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プロフィール
コメント数 895
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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481.  永い言い訳 この監督らしい変化球の効いた作風ではなく、直球勝負な仕上がりになっていて、趣向の変化に戸惑いつつも楽しむことができた。今作もまた、人間の抱える闇の部分にスポットを当てており、観ているこちらの内面を剥き出しにされた。自分の醜いDNAを持った子供を持つのが怖い。子供と接すると自分の醜い部分を帳消しにできた気がする。多少言い回しは違うかもしれませんが、これらは私自身にも当てはまり、ほんとうにこれは女性の監督が作ったのか?と疑わしくなるほど男性の心理を的確に表していた。凄い人です、ほんとうに。 竹原ピストルさん。いやぁ~なかなかどうして、いい味出しまくりです。子役の二人も非常にいい!特に妹役の白鳥玉季ちゃんは恐ろしい程ナチュラルで、演技とは思えないほど自然体でした。将来が楽しみです。 上映時間が2時間30分近くあると知って正直長いな~と思った。ところがどっこい!あっという間にエンディングで、むしろ全然足りない!もっともっと観せて~!て逆に短く感じてしまいました。それほどまでに作品の世界にハマってしまったということです。 ただ個人的には変化球の効いた作風の方が好みではあるので、点数は7点で。[映画館(邦画)] 7点(2016-10-16 18:19:36)(良:1票) 《改行有》

482.  CUTIE HONEY TEARS 《ネタバレ》 新たな”キューティーハニー”を創造したいのは分かった。西内まりやの起用も、演技力はさて置き、ビジュアル的にはOK!ただいかんせん暗い。キャッチーでポップなキューティーハニーの世界観がない!代名詞とも言えるエロさも足りない!ただただ暗い!おまけに脚本がお粗末すぎて開いた口が塞がらない。空中元素固定装置が汚染された空気を濾過できるのなら、最初からそうしてればいい話じゃん。わざわざハニーに埋め込まなくてもいいし、どうしても娘のアンドロイド化に必要不可欠だったとしても、また別に作るか、ハニーに負担のかからないよう少しずつ濾過するとか、とにかく方法はあったはず。さらにハニーにAIの管理が出来ないからってジルを作ったけど、すごい技術力がありながら簡単に反乱しちゃうようなアンドロイドを作るってどうよ?そもそもこの世界の管理システムがジルとAIだけって、設定に無理あるでしょ。政府はどうした?極めつけはただの一介のジャーナリストが、それもほんの数人で、世界を救うって・・・もうね、こっちがTEARS、泣けますわw ハリウッドのアメコミ映画がここ最近、シリアス路線なのに感化されたんでしょうかね。シリアスなキューティーハニー。別に悪くないと思うけど、結果がこれじゃあ何も言えません。[映画館(邦画)] 2点(2016-10-01 15:57:29)《改行有》

483.  真田十勇士(2016) 《ネタバレ》 映画なのにまるでテレビのスペシャル番組を観てるみたい。とにかく酷い出来。生死をかけた合戦なのに、全くもって高揚感が沸いてこない。スローモーションの多用とクサすぎる台詞の数々。ショボイCGにカメラワークの迫力のなさ。お気楽なB級テイストで茶化そうとしているのが鼻につく。霧隠才蔵がホタルから秘密を知らされたシーンがあったせいで、ラストのどんでん返しがもうバレバレ。それも長い。同じように首もとしか切ってない時点で秘密を知るシーンなかったとしてもバレるよ。 「キル・ビル」と「スティング」が脳裏に浮かんだが、両者には到底及びません。[映画館(邦画)] 3点(2016-10-01 12:43:22)《改行有》

484.  エヴェレスト 神々の山嶺 《ネタバレ》 山に取り憑かれた男たちのロマンを格好良く描こうとしているが、中二病丸出しのダサい仕上がりになってしまった。最大の要因は、とにかく台詞が仰々しいこと。クライマックスシーンで羽生のメモ書きを引用するところは、正直言って赤面MAXでしたw よくまあ恥ずかしくもなく作ったもんです。逆に凄いわw あとその台詞でちょいちょい聞き取りにくい箇所があった。ボソボソと小声で喋るから、何言ってんだか分かりゃしない。DVDに字幕機能があって助かりましたw 登山に関しては全くの素人で何も分かりませんが、羽生が7年間準備してきたって一体何の準備で、どういった内容なのか漠然すぎて理解できなかった。もう少し専門的要素を取り入れても良かったんじゃないかな。くどくならない程度に。 原作は知らないけれど、ヒロインの存在感の無意味さと言ったら・・・(^_^;) 総評してこの映画は、日本映画の悪い部分を濃縮した見本市ですねw[DVD(邦画)] 3点(2016-09-25 08:11:33)《改行有》

485.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 救われない映画を作ってきたイーストウッドが救われる映画を作った。 ありがとうイーストウッド。そして、人の力って素晴らしい![映画館(字幕)] 7点(2016-09-24 12:18:18)(良:1票) 《改行有》

486.  BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 《ネタバレ》 スピルバーグにE.T.というキーワドをもってしてもヒットしなかったのは、もはや過去の遺物と化してしまったからだろうか。現実として受け止めるにはちょっと寂しい気もしますが、時代の流れとはそういうもので、まあ仕方ないですね。 第二のE.T.とか新たなE.T.とかを売り文句にしてましたが、ハッキリ言って「E.T.」の足元にも及びません。全くもって期待ハズレでした。とにかく巨人のおじいさんが良くない。姿を見られてみんなに言い振り回されたら困るから女の子をさらってきちゃう。だけどもそこには人食べる巨人達がいる。案の定女の子はピンチに!おじいさん以前も別の男の子を同じようにさらってきていて、結局その子は食べられてしまった。そんな苦い経験があるにも関わらずまた同じことをしている。そのくせ被害者気取りだからタチが悪い。人食いの巨人たちはよくよく考えれば別にそういう生態系であって、悪意があって人を捕食しているわけじゃないんですよね。優しそうな顔して後先考えずさらってきておいて、あ~困った困った、一歩も出るな見つかるな!隠れてろ!ってアンタの方がよっぽど”悪”ですよ(笑)優しそうな顔・・・そ~なんですよ~、ここがE.T.との大きな違い。E.T.はブサイクに見える宇宙人がその行動や言動でだんだん可愛らしく見えてくるという演出のマジックがあった。しかしこのBFGはまんまなんですよね。見たまんま。優しそうな顔=優しい、みたいな。だから面白くない!ふ~ん・・・なんですよ。人食いの巨人が食べる目的で少女をさらってくるが、その無垢な心とふれあう内に変わっていく。ていう方がしっくりきたかも。まあありがちっちゃあありがちですけど。 あと女王陛下の力を借りるのもどうかと思う。他力本願でしょ、それじゃ。自分たちの知恵と勇気で何とかして欲しかったな。「夢」という題材も手垢付き過ぎてるし、なんかあざとく見えちゃう。ほんと、どうしたスピルバーグ!?て思っちゃいましたよ。 スピルバーグ神話ももう終わり、ですかね・・・?[映画館(吹替)] 4点(2016-09-23 23:33:48)《改行有》

487.  スポットライト 世紀のスクープ 主要キャストたちの他にたくさん人が出てきて、誰が誰だか分からなくなる。顔を出さずに電話だけのやりとりもあるしね。それに淡々としている割に意外とテンポよく進んでいくため、台詞をよ~く噛み砕いておかないとアッという間に置いてけぼりをくらいます。それでも100%理解できていなくても、この映画の向かっている到着地点はハッキリとしているので、終幕に向かっての盛り上がりには正直ワクワクしちゃいました。さあさあどうなるどうなる、ってね。で、そのワクワクが最高潮に達したところでジ・エンド!オイオイそりゃあないぜ。こっからだろうが!なんか勝ち逃げされたみたいです。で、その後が気になってネットであれこれ調べちゃいました。 PS:マーク・ラファロさんがキレるの見ると、緑のアノ方になるんじゃないかとドキドキしちゃいました。(笑)[DVD(字幕)] 6点(2016-09-23 22:52:28)(良:1票) 《改行有》

488.  HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス 《ネタバレ》 前作で免疫が出来てしまったので衝撃度は減少してしまった。しかしこの映画に求めるのは単純にバカバカしさだけ。衝撃はなくても、いい意味でバカやってることに称賛の拍手を送ることができればそれでいい。ほんとうにただただそれだけ。結論から言うとちょっと物足りなかった。それは敵。前作ではいろんな○○仮面が登場して楽しませてくれた。極めつけはニセ変態仮面。彼の存在が変態のバロメーターを一気に上げることに貢献した。だが今回の敵は変態ではない。単なる恋敵。変態してるのが変態仮面だけという寂しさゆえに、物足りなさが生まれてしまった。師匠でおじいちゃんのアノ人は敵じゃないし、もはや殿堂入り変態役者(褒め言葉)ですからw あとやたら戦闘員たちとの戦闘シーンが多いのもマイナス要素。せっかくの鬼モードも、もう少し活躍して欲しかったな~。三作目は宇宙生物に・・・www[DVD(邦画)] 5点(2016-09-19 17:44:24)

489.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 悪党ってぇのはどんだけ悪いことをしたかで輝くんだってぇのが、この映画を観てよ~~~~く分かったぜ!結局ジョーカーが一番イキイキしてたからね。それとウィル・スミスのデッドショット。原作は知らないけど、悪党ってえかただの殺し屋だよね。依頼を受けて殺しをするってこと。でも他の連中は自ら進んで悪事をするわけで、な~んかこのデッドショットだけカテゴリーが違うんじゃね、て思ったさ。てかウィル・スミスはいい人オーラ出しまくりやん!それとどこかにいるであろうヒーローさんたちは世界崩壊のあの危機に、一体どこで何してらっしゃってたんでしょうかね。まさか悪党チームが戦ってるのを影で見ていて、全員やられたら登場!とかねw てオイ!どこがヒーローじゃい!w まぁきっと諸事情があったのでしょう、多分・・・。 魔女。超極秘情報を一瞬で盗んでくるほどの力を持つ。めっちゃ恐ろしい。なはずなのに、悪党チームとの戦いはあれれ?な展開に。瞬殺できるよね普通に。だって相手はスーパーマンやワンダーウーマンみたいなスーパー能力の無いサイコなだけの人間じゃん。若干数名違う人いますが、でも魔女の能力の方が断然上じゃん。なのになんだかな~な戦いっぷりに、ご都合を感じずにはいられませんでした。まあね、手抜きして仲間にしようとした、という見方もあるかもですが、ちょっとそれもご都合に見えなくもなく、もっと納得のいく演出をして欲しかったな。 それからこの映画、編集がちょいと雑でしたね。こういった画を見せたいってぇのをなんかムリムリねじ込んでくるし、回想シーンとかの導入も手垢つき過ぎ感丸出しでむず痒くなるし、とにかく豪華な食材を使ってB級グルメを作られたような、非常に歯痒い出来上がりでした。 続編は監督変えてくれ~~~~!!!![映画館(字幕)] 5点(2016-09-18 06:42:04)(良:1票) 《改行有》

490.  ヘイトフル・エイト 宣伝文句の「タランティーノが仕掛ける密室ミステリー」に期待したけれど、ミステリーなんてほとんどないやん!いつものバイオレンスやん!てかレザボアドックス!?て観終わって最初に浮かんださ~www つまんないわけじゃないんだけど、これといってタランティーノの新たな代表作の誕生!てわけでもないのが残念だった。総じてお決まりのタランティーノ映画でした。[DVD(字幕)] 5点(2016-09-04 18:19:38)

491.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 DVDで観るには丁度いい!その程度の出来。原作の漫画もアニメもどっちも見ていないので、まあそこそこ新鮮さは感じられた。ただどうしてゴキブリを火星に送ったのか、その辺がスッキリと理解しにくかった。あと気になったのは山田孝之の絶対に死なない能力ね。あれって身体バラバラにされたら流石に死ぬよね、いくらなんでも。それともくっついちゃうのかねw あとゴキブリってたしか単体行動じゃなかったけな~・・・う~ん・・・。[DVD(邦画)] 5点(2016-09-03 22:51:03)

492.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 いやぁ~恥ずかしくなるくらい青春してますね~。うんうん、若い若い。思春期の頃って、もがいて苦しんで、探して探して探しまくって必死に答えを見つけ出そうとするんですよね~。世の中にあるたっくさんの情報をなんとかまとめようとしたりもしますね。そんでもって分かった気になったりして。自分は、世界は、こうなんだと。でもそれって結局は主観が大半で、そこに客観性の要素はほんの数パーセントしかない。他人と触れ合って他人の言葉に耳を傾けてそこで初めて気付くこともたくさんある。そして人は成長していく。 この映画は、思春期の少年少女たちが心の中の殻を破いていく姿を、ミュージカルという題材を借りて描いた青春映画です。ミュージカルに奇跡はつきもの。青春時代に起きる様々な出来事も長い人生からしてみたらきっと、奇跡みたいなものなんでしょう。そういった点では非常に良く出来た脚本だと思います。ヒロインが舞台本番当日に逃げ出しちゃうのも、高校生だってまだまだ子供だな~って思えたし、その後絶妙のタイミングで帰ってくるのもドラマチックだしまさに奇跡で、わたし的にはアリでした。大人だって自分のことしか考えられない人ばかりなんだから、彼ら彼女らが自分の恋愛のことを優先しちゃうのも無理のない演出でしょ。 ただね~、出来ればもうちょっとミュージカルのシーンそのものを見せてほしかったな~。セル版のDVDかBlu-rayに特典として入ってるのかと思ったけど、調べてみたら入ってなかった。残念。 全体的に説教臭くならないギリギリのラインだと私は思えたし、青春を感じられて満足しました。[DVD(邦画)] 7点(2016-08-28 09:00:32)(良:1票) 《改行有》

493.  ターザン:REBORN 公開時期が天下のディズニー様のジャングルものと被ってしまい、割りを食ってしまった不運な映画。話題性では完全にアチラに持って行かれちゃいましたからね。きっと興行主さんも、そりゃ~ないよ~、だったことでしょう(笑) さてさてそれで肝心の中身ですが、こりゃあもうシンプルイズベスト!というべき内容。勧善懲悪ですな。ターザンのその後の話なんですが、特に”その後”にそれほど意味もないようなあるような、なんか微妙な内容。だって単純に悪いことしている奴をターザンがやっつけるだけですから。でもそれがいい!単純明快で分かりやすい。だから頭空っぽで楽しめた。CGのクオリティもマジで凄い!あとターザン役のアレクサンダー・スカルスガルドはいい感じにターザンしてました。そのかわりジェーン役のマーゴット・ロビーは月並みな印象。個性的なところがあまりなく、しばらくしたら忘れちゃいそう。肌の露出が少ないためセクシーなイメージもつきにくい・・・ ・・・と思ってたらなんと!ビックリ!この女優さん、スーサイド・スクワッドのハーレークイーンだそうな。ブッたまげました!いや~分からんもんですね(^_^;) ただちょっと残念な点は、編集の粗さですかね。全体的にリズムが良くないんです。テンポではなくリズム。上がって下がってのリズムが細切れなんです。だから観ていて、ここで回想シーン? ここでラブシーン? ってなっちゃうんです。でもこの監督さんハリポタシリーズの人だって知って納得!だってハリポタってオムニバスですもんね。あれで変な癖が付いちゃったんですかね?だったら今度は群像劇にでもチャレンジしてみてほしいです。そっちの方が向いてそう。 とにかくこれ、映画館で観てこそナンボの作品です。DVDではそれほど”ターザン”を味わえないかもしれません。 観に行って良かったです。[映画館(字幕)] 6点(2016-08-27 21:52:59)《改行有》

494.  ゴーストバスターズ(2016) 良くも悪くもゴーストバスターズ。それ以上でもそれ以下でもない。ゴーストが街に現れてそれを退治する。ほんとうにただそれだけ。2016版ということの真新しさはなにもない。主人公たちが女性に変わり、映像がちょっと進化しただけ。3Dで観たけど、そんなにブッたまげるほどのこともない。ゴーストアトラクションって宣伝文句に期待した私がバカでした。(笑) ただなんと言いましょうか、へんに冒険していないぶん、安心感はあります。安心して楽しめます。寅さん映画の安心感みたいな。それだけですから本来なら5点が妥当かな~、とも思いましたが、やっぱりゴーストバスターズ好きなんで、贔屓目で6点にしました。 続編もし作るなら、今度は全く違うゴーストバスターズを見せて欲しいな。[映画館(字幕)] 6点(2016-08-20 23:37:32)《改行有》

495.  家族はつらいよ こういった映画を作ってくれる監督って他にいないのかな~。いいんだよな~こういうの。この味はハリウッドには出せないもんね。日本人による日本人のための日本映画。万歳!とてもほっこりできました。 ただラストがちょっと私はう~ん・・・でしたね。だってあれじゃあまるで東京物語を観て、その中のセリフに感化されたみたいで、他人の作品の力を借りるの?ってちょっとモヤモヤした。そりゃね分かりますよ私だって、山田洋次監督がめっちゃ尊敬している人のだっていうことくらい。ただね、それはそれこれはこれ、でキチンと分けて欲しい。作中に出すのはいいけど一番重要な役目として出すのはいかがなものかと、はい。 まあでもね、この映画の持つ独特の空気は、今の日本映画には貴重ですね。[DVD(邦画)] 6点(2016-08-16 23:12:30)《改行有》

496.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 X-MEN大好きで全作品観ています。今作はニュージェネレーション・シリーズの最終章で、最大最強の敵の登場とあって、期待に胸を膨らませての鑑賞となった。OPの儀式のシーンはなかなかの出来。ていうかあれだけ仰々しくやらないと相手に乗り移れないんじゃ、一番最初はどうだったのかが疑問。元々アイツ自身の能力って何だったんだろう?いろんなミュータントに乗り移って力をつけていったらしいけど、最初から神と崇められるほど力を持っていたのか?千回以上乗り移るって相当だよ!よくまぁ~みんな言うことをきくもんですな。その辺が疑問に残ってしまった。 X-MENの持つテーマは一作目から何ら変わってはいない。しかし変わらないからマンネリ化もまた避けられない。良くも悪くもワンパターン。特にマグニートーくん。もうね、コロコロコロコロ変わりすぎ。敵になったり味方になったり。結婚して子供がいたのにもビックリ!よく正体バレずにいたもんだ。とにかくテーマが変わらない普遍的なものならば、もうちょっと見せ方の工夫がほしい。人類がミュータントを忌み嫌い差別するにしてもありきたりな演出で、はぁ~またですかな感じ。新鮮さに欠けます。 この作品から一作目の作品へと繋がっていくのだけど、はたして何の違和感もなくすんなり繋がってるのか?絶対にどこかしら、ん?ってなるとこあると思うな。 で、結論を言えば期待以上ではなかったけど、まあX-MENなんで単にそれだけでこの点数です。はい。あとやっぱりジーンが一番最強なんだと再認識させられた。それとプロフェッサーの永久脱毛の原因も・・・(笑) エンドロール後にまたまたお楽しみ映像があるので、最後まで席を立たずに、です。[映画館(字幕)] 6点(2016-08-13 14:44:52)《改行有》

497.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。 その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。 では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。 でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;) 私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。[映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票) 《改行有》

498.  アーロと少年 《ネタバレ》 観終わってからすぐに的確なコメントが浮かんでこなかった。一晩たった今でも正直、気の利いたコメントが出てこない。面白かった。逆転の発想が素晴らしい。CGのクオリティが半端ない!たしかに間違ってはいないけど、な~んか味気ない気もする。それ以外にもっとこう、この作品の持つ得体の知れぬ魅力を、うまい言葉で表現できないものだろうか。そう考えれば考えるほど迷宮にハマりこんでいく。あ~悩ましい・・・。 ラスト、四足歩行だった少年が二足歩行に変わるシーン、なんか・・・切なくなりました。いろんな意味で・・・。[DVD(吹替)] 7点(2016-07-29 06:32:15)《改行有》

499.  なくもんか 《ネタバレ》 もっとシンプルな内容のものを想像していた。ところが結構複雑で、一筋縄ではいかない話なので正直面食らった。面食らいはしたけれどなかなかどうして、曲者脚本家のクドカンらしく受け止めるこちら側の裁量が試されるような仕上がりで、けっこうボディーブローが効いてきますw 単なる喜劇・悲劇ではなく、その本質は純文学のような繊細さを持ち合わせている。それを大衆活劇というオブラートで包み、誰でも気楽に楽しめるものへと転換している。たいしたものです。 作品自体は結局答えらしきものを提示することなく終わってしまうが、それが逆にこの映画の本質を剥き出しにする結果となっている。阿部サダヲはこの先も本音を隠しながら生きていくだろうし、空き巣事件で出来てしまったご近所との溝は決して埋まらないと思う。内面では。弟の祐介も今後の芸能活動は決して明るいものではないだろうし、心の中の闇はそうそう晴れはしないだろう。またなによりも自分勝手な父親は結局自分勝手なままだろう。これこそがこの映画の本質である。体験してしまった悲惨な出来事は決して消えないし変えられない。ならば阿部サダヲのようにそいつにフタをするか、弟のように肥やしにするか。とにかく変えられないものにどう向き合っていくか。それがこの作品から発せられるメッセージなんでしょう。 連れ子の子達も本当は陣内孝則の父親の方がランキング的には上のはず。でも山ちゃんを慕っていくことも処世術として自然と身につけていくんでしょう。 正直言ってこの映画、喜劇や悲劇というよりはホラーと言ったほうがいいかもです。だって誰も彼もが素顔を隠してなに食わぬ顔で飄々としながらも、いつ何時隠し持ったナイフを取り出すか分からないんですから。怖いです、マジで。 恐ろしい映画です。はい。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-24 14:30:41)(良:1票) 《改行有》

500.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 とても続編とは思えないくらい脚本が素晴らしい!もっと的を絞って言うなら、ドリーの設定が秀逸すぎ。なぜなら前作の脚本なりキャラクター設定が練られた時に、ドリーの細かな設定がその時点で出来上がっていたんじゃないか、そう思えてしまうほど全くもって違和感なく、かつ自然すぎるんです。というかまるで当たり前みたいに。もうね、アンビリーバボー!です。はい。 記憶障害を持つドリーを主人公にすることによって、この「ファインディイング・シリーズ」の持つメッセージ性がより明確になった。前作では多種多様な障害や弊害、思想やポリシーを持ったキャラが登場したが、今作も近視のジンベイザメや引きこもりの水ダコは登場するものの、焦点がドリー一本に絞られているため、とてもスッキリとした印象になった。 前作の良かった点は、広い海の世界を冒険する父親と、その真逆に狭い水槽の世界で奮闘するニモ、という好対照の展開が面白く、各キャラが持っている弱さを克服していく点にあった。今回は海の中の冒険はほとんどなく、施設内での冒険と、ドリーの障害を持ちながらもポジティブに生きていく姿だけで、どちらかと言えばスケールダウンした感もある。しかし、あえて余分なものを排除したのが功を奏してか、何度も言うように非常に分かりやすく、とっつきやすくなった。 ただ難を言えば、海に戻りたくなかった水ダコのハンクが海に戻った時の心情の変化が希薄なのと、そのハンクがトラックを難なく運転してしまう描写はさすがにやりすぎだろうと思いました。 同時上映された短編「ひな鳥の冒険」。これまた傑作でした。あとエンドロールは最後まで観ましょう![映画館(吹替)] 6点(2016-07-23 20:02:43)(良:1票) 《改行有》

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