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プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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561.  コンテイジョン 《ネタバレ》  淡々としたドキュメンタリーチックな映画。  2年前にコロナが世界中に流行し始めた頃を思い出します。  クラスターやロックダウン、濃厚接触者の隔離に、ウィルスの変異、実行再生産数から導き出される予想感染者数、この映画で想定されていたことはコロナ禍においてすべて現実のものとなりました。奇しくも感染源までほぼいっしょなのがまるでコロナを予言しているかのようで恐ろしい。  誇張した表現や演出はほとんどありません。リアル路線。リアルな作風は退屈と結びつきがちですが、この作品ではリアルな作風が感染症の恐ろしさと崩壊していく社会を強調していて効果的に働いています。  子供やケイト・ウィンスレットといった、普通の映画では犠牲にならないような人たちが次々と犠牲になっていきます。ケイト・ウィンスレットがその他大勢の人たちと埋葬されていくのは胸が詰まります。  世界規模のパンデミックを題材にしているわけですから、膨大な情報量をまとめなければなりません。1つ1つのエピソードが薄味になってしまうのは致し方のないことなのでしょう。だからこれだけリアル路線でいくのであれば、映画ではなくドラマでじっくり見せたほうが良いのかもしれません。  一番最後に『1日目』をもってくるストーリー構成は素晴らしいと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-21 01:32:25)(良:3票) 《改行有》

562.  麒麟の翼~劇場版・新参者~ 《ネタバレ》  東野圭吾はクエスチョンの出し方は上手くて興味を引かれるのですが、それに対するアンサーはたいしたことがない、ってのが多い気がします。  鶴、水泳、工場でのワンシーン、ネカフェの会員証、麒麟の像を見上げる婦人、張り紙、などなど、ヒントの出し方が小出しで断片的。でもあからさまに伏線ですよってわかりやすくしてくれている。でもどーつながっていくのかが予想できない。だから興味を引かれる。よーできてます。刑事もの、ミステリーものとしては見ごたえがあります。  こんな感じで東野圭吾の小説はそのプロセスを楽しむものが多い。もちろん物語の9割はプロセスなんだからそれは小説が、ドラマが、映画が面白いということと直結します。でも最後まで見てしまうと火曜サスペンス劇場とスケール的には大差ないというのが正直な感想。まあ、火サス好きなんで別に良いんですけど・・・。  キャストは凄く豪華なので、そこはザ・映画って感じがします。ただ、一部の大根のせいで全体が安っぽい印象に。青柳家の娘や八島の工場友達などは特にひどい。ガッキーもこの作品はなんかいまいち。脇役も大事ですねー。  この映画で一番緊張感あって盛り上がるシーンが、『加賀ぁ!捜査を振り出しに戻して!お前はどの線を追っているんだ!』って警察本部長が恫喝するシーンですからね。ベテラン俳優は凄いです。若い役者さんたちにも頑張ってもらいたいものです。  それにしても、結局青柳家は父が殺され、社会的には父の汚名もそそがれないまま映画は終了。なのに晴れ晴れとした顔をしている、この事件の発端となった青柳家長男。八島だって本当は死ぬ運命じゃなかったかもしれないのに。なんかちょっと良い雰囲気で終わっていますが、切ないうえに決して後味の良い作品だとは思えないんですけどね。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-06-19 16:26:22)《改行有》

563.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》  前作がかなりラブロマンス、ミステリー、サスペンスに力を入れていたのに対し、本作はアクションに力を注いだ感じ。もちろんこれはこれで好き。ミッションインポッシブルや007みたいで楽しい。  ただ、前作が唯一無二と言っても過言ではない映画だったのに対し、今作は楽しいけれど凡百とある作品の一つに成り下がった感はあります。おそらく前作の内容は一生覚えていそうですけど、今作の内容は忘れそうな気がします。  キャストが総入れ替えになっちゃったのは痛い。  クレア・フォイはダメじゃないんですが、ルーニー・マーラと比べると表情が動きすぎます。クールさが足りないんです。  ミカエルにいたってはもはや別人。名前を覚えていなかったら前作のミカエルと同一人物だと誰も気づかないほどの別人です。そして影薄すぎ。  この作品単体で見れば決して悪い作品ではありません。特に敵対する相手が組織になっていて、しかもかなり強力で凶悪になっているところは良い。何度もピンチに陥る展開は目が離せません。リスベットも機転が利くし、罠はしかけるし、高い能力を発揮します。そのリスベットを追い詰めるほど敵は組織的に動きます。やばいやつが2人います。しかもその1人は姉。そーゆーところは凄く良いんですけどね。  前作のリスベットとミカエルの関係を期待するとがっかりしちゃうと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-18 13:36:28)(良:1票) 《改行有》

564.  処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ 《ネタバレ》  車酔いをするゾンビ。吐いたゲロをもう1回食べるゾンビ。なんというか、この映画を作った人はゾンビが好きなんだなーっていうことが痛いほど伝わってくる作品。『ゾンビにこんなことさせてみた』ってのがいっぱい出てきます。  ジャンル『ホラー』となっていますが、怖さはほぼ皆無。内容はグロアクション。夜のシーンより昼のシーンが多い。つまり見ている人を怖がらせよーなんてことは微塵も思ってなくて、しっかり見てもらって楽しんでもらおうという気概に満ちた作品ではないでしょーか。じゃないとゾンビ同士のミリタリーバトルなんて思いつかないでしょう。蘇った恋人とキスをすんのか?それともハグか?と思ったらいきなりのカーセッ〇ス。そんな映画は後にも先にもこの映画だけでしょう。  障害者、高齢者、子供、みんな分け隔てなく殺しちゃいます。モラル無視。超不謹慎。お母さんたちが子供に見せたくない映画No.1。誰にも勧められない映画です。  でも私はこの映画好きです。主人公の右手がナチゾンビの親玉ヘルツォークの右腕になっちゃう。そして凄い力を手に入れます。素手でゾンビを粉砕するパワー。更に死者を蘇らせて自分の配下にできるチート能力。あれ?これってヒーローものですか?っていう趣まであります。  ゾンビスクワッドの面々も、ゲイの博物館員も、みんな良い味出しています。  ひとつ不満を上げるなら、最後の戦い。ここでもっとマーティンに無双してほしかったのですが、急に沈黙する右腕パワー。更にせっかく復活させたソビエトゾンビとナチゾンビの戦いが互角でない。個人的には今まで好き放題殺戮を繰り返し平和な街を蹂躙してきたナチゾンビに天誅を下す意味でも、最後の大乱闘は主人公グループに圧倒してほしかったです。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-17 07:55:41)(良:1票) 《改行有》

565.  パッセンジャー(2016)  ええー?許せるかなー?どーかなー?いや、許せないでしょ、やっぱり。  ただジムも純粋に被害者なんですよね。もちろんだからといって他の人を道連れにしていいわけはありません。ですが、最初目覚めたのが自分一人だと気づいていなくて、鏡の前でウキウキしているところから、その後あまりに残酷な現実をたたきつけられたジムに同乗の余地はあるかと思います。  オーロラに真実がばれたとき、正直に認めたのは潔し。その後のオーロラのキレっぷりも良い。寝ているジムを殺しそうな勢いで殴る蹴る、いや、鈍器で本当に撲殺寸前までいっています。そーです。そんぐらいキレてもらわないと。  自分がジムと同じ状況になったら、気がふれてしまうかもしれません。無人島であれば、まだ誰か助けに来てくれるかもしれないという希望がもてます。ですがジムの状況ではそれすらもかなわない。ひとカケラの希望もない。それが最も辛い。  オーロラを目覚めさせたこと。そしてそのことを隠そうとしたこと。この2つは絶対に許されません。ですがその2点を除けばジムはいたって常識人。善良と言っても良いでしょう。  終盤ではジムの本来の善良さが炸裂します。贖罪の意味もあったのでしょう。オーロラと宇宙船を救うために自らの命を犠牲にしようとします。そして奇跡的に一名をとりとめた直後、今度はオーロラをもう一度コールドスリープに入れようとする。もう自分の事は二の次。オーロラの事だけを考えて行動しています。私は、ジムが自分がやってしまったことを心から後悔しているのだと感じました。  私はジムがしでかしたことは許せませんが、ジムという人間は許せそうです。  そして映像は美しく、映画は面白かった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-15 03:59:07)(良:1票) 《改行有》

566.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》  タイトルから企画もののB級作品と決めつけて見ちゃったのですが、大真面目で大掛かりな作品でした。  よく見たらハリソン・フォード出ているし。  内容はタイトル通り。エイリアンとカウボーイが戦う。ただそれだけ。ただカウボーイというより荒くれもの集団という感じでしたが。  もちろんその結果は火を見るより明らか。どー考えても勝てるわけないでしょ。それは最初のエイリアン襲撃の時にも強く感じたのですが、これをうまいこと互角の勝負にもっていって、最後の戦いではそこそこ良い勝負に持っていっちゃう。人間側のほうが犠牲が多いように見えますが、エイリアン側も着実に仕留めている。その辺のバランス感覚は上手いと思いました。  敵対するグループが手を組み、侵略者に立ち向かう。使い古されたプロットですが、間違いなく盛り上がります。  ただし、アパッチ族までくるとさすがにクドい。この辺りはダレる原因になっていそうです。  アパッチ族が仲間になるくだりをまるごと省略して90分くらいにまとめたほうが良さそうです。この題材で2時間越えは長い。  多少文句は出ちゃいましたが、ホラー演出あり、アクションありでエンターテイメント性は高い。  こーゆー映画嫌いじゃないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-13 01:58:05)(良:1票) 《改行有》

567.  テルマエ・ロマエⅡ 《ネタバレ》  勝手知ったる2作目なので、序盤からローマと日本をいったりきたりっていうテンポの良さは良かったと思います。ここで前作みたいにもったいつけられたら気分が醒めちゃうかもしれません。  前作の前半のノリが大好き。だから今作でもそのノリを踏襲してくれたのは嬉しい。  マジック・ショーで気絶するシーンが最高です。  今作では温泉というより温泉街を模倣します。古代ローマになんちゃって温泉街が出来上がっていく様子がなんとも微笑ましくて楽しい。相撲文化をコロッセオに取り入れるのなんて何気に斬新。なのに最後のほうではまた血生臭いコロッセオに戻っていたのはとても残念。それだったら最後のほうで相撲文化をコロッセオに取り入れて、血生臭い殺し合いはなくなりましたってフィクションにしてくれたほうが良かったです。  今作はシリアスなドラマパートも前作よりなんだか楽しんで見られました。ただケイオニウスの兄と元老院にどんな罰を与えるのか、どんな逆転劇を用意しているのかちょっと期待していたぶん、力技と説得だけっていうのは正直期待外れでした。  ラストは結構好き。死の運命を受け入れるルシウス。離れ離れになる二人。でも真美の漫画がヒットして映画化されるというサクセスを用意。切なさと幸福感を次々と感じられるラストはなかなか良い。  最後に結局ルシウスが日本に来ちゃったのは、嬉しいけれど、蛇足感は否めない。  そういえば、混浴のシーンでルシウスが『なんて牧歌的なんだ・・・』みたいに、めっちゃ良いようにキレイごと言ってましたけど、私は普通にえろいと思いました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-06-08 02:26:17)(良:2票) 《改行有》

568.  スウィッチ 《ネタバレ》  計画そのものに『運』や『偶然』に頼ったものが多い穴だらけサスペンス。  まずソフィがスウィッチなるサイトを利用するのも、ベネディクトの家を指定するのも、偶然の産物。せめてスウィッチやパリを勧めた女性が犯人のベネディクトとグルならかろうじて説明もつくかもしれませんが、この女性も殺されてしまいます。  逆にスケープ・ゴートになるなら誰でも良かったというほうがまだ説得力があります。それにそのほうが理不尽さが増してサスペンス的にも面白かったように思えます。  そして自称イラク人のパキスタン人(ややこしい)。この人の役割って結局なんだったの?どーやらベネディクトとグルだったようですがいったい何をやったの?それにこの人が犯人側っていうのは意外性がありましたが、この意外性って必要?個人的には味方でいてほしかったのですが。  意外性で言えばベネディクトの母親がグルでなかったというのも意外。きっと警察組織の中にベネディクトの協力者がいるんだろうと思っていたけれどいなかったのも意外。私の予想は悉く外れたので意外性があるのは間違いないんですが、その意外性が映画の面白さと結びついていないんです。  じゃあこの映画何が面白いのかっていうと、そのミステリーな状況と、主人公の逃走劇。追いかけっこシーンはいくつもあって、臨場感がありハラハラできます。一番のお気に入りは病院からの逃亡シーン。つまり、ありえない設定に目をつぶれば、逃亡型サスペンスとしては実に面白いのです。それに冤罪をはらすストーリーっていうのは何らかのカタルシスが得られるので好きです。  まあこの映画に関して言えば、親切にしてくれた女性も母親も殺された上に、おそらくソフィは足を粉砕骨折させられているのであまりカタルシスは得られないのですが・・・。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-05 07:44:20)《改行有》

569.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》  こーゆー『悪魔憑き』系の映画って別に好きなジャンルではないんです。でもなぜかあるとついつい手が伸びちゃって借りちゃって見ちゃって・・・もうこれが悪魔の仕業なのだとしたら、悪魔ってすげぇ。『面白いかも・・』『なんか怖い体験できるかも・・』みたいな、まさに悪魔の囁きが聞こえるわけですよ・・!  さて、本題。まずこーゆー題材にして、主人公の神父の卵が、信仰心がまるでないっていうのが面白い。いや、信仰を無視はできていないみたいなので、まるでないっていうのは語弊がありますね。  神を信じない主人公が、なぜか『素質がある』みたいな評価を受けて、なぜかエクソシストに推薦されて、エクソシスト養成所に入ってしまう。まるで少年漫画のようなノリではありませんか。これが実話だってんだからすごいです。  しかし養成所に入っても、主人公はやっぱり信じない。もう頑な。『ドイツ人がロシア語を話した』と聞いても、目の前で少女が釘を吐き出しても、やっぱり信じない。自分の身に危険が差し迫って、ようやく信じてみよーかなって。本当に素質あるんかいな、こいつ。    本当にこいつが主人公でいいのか、という疑問はさておき、映画は雰囲気が良く、適度に恐怖心を煽ってくれて面白いです。  でもルーカス神父が劇中で1回も悪魔祓いに成功していないのっていささか気になります。  教会のお偉いさんから最高のエクソシストみたいな紹介をされたにも関わらずこの体たらく。  主人公は最終的には悪魔の存在も神の存在も信じたようですが、教会という組織に対しての不安はないのでしょうか。いや、だからこそ自分はしっかりしなくては、って思うのかな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-31 02:50:48)(良:1票) 《改行有》

570.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》  ず~っと最初のノリでいってくれたら8点~9点。  中盤くらいから笑えるところがほとんどなくなって残念です。  それは裏を返せば前半のコメディセンスがずば抜けていたということ。  特にウォシュレットのくだりは笑いの神様が降りてきていますね。これ笑わない人いるんでしょうかっていうくらい笑いました。  それに、『現代の文明を過去に持ち込んだらどーなるか』っていうアイデアは使い古されていてもやっぱり面白いのです。わくわくしちゃうのです。ポスター。衣類かご。フルーツ牛乳。そのたもろもろ。  阿部寛は唯一無二の役者さんですね。この人が出ているだけで映画やドラマが面白くなるんだからたいしたものです。  上戸彩はなんだか本来の持ち味が活かされていなかった気が・・・  彼女のセリフがなんともありきたりなものばかりでぱっとしないです。これは彼女の責任というより、脚本・演出が良くない気がします。  ストーリーは悪くないのですが、戦時下の戦場で湯治場づくりとはずいぶんと気の長い話だと思いました。まあみんなで協力して湯治場を作っていく雰囲気はすごく楽しげで活気があって悪くなかったです。  もう少し前半のカルチャーショック祭りを楽しみたかったので、少しばかりの物足りなさを感じつつ終劇。  前半8点。後半6点。間をとって7点というところでしょう。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-05-29 01:52:22)《改行有》

571.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》  ミュージカルは苦手。ふだんまず手にとりません。  ですが『美女と野獣』はアニメ版を何回か見ていて、その楽曲に好きなものが多いので見ちゃいました。もうひとつの理由は当然エマ・ワトソンです。  まずアニメ版の曲はすべて使われています。それに加え、本作のために新曲が3曲も追加。そのうち2曲は流れる時間こそ短いものの、3曲とも良い曲でした。  そしてストーリー。実写版用に多少アレンジ、追加、変更はあれど、ほぼ原作通り。おとぎ話なのでそれでOK。アニメでしか表現できない世界があるのと同じように、実写でしか出せない味わいというものが確かにあります。  それがクライマックス。野獣がガストンの銃弾で息を引き取るシーン。そしてタイムリミットを迎え、屋敷の人たちが骨董品になってしまうシーン。アニメ版では感じなかった悲しさと切なさでなんと目頭が熱くなってしまいましたとさ・・・!  当然その悲しさの反動は、そこからのハッピーエンドの幸福感をより大きなものにしてくれるのです。  ちなみにルミエール、コグスワース、ポット夫人などはアニメ版のほうがかわいいです。  とはいえ、アニメ版のデザインそのものを起用しちゃえば、実写版の雰囲気を壊しかねません。そう考えるとこれはこれで正解なのかな?  そしてなんといってもこの映画最大の立役者はエマ・ワトソン、この人でしょう。その美しさ。その歌声。あまりの美声にてっきりプロが歌っているものと思っていました。歌っているのはエマ・ワトソンその人じゃないですか。わずか3カ月のトレーニングでここまで歌えるようになるなんてただ者じゃありません。まさにすべてを兼ね備えたスーパー女優です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-22 21:19:39)(良:1票) 《改行有》

572.  シグナル 月曜日のルカ 《ネタバレ》  原作の小説が結構面白かったので映画も見てみました。  まず杉本ルカが原作のイメージにかなり近くて良かったです。杉本ルカを演じた女優さんはとても魅力的なかわいらしい人ですが、この作品以外映画もドラマもほとんど出ていないようです。もったいない。  もう一人の主人公宮瀬恵介。演じるのはAAAの西島隆弘。イメージがどうとか言う前に、かなり大根です。とくに序盤は演技がへったくそで気になって仕方がありません。でも不思議なことに、見ているうちにそれがだんだん『味』に変わってきます。これはこれでアリかと。  そして舞台がいいですね。レトロな映画館。そこで映写技師をするヒロインと主人公。上映される映画も古い映画ばかり。昭和の空気感がたまらない。映写室とか、こーゆー映画館が身近にないので、小説では想像しきれなかった画を見られて満足です。  ウルシダレイジはもう少し華奢なイメージでしたが、性格は結構イメージ通りかもです。人の話を聞かない。子供。被害者意識が強くサイコパスの才能あり。そうそう、こんな感じです。  原作では金でチンピラを雇って恵介を襲わせていましたが、映画では単身映画館に乗り込む武闘派。どちらかと言えば映画館の外で待ち伏せするタイプなんですけどね。ウルシダレイジのおかげで映画に程よい緊張感とメリハリが。  そしてラスト。恵介とルカの今後が見たくなる、そんな余韻が残る終わり方がまた良い。[DVD(邦画)] 7点(2022-05-20 03:17:24)《改行有》

573.  RAW~少女のめざめ~ 《ネタバレ》  おフランス映画独特の生々しさと、ホラーの雰囲気がうまいこと融合して、良い意味で大変気持ちが悪い作品に仕上がっております。まあ他にカテゴライズのしようがないのでホラーとなるんでしょうが、ホラーというよりかは『ホラー風味の青春ドラマ』といったほうが良いかもしれません。  特に背筋がゾクゾクしたのは姉の指を食べちゃうシーン。強烈です。もちろんルームメイトが食べられちゃったのも衝撃ではあるんですが、妹初めての人肉食のシーンの生々しさには到底及ばないわけです。  このルームメイトを食べたのが自分ではなく姉だった。軽いサプライズになるんですが、このサプライズは余計。今までアシがつかないように外で食事をしていた姉がなぜ突然妹のルームメイトを食べちゃったのか。あまりに不自然。この数年大学で我慢してきた実績が姉にはあるわけですから、あまりに不自然です。やはりルームメイトを食べちゃう悲劇は妹のほうであるべきでした。  そして物語は父のカミングアウトで幕を閉じます。これは読める展開ですが、わかっていても最後のシーンはこの映画の〆にふさわしいものでした。それにしても今日まで生き延びてきた父親凄いっす。  ただこの大学もなかなか狂気じみていないでしょうか。夜中に新入生をたたき起こして乱痴気騒ぎ。新入生が寝られないようにマットレスを窓から投げ捨てて放置。その所業を学校も放置。新入生の頭に生き物の血をぶっかけて記念撮影。それを学校が放置。むしろそのまま授業を受けるんだからたいしたもんです。そして動物の臓物を強制的に食べさせる。私たち日本人からするとこの大学も大学生もイカれているようにしか見えないので、主人公姉妹の狂気が若干薄まっちゃうのが何とも惜しい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-16 01:32:44)(良:1票) 《改行有》

574.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》  ワンシチュエーションものって、途中で飽きそうなので個人的には苦手かと思っていました。ところが見る映画見る映画どれもこの類は割と楽しめちゃう。実は相性が良いのかもしれません。  諸悪の根源の悪ガキ。この事件の大元の原因を作ったバートン会長。こういったメンツに報いが無いのは不満です。  浮気男は片腕を失い瀕死という重すぎる罰を受けていますし、コメディアンも最初は嫌なやつだったけど中盤以降は結構善良な人間だとわかったし、それぞれの結末は納得のいくものです。で、今回一番良識ありそうで、一番脇役感出していた太った社員が最後にみんなを救って犠牲になるっていう後味の悪さ。まあこーゆー結末も、『予想できない』とか、『変にリアル』とか、メリットもあるっちゃああるんですが。他の人たちが『助かって良かった』という安心感より、何も悪いことしていないこの人が犠牲になるっていう不快感のほうが勝っちゃいますね。  最初にエレベーターが全然出発しないのがあまりに不自然。会長とスピーカー越しにやりとりしていた警備員がばっくれるのも不自然。そんなことしたらクビになるでしょ。  浮気問題も放置。爆弾男もなんだかんだで放置。名乗り出てきたからてっきり解除の方法でも教えてくれんのかと思いましたよ。  細かいところで不満はあれど、ワンシチュエーションスリラーとしては及第点。先の読めない展開ってのは最後まで楽しめるから良いです。[DVD(字幕)] 7点(2022-05-16 00:59:45)(良:1票) 《改行有》

575.  アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの 《ネタバレ》  前作よりはるかにパワーアップした3作目。2作目よりかはもちろん面白いわけですが、1作目と比べてもまた違うテイストの面白さが感じられます。  1作目がストーリー重視なら、こちらはスピード感のあるアクション重視のエンターテイメント。  今作では恐竜がたくさん出てきます。地下に恐竜ワールドが広がっていて、そこを冒険するわけです。『地下なのになんでこんなに明るいねん』とか思わないでもないですが、とりあえずその辺の適当さは無視します。  目的はシドの救出。ただそれだけ。そのシンプルさがアニメを、映画を面白くします。  目的がシンプルであれば、あとは道中待ち受ける苦難、障害をどう乗り越えていくか。それだけを純粋に楽しめるわけです。シンプルイズベストとはこーゆー映画のためにある言葉です。  さて、劇中いろんな恐竜、巨大昆虫、巨大食虫植物が出てきます。嬉しい。サービス精神にあふれています。  1つ気になったのは、草食恐竜が凶暴すぎること。地下世界一発目で襲い掛かってくるアンキロサウルス。なんでやねん、と。その直後に登場するブロントサウルスみたいなのはおっとりした感じで描かれていることから、もしかしてアンキロサウルスを草食恐竜だと知らなかったとか?それって映画作品の作り手としてどーなの?って思っちゃいました。  恐ろしい肉食恐竜もいれば、愛すべき恐竜もいる。その両方を描くことでメリハリが出て魅力ある恐竜ワールドを堪能できると思うんですけどね。  でも気になるのはそれぐらい。  巨大食虫植物の脅威。巨大肉食獣とのバトル。翼竜とのチェイスなど見所満載。  ストーリーが弱くても面白いアニメーション映画は作れちゃうものなんですね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-05-15 16:41:53)《改行有》

576.  マレフィセント 《ネタバレ》  マレフィセントって、とっても良い人だったんですね。ディズニーのヴィランズのなかでも最強最悪の魔女とか言われていたんで、どんなものかと思えば・・・。少女時代は聡明で純粋。大人になってからは優しく母性あふれる良識人。そりゃそうです。だって『よ・う・せ・い』ですよ。妖精。妖精に悪いやつはいませんからね。  マレフィセントが幼いオーロラ姫を見守る中盤が一番好き。ディアヴァルにミルクを届けさせたり、崖から落ちそうになるのを助けたり。こーゆー見た目が怖そうな人の優しさって最高です。オーロラ姫が大きくなってからも、二人の交流シーンが心温まります。  で、今作の問題は後半から終盤にかけて。  お約束通りオーロラ姫はマレフィセントと仲違いして父親のもとへ。ところが父親から幽閉されそうになった挙句、結局呪いは発動。呪いを解きに行くマレフィセント。その流れ自体は王道だし、何の文句もありません。  ただ、城に着いてからのマレフィセントのアクションには一言物申します。  なぜ魔法を全然使わないのですか。今までありとあらゆる魔法を使って無双していたのに、城に入ってから全く魔法を使わない。明らかに不自然でしょ。いや、なんか見落としたのかな?城の中では魔法って使えないんでしたっけ?『ドラゴンになれ』使っとるやないけ!ピンチになる必要なんてないのに、わざわざ映画を盛り上げるためにピンチな状況を作っとる!こんなの子供が見ても、『何で魔法使わないのー?』って思うでしょうし、それを聞かれたお父さんお母さんはもっと困ることでしょう。  まあ、そんな不自然な戦闘シーンを除けばとてもよくできたファンタジーで、アクションも楽しく、映像もきれいで、最後はめでたしめでたしのハッピーエンド。良いんじゃないでしょうか。  あと映画とは関係ないんですけど、誰かのレビューに「眠れぬ森の美女」って書いてあって笑っちゃいました。それじゃ不眠症だよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 03:17:12)《改行有》

577.  ダンガル きっと、つよくなる 《ネタバレ》  野暮とは思いつつも、どこまでが実話なんだろうってついつい考えながら見ちゃいますね。  エンドロールでギータとバビータのその後+現在が出てきたので、大筋はほぼ実話なのかな?  実話ものにしては起承転結がしっかりしていて、大変メリハリのある作品。父親が自分の夢を娘たちに託しトレーニングを始める『起』。大会で快進撃を始める『承』。ギータがインドのNSAに在籍し、少しずつ道を踏み外していく『転』。そんなギータに父親が手を差し伸べ再び父娘で栄光に突き進む『結』。  『起』ではインドという社会を垣間見ながら父娘の攻防を楽しむ。コメディタッチな演出、やりとりが面白い。  『承』では少年漫画さながらの高揚感を感じる。  『転』では暗雲がたちこめシリアスなドラマに。  『結』ではレスリングという熱いスポーツドラマを堪能できる。  父娘のドラマとしてもスポーツものとしても非常に完成度の高い1本。  長い映画ではありますが、それぞれのパートのテンポ、展開が早くその長さを感じさせません。  無駄な描写があれば80分でも長く感じちゃうのが映画。そういった意味では、無駄な描写はほとんど無かったと言えるでしょう。  気になる点は、バビータの出番が後半ほとんどなくなること。少女時代は二人とも均等に描かれていたのに、中盤以降はギータオンリーの物語になってしまったのがもったいない。  もうひとつはクソ監督放置問題。こんだけ無能なうえに性格クズな監督が本当にいたのか、という疑問もありますが、こいつが最後までおとがめなしっていうのがどーにも気に入りません。それ相応のざまぁな末路を用意してくれないと溜飲が下がらないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 02:32:13)《改行有》

578.  グレイヴ・エンカウンターズ2 《ネタバレ》  前作に比べると怖さは2割~3割減。いや、もっとかもしれない。特に終盤は完全にアドベンチャーと化してしまって、せっかく前作から引き継いだ最高の舞台が、ただのダンジョンになっちゃいましたね。  前作は少しずつ超常現象が起きていくその過程が見事でした。  今作はさんざんもったいつけた挙句、いったん超常現象が起き始めるとあっとゆーま。風情も何もあったもんじゃない。こーゆー映画は趣が大事なのに。これじゃあ本当にテーマパークのアトラクションです。まあアトラクション嫌いじゃないから良いけどサ。  コックリさんみたいなやつは良かったですよ。そこからポルターガイストかますのが早すぎるんですって。もう少し丁寧に積み上げていかないと。え?尺が足りない?前半のくだらない学園ドラマに40分も使うからですよ!ってゆーか序盤の40分いる?10分でよくない?早く廃病院行けよってずっと思っていました。くだらない学園でのパーティーやらクソみたいな映画製作やらはとっとと切り上げて、廃病院に入ってからを丁寧に撮らないと。力の入れどころを間違っています。  前作のすこーしずつ追い詰められていく感じが好きだったんですけどね。今作はあっとゆーま。  ただ脱出出来ちゃったのが予想していなかったので、そこは凄く楽しめました。エレベーターからの逆戻りもばればれでしたがアイデアとしては悪くない。掃除のおばちゃんがこっちを見ていたのが妙に怖かったです。そーゆーのをもっと盛り込めばよかったんですよ。  それにしてもランス・プレストンが出てきてからはこの映画自体が完全に迷走していましたね。  え?じゃあこの映画は嫌いなのかって?  いやー、こーゆー映画が好きっていうのは、もはや理屈じゃないみたいです・・・。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-01 03:36:43)《改行有》

579.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  好きです。こーゆーの。  『自分には隠れた力がある。本当の力を隠し、学園生活を送っている。自分と同じくらい強い仲間もいる。』  遠い昔、小学生や中学生の頃はこーゆー妄想してたなー。こんなあからさまな厨二病的発想を堂々と映像化してくれるだけでも嬉しい。  前半は学園ドラマとして楽しめます。あちらのお国の学園ドラマはいつも同じノリ。必ずいじめっこといじめられっこがいて、主人公はいじめられっ子の側に立つ正義の味方。そこで必ずひと悶着。安定のエンターテイメント。私はこーゆー『毎度おなじみ』なノリが好きです。  そして遂に敵に発見されてしまう主人公。ナンバー6とも合流して二人で大暴れ。さんざん出し惜しみしていたスーパーパワーもここぞとばかりに使いまくっちゃうもんねー。そして地球人の彼女や友人に良いとこ見せちゃる。そうそう、オーディエンスがいたほうが絶対盛り上がります。わかってますねー。  こちらでの平均点が低かったので、バトルも映画そのものもあまり期待していなかったのですが、バトルもめちゃめちゃ良いじゃないですか。スピード感、テンポ、ビジュアルのかっこよさ、個人的に大満足。ちゃんと超能力バトルしてくれている。これ大事。やたらめったら凝った説明とかいらんのです。これで良いんです。  犬もただの犬ではないと思っていましたが、まさか味方だったとは。嬉しいサプライズ。  でも愛犬の安否を確認せずに立ち去ろうとしましたね。それは薄情すぎじゃありませんか。愛犬、結局救出されないまま自力で帰ってきてるし。そんな薄情な主人公食べちゃえよ。  それからついでに苦言をもうひとつ。  個人的に今の時代続編ありきで映画製作すること自体は文句ありません。映画内で、いったん完結しないのはダメだと思いますけどね。この映画はちゃんとこのエピソードを完結させているので問題なしです。  問題は別のところにあります。さも『続編がありますよー。ナンバー5や7,8、9というあと4人仲間がいますよー。』って期待させといて、続編がないのは『おいっ!』って感じです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-27 02:55:03)《改行有》

580.  モテキ 《ネタバレ》  ブルーレイで鑑賞したのですが、台詞の声は小さいのに、心の声と急に始まる音楽の音量がでかすぎて調整がむずい。仕方が無いので家の人に迷惑がかからんようにヘッドホンで視聴。  突然始まる歌とダンスは別に良いけど、長いのはダメ。特にPerfumeのとこが長すぎ。しらける。  でもまあ映画自体は面白いです。みゆきさんと仲良くなっていく過程。留未子さんと仲良くなっていく過程。どちらも楽しんで見られます。  それにしても・・・。一昔前は一途。現在ではストーカー。一昔前は純愛。現在では『重い』。時代によって価値観や物差しが変われば、同じ行動でも随分と評価が変わるものです。もちろん人を傷つけちゃうような危険な物理攻撃はアウト。でも人を想う気持ちや慕う気持ちが『痛い』と簡単に表現されてしまうのは辛いです。留未子のエピソードを見て思いましたね。私はそもそもこの『痛い』という表現がすごく嫌いです。相手の気持ちに応えられないときは、せめて『ごめん』という気持ちを持ってほしいのに、この『痛い』という表現は相手を振るうえに、その原因は相手にあるという、死者に鞭打つ言葉だと思うのです。傷つける側にとってあまりに都合の良すぎる言葉。誰が言い始めたんでしょうね。  私自身は一般的に『重い』とされている人は全然平気。それは言い換えれば『情が深い』とも言えるからです。そーゆー人は思いやりがあって一途な人が多いことも経験上知っています。だから別に留未子と結ばれたっていーじゃんっていう気持ちで見ていました。  仲里依紗演じる愛の存在はとってつけたようでしたね。『モテキ』というタイトルに整合性を持たせるためだけに用意されたキャラとしか思えません。そんなことのためだけに胸をもまれる仲里依紗。そーいや長澤まさみの胸ももんでたな。森山未來、けしからん。  ちなみに酷評されている終わり方ですが、ハッピーエンド好きとしてはアリです。  ついでに不倫野郎が『二兎追うもの一兎も得ず』で家庭も愛人も失うであろうラストにスカッとしました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-25 11:00:16)(良:1票) 《改行有》

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