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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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561.  フィフス・エレメント 《ネタバレ》 世界を滅ぼす邪悪な力と世界を守る5つのエレメント…と設定とあらすじを書くと厨二病感満載で失笑しかないようなレベルなんですが、リュックベッソンがこの話を考えたのは実際に16歳のとき。マジで厨二ネタなんですよ。 その話をずっと映画化したかった彼がその製作費を作り出すためにやっつけで造ったレオンが傑作として評価され、本命であるこっちの評価は散々なんですから、世の中面白いものです。 ミラジョボは枕営業でこの役をゲットしたんだよなぁとか、ゲイリーオールドマンの役どころがレオンのときとそっくりだとか、JPゴルチエのデザインはゴルチエ感満載すぎて笑えてしまうとか、まぁこの映画についてはいろいろ思うところがあるわけですが、それでもなんでも、少年の頃からずっとこの映画を撮りたかったという夢をやり切った感満載でやりきった事、それ自体を評価したいと思います。[地上波(吹替)] 6点(2017-01-12 02:19:44)《改行有》

562.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 これどなたかも書いてますけど、日本的なボケツッコミの感覚のコメディなんですよね。 あちらのコメディでは意外とめずらしいパターンですが、日本人にはなじみやすいんじゃないでしょうか。 観る前は「隣に越してきた善良そうな男が実は実は凄腕の殺し屋だった」という水戸黄門的な話なのかと思っていたのですが、実際には開始早々から「こいつ殺し屋だ!」と主人公が慌てふためく想定外の展開。 そしてさすが殺し屋。驚くほど簡単に人を殺します。 これで主人公が殺されなかったのは本当に紙一重の運と人徳だったんだろうな、と。 映画を観た後の後味も良くて気軽に観られるコメディ映画の意外な佳作だと思います。[地上波(吹替)] 7点(2017-01-11 00:13:45)《改行有》

563.  ラブライブ!The School Idol Movie 一応テレビアニメは観ましたが、基本的にラブライブに全く興味がない一般人の感想としては、フアンムービーとしてはよくできてるんじゃないかな、というとこです。 適当にストーリーのあるアイドルPVのような内容で、まさにファンムービー。 こういうものは好きな人が観るものであって、単品の映画として評価するものではありませんし、そういう観点でいえばそれなりによくできてると思います。 逆に濃いラブライバーが観れば(こだわりがある分)内容について言いたい事がたくさんあるのかもしれませんが、それはフアンの間で語るべきことであって、このレビューサイトで云々するべきことでもないでしょう。[地上波(邦画)] 5点(2017-01-06 15:32:07)《改行有》

564.  ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE 世の中、「これってわざわざ映画化する意味あったの?」なんて感じの事を言われる映画は数多存在するわけですが、しかしこの「THE MOVIE」までくると一周回ってアリ!と言うしかないのではないでしょうか。 私は2016年大晦日にテレビで放映されたものをのんびりと見たのですが、テレビで見るともはや普通の「路線バスの旅」そのものです。 それ以上でもそれ以下でもなく「THE MOVIE」かどうかすら関係ありません。 まぁこの「THE MOVIE」に関しては存在自体が半分ネタのようなものですから、それも含めてアリなんじゃないかと思います。 とはいえ映画のレビューサイトなので映画に関係した事を無理やり書くならば三船美佳についてです。 わりとテレビでよく見かけどうしても忘れがちなのですが、「(世界の)三船敏郎の娘」という存在である事は、やっぱりすごい事なんだよな…とこの「THE MOVIE」を観てあらためて考えさせられたのです。 とまぁなんとなく映画に関係した事を書いて2016年も終わりにしたいと思います。 よいお年を。[地上波(邦画)] 5点(2016-12-31 16:07:37)《改行有》

565.  映画 謎解きはディナーのあとで 《ネタバレ》 原作は2巻まで読んでますが、テレビは観た事ありません。 そもそもこの原作自体、あまり売れていない推理作家がたまたまラノベ(コミック)ぽいキャラを立たせた小説を書いたら予想外に売れた!みたいなもので、作者より年上の自分が読んでも「センス古くない?」と思うような点が散見される程度の内容の本なのですが、この映画は(テレビもそうなんでしょうけど)そんなたいしたことない原作すら「あの原作はすごくよかったのに!」と思ってしまうくらいにひどくしょうもない映画です。 映画(てかこれ映画なの?)開始から10分程度で、もうその画面の随所に溢れている安っぽいセンスと大げさでわざとらしすぎる芝居に泣きそうになります。 そしてそれを我慢して見ても得る事はありません。 映画の序盤、配役だけを見て「きっと犯人は中村雅俊だ!」と嫁にいったら、結局本当に犯人があたってましたw なんて安直なシナリオとキャスティングなんでしょう! まぁ途中妖しい毒を飲んで死ななかった時点でほぼ確定でしたけどね。僕が予想したのはそれより前だったから偉い…と言いたいとこですが、しかし所詮その程度のシナリオなので全く威張れないのがなんとも…[ビデオ(邦画)] 3点(2016-12-30 22:59:56)《改行有》

566.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 この映画は、あれです。元祖ギャルゲー「ときめきメモリアル」です。 なぜか同じ1日をループする事になった主人公。 何度でもリトライできるため、女性は落とし放題、悪事はし放題、死に放題。 なにしろ何をやってもまた2月2日の午前6時からリスタートできるわけですから。 しかも前回の記憶も残ってるしそこで身につけたスキルも残っています。 ループを繰り返すたびに失敗を修正してなんでも可能にできるのです。 しかし、そんなにがんばってもメインヒロインは落とせません。 他の女は落とせるのに、ヒロインは例の「一緒に帰って噂されると恥ずかしいし」状態です。 拗ねた主人公は(なぜか)ピアノなどのスキルをあげ、街の人に善行を繰り返し、いつしか一日で街の人皆に称えられるスーパースターになりました。 すると、なんという事でしょう。 そこまでパラメータを上げた主人公に今度はヒロインが惚れて、そしてついにループから脱出する事ができたのです。 つまり、 同じ日常を繰り返してパラメータを上げながら個々のヒロインを攻略。 さらに全パラメータをカンストするほど上げるとついにメインヒロインが攻略できる… まさにこの構造は「ときめきメモリアル」そのものです。 なぜ同じ日常がループするのか、なぜ突然クリアするのか、映画中には全く説明がありませんが、それも簡単。 ゲームの中だからです。 だってそう考えないと全く説明がつきません。 映画中になんの説明もないわけですから。 さて、そうなると問題は、そこまでパラメータをあげてやっと攻略できるメインヒロインです。 パラメータカンストしないと攻略できないヒロインとなると相当なレベルを期待するわけですが、実際はかなり脳みそお花畑なキャリアウーマンで、理想の男性のタイプにしても結婚相談所で「もっと現実を見なさい」と説教されそうな事を平気でのたまうような女性です。 どう考えても街に数多いるほかの女性の中にもっと素敵な女性がいそうな気がします。 その程度のヒロインのためにカンストするまでがんばるとか…全く努力にみあいません。 そしてそんなゲームの事を世間ではこういうのです。 「クソゲー」 そもそもこの映画の中で誰が一番得したのかをよく考えてみてください。 それは労せずして割と理想の彼氏をゲットしたメインヒロインです。 メインヒロインから見ればこのおいしい展開は全くもってクソゲーではありません。 そう考えると、このループの黒幕が誰なにかも明らかです。 メインヒロインです。それしかありません。 なんて恐ろしい娘! …最後にマジレスすると、ループの理由の説明等まったくない上に主人公の行動原理にも説得力がなくしかも妙に説教くさいだけのこの映画は個人的にあまり好きではありません。そんな映画になぜかこんなラブコメと勘違いしそうな邦題をつけた配給元は一種の詐欺ではないでしょうか。まぁ邦題詐欺はよくある事ではありますが。[DVD(字幕)] 5点(2016-12-28 23:04:42)《改行有》

567.  千年女優 《ネタバレ》 劇中、何度も出てくる蓮の花(Lotsu)などのメタファ等からも明らかなように、この映画は、女優というものは様々な役柄を演じる事により過去現在未来1000年の間を輪廻転生を繰り返していく…という事を描いた映画なんだというのはわかります。 (多分、この想像は正しいはず) そして、その推測が正しいならば、この映画はそれをきちんと描けているとは思います。 一時代を描いた銀幕の大女優の半生をその熱烈なフアンの目を通して描くという点では成功していると思うのです。 しかし、それを理解した上であえて言うなら「それがどうした」と。 ぶっちゃけ、この空想上の女優についてこっちは何も知らないわけで(そりゃ存在しない人だから知らなくて当然なんですが)、その半生、女優としての宿命を映画としての面白さを交えて語られても、こちらとしてはそもそも興味がもてない事について延々と見せられているだけ。 映画で語られる内容そのものに全く興味がもてない以上「だからどうしたの?」という感想しか僕としては持てないのです。[DVD(邦画)] 5点(2016-12-27 20:59:33)(良:2票) 《改行有》

568.  ウォーリー 《ネタバレ》 「700年間独りぼっちだったロボットが恋をした」という「お涙ちょうだいぼっちラブロマンス」的な宣伝をされていた本映画ですが、その本質は古典的なハードSFのそれです。 汚染された地球からの脱出というのは「インターステラー」あたりと同じテーマですし、コンピュータが人間に反乱を起こすのは「2001年宇宙の旅」のそれ。 実際、オートと船長との闘い(笑)のシーンでかかるBGMはまさに「ツァラトゥストラはかく語り」であり、この映画の本質が古典的なSFである事を表しています(てかオマージュなわけですが) 一方、表面的なストーリーは、もはや映画というより一種の寓話。 何しろ主役たちが片言以上の会話を行わないわけですから、それだけでもかなり変わった映画です。 PIXAR作品の中でもかなり毛色の異なる作品であり、好き嫌いがわかれやすい作品かもしれません。 とはいえ、基本的にPIXARですから厳しいラストが訪れないのは自明で、映画中随所に出てくるスリリングなシーンも安心して見ていられるわけですが、それがプラスかというと微妙なところ。 「結局、最後はハッピーエンド」とわかっている映画の中でに存在するスリリングなシーンは、どうしても緊張感を欠いてしまいますから。 あと、世の中のありとあらゆる映画の中でも、観客がゴキブリに対し「あぶないよ!逃げて逃げて!」と思う映画はこれだけかもしれません。 そういう意味ではこれは大変貴重な映画だと言えます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-12-27 18:37:31)(良:1票) 《改行有》

569.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 原作既読です。もし私が原作未読なら6点か7点を付けたと思います。 しかし原作既読である以上、このアニメ版を許容する事はできません。。 それはこのアニメで、原作から大幅かつ致命的な改変が行われているからです。 それは両親の設定です。 原作では、父も母ももっと軽薄でファンキーな面のあるキャラです。 父親に関しては軽薄な面が削られているだけでまだいいのですが、問題は物語のキーになる母親です。 この映画での母親は「祖母の介護と軋轢に疲れて望まぬ不倫に流されてしまう弱い母親」という超ありがち設定です。 そして主人公は、母親の葛藤の正確な理由について知る事がありません。母と会話してないから当たり前なのですが。おかげで終始「不倫する汚物」扱い。 一方、原作の母親は「平凡な暮らしに飽きて自分探しで習い事を点々とするうちにフラメンコの講師と(自分から望んで)ヒャッハーな不倫関係になる女性」です。 そもそも原作に祖母はいません。原作では母親は平凡な暮らしに飽き飽きして不倫するわけです。 今の日本を考えるとこちらの方がよほどリアルです。 そして何より、原作の母親は不倫に至る一部始終を主人公に手紙で伝えます。 「女として不倫を楽しんだことは否定しないし申し訳ない。しかし母親としての自分はお前を本当に愛してる」という事をきっちり主人公に伝えるのです。 このスタンスの違いはあまりにも大きくて映画の色が変わってしまっています。 このお話は、人間にはカラフルないろんな色があって決して一色ではないという事を、例えば母親には女としての一面もあり母親としての一面がある事、あこがれてる女子は援交の一面もあるし自分に悩む一面もある、と、いろいろな人間を観る事で、初心な主人公が人間というものの多様性を理解し、一皮むけて大人になる話です。 しかし話のキーになる母親は、この映画では、ただ不幸な母。ストレスからでた不倫を理解もされず絶対許すまじと叩かれ続けるひどい役です。しかも実際どうなのかを主人公は知らないまま。 これでは主人公が「人間がカラフルだ」と理解できないはずなのです。 にも拘わらず最後に「僕は僕で人間はカラフルなんだ」と言われても違和感しかありません。 原作では母や父、好きな女の裏の顔を知る事でそれを理解するっていうのに、この映画では父や母の裏の顔の真実は主人公に説明されないからです。 それでは話が成立しないはずで、これは構成的に致命的な変更です。 芸能人の不倫騒動が大きくたたかれる事からもわかる通り、日本には不倫に必要以上に否定的な見解を持っている人は一定数います。 おそらく原監督もそうであり、だからこそ母の設定を変えたのでしょう。 「ヒャッハー!」と不倫する母親を肯定するような映画を撮りたくなかったんだと思います。 しかしそれは逃げです。 原作は映画「アメリカンビューティ」のように、みんないろんな裏の汚い顔があるという事を描いた小説。 にも拘わらず不倫表現から逃げて平凡な家庭物にしてしまっては、原作を映画化する意味はないですし、そもそも統計的にも日本の既婚女性の不倫経験率は約3割。そこらのごく普通の奥さんの3人に1人は不倫経験があり、秘密にされてるだけで日本において不倫とは実はどこにでもある平凡な事象にすぎないのです。 その事実を表現する事から逃げて、母の事情を義母との葛藤というくだらない理由に変更してストーリーを破綻させた原監督には本当に幻滅しました。 がっかりです。[DVD(邦画)] 2点(2016-12-18 23:12:25)(良:1票) 《改行有》

570.  トレマーズ4 《ネタバレ》 トレマーズは傑作の1と比べると続編のパワーダウンはいかんともしがたく、どんどんダメ映画になっていくわけですが、しかし期待せずに観た4はびっくり驚きの良作でした。 世界観をガラリと変えて100年以上前にバックトウザ過去、登場人物も変えた事で映画自体も全くの別物になっていて、オーソドックスな西部化物映画としては屈指の出来ではないでしょうか。 例えば、これよりよほど大作の「カウボーイ&エイリアン」なんかの100倍くらいは面白い映画になっています。 この映画のどこがいいかというと、何より基本に忠実なベタベタなストーリーをきっちりやり切っているところにつきます。 基本は大事って事ですね。 細かいギャグのキレもいいですし(「中国では家の中で銃なんか誰も撃たない!」「誰も銃もってないからね」とか)、未来にグラボイズの記録が残ってない事も理由付けがされていますし、1の呪縛を解き放って新しく作り直したこちらは(映画の毛色こそ違いますが)1にも負けないほどの傑作だと思います。 主役の彼は、先祖という設定なわけですが(地下室作るとか言ってますしね)ちょっと芝居(と衣装)を変えると同じ人でもこんなに雰囲気変わるんだな、と思わせてくれます。 BTTF3でたとえばビフあたりがほとんど同じ人なのとは好対照。 シリーズで順位をつけるなら、1>4>>>2>3 というところでしょうか。 1,4は間違いなく他人におすすめできる傑作で、2,3は別に見なくてもいい、というわかりやすい差になっていると思います。 ここの評価を見ると低評価なのですが、内訳をみるとなぜか設定を理解してない人が結構いてその方が低評価をつけているようなので、それを切り離せば平均点はかなり上になる計算ですし。[地上波(吹替)] 8点(2016-12-17 10:47:55)《改行有》

571.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 映画を観ていて、展開的にこの夫婦両方とも犯人じゃないだろうから(いや犯人なんだけど、それはさておき)、そうなると、この「夫の不倫相手の女」が黒幕でその元恋人とやらが実は刑事でそいつと組んでやってるのかな、なんて思いつつ、でも警部の奥さんの話をしつこくやってるからこれは何かの伏線なんだろうけど、さすがにこの警部が恋人は無理あるし…、と思ってたら「親子」!! 普通に考えたら一番自然な関係性だけどw でも惜しかった俺! と、まぁ個人的にはそんな感じでしたが、でもあまり考えずに映画を観ていれば「おお、そうだったのか」とびっくりする人がいても全然おかしくありません。 ややアイデア倒れでノベル系ゲームをそのまま映画化したような雰囲気ですし、映画中にも故意に観客をミスリードさせようとする感がありありですが、でもなんの捻りもない凡庸なシナリオよりはよほどいいと思います。 それにしても、これ、娘が美人じゃなかったら全然成立しない話で、もし不美人だったらどうなってたんでしょうか。 …いや、親父が単独で始末つけただけなんでしょうけど。[地上波(吹替)] 6点(2016-12-15 00:19:29)《改行有》

572.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 ボルトのレビューを書いたので、犬に関わる映画でレビュー書いてない奴…と思ってたら、ありました! 「アイアムレジェンド」です。 マシスンの有名なワンアイディアSF小説「地球最後の男」を原作にしているわけですが、ぶっちゃけ原作の面影はほとんどありません。 私、原作はもちろん既読だし話も覚えてますが、知らずに観たらこの映画の原作が「地球最後の男」だとは絶対にわからなかったでしょう。それくらい別物です。 またこの映画、前半と後半でかなーり雰囲気が異なる映画であり、さらにスクリーンテストで本来の予定と異なるラストに変更になったため、ますます原作から遠いわけのわからん事になっている残念映画なのですが…しかしこの映画、何しろ犬(サム)がいいのです。犬は人間の親友、という古典的なフレーズを実感させてくれるのです。 このサム、なんでも撮影には3匹が使われているらしいのですが、残念ながら私には全然見分けがつきません。 まぁ、あのSBのお父さん犬だって、初期は2匹が使われていたくらいですから、このくらいの映画だと3匹くらい使われても不思議はないのかもしれませんが、その気になって映画を観ても同じ犬にしか見えません。まぁそりゃそうですけどね。 と、ここまでまるでなかったかのように書いていますけど、やっぱり一番印象的なのは…そのサム(実はサマンサ)の最後です。 映画的にはしょうがないんですけど…ひどいよ、ママン… とにかくこの映画の見どころのほとんどが犬であることだけは間違いありません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-14 00:51:07)《改行有》

573.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 実はこの映画、タイトルくらいしか知らずに偶然観たのですが、全然崖じゃないじゃん!ビルじゃん!というのがまず第一感想。 崖っぷちなのは実際の場所ではなくて本人がおかれた状況の事だと知ったのが収穫でした。 で、その崖っぷちの男のシリアス展開が本筋かと思いきや(いや本筋ではあるのですが)それは実はおとりで、その陰で「ルパン三世か!」的ありえないレベルでプロっぽい怪盗が行われているというなかなか面白い構成の映画で(まるで別の映画が2本同時進行してるような)、ラストもそれなりに爽快感があり、ストーリー的には最近のサスペンス系娯楽映画の中ではかなりよくできていたと思います。(こういう映画は、多少無理やりでもハッタリとケレン味ってやっぱ大事だと思うんです) まぁそこはいいんですが、この映画で個人的に問題だったのは、弟の彼女役の「ジェネシス・ロドリゲス」がめちゃくちゃ美人だったことです。 美人で何が悪いの?と思われるかもしれませんが、この弟というのが結構ぱっとしない男です。 そんなパッとしない弟にこんな超絶美女な彼女がいるというのはそもそもバランス的にありえません。 あるとすればもはや超常現象のレベルで、とても現実世界の出来事とは思えないのです。 そんなわけで、私はこの美女が弟の彼女だという事を理解するのにものすごく時間がかかってしまったのです。 関係を理解してからも「絶対これは何か裏があるはずだ」としか思えず、そういう意味では、私は完全にミスリードされてしまっていたのです。 ストーリーよりそっちが気になってる状況で、結論から言えば特に何もない普通の彼女なわけですが、「え、何もないの?ほんとに彼女なの?え、こんな美女が?ありえなくない??」とどうにも納得できない気分になってしまい、ストーリーの面白さも半減。 映画のキャスティングというのは大事なんだな、と教えてくれた映画でもありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-14 00:19:30)(笑:1票) 《改行有》

574.  ボルト 犬好きと猫好きと鳩好きには必見の映画であり、また、これからペットを飼おうと考えている人も必ず観るべき映画だと思います。 この映画はディズニーがPIXARを買収した後、ジョンラセターが製作に関わった記念すべき1作目であり、長らく低迷していたディズニーアニメが復活した記念すべき作品でもあります。 初めての共同作業だったためかジョンラセター色が強すぎて「ほぼPIXERアニメ」になってしまったのですが、その反省からか次回作以降はもっとバランスのよい映画になり「塔の上のラプンツェル」などの名作が生まれていくわけです。 とはいえ、この「ボルト」ほぼPIXARアニメとなりつつしかも本家越えすら果たしてしまった感がある奇跡の1本。傑作である事は疑いようがありません。 ちょっと話は変わりますが、このサイトで10点を付けるという事にはやはり特別な意味があります。 すごくいい映画、面白い映画、傑作映画であれば9点までは自然に付けられます。 しかし、それを超えて10点を献上するには、単に「すごくいい映画」というだけでは無理です。 そこには「自分にとって特別な何か」が必要なのです。 「すぐれた映画」に「自分にとって特別な何か」がプラスされて初めて10点を付けられるのです。 そして僕はとてつもなく「犬好き」でとてつもなく「猫好き」でとてつもなく「鳩好き」ですから、この傑作に10点をあげる事は全くやぶさかではありません。[ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-12-13 20:50:01)(良:1票) 《改行有》

575.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 このサイトのマイページにある「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」。 そこに出てくる映画の中には実は観たけどレビューを書いてないだけっていう映画が何本かあります。 そのうち何本かはレビューを書いてしまいましょうというシリーズ。 という事で日本アニメ映画史上に燦然と輝くこの映画です。 私、この映画、LDまで買ってもってました。 その上で、あえて言いますが、個人的にはそこまで面白くありませんでした。というか「あんまり好きじゃない」が正確でしょうか。 評価が高いのはわかります。とにかくちょー力作なのです。 竹中直人の声がボソボソしてて何言ってるかよくわかんないのも(普通のアニメだったらダメなんですが)この映画の場合は、いい味になっています。 竹中直人が声をあててて「そこらの日本の実写映画よりすごい」と絶賛したというのもわかります。 しかししかし、内容はもはや完全に押井守なのです。 ハードで暗くて観念的、あれこれ語りたがりです。 そもそも、これはもはやパトレイバーじゃありません。 「特車二課っぽい人達が脇役で出演する全く違う映画」です。 監督の色がよく出ていてものすごく真摯に作られた傑作であることは認めますが、僕がそれほど好きな映画ではない、もっと言えば「パトレイバー」ではないとは言えます。 それでも8点はつけてしまう、そこはこの映画の力でしょう。絶賛されるのもむべなるかな、ってとこでしょうか。[レーザーディスク(邦画)] 8点(2016-12-13 11:18:00)《改行有》

576.  サマーウォーズ このサイトのマイページに「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」というところがあります。 私、そこを開くと半分くらいがすでに見た事がある映画なんですよね。単にレビューを書いてないだけなんです。 これじゃせっかくの「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」に意味がないだろ!という反省もこめて、とりあえず観た事のある映画の何本かレビューを書くことにします。という事で「サマーウォーズ」 この映画、細田の最高傑作として名前が上がる映画で観たいと思っていたのですが、実際に私が観たのは公開の何年か後で、2012年くらいの事だったと思います。 そして事前の期待値が高すぎたのもいけないんでしょうが、「おもしろいけど…今一つ?」だったのを覚えています。 何しろ一番印象に残った事が、あこがれの先輩「夏希」が素敵すぎる!だったわけですから、それはダメかもしれません。 (まぁ、そんな微妙なイマイチ感のせいでレビューを書いてなかったわけです) 決してつまらないわけではないですが、日本アニメ映画の代表作の一つと言われると「ちょっと違うかなぁ」と思っちゃうわけです。 さて、それよりこの映画のレビューを書こうとして初めて知ったのですが、この映画の主人公役も「神木隆之介」だったんですね。 「君の名は。」や「千と千尋」だけでなくこのアニメでも声やってたとは… 神木君だけに神ってる!(←無理やり2016年の年末感を出してみた)[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-13 11:02:12)《改行有》

577.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 昨日プライベートライアンのレビューを書いたわけですが、そこでこの映画の名前を出しました。 名前を出しておきながら、こっちの映画のレビューを書いてなかったのでとりあえず書いときます。 この映画への僕の感想はごくシンプルで「超がっかり!これはひどい!!」です。 この映画、戦争映画の代表作として名前があがる事が多く、子供の頃から「一度観てみたい」と思っていた映画でした。 今wikipediaでのこの映画の記述を見ても「戦車部隊を扱った米国製映画としては、最優秀作品と評価される。」と書かれています。 それくらい有名な映画だったんです。 実際にこの映画を観たのは20代になってからでしょうか。 史実のバルジの戦いというのは第2次世界大戦を代表する有名な戦車戦なわけですから、この映画に期待するのはリアルな戦車戦。 映画のストーリーなんかはぶっちゃけどうでもいいわけです。 そして、クライマックス、この映画の肝である「大戦車戦」がはじまったのですが… なんじゃこらぁあぁ!!(声:マツダユウサク) ドイツのマークを付けてる戦車は明らかにアメリカの「パットン戦車」 アメリカのシャーマン戦車役をやってるのは「M24チャーフィ戦車」です 似せようという努力すらしてません。 パットン戦車にただドイツのマークを描いただけで「ドイツのタイガー戦車だ」と主張してるわけです。 てか、シャーマンくらい世界中にごろごろしてるのになぜシャーマン役がチャーフィなのか。 もちろん大きさの対比を付けたいんでしょうが… しかもなぜか戦闘シーンは砂漠みたいなところ。 バルジ戦は1944年12月の欧州が舞台だから雪中戦だっちゅーの! 私、小学生の頃はタミヤの戦車のプラモでジオラマなんかを作ってたわけですが、バルジ戦車戦を舞台にしたジオラマだったら当然雪景色ですから綿で雪を表現するのが当たり前でした。 砂漠っぽいジオラマで「バルジ」なんてタイトル付けてたら小学生にも笑われます。なのにこの映画では砂漠。 聞けば、南国スペインで撮影したから(戦車もスペインで借りたから)そうなったらしいのですが、史実の戦車戦を扱った映画で、これだけ史実の戦車をないがしろにしてる映画を観た事がありません。 どんな戦争映画でも、最低限それっぽい外装を用意して似せようとはしてます。 なのにこの映画、実際の戦車戦を題目にした映画なのに、舞台も戦車も全く似せようともしていない。 たとえば「第2次世界大戦中のアメリカの日系人を描いた映画」で、「出てくる日系人役をみんな白人が演じてる(しかも場所は砂漠)」みたいなもんです。 そんなの映画としてダメでしょ? この映画はそれをやってるわけです。 アメリカのアイゼンハウアー元大統領(このバルジ戦のときの実際の米軍欧州総司令官)が、この映画に対し公式に抗議声明を出したというそうですが、それも当然です。 なぜこの愚かな映画が「(wikipediaの独断とはいえ)戦車映画の最高傑作」と言われているのか、僕には全く理解できません。[地上波(吹替)] 1点(2016-12-13 10:28:15)《改行有》

578.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 少なくとも私が子供の頃までは、戦争映画というのは、割と純粋な娯楽映画として作られていました。 「史上最大の作戦」とか「空軍大戦略」とか「バルジ大作戦」とか、わりと単純な「ドンパチ映画」だったのです。 多少、観点を変えれば「大脱走」などもそうでしょう。 しかも、その性質上、それらは大作映画が多いのも特徴でした。 戦争映画となると大勢の戦闘シーンや、戦車や戦闘機を出さなきゃいかんわけで、今と違ってCGでどうにかできるわけもありません。 これは、どうしたって金がかかるわけで結果として戦争映画には「超大作娯楽映画」が多かったのです。 その傾向に変化が見られたのは、ベトナム戦争の終わりくらいからではないでしょうか。つまり1970年代後半くらいからです。 日本に住んでいると戦争というものは第2次世界大戦以来あまり縁がなく、遠い世界&遠い昔の話なのですが、たとえばアメリカからすれば1960年代~70年代に参戦した「ベトナム戦争」(や、その後の各地の紛争)は、今もリアルタイムで行われている戦争の当事者なわけです。ベトナム帰還兵を扱った映画もたくさん作られるようになり、そんな状況ではそうそう娯楽に特化した戦争映画を作るにも無理があります。なにより不謹慎です(どうしたってそういう空気になっちゃいます) そして(個人的な感覚では)1977年の「遠すぎた橋」を最後に古典的な大作娯楽戦争映画は終わりを告げたと思っています。 この「遠すぎた橋」も過渡期の映画らしく、古典的なドンパチ映画よりは地味で陰鬱な展開を示すところも多いのですが、しかしその本質は娯楽戦争映画であることは間違いありません。 そして「遠すぎた橋」から実に20年が経過した1998年、スピルバーグがひさしぶりの「ドンパチ娯楽戦争映画」を作ったのです。 それがこの「プライベートライアン」です。 「ある兄弟が死にすぎてるから一人は絶対助け出せ」「はあぁぁあ?」というありえないような逸話をもとに作られた(とはいえこの映画の内容はフィクションですが)この映画は、戦闘シーンの過酷さや悲惨さがかなり話題になった映画ですが、しかしその本質は間違いなく「古典的な娯楽戦争大作」だと思います。 なにしろ20年も経って満を持して作られた戦争映画ですから、痛そうに見える戦闘シーンもリアルですし、出てくる戦車や装備も凝ってます。劇中のケッテンクラートとか全部本物だそうです。 ムハァ! 兵器マニアは大喜びです。 しかも地味すぎて普通出てこないような「マルダー対戦車自走砲(ぽい)」とか出てくるし、こりゃ戦車マニアは大喜びです。 これが娯楽戦争映画じゃなくてなんでしょうか。 有名な冒頭のオマハビーチの戦闘シーンはすごい出来ですし、クライマックスの戦闘シーンも手に汗握ります。 しかし残念ながら映画の途中が少しタルすぎるのです。 もちろん映画には緩急が必要でずっとクライマックスというわけにもいかないわけですが、さすがに道中ちょっと長すぎます。 見てて疲れるのです。 そのあたり、やや娯楽映画としては中途半端かな、と思うところもあるので、出来のよさは認めますが個人的に「絶賛」とまではいきません。惜しい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-12 20:56:55)《改行有》

579.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 ラストが非常に現実的で、主人公は一度はヒーローに祭り上げられたものの、その結果スポットがあたってしまった事で過去の悪行が次々と暴露され妻子にも逃げられ刑務所送りになるっていうのは、こういう映画にしてはなかなかめずらしいパターンです。 (まぁ巨乳美女が待っててくれるようですが) だいたいこの手の映画では「偶然いい事をしてヒーローになっただけで過去の悪行は全部チャラ」なんて事が多いだけに、そこはなかなかリアルで面白いとこで、褒めていいんじゃないでしょうか。 映画全体としては、とにかく独特の手法が面白く、たとえば過去の回想シーンはその登場人物の主観視点で描くとか(その割に一部人物の回想がまるっきりの嘘っていうのはルール違反な気がしますが)、たとえばホテルの部屋を上から順に撮っていくとか、わりと他で観ないような方法が使われています。 しかし主観視点は微妙に安っぽくて中途半端ですし、部屋にしても天井を抜いたセットをわざわざ作ったんでしょうけど、全体にその撮影が功をそうしてるかというと…そうでもなくて、わりと残念なのがつらいところ。 ストーリー的にはいかにも犯人な人が犯人なのはご愛敬としても、それなりに凝っていて面白い話ですから、撮り方次第ではもっと面白くできたんじゃないか、と思います。 ゲイリー・シニーズはアポロ13あたりの印象が個人的には強いんですが、ここでも軍服姿で登場して、ある意味イメージ通りの役すぎるのがすごいです。その一方で、ボクサーが全然ボクサーに見えないのは残念なところで、もうちょっとキャスティングをなんとかできなったものでしょうか…[地上波(吹替)] 6点(2016-12-12 18:41:10)《改行有》

580.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 観終わった後、ペニースと叫びながらIKEAを駆け巡りたくなる映画。 と、それはさておき、映画冒頭のナレーションで「これは恋愛映画ではない」と断言している本映画ですが、それも一理あります。 一般の恋愛カテゴリの映画はそのターゲットが「若い女性」なわけですが、この映画は、ある程度年をとった男性が観たときに一番共感できるようになっている珍しいタイプの恋愛映画だからです。 主人公が男性だというラブコメや恋愛映画は多数あるわけですが、しかし感覚的な意味でまで男性視点の物というとほとんど存在せず、そういう意味では一般的な意味での「恋愛映画」とは少しずれた映画だと言えます。 ラブコメとも違いますし、あえてジャンルを定義するならば「恋心に振り回される男性を描いたコメディ映画」(長いよ)というところでしょうか。 さて、ラストの「1日目」に登場する運命の人(らしい)オータムはサマーより圧倒的に美人なんですけど、これは「運命の人」だからこそ主人公の主観では「すごく美人に見える」という事を表してるんだと思います。 そうでなければ、実際にあんな超美人から話しかけてくれるなんてサプライズがあるはずありません。 ないない、絶対ない!!うらやましすぎるだろ、おい!(←男のジェラシー)[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-12-10 18:46:37)《改行有》

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