイ系厨ニアニメ(ゲーム)シュタインズゲートからの正しいファンムービー。 シュタゲを知らなければ完全に意味不明な内容ですが、この手のアニメフアンムービーは基本的に全く知らない一見さんが観るものではないのでそれは問題なし。 この手の映画は「蛇足」を描くものですから過度な期待はNGなんですが、この劇場版はうまく蛇足を処理していてテレビの最終話以降を違和感なくまとめていたと思います。 世間の評判を聞くとテレビ版よりも好きという人がいるくらいの出来で、オリジナルのシュタゲが好きな人が観れば(多分)かなり面白いはずで、一方で僕のようなシュタゲ嫌いが見れば「いやぁシュタゲだなぁ」と思うしかない、そんな映画ではないでしょうか。 短い分、シュタゲの悪い部分がやや見えづらくなっていた(後半のありふれてるくせにしつこい展開とかが無いので)のは個人的によかったです。[インターネット(邦画)] 5点(2018-09-05 22:18:31)《改行有》

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