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プロフィール
コメント数 2638
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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541.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 親殺しの復讐劇で冗長な所はあるものの、終盤に神父との出会いで何かが変わり始める(ここで殺すのは止めるんだろうなというオチがわかってしまうのが難点ではある)。聖書から得た教訓は「目には目を」であるという主人公が、ラストではトドメを刺さない。本作のポイントは、これをどう解釈するかでしょう。「悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい」と改心(回心?)したとは思えないし、慈悲の心が芽生えたとも思えない。神父の教えに従って復讐の連鎖を断ち切ろうとしたのかどうかも微妙。「殺す価値もない」と単純にバカバカしくなったのか・・・。ただし、神父や聖書との出会いで何かが変わった事は間違いなく、宗教パワーを感じさせる不思議な余韻が残る作品ではある。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-14 12:16:32)

542.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 現代から見れば「戦時中は不幸だった」と言えるだろう。しかしながら戦時中には戦時中の青春がある。そこにはその時代なりの喜びや幸せがある。そういう視点に立てば、戦争映画でありながらも青春映画でもあるという日活らしさがよく出ているとは思う。が、逆に言うと戦争の負の側面の描き方が少々弱いというか基本的に出てくる人々が皆善人で悲惨さというものがあまり伝わってこない。もっと過酷で厳しい状況があったり裏切りや憎しみ等々もあったのではないだろうか。また、50年以上前の作品でもあるし仕方ない部分ではあるが、戦史研究も進んでいないせいか軍部組織との関係や兵器の描き方も不十分や間違いが散見される(ちなみに毒ガスは使用していないようである)。ラストの崖での自決も演出としては大袈裟に思えた。とは言え、やはり伝わってくるものはあり、冒頭のシーンにあるように、生まれる時代は選べないものの、どういう時代に生まれるかによって、「青春」というものは違ったものになるという事を思い知らされる作品ではある。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-12 14:30:31)

543.  ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 人間の生死の境目となる定義は何か?それは意識の有無である。法的には。だから脳死はモノ扱いされる。冒頭で医療チームが意識はないと判定していたので、主人公のジョー(ジョニーではない)が独白しているのはある種のファンタジーであって、自分はずっと意識はないんだと思っていた。よって、ラストまでの思い出話的展開は冗長に感じたのだが、最後の最後で意識があり、意思疎通ができる事が判明する。そして「カネを稼ぐために」見世物にしろと要求する。さもなくば殺せと。しかし、結果的にはどちらも実現せず、医療の発展のためのサンプルとして生かされ続ける事になる(これはこれで「役に立つ」ことなのかもしれないが)。 昨今、「生産性」だとか「意思疎通ができない(だから生きる価値がない、死んで当然)」といった事や、難病患者の尊厳死(嘱託殺人?)等が話題になったりしているが、このラストシーンは人間の尊厳とは何か?をあらためて考えさせられる重いシーンである。という意味において、本作は単なる反戦映画に留まらず、もっと普遍的な生命倫理的テーマへと昇華しているように思える。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-12 10:03:23)(良:2票) 《改行有》

544.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 今日は911だがそれに合わせての放映なのか911後も続く復讐の連鎖の話。当時はまだビンラディンが生きているという状況だったので復讐熱が高くこういう作品が作られたのかもしれない。内容の方だが、出だしのテロシーンは迫力あるし、政治的問題も絡んできて期待が持てたのだが、現地に着いてからは各々のスペシャリストを派遣したにも関わらず、ロクな捜査もせずに銃撃戦で決着つけるという平凡な展開。手振れカメラも見難くて仕方ない。もうちょっと各々の特性を生かした捜査や謎解き、敵対者との心理戦みたいなものがあった方が見応えあるし、オマケ程度に大使は出てくるものの国際政治も絡めた外交関係の描写がもっとあってもよかったのではないか。FBIがあっさりとサウジに受け入れられて現地の判断だけでこれほど好き勝手に行動可能な事に違和感もあった。FBIに協力したサウジの警察官の存在感も薄く、結局は「アメリカの正義」を強調しただけの作品にしか思えなかった。[地上波(吹替)] 4点(2020-09-11 17:54:47)

545.  太陽の季節 原作は話題となり衝撃作だったらしいが、映像化には色々と制約があって不向きな作品に思われる。そもそも芥川賞作品って映像化に不向きだし。当時の若者のエネルギーや反道徳を描いた風俗モノなのだろうが、長門裕之に存在感も魅力もないので結果的には地味な作品になってしまったような。若者気質に関しては、性と暴力という点では昔も今もあまり変わらないようには思えるが、やはりネットの有無がコミュニケーション面での大きな違いではあるんだろうな。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-10 14:14:46)

546.  キャプテン・フィリップス 序盤は結構よかったんだが、船長が拉致されてからはギャーギャーわめき散らすだけの救命ボート内の出来事と、緊迫感のない事務的な軍の動きの2拠点中継みたいになって、ありきたりな救出劇になってしまった。音楽も大げさで逆に安っぽくなってしまったように思う。これが実話なら仕方ないのだが、映画として製作するなら大胆に脚色してしまって、序盤を展開する形で船内の心理戦の攻防に特化した方が緊迫感があって楽しめたと思う。[地上波(吹替)] 5点(2020-09-09 13:53:32)

547.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 前半は楽しめた。が、折角の面白い設定なのに後半はシステムトラブルの解決とそれに伴い和解しちゃうという陳腐な展開で失速。「置かれた場所で咲きなさい」的なオチも萎える。そもそもポイントとなるネタバレをアンドロンドがあっさりしゃべっちゃうというのもどうなのかと(えっ!しゃべっちゃうの?と声を出してしまった)。 ネタバレには女が次第に疑い始める等々もうちょっと盛り上げがあってもよかったのではないか。そして、ネタバレ後は三つ巴+1の心理的駆け引きで展開していった方がよかったように思う。 様々に料理のし甲斐がある設定でもっと滅茶苦茶やれたハズなのに、こじんまりと終わってしまい色々と残念な作品ではある。[CS・衛星(吹替)] 5点(2020-09-08 20:02:45)《改行有》

548.  20センチュリー・ウーマン 監督の実体験に基づいているようだが、俗な言い方をすればひと夏の経験として15歳の少年に性教育をする話。高尚な言い方をすればフェミニズムを教え込む話とでも言えばよいだろうか。基本的には女性向けで、米国現代史や女性史にある程度の知見が必要だし、70年代の西海岸の田舎町の雰囲気を理解するのは困難でもあり、内容的には日本人向けではないように思える。少なくともコメディとは思えないのではないだろうか。 このような特殊性の中から普遍性を見出すとすれば、母ひとり息子ひとりの親子関係という事になるのだろう。当然の事ながら人は自分の生きた時空しか体験する事ができないし、例え時空を同じく生きたとしても世代によって価値観も異なる。母には母の生きた時代や価値観があるだろうし、息子には息子の生きる時代や価値観があるだろうし、そういった「ズレ」のようなものは感じるし、2人の「教育係」の女性が媒介役になっているのだろうが、基本的に男不在・男排除している事に偏りがあるし、イデオロギー色が強くて説教くささを感じる部分が多々あり、その分ドラマ性には乏しくて共感までには至らなかった。[地上波(字幕)] 4点(2020-09-08 11:30:25)《改行有》

549.  パットン大戦車軍団 好き勝手に自由にモノが言いたいが、誰からも批判される事なく認められたい、そして組織の指揮官として活躍したい。これらの欲求を全て満たすには独裁国家のTOPに立たなければならない。ヒトラーのように。しかしながら、主人公は中間管理職でしかないし、「一応」自由と民主主義の国のアメリカ国民なので不当な言動は周囲やマスコミから叩かれる。とはいえ、戦争や軍隊と人権とは相性が悪いというかそもそも両立するのかという疑問もあり、本音とタテマエも見え隠れする。勝負には強いパワハラ指導者が身内である選手やその父兄からは人気があるのも類似系であろう。 ただし、上司部下が逆転したり主人公が次々と閑職に追いやられる過程は軍隊と言えどもというか、軍隊だからこそ「協調性」が要求される故だろう。結局こういう我が道を行くタイプは個人として自由に生きる分にはいいが、組織では出世しないという現実を突きつけられる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 11:03:56)《改行有》

550.  アジャストメント 《ネタバレ》 決定論と自由意志の対立を描いているが、最終的には議長の裁定?が下っているので、結局は自由意志などなく決定論からは逃れられないという結論で終わったような。となると、終盤の「運命の扉」を開け続けるのは自由意志のようでいて実は決定論だったという事になるが、アメリカではそう描くしかないのかもしれない。 本作で興味深かったのは結婚相手に恵まれるとそれで満たされてしまって職業的には大成できないという所。男の方は大統領より女を選んだ(選ばされた?)格好になったが、女の方は男の選択はした(させられた?)が、それによって著名なダンサーへの道を失う事は知らないので、後からあんな衝動的な事するんじゃなかったと後悔するのか、それとも幸せな結婚生活で満足するのだろうか。幸福感といった内面にまでは神の意思は働かず、自分の考え方次第という事になるとは思うが、強固な決定論だと行為だけではなく思考までも決定論により左右されてしまうのかもしれない。[地上波(吹替)] 6点(2020-09-04 15:39:44)《改行有》

551.  クレイジー・リッチ! 全体的には成金系の趣味の悪い作品だとは思うが、好意的に見れば格差婚の克服を題材にアジア系アメリカ人を賛美する作品なのだろう。という意味では所詮「アメリカ万歳」でしかないわけだが。 とはいえ、オールアジア系のキャストでそれなりのヒットをしたという事が話題になる事の是非と、邦題からは「アジア」を外したという事の是非をどう評価したらよいのか。この辺に「アジア」をめぐる屈折した感情が未だにあるのではないかと思うのは考えすぎだろうか。[地上波(邦画)] 5点(2020-09-04 11:45:08)《改行有》

552.  嵐を呼ぶ男(1957) 石原裕次郎の最高傑作は『陽のあたる坂道』か『あいつと私』だと思っているが、代表作はコレなんだろうな。確かこの前年に「もはや戦後ではない」との白書が出されたハズだが、敗戦から10数年でここまで復興している事に驚かされると共に、日本が第2の青春時代を迎えて高度成長期へと進んでいくその象徴としての石原裕次郎の躍動に時代の熱気とエネルギーを感じる作品ではある。ただし、こういう時代は二度とやってこない。この種の作品を見て育った高齢政治家達はその事がわからずに、昔を懐かしむだけではなく、取り戻そうとするので厄介ではある。その代表者が裕次郎の兄貴なわけだが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-03 14:27:31)

553.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 当時のイギリスの状態がどのようなものだったのか知らないので、どの程度事実に迫っているのかわからないが、訴えたい事は理解できる。ただし、この種の告発系の映画はドキュメンタリーを乗り越える必要があるのだが、映画らしい見せ場はスプレー缶ぐらいしかなくて、物足りなさは残る。全体的には単調なのでもうちょっとドラマ性が欲しかった。他方、フードバンクで食べちゃう場面は過剰演出に思えるし、ラストで主人公を殺してしまうのもちょっとヤリスギな気もしてバランスの悪さも感じる。申し立ての場で本人が堂々と訴える方が、伝わるものが大きかったのではないだろうか。[地上波(字幕)] 6点(2020-09-03 12:18:59)

554.  助太刀屋助六 《ネタバレ》 父子の葛藤や和解が描かれるわけでもなく関係が曖昧なまま仇討ちに移行していくのが唐突な印象。本人曰く「仇討ちではなく位牌に助太刀を頼まれた」という事らしいのだが、説明としてやはり無理がある。そういうディテールに拘る作品ではないのかもしれないが、肝心の動機となる部分なのでこの辺は疎かにしてはならないと思うのだが。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-02 12:20:18)

555.  泣かせるぜ 《ネタバレ》 渡哲也と石原裕次郎と言えば、子供の頃に見ていた『西部警察』の印象が強いが、本作が初共演作らしくここから「石原軍団」が始まったのかと思うと感慨深い。渡哲也は元々演技が上手いほうではないがまだ新人で台詞も棒読み。他方裕次郎はさすがの貫禄であり、この頃は圧倒的な差がある。2人の絡みは思ったほどでもなく、浅丘ルリ子と裕次郎のカップルに割って入ることもデキずあっさり玉砕しているし、扱いはあまりよくはない。ただし、ストーリーは中々練られているし、大坂志郎と名古屋章の脇役陣もいい味を出している。昔の清水の町並みの映像も貴重。[地上波(邦画)] 6点(2020-09-01 12:31:04)

556.  借りぐらしのアリエッティ 小人は何の比喩なのか?それが問題でしょう。ストレートに考えれば絶滅危惧種。「借りぐらし」とは言っても「狩り」と称して盗んでいるわけで、「借りぐらし」じゃなくて「狩りぐらし」だろ!とツッコミたくなるが、所有権とか盗みとかってのが小人に適用されるのか否か。小人を人間と考えれば適用されるのでしょうけど、人間扱いされてはいないわけで。ここから話を膨らませて発展させれば小人はマイノリティーって事も想定可能ではあるが・・・。 他方、人間は自然からの収奪を繰り返して環境破壊し、動植物の住処を破壊し結果的に絶滅危惧種を生んでいるわけで。そういう意味では人間側には「(自然に対する)借りぐらし」の意識さえないのかもしれない。製作者がどこまで意図しているのかは不明だが、そういう社会的問題(環境倫理的問題)を巧妙なアニメで表現していても、それが十分に伝わらないようであれば作品としては失敗なのかもしれない。が、よく出来た作品ではあると思う。[地上波(邦画)] 7点(2020-08-29 22:56:45)(良:2票) 《改行有》

557.  ニキータ 女の生きる世界の厳しさと男のノーテン気な性格のギャップがこの作品の面白さだと思うのだが、もっと過剰にしつこくやってもよかったような。でも、これ男女が逆転してたら男の方は癒されるで済んでしまうだろうなと考えると、女の弱さが出てしまっているとも言えて、警官殺しまでする女がある意味改心したって事になるのかもしれないが、その辺の成長過程・心情変化の描き方が少々弱いので、いつからこんなにヤワになったんだ?という疑問が生じる部分はある。結局、訓練によって身体的には向上しても精神的にはダメになって冷徹さがなくなったという事になるんだろうが、ならメンタルトレーニングに欠陥があったという事だろうな。[地上波(吹替)] 6点(2020-08-28 12:06:22)

558.  セルラー ノンストップサスペンスで緊張感はあるんだが、ドタバタ感もあって娯楽性もあるという中々よくできた脚本で楽しめる。最初は音声では伝わらない危機感がだんだんと共有され、最後は映像の力で決定的になるという展開もうまい。他方、警官はマスコミ(TV)というある種のオールドメディアで事態を知るという世代感覚の違いも表現されている。 ただし、こういうテクノロジーツールがキーアイテムになる作品って、その後のテクノロジーの発達によってちょっと古さが出てしまうのが難点か。[地上波(吹替)] 7点(2020-08-28 11:46:29)《改行有》

559.  アビス/完全版 海洋版「未知との遭遇」という印象ではあるが、スピルバーグに比べると大味で粗雑ではあるものの、それがジェームズ・キャメロンらしいというか。まあ、こういうのはゴチャゴチャ言わずに、感性で見る作品だろうな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-27 11:11:18)

560.  マネーボール 《ネタバレ》 陸上や水泳等の個人競技は数字(記録)のみで判断されるが、集団競技はそうはいかない。チーム事情だったり周囲との相性だったり、さらには私生活や素行や性格等々で評価される事があるので埋もれてしまう人材がいる。データによってそういった埋もれた才能が発掘されて活躍する事にはある種の爽快感があり、そういった事がテーマになっているのはよいとは思う。しかしながら、主役がデータを活用する側であるので、活用される側の活躍があまり描かれていないのが難点。活用される側が変化して活き活きとしていく過程を描いたほうが、作品としては面白くなったと思う。結局はGMにとっては選手はコマでしかないというのが皮肉な事に露呈してしまった。球団経営とはそういうものなのかもしれないが、そこにはドラマがない。本作が感動作になりえないのはそういった点が見え隠れするからだろう。[地上波(吹替)] 6点(2020-08-26 11:28:23)(良:1票)

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