みんなのシネマレビュー |
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542. レプリカズ 《ネタバレ》 確かに、SF的なデザインやギミックなどは全体的にダサめでB級感が強く、 アクションシーンでもスピード感に乏しく、序盤の家族を失うシーンも もうちょっと情緒的に演出したらいいのにと思ったり色々と問題多めな作品ではあります。 でも面白かったです。設定が好みというのもあるし、禁断の扉を開けてしまい、 バレないようにと奔走する様がみていてハラハラさせられます。 自分自身のクローンを生み出して共闘させる展開も良かった。全体としては佳作です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-24 16:17:43)《改行有》 543. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 いや〜、観終わって、お腹いっぱいの気持ちになりました。オールスターズの肉弾戦をこれでもかとみれて満足。 私はギドラが好きなので、最初に出現したシーン、それからゴジラとやり合うシーン、 そして終盤の一騎討ちは見応えあって素晴らしかったです。ほんと巨大で神様感ありましたわ。 まぁストーリーの方はこの際どうでも良くて、とにかく胸熱になる戦闘シーンをたくさん見れればそれで良いのです(笑)。 あとはやっぱり、ゴジラやモスラなどの名曲をちゃんと出してくれて、それが単純に嬉しかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-22 01:34:51)《改行有》 544. チャイルド・プレイ(2019) 《ネタバレ》 今度のチャッキーはAI搭載だと聞いた時は、ま〜た時流に乗った安直な物を、、、と思っていたのですが、 鑑賞してみたら意外に良くてびっくりしました。これはアリですよ。 ほとんどコメディものと化しながらダラダラと続いていた印象だったけど、この新生チャッキーはうまいことやってくれました。 ちゃんと怖さが備わってるし、まぁ正直顔はおっさん臭くて前のチャッキーの方が好きだったけど、 殺し方のえぐさはきちんと引き継がれていて安心しまた。 何より学習型のAIで、殺しに理不尽さがない。つまり人間の心のダークサイドがチャッキーをそうさせてしまっているわけです。 その写し鏡のような存在として殺戮をするので、人の心の怖さが感じ取れて良いです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-21 21:05:47)(良:1票) 《改行有》 545. トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 前作から9年。トイストーリーがまた観れるとは思っていなかったので、再び彼らの姿を拝めるのはそれだけでも嬉しいです。 それに安定のピクサー。CG技術のさらなる発達も確認できましたし、おもちゃたちがわちゃわちゃやってるのを眺めているだけでも十分面白いのです。 ただ観終わって、なんとも言えない釈然としない感覚でした。3であれだけ綺麗に終わっていたので、本作の内容を観てなんだか蛇足感すら覚えてしまう。 最近のディズニーではおきまりの「自立した快活な女性役」をボーが演じてるわけですが、彼女を主軸にするのはいいとして バズをはじめとしたこれまでの仲間たちの存在感がものすごく薄いんですよね。んでまさか別れを選択する結末になるとは。 これは最近見た「シュガーラッシュオンライン」と似たような感覚。割り切れないもやっとした感じ。 果てしない自由へと飛び立ったと考えれば素晴らしいことなんですが、おもちゃがおもちゃをやめる決断は予想してなく面食らいました。 ついに離婚を決断して、職場ともおさらばして再開した旧知のパートナーと旅立ったおじさんのように見えなくもないですが(笑)、 まあもしかすると第5弾も考えてるのかな?良くも悪くも変化球のある作品でした。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-12-19 15:09:15)(良:1票) 《改行有》 546. ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 1日を何度も繰り返すという内容の映画はこれまでにもいつくか観たことあったので、 ああそれ系のやつかと思いあまり期待してなかったのですが、いい意味で裏切られました。 犯人と対峙するために何度か繰り返すまでは平凡だったものの、いざ犯人を追い詰めたときに 「このままではカーターが助けられない」と自分ではなく彼を助けるためにもう一度死ぬという展開がグッときました。 周りの人たちも助け父とも和解。カタルシスが味わえ人生教訓まで得られ、しかも全体的にコメディ調で笑える出来の良さ。 終盤ではもう一捻りのどんでんがあり、今までのループ系のものからさらに発展させた良作だと感じました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-17 17:47:01)《改行有》 547. 名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 ポケモンが実写映画化されると聞いたときはどうなることかと思いましたが、 実際に見てみるとイケるもんですね。これからはもうどんなアニメやゲームでも実写できそうだなと思ったり。 正直ポケモンの知識はほとんど無いのですが、そんな自分が観ても問題なく理解できる内容でした。 ただストーリー自体はご都合や粗もやはり感じます。 本作で良かったのはやはりポケモンキャラがみんな可愛らしことですね。 見てるだけで癒されるわ〜ってな子たちばかりです。もう無理にストーリーを構築せず、 ひたすら可愛いキャラたちが画面に出てくるだけでもいいかも知れません(笑)。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-16 15:35:21)《改行有》 548. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 面白かったです。微笑ましくも笑える学園ものとしてのスパイダーマン 、これはこれでありですね。 片方で壮大なことをやりつつも、一つのクラスの中で恋の駆け引きや先生とのやりとりや友情が繰り広げられ見てて楽しい。 敵役のミステリオは、最新のホログラムでイリュージョンを見せながら本体はドローン編隊で攻撃する、 一人の人間としてはなんの力もない男という設定が面白い。 ラストなんて昨今のフェイクニュースを取り上げているかのようで、今の要素を取り込んだシナリオが興味深い。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-16 15:21:49)(良:1票) 《改行有》 549. ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 興行的には失敗したみたいだし、その理由もよくわかりますが、 でもいい映画だと思います。 西部開拓時代を舞台にした映画が個人的に好きだというのもありますが、 本作はとにかく映像が美しい。実にこだわって作っているなというのが見て取れます。 それぞれの関係のなんとも言えない緊張感。 ジェシー・ジェームズの遺体を見世物としてお金稼いだり、その暗殺の様子を 何百回も公演して回るといった展開は時代を感じさせます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-10 16:26:17)《改行有》 550. 眠れぬ夜のために 《ネタバレ》 よくぞまぁこれだけのメンツを集めたものだなぁと感心いたしましたが、 内容的にはしょうもない作品だなと。緩めのコメディなのかと思うぐらいだけど、かと言って笑えるわけでもなく。 改めて、この内容によくぞこのメンツが集まったものだなと(笑)[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-10 16:22:06)《改行有》 551. 白い沈黙(2014) 《ネタバレ》 ライアン・レイノルズは今やヒーローもののイメージが強いですが、 演技派役者なのよねということもちゃんとわかる一本。 まぁ全体的に地味ですけど、娘がいる父親が観るとより感情移入できるのかな。 しかし小児性愛者はおろかネットワークを介して〜という性質の異常性はなんとも理解し難い。 あれぐらいの犯罪者は実際にいるのだろうか?[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-02 22:14:40)《改行有》 552. 夜霧よ今夜も有難う 《ネタバレ》 セットや衣装、ライトやロケーション等、元ネタのカサブランカをはじめとして アメリカの刑事物やクライムものを意識してるなぁというのが分かりますね。 でも主題歌はすごく日本的なムーディの曲でして、その辺がまた独特の味わいを出してます。 石原裕次郎と浅丘ルリ子が二人でいるシーンはいつも露出多めのキラキラとした画で印象深い。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-12-02 22:05:14)《改行有》 553. ボーダー(1982) 《ネタバレ》 実際の国境警備隊はどうなんでしょう。これぐらいドロドロしてるものなのかな、、、。 社会派の作品ではありますが、ハードボイルドな西部劇っぽさを感じる作風でもありました。 淡々と、自分の正義を貫いていく。ニコルソンがこういう役柄なのも珍しい感じがしまた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-02 21:04:16)《改行有》 554. シェナンドー河 《ネタバレ》 とても筋の通った反戦映画でしたね。博愛に満ちた家族。 彼を救ってくれた黒人青年の笑顔が忘れられない。 復讐で相手を殺すのでなく、たくさん子供を作って父親になって、 その時に私のことを思い出せと言って生きて返すシーンは印象深かったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-19 18:01:45)《改行有》 555. 荒野のストレンジャー 《ネタバレ》 初期のイーストウッド作品。荒削りだけど、野心的で型破りな西部劇だなぁと思いました。 鞭打ちシーンは痛々しかった。ストーリーも相まって、独特で不思議な魅力を放つ一本です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-18 19:37:27)《改行有》 556. アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 序盤から中盤にかけては正直期待していたほどではありませんでした。 ヴィジュアル的に即視感のある感じがして、無国籍SFの世界観というのはこれまでにもよくあるタイプだなと。 彼女の異様に大きな瞳だけが映像的には目新しく、実写とCGの諏訪感のない融合はここまで来たかと目を見張るものはありました。 設定を伝えるのみの前半とは違い、後半は恋仲となり互いに協力をしていく関係に進展していってストーリーも面白くなりました。 元々はもっと長いシナリオだったのを渡され、自分なりに凝縮させて映像化させたロバート・ロドリゲスは器用な方ですね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-02 19:56:53)《改行有》 557. グリーンブック 《ネタバレ》 これは本当に素晴らしい作品ですね。傑作だなと思いました。 久しぶりに、映画の役割というか、映画の存在意義を再認識した作品。 トニーとドクターシャーリーは、全くの正反対の凸凹キャラで、最初はその対照っぷりが見てて面白いんですよね。 すごく育ちがいい、丁寧な言葉遣いで律儀なシャーリーと、悪キャラで粗暴で言葉遣いの荒いトニー。 もちろん序盤ではそれでぎくしゃくしたりもするんですが、やっぱりケンタッキーのシーンですよね。 見ていてニンマリしちゃいました。そこから段々と距離が縮まって、ボディーガードやったり 手紙の代筆やったりしているうちに友情のようなものが芽生えていく。二人が密になっていく変化が見てて微笑ましいです。 そして、トニーが自分は黒人より黒いんだって話して、シャーリーが車から出て自分は何者なんだって吐露するシーンはグッときました。 心揺さぶられました。人種差別とその融和というテーマを、物語としてこれほどまでに凝縮して見せてくれた作品は他に知りません。 ボヘミアンラプソディを破って作品賞に輝いた本作。どれどれと思い鑑賞しましたが、完全に納得です。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-10-21 00:47:20)(良:1票) 《改行有》 558. アラジン(2019) 《ネタバレ》 これは面白かったです。今一度、鉄板の王道ストーリーの力を見せつけられた、といった感じです。 アラジンのお話、本当によく出来ていますね。監督はガイ・リッチーですけど、彼らしさはほとんど見て取れません。 その代わり万人誰しもが見ても楽しめる極上エンターテイメントに仕上がってます。 ウィル・スミスは主人公のアラジンを喰ってましたね。彼のシーンは全て面白い。 ダンスシーンが特にお気に入りで、音楽も耳に残って良いですね。 そして定番のアラジンの主題歌うシーンも良い。ジャスミンが力強く歌うあのシーンも良い。 全体として満足度が高い作品です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-20 21:29:49)《改行有》 559. ラ・ヨローナ ~泣く女~ 《ネタバレ》 ジェームズ・ワンつながりで、アナベルがカメオ出演してたのにはニヤリとしました。 メキシコやヒスパニックではヨローナというのは有名なんだそうで、悲しい過去を持つ女の怨霊。 初めて知って興味深かったですが、そう言う女の幽霊さんも十字架で退治するのはなんだか違和感も少しありました。 ヨローナの登場シーンはどれも趣向凝らしていて良かったです。 そこまで怖くはありませんが、ホラーとしてはまあ佳作かな。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-10-19 22:46:46)《改行有》 560. ハロウィン(2018) 《ネタバレ》 40年ぶりの正統続編だそうです。40年ぶりに続編というのはなかなか記憶にないですね。 しかも同じ女優さんが同じ役をやっていてこれまた凄い。 これ単品でもそれなりに楽しめはしますが、やはり1978年のやつと続けて見る方が良かったですね。 殺人モンスターであるブギーマンの残虐の殺し方の数々。恐ろしい。 終盤の、家の中での一騎打ちは手に力が入りました。 殺人キラーが黙々と人を殺していく作品は最近以外と無かったなと思って、 作風も昔に忠実な感じでいい意味での懐かしさもまた感じました。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-10-18 20:09:47)《改行有》
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